diff --git a/release/doc/ja_JP.eucJP/early-adopter/article.sgml b/release/doc/ja_JP.eucJP/early-adopter/article.sgml index 58a2c0322e23..61f8259b3002 100644 --- a/release/doc/ja_JP.eucJP/early-adopter/article.sgml +++ b/release/doc/ja_JP.eucJP/early-adopter/article.sgml @@ -1,439 +1,439 @@ %man; %freebsd; %authors; %ja-teams; %teams; %ja-mailing-lists; %release; ]>
&os; 5.0-RELEASE 初期利用者のための手引き &os; リリースエンジニアリングチーム $FreeBSD$ 2002 2003 &os; リリースエンジニアリングチーム - + はじめに &os; 5.0 は、2 年ぶりに公開される新しいメジャーバージョンです。 さまざまな新機能に加えて、システムアーキテクチャレベルでの開発も 数多く反映されています。ただしこの進歩は、まだ広く試験されていない 新しいコードが非常に多く導入された結果でもあります。 そのため、現在の 4.X リリースと比較すると、 5.0 は安定性や性能、場合によっては機能性などの点で劣っているかも知れません。 &a.re; はこのような理由から、何も考えずに古い &os; リリースを 5.0 にアップグレードするのはおすすめしません。 今までどおりの動作を期待するユーザには特に、当分の間は 4.X リリース (4.7-RELEASE や次回公開予定の 4.8-RELEASE など) の利用をおすすめします。そのようなユーザが 5.X へのアップグレードを考える時期としては、 おそらく 5-STABLE 開発ブランチが作成された後が適当でしょう。 これは 5.1-RELEASE か 5.2-RELEASE の公開あたりになる見込みです。 (&os; 5.0 はいわゆる卵鶏問題を抱えています。 プロジェクトでは皆が可能な限り 5.0-RELEASE を安定で信頼性の高いものにしようと考えているのですが、 その安定性と信頼性を得るには、広い範囲での試験、 特にシステムの新しい機能に対する試験が必要です。 しかし、たくさんのユーザにシステムを試験してもらうためには、 実際のところ最初のリリースを作成し、 配布しなければならないのです!) この文書では、&os; 5.0-RELEASE のインストールと運用における いくつかの問題点について説明しています。 まず、&os; のリリース工程の概要について解説し、 次に &os; 5.0 の特筆すべき新機能のいくつかと、 不注意からユーザが陥りやすいと思われる問題について紹介します。 また、4-STABLE ベースのリリースを使い続けようと考えているユーザ向けに、 今後の 4-STABLE 開発ブランチにおける短期・中期的なプランについても触れます。 最後に、4.X システムを 5.0 にアップグレードする際の注意点を示します。 - + &os; リリース工程の概要 &os; では、ソースコードリポジトリに複数の開発ブランチを置く という開発モデルを採用しています。中心となるブランチは CURRENT と呼ばれ、 CVS リポジトリでは HEAD というタグが付けられています。 新機能はまず、このブランチにコミットされます。 つまり CURRENT には新機能が一番最初に追加されますが、 その新機能の追加やデバッグが原因でシステムが壊れてしまうこともある、 ということです。 &os; リリースの大部分は、いくつかある STABLE ブランチから作成されます。これらのブランチには、CURRENT である程度試験された機能だけが追加されます。 現時点で活発に開発されている STABLE ブランチは 1 つだけです。 そのブランチは 4-STABLE と呼ばれており、 &os; 4.X リリースはすべてこのブランチから作成されました。 このブランチは CVS リポジトリで RELENG_4 というタグが付けられています。 &os; 5.0 は CURRENT ブランチをベースにしています。 CURRENT ブランチからのリリースは 2 年ぶりです (前回の &os; 4.0 は 2000 年 3 月でした)。 &os; 5.0 のリリース後、少し経過した時点で &os; CVS リポジトリに RELENG_5 というタグが打たれ、 5-STABLE というブランチが作成される予定です。 以前の 2 つの stable ブランチ (3-STABLE および 4-STABLE) は、 それぞれの x.0 リリースの直後 (それぞれ 3.0 と 4.0) に 作成されていました。しかしこの方法では、 新しい STABLE ブランチが作成されてから、 CURRENT ブランチとその新しいブランチが安定するまでに 十分な時間が確保できないという問題があります。 そのためリリースエンジニアリングチームは、 各ブランチがそのブランチの持つ性格に対して 比較的安定した状態になったことを確認してから、 CVS リポジトリに 5-STABLE ブランチを作成することを予定しています。 おそらくブランチが作成されるまでに、5.X 系列からリリース版がいくつか公開されるでしょう。 5-STABLE ブランチの登場は、5.1-RELEASE か 5.2-RELEASE の後あたりになると見込んでいます。 &os; リリースエンジニアリング工程に関する詳細は、 リリースエンジニアリングのウェブページ および、&os; に含まれているリリースエンジニアリングという記事をご覧ください。 - + 新機能 &os; 5.0 の大きな魅力の 1 つは、数多くの新機能です。 これらの新しい機能は、&os; 4-STABLE 開発ブランチには統合できなかった 大きなアーキテクチャレベルの変更も当然ながら含まれています (一方で新しいデバイスドライバやユーザランドユーティリティなど、 それ自身で完結している改良点は、4-STABLE ブランチに移植されています)。 すべてを網羅したものではありませんが、簡単にまとめてみましょう。 SMPng: 次世代に向けた SMP マシン対応です (開発中)。 現在は、カーネルにおけるマルチプロセッサの同時実行に部分的に対応しています。 KSE: カーネルスケジュールエンティティ (Kernel Scheduled Entities; KSE) は、スケジューラアクティベーション (Scheduler Activations) の手法と同様の、 1 個のプロセスが複数のカーネルレベルスレッドを 持てるようにするための機構です。 新しいアーキテクチャ: i386, pc98, alpha アーキテクチャに加え、 新たに sparc64 と ia64 アーキテクチャに対応しました。 GCC: コンパイラツールチェインが GCC 2.95.X ベースのものから、 GCC 3.2.1 pre-release スナップショットベースのものに更新されました。 MAC: 高い拡張性を持ち動的にロード可能な、 強制アクセス制御 (Mandatory Access Control; MAC) ポリシに対応しました。 GEOM: ディスク I/O 要求を変換する拡張性の高いフレームワークです。 GEOM をベースにしたディスク暗号化機能が実験的に開発されています。 FFS: FFS ファイルシステムが (クラッシュから高速に復帰する) バックグラウンド &man.fsck.8; 処理 と ファイルシステムスナップショットに対応しました。 UFS2: UFS2 オンディスクフォーマットが新たに追加されました。 これは、ファイル単位での拡張属性と巨大なファイルに対応しています。 Cardbus: Cardbus デバイスに対応しました。 さらに詳しい新機能のリストは、&os; 5.0 のリリースノートに書かれています。 - + 初期リリースを使う上での欠点 &os; 5.0 には説明したような新機能が追加されているのですが、 問題があったり、意図どおりに動かないという部分もいくつか存在します。 これはほとんどの場合、多くの機能がまだ開発中であることに起因したものです。 次に、問題のある部分のいくつかをまとめたリストを示します。 たとえば、上の新機能リストにある SMPng や KSE など、 開発がまだ終わっていない機能が多くあります。 カーネルのデータ構造体や ABI, API が変更されたため、 サードパーティ製のデバイスドライバは、 &os; 5.0 に対応させるための作業が必要です。 また、5-STABLE ブランチが作成される前に若干の ABI, API の変更が加えられる可能性があります。 &os; ベースシステムに含まれていた機能のいくつかが、 Ports Collection に移動しました。 大きなものとしては、PerlUUCP、ゲームの大部分 (すべてではありません) が該当します。 プログラムはサポート対象になっていますが、 ベースシステムからなくなったことは混乱を招くかも知れません。 &os; 4.0 で正しく動作していた多くの ports/packages が、 &os; 5.0 では構築できなくなったり、 正しく動作しなくなったりしています。 これは大抵の場合、コンパイラツールチェインの変更と、 ヘッダファイルの整頓が原因です。 &os; 5.0 は CURRENT から 2 年ぶりにリリースされたものです。 これはその多くの新機能が、一般向けに広く公開される初めての機会になります。 カーネルは、(SMPng などの) このような新機能によって、 大きく変更されています。 &os; 5.0 の新機能に含まれる問題点を追跡するため、 デバッグや診断用のコードがある程度残されています。 これにより &os; 5.0 は、4-STABLE より動作が遅くなっているでしょう。 4-STABLE 開発ブランチへの機能統合は、 -CURRENT で安定した後にのみ、行なわれます。 &os; 5.0 は、このような -STABLE ブランチの持つ安定性を持っていません (訳注: &os; 5.0 への新機能追加は、「安定した後に統合」という -STABLE ブランチの慣習に則っていないという意味です)。 (5-STABLE 開発ブランチは、5.1-RELEASE もしくは 5.2-RELEASE の後あたりに作成される予定です)。 &os; ハンドブックFAQ のような文書は &os; 5.0 までに加えられた最近の変更を反映していないかもしれません。 このようにシステムの安定性に影響する欠点が多くあることから、 5.X 系列が十分に安定するまでの間、 リリースエンジニアリングチームは、 現在の機能性・安定性を重要視するサイトやユーザに対して 4-STABLE ブランチから公開されるリリース版を利用することを推奨しています。 - + 4-STABLE ブランチに対する今後の予定 &os; 5.0 が公開されても、4-STABLE ブランチの開発が終了するわけではありません。 このブランチからは少なくとも 1 回、4.8-RELEASE が公開されます。 4.8-RELEASE の公開は、現時点では 2003 年 2 月 1 日の予定です。 執筆時点では、リリースエンジニアリングチームは 4-STABLE ブランチからの (4.8 以降の) リリースの公開について、 はっきりとした計画を持っていません。ただし、4.9-RELEASE、あるいは 4.10-RELEASE の公開は十分にありえます。4-STABLE ブランチからの 将来のリリースは、いくつかの要素が絡んできます。 最も重要なのは、5-STABLE ブランチの作成と、その安定性です。 CURRENT が 5-STABLE ブランチを作成できるほどに安定していなかった場合、 リリースは 4-STABLE ブランチから作成することになるでしょう。 また 4-STABLE には、4-STABLE ブランチからの最終リリースが 告知されるまで、開発者の判断とリリースエンジニアリングの ポリシに基づいて HEAD から新機能が統合されます。 ある程度ですが、リリースエンジニアリングチームは、 将来の 4-STABLE リリースに対するユーザのニーズを考慮するつもりです。 ただしそのニーズは、リリースエンジニアリング作業に必要な労力・資源 (人的資源、計算機資源、ミラーアーカイブ容量) に見合ったものである必要があるでしょう。 &a.security-officer; は &os; ウェブサイトの セキュリティのページ で公開されているポリシに基づき、 4-STABLE ブランチから作成されるリリースのサポートを継続します。 セキュリティ勧告とセキュリティ上の修正がサポートするのは、 通常、各ブランチ毎に最も新しい 2 つのリリースです。 セキュリティオフィサチームは、 他のリリース版もこのルールに則ったサポートを行ないます。 - + アップグレードの際の注意点 この節では現在 &os; システムを利用している方向けに、 &os; 4.X システムを 5.X システムにアップグレードする際の 注意点について説明します。 &os; をアップグレードする場合は、アップグレードしたいバージョンの リリースノートと errata 文書を読むこと、また、 ソースからアップグレードする場合には src/UPDATING を読むことが重要です。 バイナリアップグレード おそらく最も単純な方法は、 すべてをバックアップして、再フォーマット、再インストールし、 最後にバックアップを展開することでしょう。 この方法は、互換性がなかったり、古くて使えない実行ファイルや 設定ファイルによって、新しいシステムが汚染される問題を回避することができます。 現時点の &man.sysinstall.8; のバイナリアップグレード機能は、 メジャーバージョンをまたぐアップグレードに対して 十分に試験されていません。 そのため、この機能を使うことはおすすめできません。 特に、バイナリアップグレードは &os; 4.X に存在して &os 5.0 に存在しないファイルをシステムに数多く残します。 これらの古いファイルは何らかの問題を引き起こす可能性があります。 i386 および pc98 プラットフォームの 4-STABLE では、 インストールメディアからの起動の際、 ISA デバイスの設定を起動時に変更できる UserConfig ユーティリティが利用できるようになっています。 &os; 5.0 では、この機能の一部が &man.device.hints.5; 機構に 置き換えられました(同じパラメータを指定できますが、 対話的なものではなくなっています)。 フロッピを使ったバイナリインストールには、 デバイスドライバのカーネルモジュールを含んだ 新しい 3 枚目のフロッピイメージが必要です。 この drivers.flp フロッピイメージは通常、 従来からある kern.flpmfsroot.flp のフロッピイメージが置かれている場所と同じところに置かれています。 i386 アーキテクチャにおける CDROM を使ったインストールでは、 非エミュレーション型の起動ローダを使用するようになっています。 この利点はいろいろとありますが、フロッピイメージ用に切り詰めた カーネルではなく、通常の GENERIC カーネルが 使用できるという点があげられるでしょう。 理論的には、Microsoft Windows NT 4 インストール CDROM が起動できるシステムなら、&os; 5.0 CDROM も動作するはずです。 ソースを使ったアップグレード 何はともあれ、src/UPDATING を読むことが非常に大切です。 To upgrade from 4.x-stable to current という節には、アップグレード手順がステップバイステップで書かれています。 説明されているとおり、正確に従ってください。 たまにやる人がいるのですが、 手順を飛ばしたりしてはいけません。 共通の注意点 Perl がベースシステムから削除されています。 すでに作成ずみの package から、もしくは Ports Collection から Perl をインストールするのがおすすめです。 以前は Perl をベースシステムの一部として構築していたため、 Perl のアップグレードが難しく、多くの問題を引き起こしていました。 ベースシステムのユーティリティで Perl を使うものは、 まだ使われているものは Perl を使わないものに書き換えられ、 使わなくなったものは削除されています。 スクリプトの中には、Perl インタプリタが /usr/bin/perl に存在することを想定しているものがあります。 Perl の port に含まれる use.perl コマンドを使うと、 そういったスクリプトが動作できるよう、 シンボリックリンクを適切に作成することが可能です。 ほとんどの場合は use.perl port を実行するだけで、必要な設定をしてくれるでしょう。 基本的に、従来の 4.X で使っていた実行ファイルは 5.X でも動作します。 ただし、これには compat4x 配布物がインストールされていることが必要です。 つまり、古い ports を使うことはおそらく可能です。 既存の 4-STABLE ベースのシステムに上書きする形でインストールや アップグレードを行なった場合は、 /usr/include にある古いヘッダファイルを削除することが非常に重要です。 バイナリインストールや installworld の前に、 このディレクトリをリネームしておくと良いでしょう。 こうしないと、(特に C++ プログラムで) コンパイラが古いヘッダと 新しいヘッダを混ぜて使用してしまい、おかしな結果になる可能性があります。 - + まとめ &os; 5.0 には魅力的な機能がたくさん含まれています。 しかし現時点では、それがすべての皆さんの期待に応えられるものではないかも知れません。 この文書では、リリースエンジニアリングの背景と 5.X 系列の特筆すべき新機能の一部について、 初期リリースを使う上でのいくつかの欠点についてとりあげました。 また、将来の 4-STABLE 開発ブランチの計画と、 初期リリースを利用する人向けのアップグレードのヒントも説明しています。
diff --git a/release/doc/ja_JP.eucJP/errata/article.sgml b/release/doc/ja_JP.eucJP/errata/article.sgml index b72c4e019f1f..dce9269c5c18 100644 --- a/release/doc/ja_JP.eucJP/errata/article.sgml +++ b/release/doc/ja_JP.eucJP/errata/article.sgml @@ -1,129 +1,129 @@ %man; %ja-authors; %authors; %ja-mlists; %release; ]>
&os; &release.current; Errata &os; プロジェクト $FreeBSD$ 2000 2001 2002 2003 FreeBSD ドキュメンテーションプロジェクト この文書は &os; &release.current; の公開後に 判明した重要な情報が書かれている errata リスト (正誤表) です. これにはセキュリティ勧告および, システムの運用・利用に影響を与えるような関連ソフトウェア, 関連文書の更新情報も含まれています. このバージョンの &os; をインストールする前には必ず, 最新の errata を参照するようにしてください. この errata 文書は &os; &release.prev; 用です. &os; &release.next; のリリースまでの期間、保守されます. ]]> この文書は &os; &release.prev; 用の最終版 errata 文書です. &release.branch; ブランチにおける errata 文書はこれ以降, &os; &release.current; および以降のリリースについて扱います. ]]> &release.branch; ブランチは最新のブランチポイントであり, ここからはまだリリース版が公開されていません. そのため現時点の &release.current; には, errata がありません. (最初のリリースは &release.next; になる予定です) このファイルは新たに作成されたブランチ用のひな型として用意されているものです. (当然ながら, この注意書きは他のブランチにある errata 文書には存在しません) - + はじめに この errata 文書には &os; &release.current; に関する 最新の障害情報 が書かれています. この文書を読み, このバージョンのインストール前にリリース公開後に既に発見・修正された問題点について 知っておいてください. リリースの公開 (たとえば CDROM による配布) には errata 文書が同梱されていることがあります. しかし, それは当然ながらその時点のものであり, 最新のものと同じであるとは限りません. インターネット上に置かれている このリリースに対応した errata 文書の最新版 を参照するようにしてください. errata 文書は をはじめ, 最新の状態を維持している各ミラーサイトに置かれています. &os; &release.branch; のソーススナップショット, バイナリスナップショットにも, (スナップショット作成時の) 最新版の errata 文書が含まれています. &os; CERT セキュリティ勧告の全リストは, もしくは を参照してください. - + セキュリティ勧告 - + システム更新情報
diff --git a/release/doc/ja_JP.eucJP/hardware/common/dev.sgml b/release/doc/ja_JP.eucJP/hardware/common/dev.sgml index b43f4e233276..671820c83206 100644 --- a/release/doc/ja_JP.eucJP/hardware/common/dev.sgml +++ b/release/doc/ja_JP.eucJP/hardware/common/dev.sgml @@ -1,3372 +1,3372 @@ - + $FreeBSD$ 対応ハードウェア この節には、現在 &arch.print; プラットフォーム版 &os; での対応が確認されているデバイスが書かれています。 ここに書かれていない構成でも動作するものもありますが、 それらはまだ試験されていません。このリストに対する動作報告や更新案、 誤記の修正等のご意見がありましたら、ぜひお寄せください。 可能なものについては、各々のデバイスやデバイス群に対応するドライバも併記してあります。 また、そのドライバのマニュアルページがある場合 (ほとんどあるはずですが) は、その参照先も記載してあります。 ディスクコントローラ IDE/ATA コントローラ (&man.ata.4; ドライバ) Acard ATP850 UDMA2, ATP860 UDMA4, ATP865 UDMA6 AMD 756 ATA66, 766 ATA100, 768 ATA100 Cenatek Rocket Drive CMD 646, 648 ATA66, 649 ATA100 Cypress 82C693 Cyrix 5530 ATA33 HighPoint HPT366 ATA66, HPT370 ATA100, HPT372 ATA133, HPT374 ATA133 Intel PIIX, PIIX3, PIIX4 Intel ICH ATA66, ICH2 ATA100, ICH3 ATA100, ICH4 ATA100 nVidia nForce ATA100 Promise ATA100 OEM チップ (pdc20265) Promise ATA133 OEM チップ (pdc20269) Promise Fasttrak-33, -66, -100, -100 TX2/TX4, -133 TX2/TX2000 Promise Ultra-33, -66, -100, -133 TX2/TX2000 ServerWorks ROSB4 ATA33 ServerWorks CSB5 ATA66/ATA100 Sil 0680 UDMA6 SiS 530, 540, 620 SiS 630, 633, 635, 645, 730, 733, 735, 740, 745, 750 SiS 5591 ATA100 VIA 82C586 ATA33, 82C596 ATA66, 82C686a ATA66, 82C686b ATA100 VIA 8233, 8235 ATA133 IDE/ATA コントローラ (wdc ドライバ) オンボード IDE コントローラ Adaptec SCSI コントローラ Adaptec 1535 ISA SCSI コントローラ Adaptec 154x シリーズ ISA SCSI コントローラ (&man.aha.4; ドライバ) Adaptec 164x シリーズ MCA SCSI コントローラ (&man.aha.4; ドライバ) Adaptec 174x シリーズ EISA SCSI コントローラ。 スタンダードモードおよびエンハンスドモード (&man.aha.4; および &man.ahb.4; ドライバ) Adaptec 274x シリーズ EISA SCSI コントローラ。 narrow 型、wide 型に対応。 (&man.ahc.4; ドライバ) Adaptec 284x シリーズ VLB SCSI コントローラ。 narrow 型、wide 型に対応。(&man.ahc.4; ドライバ) Adaptec 19160/291x/2920/2930/2940/2950/29160/3940/3950/3960/39160/398x/494x シリーズ PCI SCSI コントローラ。 Narrow/Wide/Twin/Ultra/Ultra2 型に対応。 (&man.ahc.4; ドライバ) Adaptec AIC7770, AIC7850, AIC7860, AIC7870, AIC7880, AIC789x オンボード SCSI コントローラ (&man.ahc.4; ドライバ) Adaptec 1510 シリーズ ISA SCSI コントローラ (起動デバイスとしては非対応) Adaptec 152x シリーズ ISA SCSI コントローラ (&man.aha.4; ドライバ) Adaptec AIC-6260, AIC-6360 ベースのボード。 これには AHA-152x および SoundBlaster SCSI カードも含まれます。 (&man.aic.4; ドライバ) NEC PC-9801-100, Adaptec AHA-1030P, 1030B(&man.aic.4; ドライバ) NEC PC-9821Xt13, RvII26 internal, NEC PC-9821X-B02L/B09, NEC SV-98/2-B03, Adaptec AHA-2940J, AHA-2940AU, AHA-2940N (&man.ahc.4; ドライバ) Adaptec AIC7901, AIC7901A, AIC7902 Ultra320 コントローラチップをベースにした Ultra-320 SCSI コントローラ (&man.ahd.4; ドライバ) Adaptec 29320, 29320A, 29320B, 29320LP Adaptec 39320, 39320D Adaptec 2100S/32x0S/34x0S SCSI RAID コントローラ (&man.asr.4; ドライバ) Adaptec 2000S/2005S Zero-Channel RAID コントローラ (&man.asr.4; ドライバ) Adaptec 2400A ATA-100 RAID コントローラ (&man.asr.4; ドライバ) Adaptec FSA ファミリ RAID コントローラ (&man.aac.4; ドライバ) Adaptec AAC-2622 Adaptec AAC-364 Adaptec SCSI RAID 5400S Dell PERC 2/QC Dell PERC 2/Si Dell PERC 3/Di Dell PERC 3/QC Dell PERC 3/Si HP NetRAID-4M NEC PC-9801-55, 92 およびその互換 C-Bus SCSI インタフェース (bs ドライバ) NEC PC-9801-55, 92 およびその互換機器 ICM IF-2660 Midori-Denshi MDC-554NA Logitec LHA-N151 DMA 転送モードにはカーネル設定に "flags 0x00000" が必要. I-O DATA SC-98II DMA 転送モードにはカーネル設定に "flags 0x10000" が必要. TEXA HA-55BS2 および後継機 Midori-Denshi MDC-926Rs バスマスタ転送モードにはカーネル設定に "flags 0x20000" が必要. ELECOM Bus-master SCSI インタフェース バスマスタ転送モードにはカーネル設定に "flags 0x30000" が必要. すべての SMIT 転送式 SCSI インタフェース SMIT 転送モードにはカーネル設定に "flags 0x40000" が必要. Logitec LHA-20x シリーズ ICM IF-2766, IF-2766ET, IF-2767, IF-2769 バスマスタ転送モードにはカーネル設定に "flags 0x50000" が必要. AdvanSys SCSI コントローラ (すべてのモデル。 &man.adv.4; および &man.adw.4; ドライバ) MELCO IFC-USP, RATOC REX-PCI30, @Nifty FNECHARD IFC-USUP-TX (&man.adv.4; ドライバ) BusLogic MultiMaster W シリーズホストアダプタ (&man.bt.4; ドライバ): BT-948 BT-958 BT-958D BusLogic MultiMaster C シリーズホストアダプタ (&man.bt.4; ドライバ): BT-946C BT-956C BT-956CD BT-445C BT-747C BT-757C BT-757CD BT-545C BT-540CF BusLogic MultiMaster S シリーズホストアダプタ (&man.bt.4; ドライバ): BT-445S BT-747S BT-747D BT-757S BT-757D BT-545S BT-542D BT-742A BT-542B BusLogic MultiMaster A シリーズホストアダプタ (&man.bt.4; ドライバ): BT-742A BT-542B BusLogic/Mylex Flashpoint アダプタには、まだ対応していません。 BusLogic MultiMaster の完全なクローンである AMI FastDisk コントローラにも対応しています。 Buslogic/Bustek BT-640 および Storage Dimensions SDC3211B, SDC3211F マイクロチャネル (MCA) バスアダプタにも対応しています。 DPT SmartCACHE Plus, SmartCACHE III, SmartRAID III, SmartCACHE IV, SmartRAID IV SCSI/RAID コントローラ (&man.dpt.4; ドライバ) DPT SmartRAID V, VI SCSI RAID コントローラ (&man.asr.4; ドライバ) PM1554 PM2554 PM2654 PM2865 PM2754 PM3755 PM3757 AMI MegaRAID Express, Enterprise ファミリ RAID コントローラ (&man.amr.4; ドライバ) MegaRAID シリーズ 418 MegaRAID Enterprise 1200 (シリーズ 428) MegaRAID Enterprise 1300 (シリーズ 434) MegaRAID Enterprise 1400 (シリーズ 438) MegaRAID Enterprise 1500 (シリーズ 467) MegaRAID Enterprise 1600 (シリーズ 471) MegaRAID Elite 1500 (シリーズ 467) MegaRAID Elite 1600 (シリーズ 493) MegaRAID Express 100 (シリーズ 466WS) MegaRAID Express 200 (シリーズ 466) MegaRAID Express 300 (シリーズ 490) MegaRAID Express 500 (シリーズ 475) Dell PERC Dell PERC 2/SC Dell PERC 2/DC Dell PERC 3/DCL HP NetRaid-1si HP NetRaid-3si HP Embedded NetRaid これらのコントローラからの起動にも対応しています。 EISA アダプタには対応していません。 SRM の制限のため、 これらのコントローラからの起動には対応していません。 Mylex DAC960 および DAC1100 RAID コントローラ。 2.x, 3.x, 4.x, 5.x の各ファームウェアに対応。(&man.mlx.4; ドライバ) DAC960P DAC960PD DAC960PDU DAC960PL DAC960PJ DAC960PG AcceleRAID 150 AcceleRAID 250 eXtremeRAID 1100 これらのコントローラからの起動にも対応しています。 EISA アダプタには対応していません。 SRM の制限のため、 これらのコントローラからの起動には対応していません。 このリストある StorageWorks ファミリには、 Digital/Compaq が Alpha システムに組み込んで販売しているもの、 たとえば KZPSC や KZPAC も含まれています。 Mylex PCI to SCSI RAID コントローラ。 6.x ファームウェアに対応。 (&man.mly.4; ドライバ) AcceleRAID 160 AcceleRAID 170 AcceleRAID 352 eXtremeRAID 2000 eXtremeRAID 3000 ここに書かれていない Mylex コントローラの互換品も おそらく動作すると思われますが、試験されていません。 3ware Escalade ATA RAID コントローラ (&man.twe.4; ドライバ) 5000 シリーズ 6000 シリーズ 7000 シリーズ LSI/SymBios (以前の NCR) 53C810, 53C810a, 53C815, 53C825, 53C825a, 53C860, 53C875, 53C875a, 53C876, 53C885, 53C895, 53C895a, 53C896, 53C1010-33, 53C1010-66, 53C1000, 53C1000R PCI SCSI コントローラ。マザーボードに内蔵のもの、および外付ボードに対応。 (&man.ncr.4; および &man.sym.4; ドライバ) ASUS SC-200, SC-896 Data Technology DTC3130 (すべての変種) DawiControl DC2976UW Diamond FirePort (すべて) NCR 製カード (すべて) Symbios 製カード (すべて) Tekram DC390W, 390U, 390F, 390U2B, 390U2W, 390U3D, 390U3W Tyan S1365 I-O DATA SC-98/PCI, SC-PCI (&man.ncr.4; ドライバ) I-O DATA SC-UPCI, Logitec LHA-521UA (&man.sym.4; ドライバ) NCR 53C500 ベースの PC-Card SCSI ホストアダプタ (ncv ドライバ) IO DATA PCSC-DV KME KXLC002 (TAXAN ICD-400PN など), KXLC004 Macnica Miracle SCSI-II mPS110 Media Intelligent MSC-110, MSC-200 NEC PC-9801N-J03R New Media Corporation BASICS SCSI Qlogic Fast SCSI RATOC REX-9530, REX-5572 (SCSI 部分のみ) TMC 18C30, 18C50 ベースの ISA/PC-Card SCSI ホストアダプタ (stg ドライバ) Future Domain SCSI2GO IBM SCSI PCMCIA Card ICM PSC-2401 SCSI Melco IFC-SC RATOC REX-5536, REX-5536AM, REX-5536M, REX-9836A Qlogic コントローラ。すべての変種に対応。 (&man.isp.4; ドライバ) Qlogic 1020, 1040 SCSI および Ultra SCSI ホストアダプタ Qlogic 1240 dual Ultra SCSI コントローラ Qlogic 1080 Ultra2 LVD および 1280 Dual Ultra2 LVD コントローラ Qlogic 12160 Ultra3 LVD コントローラ Qlogic 2100 および Qlogic 2200 Fibre Channel SCSI コントローラ Qlogic 2300 および Qlogic 2312 2-Gigabit Fibre Channel SCSI コントローラ Performance Technology SBS440 ISP1000 および、その変種 Performance Technology SBS450 ISP1040 および、その変種 Performance Technology SBS470 ISP2100 および、その変種 Antares Microsystems P-0033 ISP2100 および、その変種 Qlogic SCSI interface DTC 3290 EISA SCSI コントローラ。 1542 エミュレーションモードに対応。 Tekram DC390 および DC390T コントローラ。 AMD 53c974 をベースにした他のカードも動作するかも知れません。 (&man.amd.4; ドライバ) MELCO IFC-DP Workbit Ninja SCSI-3 ベースの PC-Card SCSI ホストアダプタ (nsp ドライバ) Alpha-Data AD-PCS201 IO DATA CBSC16 パラレル-SCSI インタフェース (&man.vpo.4; ドライバ) AIC 7110 SCSI コントローラ (Iomega ZIP ドライブに内蔵されているもの) Iomega Jaz Traveller インタフェース Iomega MatchMaker SCSI インタフェース (Iomega ZIP+ ドライブに内蔵されているもの) Compaq Intelligent ディスクアレイコントローラ (&man.ida.4; ドライバ) Compaq SMART アレイ 221 Compaq 内蔵 SMART アレイコントローラ Compaq SMART アレイ 4200, 4250ES コントローラ Compaq SMART アレイ 3200, 3100ES コントローラ Compaq SMART-2/DH, SMART-2/SL, SMART-2/P, SMART-2E, および SMART コントローラ Command Interface for SCSI-3 を利用する SCSI アダプタ (&man.ciss.4; ドライバ) Compaq Smart アレイ 5* シリーズ (5300, 5i, 532) Intel 内蔵 RAID コントローラ (&man.iir.4; ドライバ) Intel RAID コントローラ SRCMR ICP Vortex SCSI RAID コントローラ (Wide/Ultra160, 32-bit/64-bit PCI モデルすべて) Promise SuperTrak ATA RAID コントローラ (&man.pst.4; ドライバ) Promise SuperTrak SX6000 ATA RAID コントローラ LSI Logic Fusion/MP architecture Fiber Channel controllers (mpt ドライバ) LSI FC909, FC929 LSI 53c1020, 53c1030 Tekram TRM-S1040 SCSI チップセットベースの PCI SCSI ホストアダプタ (&man.trm.4; ドライバ) Tekram DC395U/UW/F Tekram DC315U 対応しているすべての SCSI コントローラは、 ハードディスク、光ディスク、テープドライブ (DAT, 8mm Exabyte, Mammoth, DLT), メディアチェンジャ、プロセッサターゲットデバイス、 CD-ROM ドライブといった、SCSI-I および SCSI-II, SCSI-III 周辺機器に完全対応しています。 CD-ROM コマンドに対応している WORM デバイスの読み込み専用のアクセスは (&man.cd.4; のような) CD-ROM ドライバが対応しており、 WORM/CD-R/CD-RW の書き込みは、Ports Collection にある sysutils/cdrtools という port に含まれる &man.cdrecord.1; が対応しています。 現時点で、以下の CD-ROM 型システムに対応しています。 SCSI インタフェース (これには ProAudio Spectrum, SoundBlaster SCSI が含まれます) (&man.cd.4;) Sony 専用インタフェース (すべてのモデル) (&man.scd.4;) ATAPI IDE インタフェース (&man.acd.4;) 以下のドライバは旧 SCSI サブシステムで対応していましたが、 現在の新しい &man.cam.4; SCSI サブシステムでは、 まだ対応していないものです。 NCR5380/NCR53400 (ProAudio Spectrum) SCSI コントローラ UltraStor 14F, 24F, 34F SCSI コントローラ 現在、UltraStor ドライバを 新しい CAM SCSI フレームワークに移植する作業が進められていますが、 それがどれくらいで完了するかは、まだ不明です。 Seagate ST01/02 SCSI コントローラ Future Domain 8xx/950 シリーズ SCSI コントローラ WD7000 SCSI コントローラ 以下のデバイスは現在保守されていないものです。 Mitsumi 専用 CD-ROM インタフェース (すべてのモデル) (&man.mcd.4;) Ethernet インタフェース Adaptec AIC-6915 Fast Ethernet コントローラチップベースの Adaptec Duralink PCI Fast Ethernet アダプタ (&man.sf.4; ドライバ) ANA-62011 64-bit シングルポート 10/100baseTX アダプタ ANA-62022 64-bit デュアルポート 10/100baseTX アダプタ ANA-62044 64-bit クァッドポート 10/100baseTX アダプタ ANA-69011 32-bit シングルポート 10/100baseTX アダプタ ANA-62020 64-bit シングルポート 100baseFX アダプタ Allied-Telesis AT1700 および RE2000 カード (&man.fe.4; ドライバ) CONTEC C-NET(PC)C PCMCIA Ethernet Fujitsu MBH10303, MBH10302 Ethernet PCMCIA Fujitsu Towa LA501 Ethernet Fujitsu FMV-J182, FMV-J182A RATOC REX-5588, REX-9822, REX-4886, REX-R280 Eiger Labs EPX-10BT HITACHI HT-4840-11 NextCom J Link NC5310 TDK LAK-CD021, LAK-CD021A, LAK-CD021BX Tigon 1, Tigon 2 チップセットベースの Alteon Networks PCI Gigabit Ethernet NIC (&man.ti.4; ドライバ) 3Com 3c985-SX (Tigon 1 および 2) Alteon AceNIC (Tigon 1 および 2) Alteon AceNIC 1000baseT (Tigon 2) Asante PCI 1000BASE-SX Gigabit Ethernet アダプタ Asante GigaNIX1000T Gigabit Ethernet アダプタ DEC/Compaq EtherWORKS 1000 Farallon PN9000SX NEC Gigabit Ethernet Netgear GA620 (Tigon 2) Netgear GA620T (Tigon 2, 1000baseT) Silicon Graphics Gigabit Ethernet AMD PCnet NICs (&man.lnc.4; および &man.pcn.4; ドライバ) AMD PCnet/PCI (79c970 & 53c974 もしくは 79c974) AMD PCnet/FAST Isolan AT 4141-0 (16 bit) Isolink 4110 (8 bit) PCnet/FAST+ PCnet/FAST III PCnet/PRO PCnet/Home HomePNA Contec C-NET(98)S PCI NIC using AMD AM79C97x (PCnet-PCI/Fast) NEC SV-98/2-B05, B06 (PCI) Allied-Telesis LA-PCI (PCI) SMC 83c17x (EPIC) ベースの Ethernet NIC (&man.tx.4; ドライバ) SMC EtherPower II 9432 シリーズ National Semiconductor DS8390 ベースの Ethernet NIC。 これには Novell NE2000 とその互換品が含まれます。 (&man.ed.4; ドライバ) 非 PCI デバイスの場合には、 カーネル設定にフラグをセットする必要があります。 3C503 Etherlink II (&man.ed.4; ドライバ) DEC Etherworks DE305 Hewlett-Packard PC Lan+ 27247B および 27252A NetVin 5000 Novell NE1000, NE2000, NE2100 RealTek 8029 SMC Elite 16 WD8013 Ethernet インタフェース SMC Elite Ultra SMC WD8003E, WD8003EBT, WD8003W, WD8013W, WD8003S, WD8003SBT, WD8013EBT およびその互換品 Surecom NE-34 VIA VT86C926 Winbond W89C940 I-O DATA ET2/T-PCI MELCO LGY-PCI-TR PLANEX ENW-8300-T Allied Telesis LA-98 (flags 0x000000) Corega Ether98-T (flags 0x000000) SMC EtherEZ98 (flags 0x000000) ELECOM LD-BDN, LD-NW801G (flags 0x200000) PLANEX EN-2298-C (flags 0x200000) MELCO EGY-98 (flags 0x300000) Contec C-NET(98)E-A, C-NET(98)L-A, C-NET(98)P (flags 0x300000) MELCO LGY-98, LGH-98, IND-SP, IND-SS, LGY-98-N (110pin) (flags 0x400000) MACNICA NE2098 (flags 0x400000) ICM IF-2766ET, IF-2771ET, AD-ET2-T, DT-ET-25, DT-ET-T5, NB-ET-T (110pin) (flags 0x500000) D-Link DE-298, DE-298P (flags 0x500000) ELECOM LD-98P (flags 0x500000) PLANEX EN-2298-T, EN-2298P-T (flags 0x500000) Allied Telesis SIC-98, SIU-98, SIC-98NOTE (110pin) (flags 0x600000) Allied Telesis SIU-98-D (flags 0x610000) NEC PC-9801-107, 108 (flags 0x800000) I-O DATA LA/T-98, LA/T-98SB, LA2/T-98, ET/T-98 (flags 0x900000) MACNICA ME98 (flags 0x900000) Kansai KLA-98C/T (flags 0x900000) NEC PC-9801-77, 78 (flags 0x910000) Contec C-NET(98), RT-1007(98), C-NET(9N) (110pin) (flags 0xa00000) Contec C-NET(98)E, C-NET(98)L, C-NET(9N)L (110pin) (flags 0xb00000) Logitec LAN-98T (flags 0xb00000) Networld 98X3 (flags 0xd00000) Accton EN1644(old model), EN1646(old model), EN2203(old model) (110pin) (flags 0xd00000) Networld EC-98X, EP-98X (flags 0xd10000) NE2000 互換の PC-Card (PCMCIA) Ethernet, FastEthernet カード (&man.ed.4; ドライバ) AR-P500 Ethernet Accton EN2212/EN2216/UE2216 Allied Telesis CentreCOM LA100-PCM_V2 AmbiCom 10BaseT カード BayNetworks NETGEAR FA410TXC Fast Ethernet CNet BC40 アダプタ COREGA Ether PCC-T/EtherII PCC-T/FEther PCC-TXF/PCC-TXD Compex Net-A アダプタ CyQ've ELA-010 D-Link DE-650/660 Danpex EN-6200P2 Elecom Laneed LD-CDL/TX, LD-CDF, LD-CDS, LD-10/100CD, LD-CDWA (DP83902A), MACNICA Ethernet ME1 for JEIDA IO DATA PCLATE IBM Creditcard Ethernet I/II IC-CARD Ethernet/IC-CARD+ Ethernet Kingston KNE-PC2, KNE-PCM/x Ethernet Linksys EC2T/PCMPC100/PCM100, PCMLM56, EtherFast 10/100 PC Card, Combo PCMCIA Ethernet カード (PCMPC100 V2) Melco LPC-T/LPC2-T/LPC2-CLT/LPC2-TX/LPC3-TX/LPC3-CLX NDC Ethernet Instant-Link National Semiconductor InfoMover NE4100 NetGear FA-410TX Network Everywhere Ethernet 10BaseT PC Card Planex FNW-3600-T Socket LP-E Surecom EtherPerfect EP-427 TDK LAK-CD031,Grey Cell GCS2000 Ethernet カード Telecom Device SuperSocket RE450T RealTek RTL 8002 Pocket Ethernet (&man.rdp.4; ドライバ) RealTek 8129/8139 Fast Ethernet NIC (&man.rl.4; ドライバ) Accton Cheetah EN1207D (MPX 5030/5038; RealTek 8139 互換品) Allied Telesyn AT2550 Allied Telesyn AT2500TX D-Link DFE-530TX+, DFE-538TX Farallon NetLINE 10/100 PCI Genius GF100TXR (RTL8139) KTX-9130TX 10/100 Fast Ethernet NDC Communications NE100TX-E Netronix Inc. EA-1210 NetEther 10/100 OvisLink LEF-8129TX OvisLink LEF-8139TX SMC EZ Card 10/100 PCI 1211-TX SOHO(PRAGMATIC) UE-1211C (PCI) Lite-On 82c168/82c169 PNIC Fast Ethernet NIC (&man.dc.4; ドライバ) Kingston KNE110TX LinkSys EtherFast LNE100TX Matrox FastNIC 10/100 NetGear FA310-TX Rev. D1 Macronix 98713, 98713A, 98715, 98715A, 98725 Fast Ethernet NIC (&man.dc.4; ドライバ) Accton EN1217 (98715A) Adico AE310TX (98715A) Compex RL100-TX (98713 もしくは 98713A) CNet Pro120A (98713 もしくは 98713A) CNet Pro120B (98715) NDC Communications SFA100A (98713A) SVEC PN102TX (98713) Macronix/Lite-On PNIC II LC82C115 Fast Ethernet NIC (&man.dc.4; ドライバ) LinkSys EtherFast LNE100TX バージョン 2 Winbond W89C840F Fast Ethernet NIC (&man.wb.4; ドライバ) Trendware TE100-PCIE VIA Technologies VT3043 Rhine I, VT86C100A Rhine II Fast Ethernet NIC (&man.vr.4; ドライバ) AOpen/Acer ALN-320 D-Link DFE-530TX Hawking Technologies PN102TX MELCO LGY-PCI-TXR (PCI) CO-100MV (PCI) Corega FastEtherII PCI-TX (PCI) Silicon Integrated Systems SiS 900 および SiS 7016 PCI Fast Ethernet NIC (&man.sis.4; ドライバ) SiS 630, 635, 735 マザーボードチップセット @Nifty FNECHARD IFC-USUP-TX (PCI) MELCO LGY-PCI-TXC (PCI) National Semiconductor DP83815 Fast Ethernet NIC (&man.sis.4; ドライバ) NetGear FA311-TX NetGear FA312-TX National Semiconductor DP83820 および DP83821 Gigabit Ethernet NIC (&man.nge.4; ドライバ) Addtron AEG320T Ark PC SOHO-GA2500T (32-bit PCI) および SOHO-GA2000T (64-bit PCI) Asante FriendlyNet GigaNIC 1000TA および 1000TPC D-Link DGE-500T LinkSys EG1032 (32-bit PCI) および EG1064 (64-bit PCI) Netgear GA621, GA622T SMC EZ Card 1000 (SMC9462TX) Surecom Technology EP-320G-TX Trendware TEG-PCITX (32-bit PCI) および TEG-PCITX2 (64-bit PCI) Sundance Technologies ST201 PCI Fast Ethernet NIC (&man.ste.4; ドライバ) D-Link DFE-550TX SysKonnect SK-984x PCI Gigabit Ethernet カード (&man.sk.4 ドライバ) SK-9821 1000baseT メタル線, シングルポート SK-9822 1000baseT メタル線, デュアルポート SK-9841 1000baseLX シングルモードファイバ, シングルポート SK-9842 1000baseLX シングルモードファイバ, デュアルポート SK-9843 1000baseSX マルチモードファイバ, シングルポート SK-9844 1000baseSX マルチモードファイバ, デュアルポート Texas Instruments ThunderLAN PCI NIC (&man.tl.4; ドライバ) Compaq Netelligent 10, 10/100, 10/100 Dual-Port Compaq Netelligent 10/100 Proliant Compaq Netelligent 10/100 TX Embedded UTP, 10 T PCI UTP/Coax, 10/100 TX UTP Compaq NetFlex 3P, 3P Integrated, 3P w/BNC Olicom OC-2135/2138, OC-2325, OC-2326 10/100 TX UTP Racore 8165 10/100baseTX Racore 8148 10baseT/100baseTX/100baseFX multi-personality ADMtek Inc. AL981-based PCI Fast Ethernet NIC (&man.dc.4; ドライバ) ADMtek Inc. AN985-based PCI Fast Ethernet NIC (&man.dc.4; ドライバ) LinkSys EtherFast LNE100TX v4.0/4.1 ADMtek Inc. AN986 ベースの USB Ethernet NIC (&man.aue.4; ドライバ) Abocom UFE1000, DSB650TX_NA Accton USB320-EC, SpeedStream ADMtek AN986, AN8511 Billionton USB100, USB100LP, USB100EL, USBE100 Corega Ether FEther USB-TX, FEther USB-TXS D-Link DSB-650, DSB-650TX, DSB-650TX-PNA Elsa Microlink USB2Ethernet I/O Data USB ETTX Kingston KNU101TX LinkSys USB10T, USB10TA, USB10TX, USB100TX, USB100H1 Melco Inc. LUA-TX, LUA2-TX Siemens Speedstream SmartBridges smartNIC SMC 2202USB SOHOware NUB100 CATC USB-EL1210A-based USB Ethernet NIC (&man.cue.4; ドライバ) Belkin F5U011, F5U111 CATC Netmate, Netmate II SmartBridges SmartLink Kawasaki LSI KU5KUSB101B ベースの USB Ethernet NIC (&man.kue.4; ドライバ) 3Com 3c19250 AOX USB101 Abocom URE 450 ADS Technologies USB-10BT ATen UC10T Corega USB-T D-Link DSB-650C Entrega NET-USB-E45 I/O Data USB ETT Kawasaki DU-H3E LinkSys USB10T Netgear EA101 Peracom USB Ethernet アダプタ SMC 2102USB, 2104USB ASIX Electronics AX88140A PCI NIC (&man.dc.4; ドライバ) Alfa Inc. GFC2204 CNet Pro110B DEC EtherWORKS II, III NIC (&man.le.4; ドライバ) DE200, DE201, DE202, DE422 DE203, DE204, DE205 DEC DC21040, DC21041, DC21140, DC21141, DC21142, DC21143 ベースの NICs (&man.de.4; ドライバ) Asante Cogent EM100FX および EM440TX DEC DE425, DE435, DE450, DE500 SMC Etherpower 8432T, 9332, 9334 ZYNX ZX 3xx I-O DATA LA2/T-PCI (PCI) ELECOM LD-PCI2T, LD-PCITS (PCI) Corega FastEther PCI-TX (PCI) DEC/Intel 21143 ベースの Fast Ethernet NIC (&man.dc.4; ドライバ) DEC DE500 Compaq Presario 7900 シリーズ内蔵 Ethernet D-Link DFE-570TX Kingston KNE100TX LinkSys EtherFast 10/100 Instant GigaDrive 内蔵 Ethernet Davicom DM9100 および DM9102 PCI Fast Ethernet NIC (&man.dc.4; ドライバ) Jaton Corporation XpressNet Xircom 3201 (Cardbus) (&man.dc.4; ドライバ) Conexant LANfinity RS7112 (MiniPCI) (&man.dc.4; ドライバ) Cnet Pro120A (PCI) (&man.dc.4; ドライバ) MELCO LGY-PCI-TXL (PCI) (&man.dc.4; ドライバ) Fujitsu MB86960A/MB86965A ベースの Fast Ethernet NIC CONTEC C-NET(PC)C Ethernet Eiger Labs EPX-10BT Fujitsu FMV-J182, FMV-J182A, MBH10302, MBH10303 Ethernet PCMCIA Fujitsu Towa LA501 Ethernet HITACHI HT-4840-11 NextCom J Link NC5310 RATOC REX-5588, REX-9822, REX-4886, REX-R280 TDK LAK-CD021, LAK-CD021A, LAK-CD021BX Allied Telesis RE1000, RE1000Plus, ME1500 (110pin) Contec C-NET(98)P2, C-NET(9N)E (110pin), C-NET(9N)C(ExtCard) Ungermann-Bass Access/PC N98C+(PC85152,PC85142), Access/NOTE N98 (PC86132) (110pin) TDK LAC-98012, LAC-98013, LAC-98025, LAC-9N011 (110pin) Ratoc REX-9880/9881/9882/9883 Intel 82557, 82258, 82559, 82550, 82562 ベースの Fast Ethernet NIC (&man.fxp.4; ドライバ) Intel EtherExpress Pro/100B PCI Fast Ethernet Intel InBusiness 10/100 PCI Network アダプタ Intel PRO/100+ マネージメントアダプタ Intel Pro/100 VE デスクトップアダプタ Intel Pro/100 M デスクトップアダプタ Intel Pro/100 S デスクトップ、サーバ、デュアルポートサーバアダプタ 多くの Intel 製マザーボードに内蔵されている Ethernet NIC NEC PC-9821Ra20, Rv20, Xv13, Xv20 内蔵 100Base-TX (PCI) NEC PC-9821X-B06 (PCI) Contec C-NET(PI)-100TX (PCI) Intel 82595 ベースの Ethernet NICs (&man.ex.4; ドライバ) Intel EtherExpress Pro/10 および Pro/10+ Ethernet Olicom OC2220 Intel 82586 ベースの Ethernet NIC (&man.ie.4; ドライバ) 3Com 3C507 Etherlink 16/TP AT&T Starlan 10 および Starlan Fiber EN100 Intel EtherExpress 16 RACAL Interlan NI5210 3Com 3C5x9 Etherlink III NIC (&man.ep.4; ドライバ) 3C509 3C529 MCA 3C579 EISA 3CXE589EC, 3CXE589ET PCMCIA 3C589/589B/589C/589D/589E/574TX/574B PC-card/PCMCIA Megahertz 3CCFEM556BI, 3CXEM556, 3CCFEM556B OfficeConnect 3CXSH572BT Farallon EtherMac 3Com 3C569, 3C569-TPO, 3C569B, 3C569B-COMBO 3Com 3C501 8-bit ISA Ethernet NIC (&man.el.4; ドライバ) 3Com Etherlink XL-based NIC (&man.xl.4; ドライバ) 3C900/905/905B/905C PCI 3C556/556B MiniPCI 3C450-TX HomeConnect アダプタ 3c980/3c980B Fast Etherlink XL server アダプタ 3cSOHO100-TX OfficeConnect アダプタ 3C575TX/575B/XFE575BT/575C/656/656B/656C (Cardbus) Dell Optiplex GX1 内蔵の 3C918 Dell On-board 3C920 Dell Precision 内蔵の 3C905B Dell Latitude ラップトップドッキングステーションに内蔵されている 3C905-TX 3Com 3C59X シリーズ NIC (&man.vx.4; ドライバ) 3C590 Etherlink III (PCI) 3C595 Fast Etherlink III (PCI) 3C592/3C597 (EISA) Crystal Semiconductor CS89x0 ベースの NIC (&man.cs.4; ドライバ) IBM Etherjet ISA Megahertz X-Jack Ethernet PC-Card CC-10BT (&man.sn.4; ドライバ) Xircom X3201 (Cardbus) ベースの Ethernet カード。 次のものに対応しています。 IBM EtherJet Cardbus アダプタ Intel PRO/100 Mobile Cardbus (X3201 チップセットを使っているもの) Xircom Cardbus Realport Xircom Cardbus Ethernet 10/100 Xircom Cardbus Ethernet II 10/100 Xircom CreditCard アダプタ (16 bit) および互換品 (xe ドライバ) Accton EN2226/Fast EtherCard (16-bit 版) Compaq Netelligent 10/100 PC Card Intel EtherExpress PRO/100 Mobile アダプタ (16-bit 版) Xircom 10/100 Network PC Card アダプタ Xircom Realport card + modem (Ethernet 部分) Xircom CreditCard Ethernet 10/100 Xircom CreditCard 10Base-T CreditCard Ethernet アダプタ IIps (PS-CE2-10) Xircom CreditCard Ethernet 10/100 + modem (Ethernet 部分) National Semiconductor DP8393X (SONIC) Ethernet カード (snc ドライバ) NEC PC-9801-83, -84, -103, -104 NEC PC-9801N-25 および -J02R Level 1 LXT1001 NetCellerator コントローラベースの Gigabit Ethernet カード (&man.lge.4; ドライバ) D-Link DGE-500SX SMC TigerCard 1000 (SMC9462SX) 3Com 3XP Typhoon/Sidewinder (3CR990) チップセットベースの Ethernet および Fast Ethernet NIC (&man.txp.4; ドライバ) 3Com 3CR990-TX-95 3Com 3CR990-TX-97 3Com 3CR990B-SRV 3Com 3CR990B-TXM 3Com 3CR990SVR95 3Com 3CR990SVR97 Broadcom BCM570x ベースの Gigabit Ethernet NIC (&man.bge.4; ドライバ) 3Com 3c996-SX, 3c996-T Netgear GA302T SysKonnect SK-9D21 および 9D41 DELL PowerEdge 2550 サーバに内蔵されている Gigabit Ethernet NIC IBM x235 server に内蔵されている gigabit Ethernet NIC Intel 82542, 82543 コントローラチップベースの Gigabit Ethernet NIC (&man.gx.4; と &man.em.4; ドライバ) および、 Intel 82540EM, 82544, 82545EM, 82546EB コントローラチップベースの NIC (&man.em.4; ドライバのみ) Intel PRO/1000 Gigabit Ethernet &man.em.4; ドライバは Intel が公式にサポートしているものですが、 i386 プラットフォームのみの対応になります。 Sun HME Ethernet および QFE Ethernet NIC (hme ドライバ) Sun GEM (Gigabit Ethernet) および ERI (Fast Ethernet) NIC (gem ドライバ) Myson Ethernet NICs (my ドライバ) Myson MTD80X Based Fast Ethernet Card Myson MTD89X Based Gigabit Ethernet Card FDDI インタフェース DEC DEFPA PCI (&man.fpa.4; ドライバ) DEC DEFEA EISA (&man.fpa.4; ドライバ) ATM インタフェース Efficient Networks, Inc. ENI-155p ATM PCI アダプタ (hea ドライバ) FORE Systems, Inc. PCA-200E ATM PCI アダプタ (hfa ドライバ) &os; の ATM サポートは、次のシグナリングプロトコルに対応しています。 The ATM Forum UNI 3.1 signaling protocol The ATM Forum UNI 3.0 signaling protocol The ATM Forum ILMI address registration FORE Systems' proprietary SPANS signaling protocol Permanent Virtual Channels (PVCs) IETF Classical IP and ARP over ATM model も提供されており、次の RFC および Internet Drafts に準拠しています。 RFC 1483, Multiprotocol Encapsulation over ATM Adaptation Layer 5 RFC 1577, Classical IP and ARP over ATM RFC 1626, Default IP MTU for use over ATM AAL5 RFC 1755, ATM Signaling Support for IP over ATM RFC 2225, Classical IP and ARP over ATM RFC 2334, Server Cache Synchronization Protocol (SCSP) Internet Draft draft-ietf-ion-scsp-atmarp-00.txt, A Distributed ATMARP Service Using SCSP ATM sockets interface にも対応しています。 無線ネットワークインタフェース NCR / AT&T / Lucent Technologies WaveLan T1-speed ISA/radio LAN カード (&man.wl.4; ドライバ) Lucent Technologies WaveLAN/IEEE 802.11 PCMCIA および ISA, 標準速 (2Mbps) および高速 (6Mbps) 無線ネットワークアダプタとその互換品 (&man.wi.4; ドライバ) これらのアダプタの ISA 版は、実際には PCMCIA カードと ISA-PCMCIA ブリッジカードを組み合わせたものになっているため、 ISA 版も PCMCIA 版も、どちらも同じドライバで動作します。 3COM 3crwe737A AirConnect Wireless LAN PC Card Accton airDirect WN3301 Addtron AWA100 Adtec ADLINK340APC Airway 802.11 Adapter Avaya Wireless PC Card Blue Concentric Circle CF Wireless LAN Model WL-379F BreezeNET PC-DS.11 Buffalo WLI-CF-S11G Cabletron RoamAbout 802.11 DS Compaq WL100, WL110 Corega KK Wireless LAN PCC-11, PCCA-11, PCCB-11 D-Link DWL-650 Dell TrueMobile 1150 Series ELECOM Air@Hawk/LD-WL11/PCC ELSA AirLancer MC-11 Laneed Wireless card Linksys Instant Wireless WPC11 Lucent WaveLAN/IEEE 802.11 IBM High Rate Wireless LAN PC Card Intel PRO/Wireless 2011 LAN PC Card IO Data WN-B11/PCM Farallon Skyline 11Mbps Wireless ICOM SL-1100 Melco Airconnect WLI-PCM-S11, WLI-PCM-L11 NCR WaveLAN/IEEE 802.11 NEC Wireless Card CMZ-RT-WP NEC Aterm WL11C (PC-WL/11C) NEC PK-WL001 Netgear MA401 PLANEX GeoWave/GW-NS110 Proxim Harmony, RangeLAN-DS SMC 2632W, 2602W Sony PCWA-C100 TDK LAK-CD011WL Toshiba Wireless LAN Card US Robotics Wireless Card 2410 Aironet 802.11 無線アダプタ (&man.an.4; ドライバ) Aironet 4500/4800 シリーズ (PCMCIA, PCI, ISA アダプタすべてに対応) Cisco Systems Aironet 340 および 350 シリーズ (PCMCIA, PCI, ISA アダプタすべてに対応) Xircom Wireless Ethernet adapter (rebadged Aironet) Raytheon Raylink 2.4GHz 無線アダプタ (&man.ray.4; ドライバ) Webgear Aviator Webgear Aviator Pro Raytheon Raylink PC Card AMD Am79C930 および Harris (Intersil) ベースの 802.11 カード (awi ドライバ) BayStack 650 および 660 Farallon SkyLINE Wireless Icom SL-200 Melco WLI-PCM NEL SSMagic Netwave AirSurfer Plus および AirSurfer Pro ZoomAir 4000 DEC Tulip Fast Ethernet コントローラ (&man.lmc.4; ドライバ) ベースの LAN Media Corp WAN アダプタ LMC1000 同期式シリアルインタフェースアダプタ LMC1200 T1/E1 WAN アダプタ LMC5200 高速同期式インタフェース (HSSI: High Speed Synchronous Interface) アダプタ LMC5245 DS3 WAN アダプタ その他のネットワーク機器 Granch SBNI12 point-to-point 通信アダプタ (sbni ドライバ) SBNI12-XX および SBNI12D-XX ISA 版/PCI 版 SMC COM90cx6 ARCNET ネットワークアダプタ (cm ドライバ) SMC 90c26, 90c56, 90c66 の 90c56 互換モード ISDN インタフェース AcerISDN P10 ISA PnP (実験段階) Asuscom ISDNlink 128K ISA ASUSCOM P-IN100-ST-D (およびその他の Winbond W6692 ベースのカード) AVM A1 B1 ISA (V2.0 で試験済み) B1 PCI (V4.0 で試験済み) Fritz!Card classic Fritz!Card PnP Fritz!Card PCI Fritz!Card PCI, バージョン 2 T1 Creatix ISDN-S0 ISDN-S0 P&P Compaq Microcom 610 ISDN (Compaq PSB2222I シリーズ) ISA PnP Dr. Neuhaus Niccy Go@ およびその互換品 Dynalink IS64PPH, IS64PPH+ Eicon Diehl DIVA 2.0 および 2.02 ELSA ELSA PCC-16 QuickStep 1000pro ISA MicroLink ISDN/PCI QuickStep 1000pro PCI ITK ix1 Micro ( < V.3, PnP 非対応版 ) Sedlbauer Win Speed Siemens I-Surf 2.0 TELEINT ISDN SPEED No.1 (実験段階) Teles S0/8 S0/16 S0/16.3 S0/16.3 PnP 16.3c ISA PnP (実験段階) Teles PCI-TJ Traverse Technologies NETjet-S PCI USRobotics Sportster ISDN TA intern Winbond W6692 ベースの PCI カード シリアルインタフェース PC に標準で搭載されている 8250, 16450, 16550 ベースのシリアルポート (&man.sio.4; ドライバ) SAB82532 シリアルチップベースのシリアルポート。 コンソールのみ対応 (sab ドライバ)。 Zilog 8530 dual uart ベースのシリアルポート。 コンソールのみ対応 (zs ドライバ) AST IRQ 共有機能付き 4 ポートシリアルカード ARNET シリアルカード (&man.ar.4; ドライバ) AST IRQ 共有機能付き 8 ポートシリアルカード ARNET (現在は Digiboard) Sync 570/i 高速シリアル Boca マルチポートシリアルカード Boca BB1004 4 ポートシリアルカード (モデムは 非対応) Boca IOAT66 6 ポートシリアルカード (モデム対応) Boca BB1008 8 ポートシリアルカード (モデムは 非対応) Boca BB2016 16 ポートシリアルカード (モデム対応) Comtrol Rocketport カード (&man.rp.4; ドライバ) Cyclades Cyclom-Y シリアルボード (&man.cy.4; ドライバ) STB IRQ 共有機能付き 4 ポートカード DigiBoard インテリジェントシリアルカード (&man.dgb.4; ドライバ) DigiBoard PC/Xe シリーズ DigiBoard PC/Xi シリーズ PCI ベースのマルチポートシリアルボード (&man.puc.4; ドライバ) Avlab Technology, PCI IO 2S Moxa Industio CP-114 Syba Tech Ltd. PCI-4S2P-550-ECP Netmos NM9835 PCI-2S-550 PCCOM dual port RS232/422/485 SIIG Cyber Serial Dual PCI 16C550 SDL Communication シリアルボード SDL Communications Riscom/8 シリアルボード (rc ドライバ) SDL Communications RISCom/N2 および N2pci 高速同期式シリアルカード (&man.sr.4; ドライバ) Stallion Technologies マルチポートシリアルカード EasyIO (&man.stl.4; ドライバ) EasyConnection 8/32 (&man.stl.4; ドライバ) EasyConnection 8/64 (&man.stli.4; ドライバ) ONboard 4/16 (&man.stli.4; ドライバ) Brumby (&man.stli.4; ドライバ) Specialix SI/XIO/SX マルチポートシリアルカード。 従来の SIHOST2.x および、新しい (JET とも呼ばれている transputer ベースの) 高機能版ホストカード (ISA, EISA, PCI 版すべて) に対応しています。 (&man.si.4; ドライバ) 内蔵シリアルインタフェース (&man.sio.4; ドライバ) PC-9801 内蔵 PC-9821 セカンド CCU (flags 0x12000000) NEC PC-9861K, PC-9801-101, 緑電子 MDC-926Rs (&man.sio.4; ドライバ) COM2 (flags 0x01000000) COM3 (flags 0x02000000) NEC PC-9801-120 (&man.sio.4; ドライバ) カーネルコンフィグファイルに "flags 0x11000000" が必要 Microcore MC-16550, MC-16550II, MC-RS98 (&man.sio.4; ドライバ) カーネルコンフィグファイルに "flags 0x14000?01" が必要 Media Intelligent RSB-2000, RSB-3000, AIWA B98-02 (&man.sio.4; ドライバ) カーネルコンフィグファイルに "flags 0x15000?01" が必要 Media Intelligent RSB-384 (&man.sio.4; ドライバ) カーネルコンフィグファイルに "flags 0x16000001" が必要 I-O DATA RSA-98III (&man.sio.4; ドライバ) カーネルコンフィグファイルに "flags 0x18000?01" が必要 Hayes ESP98 (&man.sio.4; ドライバ) カーネルコンフィグファイルに "options COM_ESP" および "flags 0x19000000" が必要 オーディオデバイス Advance (&man.sbc.4; ドライバ) Asound 100 および 110 Logic ALS120 および ALS4000 CMedia サウンドチップ CMI8338/CMI8738 Crystal Semiconductor (&man.csa.4; ドライバ) CS461x/462x Audio Accelerator CS428x Audio コントローラ ENSONIQ (&man.pcm.4; ドライバ) AudioPCI ES1370/1371 ESS ES1868, ES1869, ES1879, ES1888 (&man.sbc.4; ドライバ) Maestro-1, Maestro-2, Maestro-2E Maestro-3/Allegro Maestro-3/Allegro はライセンス上の制限により、 &os; カーネルにコンパイルすることができません。 このドライバを使う場合は、/boot/loader.conf に次の行を追加してください。 snd_maestro3_load="YES" ForteMedia fm801 Gravis (&man.gusc.4; ドライバ) UltraSound MAX UltraSound PnP Intel 443MX, 810, 815, 815E 内蔵のサウンドデバイス (&man.pcm.4; ドライバ) MSS/WSS 互換 DSP (&man.pcm.4; ドライバ) NeoMagic 256AV/ZX (&man.pcm.4; ドライバ) OPTi 931/82C931 (&man.pcm.4; ドライバ) S3 Sonicvibes Creative Technologies SoundBlaster シリーズ (&man.sbc.4; ドライバ) SoundBlaster SoundBlaster Pro SoundBlaster AWE-32 SoundBlaster AWE-64 SoundBlaster AWE-64 GOLD SoundBlaster ViBRA-16 Trident 4DWave DX/NX (&man.pcm.4; ドライバ) VIA Technologies VT82C686A Yamaha DS1 DS1e NEC PC-9801-73, 86 およびその互換品 (nss ドライバ) NEC A-MATE internal sound Q-Vision WaveStar, WaveMaster NEC X-MATE, CanBe, ValueStar internal (mss ドライバ) Creative Technologies SoundBlaster(98) (&man.sb.4; ドライバ) I-O DATA CD-BOX (&man.sb.4; ドライバ) ビープ音を使ったソフトウェア PCM (pca ドライバ) MPU-401 および互換インタフェース (mpu ドライバ) Q-Vision WaveStar SoundBlaster(98) のジョイスティックポート (&man.joy.4 ドライバ) カメラおよびビデオキャプチャデバイス Brooktree Bt848/849/878/879 ベースのフレームグラバ (&man.bktr.4; ドライバ) AverMedia カード Hauppauge Wincast TV および WinTV ボード (PCI) Intel Smart Video Recorder III Miro PC TV STB TV PCI Video Highway XTreme VideoLogic Captivator PCI Connectix QuickCam Cortex1 frame grabber (ctx ドライバ) Creative Labs Video Spigot フレームグラバ (spigot ドライバ) Matrox Meteor Video フレームグラバ (&man.meteor.4; ドライバ) USB デバイス この節では、対応しているいくつかの種類の USB 周辺機器のうち、 動作の確認されているデバイスが書かれています。 大部分の USB デバイスは高い互換性を持っているため、 いくつか例外はあるものの、 ここに記載されている種類のデバイスについては 明示的に製品名が書かれていなくとも、 ほぼすべてのデバイスを利用することができるでしょう。 USB Ethernet アダプタは Ethernet インタフェースの節にまとめられています。 USB Bluetooth アダプタは Bluetooth の節にまとめられています。 ホストコントローラ (&man.ohci.4; および &man.uhci.4; ドライバ) ALi Aladdin-V AMD-756 CMD Tech 670 & 673 Intel 82371SB (PIIX3) Intel 82371AB および EB (PIIX4) Intel 82801AA (ICH) Intel 82801AB (ICH0) Intel 82801BA/BAM (ICH2) Intel 82443MX NEC uPD 9210 OPTi 82C861 (FireLink) SiS 5571 VIA 83C572 USB UHCI もしくは OHCI を搭載したマザーボードチップセット (現時点で使えないものは報告されていません) NEC PC-9821V200 etc (&man.ohci.4; ドライバ) USB ホストコントローラ (PCI) ADS Electronics PCI プラグインカード (2 ポート) Entrega PCI プラグインカード (4 ポート) TRY CORPORATION JUS-02 (&man.uhci.4; ドライバ) ハブ Andromeda hub MacAlly self powered hub (4 ポート) NEC hub キーボード (&man.ukbd.4; ドライバ) Apple iMac キーボード BTC BTC7935 PS/2 マウスポート付きキーボード Cherry G81-3504 キーボード Logitech M2452 キーボード MacAlly iKey キーボード Microsoft キーボード Sun Microsystems Type 6 USB keyboard その他 ActiveWire I/O Board Diamond Rio 500, 600, 800 MP3 プレーヤ (&man.urio.4; ドライバ) D-Link DSB-R100 USB Radio (ufm ドライバ) モデム (umodem ドライバ) 3Com 5605 Metricom Ricochet GS USB 無線モデム マウス (&man.ums.4; ドライバ) Agiler Mouse 29UO Apple iMac Mouse Belkin Mouse Chic mouse Cypress mouse Genius Niche mouse Kensington Mouse-in-a-Box Logitech wheel mouse (3 ボタン) Logitech PS/2 / USB mouse (3 ボタン) MacAlly mouse (3 ボタン) Microsoft IntelliMouse (3 ボタン) Sun Microsystems Type 6 USB Mouse Trust Ami Mouse (3 ボタン) プリンタ、パラレルプリンタ変換ケーブル(ulpt ドライバ) ATen パラレルプリンタアダプタ Belkin F5U002 パラレルプリンタアダプタ Entrega USB-パラレルプリンタアダプタ Serial devices Belkin F5U103, F5U120 (ubsa ドライバ) e-Tek Labs Kwik232 (ubsa ドライバ) GoHubs GoCOM232 (ubsa ドライバ) HP USB-Serial adapter (&man.uftdi.4; ドライバ) Inland UAS111 (&man.uftdi.4; ドライバ) Peracom single port serial adapter (ubsa ドライバ) Prolific PL-2303 serial adapter (&man.uplcom.4; ドライバ) QVS USC-1000 (&man.uftdi.4; ドライバ) SUNTAC Slipper U VS-10U (&man.uvscom.4; ドライバ) スキャナ (SANE 経由) (&man.uscanner.4; ドライバ) Perfection 636U HP ScanJet 4100C, 5200C, 6300C ストレージデバイス (&man.umass.4; ドライバ) Iomega USB Zip 100Mb (ただし基本的な対応のみ) Matshita CF-VFDU03 フロッピドライブ Microtech USB-SCSI-HD 50 USB to SCSI ケーブル Panasonic フロッピドライブ Y-E Data フロッピドライブ (720/1.44/2.88Mb) Handspring Visor および、その他の PalmOS デバイス (&man.uvisor.4; ドライバ) Handspring Visor Palm M125, M500, M505 Sony Clie 4.0, 4.1 IEEE 1394 (FireWire) デバイス ホストコントローラ (&man.fwohci.4; ドライバ) Ricoh R5C552 チップセット Sony CX3022 チップセット TI TSB12LV22, LV23, 26, TSB43AA22 チップセット uPD72861 チップセット VIA VT6306 チップセット ストレージ (&man.sbp.4; ドライバ) Apple iPod Apple Macintosh G4 (ターゲットモード) Bluetooth デバイス PCCARD ホストコントローラ (&man.ng.bt3c.4; ドライバ) 3Com/HP 3CRWB6096-A PCCARD アダプタ USB ホストコントローラ (&man.ng.ubt.4; ドライバ) 3Com 3CREB96 EPoX BT-DG02 Mitsumi USB Bluetooth アダプタ MSI MS-6967 TDK Bluetooth USB adapter 暗号処理アクセラレータ Hifn 7751, 7811, 7951 チップセットベースのアクセラレータ (&man.hifn.4; ドライバ) Invertex AEON Hifn 7751 リファレンスボード Global Technologies Group PowerCrypt, XL-Crypt NetSec 7751 Soekris Engineering vpn1201, vpn1211 Bluesteel 5501, 5601 チップセットベースのアクセラレータ (&man.ubsec.4; ドライバ) Broadcom BCM5801, BCM5802, BCM5805, BCM5820, BCM5821, BCM5822 チップセットベースのアクセラレータ (&man.ubsec.4; ドライバ) その他のデバイス FAX モデム/PCCARD Melco IGM-PCM56K/IGM-PCM56KH Nokia Card Phone 2.0 (gsm900/dcs1800 HSCSD terminal) フロッピドライブ (&man.fd.4; ドライバ) Genius および Mustek ハンドスキャナ GPB および Transputer ドライバ キーボード AT スタイルキーボード PS/2 キーボード Standard keyboards USB キーボード (個々の製品については USB デバイスの節に書かれています) Loran-C レシーバ (Dave Mills 実験用ハードウェア, loran ドライバ). マウス バスマウス (&man.mse.4; ドライバ) PS/2 マウス (&man.psm.4; ドライバ) シリアルマウス USB マウス (個々の製品については USB デバイスの節に書かれています) PC 標準 のパラレルポート (&man.ppc.4; ドライバ) PC-9821 標準のパラレルポート (&man.ppc.4; ドライバ) PC 互換のジョイスティック (&man.joy.4; ドライバ) PHS データ通信カード/PCCARD NTT DoCoMo P-in Comp@ct Panasonic KX-PH405 SII MC-P200 X-10 電源コントローラ (&man.tw.4; ドライバ) Virtual Computers 製 HOT1 と互換性のある Xilinx XC6200 ベースの再構成可能ハードウェアカード (xrpu ドライバ). NEC PC-98 Note の電源管理コントローラ (pmc ドライバ) OpenFirmware コンソール (ofwcons ドライバ) diff --git a/release/doc/ja_JP.eucJP/hardware/common/intro.sgml b/release/doc/ja_JP.eucJP/hardware/common/intro.sgml index 34ca1c6d28af..a1ae11052c0e 100644 --- a/release/doc/ja_JP.eucJP/hardware/common/intro.sgml +++ b/release/doc/ja_JP.eucJP/hardware/common/intro.sgml @@ -1,22 +1,22 @@ - + はじめに この文書は &arch.print; プラットフォーム版 &os; &release.current; (別名 &os;/&arch; &release.current;) のハードウェア互換ノート (hardware comparibility notes) です。 これにはこのプラットフォームで動作が確認されたデバイスおよび、 新しいデバイスを動作させようとする場合に有用な、 起動時のカーネル設定に関する注意が書かれています。 この文書に書かれている情報は &arch.print; プラットフォームに特有のものです。 他のアーキテクチャ用のハードウェア互換ノートとは、 細部が異なる可能性があります。 diff --git a/release/doc/ja_JP.eucJP/hardware/i386/proc-i386.sgml b/release/doc/ja_JP.eucJP/hardware/i386/proc-i386.sgml index 0bdb40faa96c..624c3e37fc7e 100644 --- a/release/doc/ja_JP.eucJP/hardware/i386/proc-i386.sgml +++ b/release/doc/ja_JP.eucJP/hardware/i386/proc-i386.sgml @@ -1,44 +1,44 @@ - + 対応プロセッサおよびマザーボード &os;/i386 は、さまざまな IBM PC 互換機上で動作します。 このアーキテクチャには非常に多くの種類のハードウェアが存在するため、 &os; が対応しているすべての機器の組み合わせのリストを作成することは 不可能です。ここでは、一般的に言えるいくつかのことについて紹介します。 ほぼすべての i386 互換プロセッサに対応しています。 80386, 80486, Pentium, Pentium Pro, Pentium II, Pentium III, Pentium 4, および、Xeon, Celeron プロセッサといった変種を含む、 80386 以降の Intel プロセッサすべてに対応しています (技術的には 80386SX にも対応しているのですが、 このプロセッサでの利用は推奨されていません)。 Am486, Am5x86, K5, K6 (およびその仲間), Athlon (Athlon-MP, Athlon-XP, Athlon-4, Athlon Thunderbird を含む), Duron プロセッサを含む、 i386 互換の AMD プロセッサにも対応しています。 その他、Transmeta Crusoe, Cyrix 製, NexGen 製の i386 互換プロセッサも正しく認識し、利用可能です。 このアーキテクチャ用のマザーボードは非常に数多く存在します。 ISA, VLB, EISA, AGP, PCI 拡張バスのあるマザーボードの対応状況は良好です。 IBM PS/2 シリーズで使われている MCA (MicroChannel) 拡張バスの対応には、一部制限があります。 &os; は対称型マルチプロセッサ (SMP) システムに対応していますが、 BIOS やマザーボードのバグにより、問題が出るケースがあります。 対処方法については &a.smp; を熟読するようにしてください。 &os; は i386 ベースのラップトップでも動作しますが、 サウンド、グラフィックス、電源管理、PCCARD 拡張スロット等のハードウェア機能の対応には偏りがあります。 これらの機能を利用するためには、そのマシンに特有の方法を 使わなければならなかったり、ハードウェアのバグや 奇妙な動作に対処するために &os; 側で特別な対応が 必要だったりすることが多いようです。 動作がおかしい場合は、&a.mobile; のアーカイブを検索すると良いでしょう。 diff --git a/release/doc/ja_JP.eucJP/hardware/ia64/proc-ia64.sgml b/release/doc/ja_JP.eucJP/hardware/ia64/proc-ia64.sgml index 69995c6d8b30..9257f5d46d41 100644 --- a/release/doc/ja_JP.eucJP/hardware/ia64/proc-ia64.sgml +++ b/release/doc/ja_JP.eucJP/hardware/ia64/proc-ia64.sgml @@ -1,9 +1,9 @@ - + 対応プロセッサおよびマザーボード 準備中 diff --git a/release/doc/ja_JP.eucJP/hardware/pc98/proc-pc98.sgml b/release/doc/ja_JP.eucJP/hardware/pc98/proc-pc98.sgml index 95cbcd9f1383..ecdf66c2a9a1 100644 --- a/release/doc/ja_JP.eucJP/hardware/pc98/proc-pc98.sgml +++ b/release/doc/ja_JP.eucJP/hardware/pc98/proc-pc98.sgml @@ -1,31 +1,31 @@ - + 対応しているシステム 80386, 80486, Pentium, Pentium Pro, Pentium II をはじめとする i386 互換 CPU を搭載した NEC PC-9801/9821 シリーズ。 AMD, Cyrix, IBM, IDT 製の i386 互換プロセッサにも対応しています。 NEC FC-9801/9821 シリーズおよび、NEC SV-98 シリーズ (いずれも PC-9801/9821 シリーズ互換機) でも動作するはずです。 NEC PC-9801 シリーズ互換の EPSON PC-386/486/586 シリーズ。 ハイレゾモードには対応していません。 NEC PC-98XA/XL/RL/XL^2, NEC PC-H98 シリーズは、 ノーマル (PC-9801 互換) モードでのみ動作します。 (Rs20/B20 など) マルチプロセッサに対応したモデルは存在しますが、 &os; の SMP 機能にはまだ対応していません。 PC-9801/9821 標準バス (C-Bus), PC-9801NOTE 拡張バス (110 ピン), PCI バスにそれぞれ対応しています。 (PC-H98, SV-H98, FC-H98 シリーズに搭載されている) New Extend Standard Architecture (NESA) バスには対応していません。 diff --git a/release/doc/ja_JP.eucJP/hardware/sparc64/proc-sparc64.sgml b/release/doc/ja_JP.eucJP/hardware/sparc64/proc-sparc64.sgml index 6c6710069133..94f05bc21512 100644 --- a/release/doc/ja_JP.eucJP/hardware/sparc64/proc-sparc64.sgml +++ b/release/doc/ja_JP.eucJP/hardware/sparc64/proc-sparc64.sgml @@ -1,138 +1,138 @@ - + 対応システム この節には、&arch.print; プラットフォーム版 &os; で、現在動作することが確認されているシステムが書かれています。 ハードウェア構成の予備知識については Sun System Handbook を参照してください。 複数のプロセッサを搭載したすべてのシステムにおける SMP 機能に対応しています。 ここに載っていないシステムは試験されていないだけで、 動作する可能性があります。もしそのようなシステムがありましたら、 わたしたちにお知らせください。 完全対応しているシステム &os; が完全対応しているシステムは、以下のとおりです。 Blade 100 Blade 150 Enterprise 220R Enterprise 250 Enterprise 420R Fire V100 Fire V120 Netra t1 105 Netra T1 AC200/DC200 Netra t 1100 Netra t 1120 Netra t 1125 Netra t 1400/1405 Netra 120 Netra X1 SPARCEngine Ultra AXi SPARCEngine Ultra AXmp Ultra 5 Ultra 10 Ultra 30 Ultra 60 Ultra 80 対応に制限のあるシステム &os; は以下のシステムに対応していますが、 一部の機能に制限があります。 特に、sbus システムのオンボード SCSI コントローラには対応していません。 Enterprise 4500 Ultra 1 Enterprise (略称 1E) Ultra 2 未対応のシステム &os; は以下のシステムに対応していません。 これは、 (UltraSPARC III のように) プロセッサそのものに対応していない、 あるいはシステムの内部設計に &os; を不安定にするような微妙な独自部分がある、 &os; を使う際に必要となるオンボードデバイスへの対応が不十分であるなどの 理由によるものです。 UltraSPARC III プロセッサを搭載したシステムすべて Enterprise 450 Ultra 1 diff --git a/release/doc/ja_JP.eucJP/relnotes/common/new.sgml b/release/doc/ja_JP.eucJP/relnotes/common/new.sgml index f57c2a131cfe..bc7caa1b8742 100644 --- a/release/doc/ja_JP.eucJP/relnotes/common/new.sgml +++ b/release/doc/ja_JP.eucJP/relnotes/common/new.sgml @@ -1,5478 +1,5479 @@ &os; &release.current; &arch; Release Notes FreeBSD プロジェクト $FreeBSD$ 2000 2001 2002 + 2003 FreeBSD ドキュメンテーション プロジェクト この &os; &release.current; 用リリースノートには、 カーネルとユーザーランド双方の変更点が列挙されているのに加え、 前のリリース以降に発行されたセキュリティ勧告のうちあてはまる ものも含まれています。 また、アップグレードの際の注意点も載せてあります。 - + はじめに この文書は &arch.print; ハードウェアプラットフォームの &os; &release.current; 向けのリリースノートです。 &os; に最近追加、変更、削除された機能について解説しています。 また、&os; の前のバージョンからのアップグレードについても言及して います。 このリリースノートが対応する &release.type; 配布物は、 &release.branch; 開発ブランチの &release.prev; から 将来の &release.next; の間に位置します。 このブランチのあらかじめコンパイルされたバイナリ &release.type; 配布物は に公開されています。 ]]> この &os; &release.current; 配布物は &release.type; 配布物です。 この配布物はあらゆるミラーの で見つけることができます。 この (もしくは他の) &os; の &release.type; 配布物を取得する方法 は FreeBSD ハンドブック 付録 FreeBSD を取得する を参照してください。 ]]> - + 更新情報 この節では リリースノート項目の多くは、新しいドライバやハードウェア対応、 新しいコマンドやオプション、重要なバグフィックスや寄贈ソフトウェア のアップグレードなどについてのものです。 &release.prev.historic; 以降に出されたセキュリティ勧告のうち、 リリースに影響するものについても掲載しています。 &os; に加えられた変更点のうち、 スペースの都合上ここに書かれていないものも多数存在します。 それらはたとえば文書の修正や改良、ごく影響の小さいバグの修正、 監査で見つかったセキュリティ上好ましくないスタイルで書かれたコードの修正、 ソースコードの整理などです。 カーネルの変更点 &man.a.out.5; 形式の実行ファイルの利用するには、 カーネルコンフィグファイルに COMPAT_AOUT オプションをつけるか、 aout.ko カーネルモジュールを ロードしなければならなくなりました。 &man.acct.2; は、アカウンティングファイルを 追記モードでオープンするように変更されました。 これは &man.accton.8; のアカウンティング機能を、 追記専用ファイルに対して使えるようにするための変更です。&merged; 新しく &man.amdpm.4; ドライバが追加されました。 これは AMD 756 チップセットのシステム監視機能へのアクセスを 提供します。&merged; AGP ハードウェア用ドライバ &man.agp.4; が追加されました。 &merged; OpenBSD 由来の新しいカーネル暗号化フレームワークが 統合されました (詳細は &man.crypto.4; と &man.crypto.9; をご覧ください)。 これは、ソフトウェアで実装された暗号アルゴリズムと ハードウェアで実装された暗号アルゴリズムの両方を、 カーネルから共通の方法で利用できるインターフェースを提供し、 ユーザアプリケーションから暗号化ハードウェアへアクセスできるように するためのものです。 ハードウェア用デバイスドライバとして、 hifn ベースのカードに対応した &man.hifn.4; ドライバと Broadcom ベースのカードに対応した &man.ubsec.4; ドライバが 追加されています。 &man.ddb.4; に新たなコマンド show pcpu が追加されました。 これは各 CPU の情報を表示します。 &man.ddb.4; に新たなコマンド hwatch dhwatch が導入されました。 アーキテクチャが対応している必要がありますが、 これらは (ソフトウェアウォッチポイントを設定する) watch および dwatch のようにハードウェアウォッチポイントを設定するためのものです。 &merged; devctl デバイスが追加されました。 これにより、ユーザランドプログラムは いつデバイスがデバイスツリー上で用意されて利用可能になるかを 知ることができます。 この機能は主に &man.devd.8; ユーティリティで利用されます。 &man.devfs.5; の大部分が書き直されました。 これは /dev ディレクトリ内のエントリを自動的に構築し、 デバイスの接続をより適応的に行なうことを可能にします。 &man.devfs.5; は標準で有効化されていますが、 NODEVFS カーネルオプションを使うことで無効化できます。 また、管理者は rule サブシステムを用いて 新しいデバイスノードがユーザランドからアクセスできるようになる前に、 そのデバイスノードの特性を設定することが可能です。 静的なノード (たとえば /dev/speaker)、 動的なノード (/dev/bpf* やリムーバブルデバイスの一部) の両方に対応しています。 &man.devfs.5; のマウントは、 各マウントごとに異なるルールセットを設定することができます。 これにより、jail 環境などに対して異なるポリシを適用することが可能です。 ルールとルールセットの操作には、 &man.devfs.8; ユーティリティを使います。 PCI Xr ベースのカード、ISA Xem Digiboard カードに対応した digi ドライバが新たに追加されました。 新たに追加された &man.digictl.8; プログラムは (主に) PC/Xem のような外部ポートモジュールを持つカードを 再初期化するためのものです。digi ドライバの追加にともない、 古い dgm ドライバは削除されました。 &man.eaccess.2; システムコールが追加されました。 &man.access.2; と似ていますが、後者は実権限を使うのに対して、 前者は実効権限を使います。 EBus ベースのデバイスがサポートされました。 Firewire デバイスへに対する 初期的な対応が追加されました (詳細は &man.firewire.4; をご覧ください)。&merged; Intel 82801AA (ICH) SMBus コントローラおよびその互換品に対応した &man.ichsmb.4; ドライバが追加されました。&merged; 各 &man.jail.2; 環境は各々の securelevel で動作することがで きるようになりました。 &man.jail.2; 用の設定可能な sysctl 変数 が jail.* から security.* へと移動しました。 他のセキュリティ関連の sysctl 変数は kern.security.* から security.* へと移動しました。 kern.maxvnodes は使用する vnode の 数を正しく制限するようになりました。 これまでは、キャッシュされていないページの vnode のみが free でき、これにより多くのメモリを積んだマシンが 多くの小さいファイルにアクセスする際に、制限なしに vnode の 数を大きくすることが可能でした。 vnlru カーネルスレッドが vnode の解放 と再利用を行なっています。&merged; カーネルメッセージバッファが (アーキテクチャに依存しない) sysctl 変数 kern.msgbuf 経由でアクセスできるようになりました。 それにともない、&man.dmesg.8; が kmem で SGID されている必要はなくなりました。&merged; カーネル環境変数が &man.kenv.2; システムコールを使って 動的に変更することができるようになりました。 &os; カーネルに &man.kqueue.2; イベント通知機能が追加されました。 これは &man.poll.2;/&man.select.2; を置き換えることができる新たなインターフェイスで、 高パフォーマンスなだけでなく数多くの異なる種類のイベントを 報告する機能を持っています。 また、シグナルやプロセスの監視だけでなく、 ソケット、パイプ、FIFO、ファイルの変更の監視にも対応しています。 &merged; 新しいカーネルオプション KVA_SPACE が追加されました。 これはカーネル仮想アドレス空間の大きさを再設定するために使われます。 &merged; labpc(4) ドライバは古くなったため削除されました。 ローダとカーネルリンカは、 KLD のある各ディレクトリに存在する linker.hints というファイルから モジュール名およびバージョンと KLD ファイル名の対応を調べるようになりました。 新しく追加されたユーティリティ &man.kldxref.8; は、 これらのファイルを生成するために使用します。 Linux エミュレーションは emulators/linux_base (RedHat 7.X emulation) で必要とされるカーネル機能に対応しました。&merged; Linux エミュレーションは、カーネル設定に options SYSVSEM が必要になりました。&merged; Low-Watermark Mandatory Access Control 用 セキュリティ機構 &man.lomac.4; がカーネルモジュールとして 追加されました。 これは管理者からの追加の設定を必要としない、 従来の UID ベースのセキュリティ機構に加えて使うことのできる セキュリティ機構です。 この機能は DARPA と NAI Labs がスポンサーになっています。 &os; に TrustedBSD の MAC (Mandatory Access Control, 強制アクセス制御) フレームワークが追加されました。 これはシステムのセキュリティポリシの機能性を向上させるもので、 カーネルのコンパイル時、システム起動時、システム実行中のいつでも ロード・リンク可能なカーネルモジュールとして実装されています。 TrustedBSD MAC はさまざまなイベントに対応するモジュールと、 ラベル領域のように共通して利用できるセキュリティポリシサービスを提供します。 今回のリリースには、固定およびフローティングラベルの Biba 完全性モデルや区画付きマルチレベルセキュリティ (MLS) に加え、 ファイルシステムファイアウォールなどの数多くの改良型 UNIX セキュリティモデルを実現するためのポリシモジュールのサンプルが 数多く収録されています。 この機能は、ローカルおよびベンダの セキュリティ拡張の開発や保守を容易にするものです。 この拡張サービスは、カーネルコンフィグファイルに options MAC を追加することにより有効にできます。 MAC フレームワークは、 今回のリリースにおいて実験的な機能の一つと考えられています。 デフォルトでは有効にされていません。 起動時に MCA (Machine Check Architecture) レコードを取得するようになりました。 レコードは hw.mca.* sysctl 変数として参照することが可能です。 カーネル設定パラメータ maxusers が起動時に変更可能になりました。maxusers に由来する他のカーネル設定パラメータも起動時に反映されます。 また、hz パラメータも同様に変更可能になっています。 &merged; カーネル設定パラメータ maxusers0 を指定すると、 ブート時に適切な値 (32 から 384 の間で、搭載メモリ量に依存して) を計算するようになりました すべての GENERIC カーネルではこの値が デフォルトとなりました。&merged; カーネルオプション MAXMEMhw.physmem 調整可能なローダ変数 はテスト (やその他の目的) のために、人工的にマシンのメモリサイズ を減らすことに使えるようになりました。&merged; カーネル設定パラメータ MAXTSIZDFLDSIZMAXDSIZDFLSSIZMAXSSIZSGROWSIZ は loader で設定可能になりました (kern.maxtsizkern.maxdfldsiz など)。&merged; &man.mutex.9; にプロファイルのためのコードが追加されました。 これはカーネルコンフィグファイルに MUTEX_PROFILING を加えることにより有効になり、sysctl 変数 debug.mutex.prof.* の設定が有効になります。 SMP カーネルを設定するためのカーネルオプションである NCPUNAPICNBUSNINTR は削除されました。 現在 NCPU は最大の 16 に設定されており、 上記のその他のオプションは動的に変化するものとなっています。 &merged; 新しく &man.nmdm.4; ヌルモデム端末ドライバが追加されました。 &merged; &man.open.2; および &man.fcntl.2; に O_DIRECT フラグが追加されました。 ファイルオープン時にこのフラグを設定すると、 読み書き時のキャッシュの影響を最小化します。 &merged; &man.orm.4; デバイスが追加されました。 これは他のドライバが誤って ROM と重なったアドレスを割り当てることのないよう、 ISA メモリ I/O 空間内のオプション ROM を取得するためのものです。 &merged; カーネルオプション P1003_1B が すでに使われなくなっているために削除されました。 PECOFF (Win32 実行ファイルフォーマット) に対応しました。 NEC PC-98NOTE 用のパワーマネージメント コントローラである pmc ドライバが追加されました。&merged; POSIX.1b 共有メモリオブジェクトに対応しました。 実装は通常ファイルを使っていますが、ファイルが &man.mmap.2; されている場合は MAP_NOSYNC フラグが自動的に有効化されます。 &merged; PQ_*CACHE オプションが PQ_CACHESIZE という一つのオプションに置き換えられました。 これにはキャッシュサイズをキロバイト単位で指定します。 後方互換性を保つため、従来のオプションは現在もサポートされています。 &merged; &man.puc.4; (PCI Universal Communications) ドライバが追加されました。 このドライバは PCI ベースのシリアルポートを &man.sio.4; ドライバに 接続します。&merged; &man.random.4; デバイスが Yarrow アルゴリズムを使うように書き直されました。 このアルゴリズムはコンソールデバイス、 イーサネット、PPP ネットワークインターフェイス、 大容量記憶デバイスといった、 さまざまな割り込み要因からエントロピを収集します。 &man.random.4; デバイスから得られるエントロピは シャットダウン時刻実行時だけでなく、 定期的に /var/db/entropy に保存されるようになっています。 また /dev/random のセマンティクスが変更され、 エントロピが生成する前でブロックするのではなく、 疑似乱数データストリームを生成するようになりました。 これは /dev/urandom と完全に同じ動作です。 カーネルオプション options REGRESSION が新たに追加されました。これは動作検証やレグレションテスト時に有用な インターフェイスや機能を提供します。 RLIMIT_VMEM 機能が追加されました。 これは、あるプロセスに対して、 &man.mmap.2; 空間を含む、全仮想メモリ空間の大きさに制限を設けるものです。 制限は &man.login.conf.5; に追加された vmemoryuse 変数によって設定することができます。 &merged; SBus ベースのデバイスがサポートされました。 最近の Sparc Ultra マシンの多くに搭載されている Siemens SAB82532 シリアルチップに対応した sab ドライバが追加されました。 &man.sendfile.2; システムコールにおいて、 送信ファイルサイズの計算でヘッダサイズを 正しく含めていなかったというバグが修正されました。&merged; &man.snp.4; デバイスが モジュールとしてコンパイルできるようになりました。&merged; &man.spic.4; ドライバが追加されました。 これは Sony 製ラップトップに搭載されているジョグダイアルデバイスへ アクセスを提供するものです。 &man.moused.8; も、このデバイスに対応しています。 &merged; &man.syscons.4; ドライバがキーボード操作によるペーストに対応しました。 標準では Shift-Insert に設定されています。 出荷時の状態で USB デバイスをサポートするため、 GENERIC カーネルと インストールプログラムに USB デバイスのサポートが加えられました。 現時点で SRM は USB デバイスに対応していないため、 シリアルコンソールを使っていない場合には まだ AT キーボードを使う必要があります。&merged; USB オーディオデバイス用の uaudio ドライバが追加されました。&merged; Belkin F5U103 USB-シリアル変換アダプタ (およびその互換製品) に対応する ubsa ドライバが追加されました。 USB モデムに対応した &man.umodem.4; ドライバが追加されました。このドライバは 3Com 5605 と Metricom Ricochet GS wireless USB モデムに対応しています。 &merged; 標準的な USB スキャナに対応した &man.uscanner.4; ドライバが追加されました。 これは SANE を利用していますので、対応スキャナは SANE ホームページをご覧ください。 HP ScanJet 4100C、5200C、6300C の動作が確認されています。&merged; USB モデムや USB シリアルデバイスなどを tty のように見えるようにする &man.ucom.4; ドライバが追加されました。 また、&man.uftdi.4;、&man.uplcom.4;、&man.uvscom.4; ドライバはそれぞれ、FTDI シリアルアダプタ、 Prolific PL-2303 シリアルアダプタ、SUNTAC Slipper U VS-10U に対応しています。 &merged; セキュリティを向上させるため、UCONSOLE カーネル設定オプションが削除されました。 The UserConfig boot-time kernel configuration feature, usually used to enable, disable, or configure ISA devices, has been removed. Its functionality has been replaced by the kernel hints file in /boot/device.hints. USER_LDT カーネルオプションが標準設定で有効化されるようになりました。 Handspring Visors を USB 経由で接続できるようにするための &man.uvisor.4; ドライバが追加されました。&merged; &man.viapm.4; ドライバが新しく追加されました。 これは VIA SMBus 電源管理コントローラに対応しています。 &merged; VESA S3 リニアフレームバッファドライバが追加されました。 クラッシュダンプに write combining 機能 (訳注: データをひとまとめにしてバス使用効率を向上させる機能) が実装されました。 この機能は SCSI、IDE ディスクの両方で 書き込みキャッシュが無効化されていて、 メモリのダンプが終了するまで 1 時間近くかかるような場合に有効です。 &merged; The kernel crashdump infrastructure has been revised, to support new platforms and in general clean up the logic in the code. One implication of this change is that the on-disk format for kernel dumps has changed, and is now byte-order-agnostic. 極めて大きいスワップ領域 (67 GB 以上) でも、システムがパニックしなくなりました。 Linux 互換機能が thread に対応しました。 buildkernel ターゲットは、 構築するカーネルのコンフィグレーションファイル名 (複数の場合もあり) を KERNEL ではなく、 KERNCONF という変数から受け取るようになりました。 buildkernel の前に buildworld を行なう必要はありません (ただし binutil が更新されたメジャーリリース間でアップグレードを行なう場合、 もしくは &man.config.8; が更新された場合は buildworld を行なう必要があります)。 &merged; デッドロックを避けるため、 スワップ領域不足時のプロセス終了処理は 古いプロセスから行なわれるようになりました。 さらにその終了処理では、 プロセスサイズの計算に必要なスワップ領域も考慮に入れるようになりました。 &merged; リンカセット (訳注: ELF カーネル構築時に必要な情報の一つ) を生成する必要がなくなりました。 必要のなくなった gensetdefs(8) は削除されています。 ネットワークデバイスのクローニングが新たに実装され、 それを利用するように &man.gif.4; デバイスが変更されました。 そのためデバイスインスタンスを追加したい場合は カーネルコンフィグレーションファイルに利用する数だけ &man.gif.4; を指定するのではなく、 &man.ifconfig.8; の オプションを使ってください。 &merged; カーネル構築時に &man.config.8; の ENV 指示子を用いることで、(調整可能な) カーネル環境変数を設定することができるようになりました。 新しく、idle 時にページをゼロで初期化する機能が追加されました。 これは vm.idlezero_enable sysctl 変数を使って有効化できます。 カーネルのロードアドレスが シンボルテーブルに格納されるようになり、 ハードコードされたさまざまな定数が削除されました。 これにより、異なるアドレスでコンパイルされたカーネルに対しても &man.ps.1; が正しく動作可能になっています。 &merged; 非常に大きいプロセス (あるいは非常に多数のプロセス) のコアダンプが発生した場合でも、 マシンが長時間ロックしなくなりました。 &merged; &os; のカーネルスケジューラに KSEs (Kernel-Scheduled Entities) 機能が追加されました。 これは、スケジューラアクティベーションと同様、 1 つのプロセスから複数のスレッドの実行を可能にするものです。 現時点のカーネルは、スレッド対応に必要な変更の多くが施され、 スケジューラは各プロセスで複数のスレッドをスケジュールすることが できるのですが、スレッドを複数の CPU 上で同時に実行することはできません。 詳細は &man.kse.2; をご覧ください。 KSE は、現在も作業が続けられている機能の一つです。 カーネルは複数の低レベルコンソールデバイスをサポートします。 異なったコンソールを操作するには、新しい &man.conscontrol.8; ユーティリティを使います。 コンソールドライバは TGA ベースのディスプレイ アダプタに対応しました。 インストール CD のカーネルは mfsroot イメージから分離しました。 これにより、CD ブートに対応しているマシンでは、(フロッピー 用の削られたカーネルではなく) 完全なカーネルをインストール時に 使うことができるようになります。&merged; システムのロードアベレージの計算において、 定期的に実行されるプロセスと同期してしまうことを 避けるために、サンプリングのタイミングにいくらかの ゆらぎを加えるようになりました。&merged; モジュール付きデバッグ用カーネルが構築された場合、 (例えば makeoptions DEBUG=-g を使った場合) モジュール自体もデバッグサポートを含んだ状態で構築されるように なりました。 この副作用として、デバッグ用のモジュールの構築とインストールに、 以前よりも大きなディスク容量が必要とされるようになりました。 &merged; カーネルのダンプデバイスは、変更可能なローダ変数 dumpdev で設定できるようになりました。 その結果、カーネル初期化の遅い段階 (システムがシングルユーザモードに 入る前) のパニックからも、クラッシュダンプを取れるようになりました。 &merged; カーネルメモリアロケータは Solaris で使われているのと同じように スラブ(slab)メモリアロケータとなりました。 これは CPU の数が増えるに従い線形に近い性能を示す SMP 対応の メモリアロケータです。 また、メモリフラグメンテーションも少なくなります。 プロセッサ・マザーボードの対応状況 BSD/OS 5.0 由来のコードが組み入れられ SMP 対応部分が大きく書き直されました。 SMPng (SMP Next Generation) の主な特徴の一つに、 マルチプロセッサの利用効率を大きく損なうスピンロックを使わずに カーネル内で複数のプロセスを実行することができる、 ということがあげられます。 また割り込みハンドラは、 割り込みのロックアウトを低減するために それぞれコンテキストを持つようになりました。 GENERIC カーネルから 80386 プロセッサ対応が削除されました。 このコードは他の IA32 プロセッサのパフォーマンスを大きく損なう原因となっているためです。 80386 プロセッサに対応するための I386_CPU カーネルオプションを 他の IA32 プロセッサに対応するためのオプションと 同時に指定することはできなくなりました。 これにより実行時のプロセッサタイプチェックが削除され、 80386 における性能が多少向上しています。 80386 上で動作可能なカスタムカーネルを構築するには、 カーネルコンフィグレーションファイルに I386_CPU とだけ書いてあるように変更する必要があります。 AlphaServer 1200 (Tincup) における動作が確認されました。現時点では CD やフロッピディスクからの起動ができませんが、他の Alpha マシンでインストールしたディスクを移植したものはきちんと動作します。 &merged; API UP1100 マザーボードにおける動作が確認されました。 API CS20 1U high server における動作が確認されました。 AlphaServer 2100A (Lynx) に対応しました。 旧世代の Alpha CPU (EV4 および EV5) が 新世代の Alpha CPU の命令をエミュレートできるようにするコードが カーネルに追加されました。 これにより、EV4 および EV5 上で Adobe Acrobat 4 のようなバイナリ配布のみのプログラムが利用できるようになります。 Alpha アーキテクチャの SMP に対応しました。 FC-PGA2 Pentium III (Tualatin)、 Transmeta Crusoe、Transmeta Crusoe LongRun といった、新しいプロセッサの検出コードが追加されました。 &merged; 1.44MB フロッピーディスクにインストール用 カーネルを収めるため、ハードウェアへの対応がいくつか削除されました。 削除されたのは Multia、NoName、PC64、EB64、Aspen Alpine、sa (SCSI テープ)、amr、 パラレルポート、vx (3c590、3c595)、pcn (AMD Am79C97x PCI 10/100)、 sf (Adaptec AIC-6915)、sis (SiS 900/SiS 7016)、ste (Sundance ST201 (D-Link DFE-550TX))、wb (Winbond W89C840F) です。 Streaming SIMD Extensions (SSE) が導入されました。 SSE 対応をカーネルに組み込むかどうかの制御は CPU_ENABLE_SSE カーネルオプションで行なうことができます。 CPU_ATHLON_SSE_HACK カーネルオプションが追加されました。 これは最近の Athlon CPU で BIOS が SSE 機能ビットをセットするのを 忘れている場合に、セットするようにするものです。&merged; &os; が UltraSPARC プラットフォームに 対応しました。 以下のマシンが異なった度合いでサポートされています: Ultra 1/2/5/10/30/60、Enterprise 220R/420R、Netra T1 AC200/DC200、 Netra T 105、Blade 100 SMP にも対応しており、 Ultra 2、Ultra 60、Enterprise 220R、Enterprise 420R でテストされています。 いくつかのシステムでは、 BIOS が PCI デバイスの I/O ポートやメモリを動作可能に設定しないために、 それらを利用することができないものがあります。 起動ローダから変更可能な hw.pci.enable_io_modes sysctl 変数 (デフォルトは 有効 を表す 1 に設定されています) が設定されている場合、 &os; はそれらを強制的に有効化し、デバイスを利用できるようにします。 TurboChannel ベースの Alpha マシンでは動作しなくなりました。 AMD Élan SC520 に対応しました。 利用するには、カーネルコンフィグファイルに CPU_ELAN オプションを追加する必要があります。 &merged; カーネルオプション CPU_DISABLE_CMPXCHG が追加されました。 このオプションを有効にすると、 VMWare 上のクライアント OS の性能が劇的に向上します。 このオプションは SMP 機能と共存できません。 ブートローダの変更 boot2 オプションが追加されました。 これは、キーボード操作による起動の中断を禁止します。 &merged; 新しい CDROM 用の cdboot ブートストラップユーティリティは、El Torito ブータブル CDROM 標準に完全には準拠しないいくつかの BIOS 実装に対してもうまく動作します。 このブートローダは エミュレーションではない モードのブートをサポートするので、ブータブル CDROM において エミュレートされたフロッピーディスクイメージは必要ありません。 &merged; i386 ブートローダが nullconsole というコンソールタイプに対応しました。 これはビデオコンソールもシリアルポートもついていない システム向けのものです。 &merged; &man.loader.8; が bzip2 で圧縮されたカーネルと モジュールのロードをオプションでサポートしました (デフォルトはオフで、コンパイル時に有効にできます)。 &merged; &os; ブートローダが Intel Wired for Management 2.0 (PXE) に対応しました。 API が異なるため古いバージョンの PXE には対応していません。 これにより DHCP を使ったネットワーク経由の起動が可能になってい ます。&merged; &os; ブートローダに対して、 疑似フロッピの第一セクタに変更のできる有効な MS-DOS BPB を想定している IBM BIOS での起動に対応するための修正が行なわれました。&merged; &os; ブートローダに、 プローブの段階で 一行出力する毎にカーネルがちょっと止まるようにする フラグが追加されました。&merged; &os; ブートローダは 8K より大きなブロック サイズのファイルシステムからもブートできるようになりました。 &merged; 操作しやすくするため、カーネルとカーネルモジュールは /boot/kernel ディレクトリに移動しました。 ブートローダには、 この変更を可能な限り意識しないで済むような更新がなされています。 ネットワークインターフェイスの対応状況 Cisco Aironet カードに対応した &man.an.4; ドライバが Wired Equivalent Privacy (WEP) 暗号化に対応しました。 これは &man.ancontrol.8; で設定できます。&merged; &man.an.4; ドライバが Cisco Aironet 350 シリーズのアダプタに対応しました。 &merged; &man.an.4; ドライバが 監視 (monitor) モードに対応しました。これは &man.ancontrol.8; にオプション を指定することで有効になります。 &merged; &man.an.4; ドライバは Cisco LEAP に対応し、 Home WEP キーも使えるようになりました。 Linux Aironet ユーティリティはエミュレーションでサポートされます。 &merged; ARCNET token-based ネットワークへの サポートが追加されました。&merged; &man.bge.4; ドライバが追加されました。 これは 3Com 3c996-T、 SysKonnect SK-9D21、SK-9D41 および Dell PowerEdge 2550 サーバの内蔵ギガビットイーサネット NIC などに使われている Broadcom BCM570x ファミリのギガビットイーサネットコントローラ用ドライバで、 出力 TCP/IP チェックサムのオフロード、 ジャンボフレーム、VLAN タグ挿入・削除機能に加え、 割り込み低減機能に対応しています。&merged; SMC COM90cx6 ARCNET ネットワークアダプタ に対応する cm ドライバが追加されました。&merged; &man.dc.4; ドライバは、Xircom 3201 と Conexant LANfinity RS7112 チップベースの NIC に対応しました。 &man.dc.4; ドライバが VLAN に対応しました。 &merged; &man.de.4; ドライバは、21143 において受信ユニットに 優先度を与えるのではなく、受信/送信ユニット間で ラウンドロビン調停を行なうようになりました。 これにより高負荷時の送出レートが 10–15% ほど 改善されます。&merged; &man.ed.4; ドライバに対応しました。 &man.ed.4; ドライバが対応している Linksys Fast Ethernet PCCARD カードを使う場合、 &man.pccard.conf.5; の設定行に 0x80000 フラグを追加しなければならなくなりました。 このオプションフラグは必須なもので、 もし付けていないと Linksys のカードは認識されません。 &merged; 非常に短いパケットもしくは ブリッジを有効化している時に パニックを引き起こす可能性があった &man.ed.4; ドライバのバグが 修正されました。 &merged; &man.ed.4; ドライバが、NetGear FA-410TX などが採用している D-Link DL10022 チップに対応しました。 そのため &man.ed.4; を使用する際はカーネルコンフィグレーションファイルに device miibus を追加しなければならなくなっています。 &merged; &man.el.4; ドライバがモジュールとしてロードできるようになりました。 Intel 82542、82543、82544、82545EM、82546EB ギガビット イーサネットコントローラチップベースの NIC に対応する &man.em.4; ドライバが追加されました。 ドライバは VLAN をサポートし、82543、82544 ベースのアダプタにおいて 送信/受信チェックサム offload とジャンボフレームに 対応しています。&merged; &man.faith.4; デバイスがロード/アンロード/クローニングに 対応しました。&merged; &man.fe.4; ドライバが富士通 MB86960A/MB86965A ベースのイーサネット PC カードに再び対応しました。&merged; &man.fpa.4; ドライバが Alpha マシン上の Digital DEFPA FDDI アダプタに対応しました。 &merged; &man.fxp.4; ドライバはカーネルコンフィグレーションファイルに device miibus のエントリを必要とするようになりました。 &merged; &man.fxp.4; ドライバに、いくつかの Intel ICH2/ICH2-M チップベースのシステムにおける PCI プロトコル違反への 対応策が追加されました。 この対応策では、Dynamic Standby Mode を無効にするために インターフェイスの EEPROM を上書きします。 EEPROM の上書き後、新しい設定が有効となるためには システムを再起動する必要があります。&merged; &man.fxp.4; ドライバは Intel のローダブルマイクロコード が使えるようになり、NIC がその機能をサポートしている場合には、 受信側の割り込み結合とパケット bundling を実装します。 この機能は &man.ifconfig.8; の オプションで有効にできます。&merged; Sun GEM ギガビットイーサネット、 ERI ファストイーサネットアダプタに対応する gem ドライバが 追加されました。 &man.gx.4; ドライバが追加され、Intel 82542 と 82543 のギガビットイーサネットコントローラチップがサポートされました。 ファイバと銅線の両方のカードがサポートされています。 VLAN タグ付け/挿入は両方のチップでサポートされ、82543 では さらに TCP/IP チェックサム offload をサポートしています。 &merged; 多くの Sun Ultra シリーズにオンボードで 搭載されている Sun HME ファストイーサネットアダプタ に対応する hme ドライバが追加されました。 Level 1 LXT1001 NetCellerator ギガビットイーサネットコントローラチップに対応する &man.lge.4; ドライバが新たに追加されました。 このドライバは SMC、D-Link、Addtron 製の光ファイバギガビットイーサネットカードを利用するために 使われるものです。 Jumbograms および受信時の TCP/IP チェックサムの オフロード機能に対応していますが、 ハードウェア VLAN フィルタには対応していません。 &merged; Myson ファストイーサネットアダプタ、 ギガビットイーサネットアダプタに対応する my ドライバが追加されました。 &merged; National Semiconductor DP83820 および DP83821 ギガビットイーサネットコントローラチップをベースとした PCI ギガビットイーサネットアダプタに対応する &man.nge.4; ドライバが新たに追加されました。 これは D-Link DGE-500T、SMC EZ Card 1000 (SMC9462TX)、 Asante FriendlyNet GigaNIC 1000TA および 1000TPC、 Addtron AEG320T に対応しています。 また、 このドライバは送受信チェックサムのオフロード機能に対応しています。 &merged; &man.pcn.4; ドライバが追加されました。 これは AMD PCnet/FAST アダプタ、PCnet/FAST+ アダプタ、 PCnet/FAST III アダプタ、 PCnet/PRO アダプタ、PCnet/Home アダプタ、 HomePNA アダプタに対応しています。 これらのアダプタはすでに &man.lnc.4; ドライバが対応していますが、 &man.pcn.4; ドライバは 32-bit モードで動作し、 受信時のゼロコピーを実現する RX アラインメント機能を利用しています。 このドライバはアーキテクチャに依存せず i386、pc98、Alpha プラットフォームで動作可能です。 ただし非 PCI カードに対応するには &man.lnc.4; が必要になります。 &merged; Webgear Aviator 無線ネットワークカードに対応する &man.ray.4; ドライバが追加されました。 &man.ray.4; インターフェイスの動作は &man.raycontrol.8; で変更することが可能です。 &merged; &man.rp.4; ドライバがバージョン 3.02 に更新され、 モジュールとして構築できるようになりました。&merged; ISA/PCI の point-to-point 通信インターフェイス である Granch SBNI12 シリーズ用の sbni ドライバが 追加されました。 これらのデバイスを設定するのに、&os; Ports Collection の sysutils/sbniconfig が利用できます。&merged; &man.sis.4; ドライバが SiS 900、SiS 7016 ファストイーサネットコントローラチップ (例えば SiS 635、735 マザーボードチップセット上のものなど) と、 National Semiconductor DP83815 チップセット (NetGear FA311-TX および FA312-TX を含む) の PCI イーサネットアダプタに対応しました。 このデバイスは VLAN をサポートしています。&merged; National Semiconductor DP8393X (SONIC) イーサネットコントローラに対応した snc ドライバが追加されました。 現時点でこのドライバは PC-98 アーキテクチャでのみ使われています。 &merged; &man.stf.4; デバイスがクローニングに対応しました。 &man.tap.4; ドライバが追加されました。 これはブリッジ構成で使うための仮想イーサネットドライバです。 このデバイスはクローニング可能です。&merged; &man.ti.4; ドライバが Alteon AceNIC 1000baseT ギガビットイーサネットカードおよび、 Netgear GA620T 1000baseT ギガビットカードに対応しました。 &merged; &man.ti.4; ドライバが VLAN タグを正しくマスクするようになりました。 &merged; &man.tx.4; ドライバがマルチキャストフィルタリングに完全対応しました。 &man.txp.4; ドライバが追加されました。 これは 3Com 3XP Typhoon/Sidewinder (3CR990) チップセットベースの ネットワークインターフェイスに対応しています。 &merged; &man.vlan.4; デバイスがロード/アンロード/クローン化に 対応しました。&merged; &man.wi.4; ドライバが Prism II、Prism 2.5 ベースの NIC に対応しました。104/128 ビット WEP も Prism カードで動くように なりました。&merged; &man.wi.4; ドライバを使って、 &os; ホストを無線アクセスポイントとして使用できるようになりました。 この機能は &man.ifconfig.8; の mediaopt hostap オプションで有効にすることができます。ただし、この機能に対応しているのは Prism II チップセットベースの無線アダプタのみです。 &merged; &man.wi.4; ドライバが bsd-airtools に対応しました。&merged; xe ドライバがカーネルモジュールとして 構築できるようになりました。&merged; &man.xl.4; ドライバが ラップトップで使われている 3Com 3C556 および 3C556B MiniPCI アダプタに対応しました。 &merged; &man.xl.4; ドライバが VLAN タグフレームの受信に対応しました (ただし Cyclone チップセットおよび、 それ以降の新しいチップセットのみ)。 &merged; &man.xl.4; ドライバが新しく、送信側・受信側双方における TCP/IP チェックサムの負荷低減機能に対応しました。これは、 この機能に対応している 3C905B、3C905C、3C980C などの NIC に対して有効です。 &merged; &man.xl.4; ドライバにおいて、 統計情報のオーバフロー割り込みの処理に関連するバグが修正されました。 これはパケットの送受信速度が中から高程度になった時に、 処理速度が低下する原因となっていたものです。 &merged; インターフェイス一つ一つに用意される ifnet 構造体に、 ネットワークインターフェイスが対応している機能と、 どの機能が有効化されているかを示す部分が追加されました。 また &man.ifconfig.8; を使って、 これらの情報を表示することが可能になっています。&merged; インターフェイス一つ一つに用意される if_inaddr構造体が、 線形リストからハッシュテーブルに変更されました。 これにより、多数の別名 IP アドレスを持っているホストの性能が向上しています。&merged; ネットワークデバイスが特殊ファイルとして /dev/net 以下に 自動的に作成されるようになりました。 これらのデバイスに対しては、(プロトコルやルーティング以外の) インターフェイスハードウェア ioctl が使用できます。 また、SIOCGIFCONF ioctl は /dev/network 特殊ファイルに対して使用することが可能です。 いくつかのネットワークドライバは、 システムが攻撃や過負荷により耐えられるように、半ポーリング モードを実装しました。 ポーリングを有効にするには、カーネル設定ファイルに 以下のオプションが必要です: options DEVICE_POLLING options HZ=1000 # not compulsory but strongly recommended そして kern.polling.enable sysctl 変数 によりポーリングモードを有効にし、 kern.polling.user_frac sysctl 変数 によりユーザランド側に確保しておく CPU 時間の割合を 指定します。 ポーリングをサポートしているデバイスは &man.dc.4;、 &man.fxp.4;、&man.rl.4;、&man.nge.4;、&man.sis.4; となっています。 詳しくは &man.polling.4; マニュアルページを参照してください。 &merged; いくつかのネットワークドライバ (特に &man.dc.4; と &man.sis.4;) におけるパケット転送の性能が向上しました。 これは不必要なバッファコピーの削除によるものです。 &merged; ネットワークスタックに ゼロコピー 機能が追加されました。 これはネットワークスループットにおけるボトルネックの主要因の一つである、 カーネルとユーザランド間のデータコピーを抑制します。 送信側のコードはほぼすべてのネットワークアダプタで動作すると思われますが、 受信側のコードは、ネットワークアダプタの MTU が、 メモリページサイズ 1 つ分の大きさ (たとえばギガビットイーサネット上の jumbo フレーム) 以上に設定できる必要があります。 詳細は &man.zero.copy.9; をご覧ください。 ネットワークプロトコル &man.accept.filter.9; が追加されました。 これは listen しているソケット上で接続を新たに受け入れ、 読み込みを行なう際のオーバヘッドを低減するカーネルの機能です。 &merged; &man.arp.8; の オプションフラグにある proxy という修飾子が オプションフラグで使われているものと同じ pub という修飾子に変更されました。 また、 および オプションフラグに only キーワードが追加されました。 これは proxy 専用 の公開エントリを作成するために使います。&merged; pthread を使うことにより、 &man.select.2;/&man.poll.2; を使った場合の &man.bpf.4; の読み出しタイムアウトの機能が より正しく動作するようになりました。&merged; &man.bridge.4; および &man.dummynet.4; に細かな改良とバグ修正が加えられ、ローダブルモジュールに なりました。&merged; &man.bridge.4; は複数の完全に独立したブリッジクラスタに 対応し、動的な追加・削除に関してもより安定しました。 VLAN 機能にも完全に対応しています。&merged; IPsec 実装でハードウェア暗号化アクセラレータに対応した カーネル &man.crypto.4; フレームワークが使えるようになりました。 有効にするには、FAST_IPSEC カーネルオプションを指定します。 FAST_IPSEC オプションと IPSEC オプションを同時に指定することはできません。 現時点では、FAST_IPSEC オプションは IPv6 または INET6 オプションと共存できません。 &man.gre.4; ドライバが追加されました。 これは IP パケットを GRE (RFC 1701) や minimal IP encapsulation for Mobile IP (RFC 2004) を利用してカプセル化を行います。 &merged; ICMP ECHO および TSTAMP 応答速度に制限が加えられるようになりました。 open 状態のポート、open 状態にないポートに対して送信されるパケットに よって生成される TCP RST は独立したカウンタを用いて制限されており、 各々異なる種類の速度制限キューとして分けられています。 正しいシーケンス番号が送り返されてきた場合に ICMP UNREACH_FILTER_PROHIB メッセージが SYN_SENT 状態にある TCP 接続を RST できるようになりました。 これは sysctl 変数 net.inet.tcp.icmp_may_rst で制御することができます。&merged; ICMP Source Quench messages are no longer generated for forwarded packets. The old behavior can be re-enabled with the net.inet.ip.sendsourcequench sysctl variable. IP マルチキャストが VLAN デバイス上で動作するようになりました。 また、VLAN コードにあったいくつかのバグも修正されています。 IPv4 において入ってくる SPD のチェックが無視されてしまう という IPsec 処理中のバグが修正されました。&merged; &man.ipfw.4; が TCP セグメント内に ECN ビットを含む場合にも正しくフィルタ動作を行なうようになりました。 &merged; &man.ipfw.4; が再実装されました。 (新しいバージョンは IPFW2 と呼ばれています)。 &man.ipfw.4; は、 カーネル内で &man.bpf.4; 命令に似た可変長ルール表現を使っています。 &man.ipfw.8; に、マッチフィールド連結子 or が新しく追加されていますが、 (&man.ipfw.8; に記載されている) 外部に見える部分の動作のほとんどは変更されていません。 &merged; ng_eiface netgraph モジュールが新たに追加されました。 Netgraph フックへイーサネットフレームを配送する イーサネットインターフェースとして振舞います。&merged; &man.ng.device.4; netgraph ノードが新たに追加されました。 これは /dev に、 ネットワークグラフへのエントリポイントとして利用できる デバイスエントリを作成するものです。 &man.ng.etf.4; netgraph ノードは Ethernet タイプの パケットを、ethertype に応じて異なったフックでフィルタ できるようになりました。&merged; &man.gif.4; で動作する netgraph ノード &man.ng.gif.4; および &man.ng.gif.demux.4; が新しく追加されました。 IP の入力処理を行なうコードに入る前のキューに格納された IP パケットに対応する netgraph ノード &man.ng.ip.input.4; が新しく追加されました。 新しい netgraph ノードタイプ &man.ng.l2tp.4; が追加されました。 これは RFC 2661 に記載されている L2TP プロトコルのカプセル化レイヤを実装したものです。 &merged; &man.netgraph.4; サブシステムに &man.ng.mppc.4; と &man.ng.bridge.4; のノードタイプが新たに追加され、 &man.ng.ether.4; ノードが動的にロード可能になりました。 また、細かなバグ修正と改良も加えられています。 &merged; 複数のリンク上でパケットの多重化を行なう netgraph ノードタイプ &man.ng.one2many.4; が新たに追加されました。 &merged; 新しく ng_split ノードタイプが追加されました。 これは一つの双方向パケットフローを 二つの単方向パケットフローに分割します。 sysctl 変数 net.inet.ip.check_interface が新たに追加されました。これは標準設定で on になっており、 パケットの送信先アドレスと一致するアドレスを持ったインターフェイスに パケットが到着したかどうか IP レベルでチェックを行ないます。 &merged; sysctl 変数 net.link.ether.inet.log_arp_wrong_iface が新たに追加されました。これは ARP 要求が間違ったインターフェイスに到着した時の ログ記録を抑制するかどうか制御するためのものです。 &merged; IP パケットの ID フィールドを乱数化する options RANDOM_IP_ID カーネルオプションが追加されました。 これはリモートの観測者が、 各送信パケットに対して一つずつカウントを 増加させるという標準的な動作から マシンのパケット生成速度を推定できないようにするものです。 &merged; SLIP が mfsroot フロッピイメージから削除されました。 ACK が遅れるという TCP のバグが修正されました。 &merged; TCP が TCP Fast Recovery アルゴリズムに対する NewReno の変更に対応しました。この動作は sysctl 変数 net.inet.tcp.newreno で制御することができます。 &merged; TCP が初期 SYN セグメントに対してより積極的にタイムアウトするようになりました。 これにより、初期の接続試行をより早く中断することが可能になっています。 &merged; TCP_COMPAT_42 カーネルオプションが削除されました。&merged; TCP_RESTRICT_RST カーネルオプションが削除されました。 同様の機能は sysctl 変数 net.inet.tcp.blackhole で実現可能です。 &merged; &man.rc.conf.5; の標準設定において TCP の RFC 1323 拡張が有効化されるようになりました。 &merged; 接続が確立される際、三番目の SYN セグメントが送られるまでに反応がなかった場合は RFC 1323 および RFC 1644 の TCP 拡張が無効化されるようになりました。 この動作は VJ ヘッダ圧縮の実装にバグがある (非常に古い) ターミナルサーバに対応するためのものです。 &merged; 各接続に対して TCP テンプレート構造体のメモリ割り当てを行なわないように TCP 実装が変更されました。 これは多くの接続を扱う大規模システムにおいて バッファの使用量を低減します。 &merged; sysctl 変数 net.inet.tcp.sendspace および net.inet.tcp.recvspace で制御されている TCP の標準バッファサイズがそれぞれ 32K と 64K に増やされました。 従来は両方とも 16K のバッファサイズでした。 輻輳の頻度が上がることを防ぐために、 net.inet.tcp.local_slowstart_flightsize のデフォルトの値が無限から 4 に変更されました。 &merged; 負荷のかかるホストでは、新しい大きなバッファサイズ では NMBCLUSTERS パラメータの値を カーネル設定ファイルか調整可能なローダ変数 kern.ipc.nmbclusters のどちらかで手動で増やす必要があるかも知れません。 mbuf クラスタの状態は netstat -mb で監視することができます。 TCP の実装が RFC 1948 (Defending Against Sequence Number Attacks) に対応しました。 sysctl 変数 net.inet.tcp.isn_reseed_interval は RFC 1948 初期シーケンスナンバーの計算において利用される 秘密データの再設定間隔を制御します。 &merged; &os; の TCP 実装は、顕著な受信 SYN セグメントの キャッシュを実装しました。 入ってくる SYN セグメントは、TCP three-way handshake が完了するまではキャッシュ内にエントリされ、完了後に 通常通りコネクション用のメモリが確保されます。 加えて、すべての TCP 初期シーケンス番号 (ISN) がクッキー として使われ、エントリがキャッシュから消されてしまっても 対応する ACK を後で受け付けられるようにします。 この syncachesyncookies の組合わせにより、ホストは TCP ベースの Denial of Service 攻撃により耐えられるように なります。 この機能のスポンサーは DARPA と NAI Labs です。&merged; TCP 実装において、送信側が大きさ 0 のウィンドウ を受け取ったときに接続が固まってしまうというバグが 修正されました。&merged; TCP 実装が、 IP 層のブロードキャストアドレスに向けられたパケットを 正しく無視するようになりました。&merged; TCP、UDP で使われるエフェメラルポート (ephemeral port) の範囲が 1024–5000 から 49152–65535 に変更されました。 これにより並列に出ていくことのできる接続/ストリームの数が増加します。 &man.tcp.4; プロトコルの再送タイマが net.inet.tcp.rexmit_minnet.inet.tcp.rexmit_slop の、 2 つの sysctl 変数で操作できるようになりました。 デフォルトは従来の 1 秒から (Linux のデフォルト値と同じ) 200 ミリ秒に減らされています。 これは、対話的な接続における応答遅延の改善や、 無線のようにパケットロスのある高速回線における、 タイムアウトからの復帰時間の短縮をねらったものです。 &man.tcp.4; プロトコルに、 送信側のウィンドウのサイズを動的に制限して、 帯域を最大化し、ラウンドトリップタイムを最小にするための 機能が追加されました。この機能は、 sysctl 変数 net.inet.tcp.inflight_enable を使って有効化することが可能です。&merged; ディスク・記憶装置 &man.aac.4; が Adaptec PCI-SCSI RAID コントローラの FSA ファミリに対応しました。 このドライバは、アダプタによって発行されるコマンド、 ディスクデバイスの脱着、クラッシュダンプ機能、 CLI 管理に使われる &man.ioctl.2; コマンドが正しく処理される ようになり、Adaptec により検証・認定されました。 &merged; &man.ahc.4; ドライバに対して非常に数多くの更新や バグ修正、改良が加えられました。 それには RAID Port モードでの動作、 AAA や ARO カードを搭載したシステムでの動作が可能になったこと、 また、パフォーマンスの向上などが含まれています。 Ultra2/U160 コントローラでまれにハングアップが発生するといったバグを含め、 いくつかのバグも修正されています。 &merged; &man.ahd.4; ドライバが追加されました。 これは Adaptec AIC7901, AIC7901A, AIC7902 Ultra320 PCI-X SCSI コントローラチップに対応しています。 &merged; Adaptec SCSI RAID コントローラファミリ、 および DPT SmartRAID V、VI ファミリに対応する &man.asr.4; ドライバが新たに追加されました。 &merged; &man.asr.4; ドライバが Adaptec 2000S、2005S Zero-Channel RAID コントローラに対応しました。 &merged; &man.ata.4; ドライバが ATA100 コントローラに対応しました。 さらに ServerWorks ROSB4 ATA33 チップセット、 CMD 648 ATA66 チップセット、 CMD 649 ATA100 チップセット、 Cyrix 5530 にも対応しています。 &merged; 設定をより柔軟に行なえるよう、 &man.ata.4; ドライバの多くのオプションはカーネルコンフィグレーション時だけでなく、 ブートローダからも設定を変更できるようになりました。 &merged; &man.ata.4; ドライバがタグキューイング機能に対応しました。 これは hw.ata.tags で制御可能で、 ブートローダからも設定できます。 &merged; &man.ata.4; ドライバが Promise Fasttrak コントローラおよび HighPoint HPT370 コントローラのような ATA 疑似 RAID コントローラに対応しました。 &merged; &man.ata.4; ドライバは Hardware Notes にも載っているように 様々な SiS チップセットに対応しました。&merged; &man.ata.4; ドライバが、&man.atacontrol.8; を使った ATA RAID の生成、削除、クエリ、再構築に対応しました。&merged; ATAPI CD-R ドライブの BurnProof(TM) 機能に対応しました。 &merged; &man.ata.4; ドライバは 48-bit アドレスに対応しました。 137GB より大きなデバイスに対応したことになります。&merged; &man.ata.4; ドライバで、VIA 82C686B サウスブリッジチップ を使ったシステムにおいて、データが壊れる場合があることへの 対策が行なわれました。&merged; &man.ata.4; ドライバ (および &man.burncd.8;) に DVD+RW メディアへの書き込み機能が追加されました。 &man.ata.4; ドライバが、 CAM レイヤと CAM ドライバ (&man.cd.4;, &man.da.4;, &man.st.4;, &man.pass.4;) を経由して、ATA デバイスを SCSI デバイスとしてアクセスできるようにする機能に対応しました。 この機能を有効にするには、 カーネルコンフィグファイルに device atapicam を追加する必要があります。 詳細は &man.atapicam.4; をご覧ください。 &man.ata.4; ドライバが新しく Sil 0680 と VIA 8233/8235 コントローラに対応しました。 &merged; The &man.ata.4; driver now has support for the Acard ATP850, ATP860, and ATP865 controllers. The &man.ata.4; driver is now supported on the pc98 platform. &man.cd.4; ドライバが書き込み操作に対応しました。 これにより、DVD-RAM、PD といった CD デバイスとして認識されるドライブへ書き込むことが可能です。 ただしこの変更はランダムアクセス可能な 書き込みデバイスにのみに有効なもので、 CD-R ドライブのようなシーケンシャルアクセス専用の書き込みデバイスには 関係しません。CD-R ドライブは &man.cdrecord.1; (Ports Collection の sysutils/cdrtools に含まれています) が対応しています。 &merged; &man.cd.4; ドライバが、 &man.acd.4; ドライバが CDROM のアクセス速度を設定するのに使用している CDRIOCREADSPEED, CDRIOCWRITESPEED ioctl に対応しました。 The &man.targ.4; driver has been rewritten and a new usermode has been added to /usr/share/examples/scsi_target that emulates a direct access device. SCSI-3 共通インターフェイスを使うデバイス用の ciss ドライバが追加されました。 このドライバは Compaq の SmartRAID 5* ファミリ RAID コントローラ (5300、532、5i) をサポートしています。&merged; &man.fdc.4; フロッピーディスクコントローラドライバに 多くの機能強化が行なわれました。一般的な設定における密度の選択は 自動化され、ドライバはさまざまなサブデバイスの密度設定 に柔軟に対応できるようになりました。 &man.geom.4; ディスク I/O 要求変換フレームワークが追加されました。 これは、カーネルの上位からのデバイスドライバに対する I/O 要求に、 さまざまな操作を加えられるように設計された、 拡張可能なフレームワークです。 GEOM を有効にしたカーネルは 互換スライス に対応していません。 (i386 と pc98 のみが対応していた) この機能は、 (たとえば /dev/ad0a のように) ユーザが MBR スライスを指定していない場合に、 カーネルが自動的に先頭にある有効な &os; スライスを探し出して、 そのディスクパーティションにアクセスすることができるというものです。 GEOM が有効になっているカーネル (デフォルトで有効) で MBR スライス中のパーティションを参照するには、 完全なパーティション名 (たとえば /dev/ad0s1a) を指定する必要があります。 この変更はごく限られたユーザにしか影響をおよぼさないでしょう。 GEOM ベースのディスク暗号化モジュール (GEOM Based Disk Encryption) が追加されました。 これは、四個の暗号保護層と 最大で四個設定できる変更可能なパスフレーズを利用して、 非動作中のディスク (cold disk) に対するアクセスを排除します。 より詳細な情報は &man.gbde.4; のマニュアルページをご覧ください。 このモジュールの操作および管理用に、&man.gbde.8; ユーザランドユーティリティが提供されています。 この機能はデフォルトでは有効にされていません。利用するには カーネルコンフィグファイルに options GEOM_BDE を追加してください。 この機能は実験的なものと考えられています。 ida ディスクドライバが クラッシュダンプに対応しました。 &merged; iir ドライバが Intel Integrated RAID コントローラ に対応しました。古い ICP Vortex コントローラにも対応しています。 &man.isp.4; が対応している SCSI カードに接続されている特定の CDROM を認識しないというバグが修正されました。 &merged; &man.isp.4; ドライバはファイバチャネルのトポロジ変更を 積極的に検出するように変更されました。 &man.isp.4; ドライバが Qlogic SCSI カードのターゲットモードに対応しました。 これには Ultra2、Ultra3、デュアルバスカードが含まれます。 &man.isp.4; ドライバが Qlogic 2300/2312 Optical Fibre Channel PCI カードをサポートしました。&merged; &man.matcd.4; ドライバは、 構築上の不具合とライセンス上の問題があるため、削除されました。&merged; メモリディスクデバイス &man.md.4; に &man.vn.4; の機能が統合されました。 &man.md.4; デバイスは &man.mdconfig.8; で設定できるようになり、 &man.vn.4; は削除されています。 また、メモリファイルシステム (MFS) も削除されました。 mpt ドライバが新しく追加されました。 これは、LSI Logic Fusion/MP アーキテクチャ ファイバチャネルコントローラに対応しています。&merged; firmware 6.X 以降を搭載した Mylex PCI to SCSI AccelRAID コントローラおよび eXtremeRAID コントローラに対応する &man.mly.4; ドライバが新たに追加されました。 &merged; NetBSD/pc98 から ncv、nsp、stg ドライバが移植されました。 これらは NCR 53C50 / Workbit Ninja SCSI-3 / TMC 18C30、18C50 ベースの PC-Card/ISA SCSI コントローラに対応しています。 これらのドライバはモジュールとして構築、ロードできます。 &merged; The ofw driver, a basic OpenFirmware disk driver, has been added. &man.pst.4; ドライバが新しく追加されました。 これは Promise SuperTrak ATA RAID コントローラに対応しています。 &merged; NetBSD 由来の RAIDframe ディスクドライバが統合されました。 このドライバは、ソフトウェアによる RAID 0, 1, 4, 5 機能や、 (訳注: 循環スペア RAID 5 やインターリーブデクラスタリングなどの) その他の RAID 機能を提供します。 詳細は &man.raid.4; ドライバのマニュアルページをご覧ください。 &man.raidctl.8; ユーティリティは ディスクアレイの設定や設定解除に利用されます。 この機能はデフォルトでは無効にされており、 有効にするにはカーネルコンフィグファイルに device raidframe を追加する必要があります。 この機能は実験的なものと考えられています。 &man.sa.4; エラー処理にあったいくつかの問題点が修正されました。 これには テープドライブが &man.mt.1; に追随せずにまわってしまう という問題も含まれています。 SCSI_DELAY 設定パラメータが、 kern.cam.scsi_delay sysctl 変数を利用して 起動時および実行時に変更できるようになりました。 Tekram TRM-S1040 SCSI チップセットが搭載された SCSI アダプタに対応する trm ドライバが追加されました。 &merged; 3ware ATA RAID に対応する &man.twe.4; ドライバが追加されました。&merged; &man.wd.4; 互換デバイスが &man.ata.4; ドライバから削除されました。 &merged; ファイルシステム &os; カーネルが新たに名前付き拡張属性 (named extended attributes) に対応しました。 これはカーネルおよび高い権限を持つユーザランドプロセスが、 ファイルとディレクトリに 属性情報をタグ付けすることを可能にするものです。 拡張属性は TrustedBSD プロジェクトに対応するために追加されたもので、 特に ACL、ケーパビリティ情報、必須アクセス制御ラベルが含まれています (詳細は /usr/src/sys/ufs/ufs/README.extattr 参照)。 ライセンスの変更により Soft Updates がカーネルソースツリーの主要部に統合され、 GENERIC カーネルでの利用が可能になりました。 &merged; FFS にファイルシステムのスナップショット機能が追加されました。 詳細は /usr/src/sys/ufs/ffs/README.snapshot にあります。 &man.statfs.2; および &man.df.1; は Soft Updates 利用時に commit されて解放されたファイルとブロック数を記録するようになりました。 非常に大容量のファイルシステムで スーパブロックが破損する可能性のあった FFS におけるバグが修正されました。 &merged; ISO-9660 ファイルシステムに対し、新たに ロード可能なキャラクタ変換ルーチンに 対応するためのフックが追加されました。 良く使われる変換ルーチンは sysutils/cd9660_unicode の port に含まれています。&merged; &man.kernfs.5; は廃止され、削除されました。 NFS クライアントにおいて、 O_EXCL|O_CREAT オープン時に不正なアクセスタイムを生成するバグが修正されました。 &merged; nfsnode ハッシュテーブルを効率化し、NFS 性能を向上させるために (Fowler/Noll/Vo ハッシュアルゴリズムに基づく) 新しい NFS ハッシュ関数が実装されました。 &merged; クライアント側における NFS ロックが実装されました。 カーネル内で複雑に混ざりあっていた NFS のコードが、 保守と将来的な開発を容易にするためにクライアント側と サーバ側に分離されました。 ファイルシステムにアクセス制御リスト (ACLs) が導入されました。 ACL はファイルやディレクトリに対して、 より粒度の細かく自由度の高いアクセス制御を可能にするもので、 TrustedBSD プロジェクトから統合されたものです。 詳細は /usr/src/sys/ufs/ufs/README.acls をご覧ください。 FFS のディレクトリ配置の優先アルゴリズム (dirprefs) が変更されました。 ディレクトリブロックをディスク内で分散させるのではなく、 ディレクトリブロックに関連したグループにまとめようと試みます。 &os; Ports ツリーのように巨大なディレクトリ階層を横断する ような操作の速度がアップします。 この変更は表面的にはなんの影響も与えませんし、 新しいディレクトリに対しては自動的に適用されます。&merged; カーネルが smbfs (CIFS) に対応しました。 SMB 共有を扱うのにはユーザランドプログラムの &man.smbutil.1; と &man.mount.smbfs.8; が利用できます。 &man.mount.smbfs.8; は LIBMCHAINLIBICONV がカーネルに組み込まれて いなくても、自動的に smbfs.ko モジュールをロードしてしまうことに 注意してください。&merged; 一貫性を維持するため、 fdesc、fifo、null、msdos、portal、umap、union の各ファイルシステムはそれぞれ fdescfs、fifofs、msdosfs、nullfs、portalfs、umapfs、 unionfs という名前に変更され、 モジュールや mount_* プログラムなども名前が変更されました。 また、&man.fstab.5; 内にある msdos ファイルシステムのエントリが変更なしに動作できるよう、 互換性を維持するための 措置 が &man.mount.8; に加えられています。 疑似ファイルシステム pseudofs が新たに追加されました。 &man.linprocfs.5; と &man.procfs.5; は pseudofs を利用するように変更されています。 巨大なディレクトリ用に、 dirhash と呼ばれる単純なハッシュをベース とした検索効率化処理が追加されました。 UFS_DIRHASH カーネルオプション (GENERIC カーネルでデフォルトでオン) の設定により、メモリを多少余分に使って巨大なディレクトリの 操作速度を向上させることが可能です。&merged; VM サブシステムはデフォルトで UFS ディレクトリ用の メモリ要求を担うようになりました (この挙動は vfs.vmiodirenable sysctl 変数 で制御されます)。&merged; SCSI CDROM からルートファイルシステムがマウントできない バグが修正されました (ATAPI CDROM は問題ありません) &merged; ファイルシステムテストツール fsx を使うことにより発見された いくつかのバグが修正されました。 ある状況下で (主に NFS を使っている際に) これらのバグはデータの破壊やカーネルパニックを引き起こして いました。&merged; /etc/fstab に記されている ネットワークファイルシステム (NFS や smbfs ファイルシステム など) がスタートアップの初期化時にきちんとマウントされる ようになりました。 これらのマウントはネットワークが初期化された後まで遅延 されます。 Read-only support for the Universal Disk Format (UDF) has been added. This format is used on packet-written CD-RWs and most commercial DVD-Video disks. The &man.mount.udf.8; command can be used to mount these disks. UFS2 ファイルシステム対応の基本部分が追加されました。 UFS2 の主な新機能は次のとおりです。 64-bit プロックポインタに対応するため、 inode が 256 バイトに拡張。 ファイルの作成時刻のフィールドの追加。 ネイティブな拡張属性の実装。 これにより、1 つの inode に格納できる属性領域のサイズの最大が、 ファイルシステムのブロックサイズの 2 倍まで拡張されています。 この領域はアクセス制御リスト (ACL) と MAC ラベルでの利用を目的としていますが、 システムの拡張やユーザアプリケーションで 利用することもできます。 UFS1 remains the default on-disk format, although UFS2 can be selected as an option in &man.newfs.8; or via the partitioning screen in &man.sysinstall.8;. 64-bit platforms can boot from UFS2 root filesystems. To support new features mentioned in this section, minor changes have been made to the format of the UFS1 superblock. These changes may create some compatability problems when a system older than &os; 4.7-RELEASE attempts to &man.mount.8; or &man.fsck.8; a local UFS1 filesystem created by &os; &release.current; or later. &os; 4.7-RELEASE and later are fully compatible. This situation typically arises on a dual-boot machine with multiple versions of &os; installed. PCCARD 対応 pccard ドライバおよび &man.pccardc.8; が複数の カード着脱音 に対応しました。 &merged; 比較的新しいマシンの多くで、PCCARD デバイスの割り込みを ISA もしくは PCI のいずれかの割り込み経路に設定することが 可能になりました。 &man.pcic.4; ドライバが更新され、新たにその両方の割り込み経路に対応 (以前は ISA のみの対応でした) しています。&merged; ほとんどのラップトップ型 PC における PCMCIA デバイスの設定が簡単で柔軟に行なえるようになっています。 また、さまざまある PCI バスを使った Cardbus ブリッジ (Orinoco 社の PCI NIC で使われています) にも対応しました。 PCI 割り込み経路制御が原因で、 マシンの異常停止やパニック等の問題が発生するものもありますが、 その場合は従来の ISA 割り込み経路制御に 設定することで問題を解決できる可能性があります。 その際には /boot/loader.conf にある次の行を書き換えてください。 hw.pcic.intr_path="1" hw.pcic.irq="0" &os; を問題の発生するマシンにインストールする際は、 一番最初の起動中、ブートローダに次の行を入力すると良いでしょう。 ok set hw.pcic.intr_path="1" ok set hw.pcic.irq="0" NEWCARD が暫定的に Cardbus に対応しました。 このコードは TI113X、TI12XX、TI125X、Ricoh 5C46/5C47、Topic 95/97/100、Cirrus Logic PD683X ブリッジに対応しています。 16-bit PC Card には、まだ対応していません。 NEWCARD が GENERIC カーネルのデフォルトの pccard/cardbus システムになりました。 マルチメディアへの対応状況 &man.pcm.4; ドライバが ESS Solo 1、Maestro-1、Maestro-2、Maestro-2e に対応しました。 また Forte Media fm801、ESS Maestro-2e、 VIA Technologies VT82C686A サウンドカード/サウンドチップにも対応し、 いくつか他の更新も行なわれました。 別にあった SoundBlaster 8 および SoundBlaster 16 用ドライバは従来の統一ドライバに置き換えられ、 CMedia CMI8338/CMI8738 サウンドチップ用ドライバ、 S3 SonicVibes チップセット用ドライバがそれぞれ新たに追加されています。 &merged; Avance Logic ALS4000 用ドライバが新たに追加されました。 &merged; ESS Maestro-3/Allegro 用ドライバが新たに追加されました。 ただしライセンス上の問題があるため、 それを含んだカーネルを構築することはできません。 &merged; このドライバを利用するには、次の行を /boot/loader.conf に追加してください。 snd_maestro3_load="YES" VT8233 オーディオコントローラのドライバが、 すべてのリビジョンのハードウェアに対応しました。 このドライバは、カーネルコンフィグファイルに device pcm を追加するか、 /boot/loader.confsnd_via8233="YES" と追加することで 起動時にロードすることが可能です。 このドライバは、VIA から提供された資料を用いて開発されました。 &merged; &man.bktr.4; ドライバがバージョン 2.18 に更新され、 非常に多くの新機能が提供されています。 新しいチューナタイプの追加および KLD モジュールとメモリ割り当ての改良が行なわれ、 モジュールのアンロード、再ロード時の &man.devfs.5; のバグが修正されました。 また、新たに Hauppauge モデル 44xxx WinTV カード (音声多重が搭載されていないもの) に対応しています。&merged; D-Link DSB-R100 USB ラジオに対応する ufm ドライバ が追加されました。&merged; サウンドモジュールを構築している場合 kldload snd とするだけでドライバ等の必要なものすべてをロードすることが できるようになりました。&merged; ハードウェア音量制御機能を持つサウンドカード用の新しい API が追加されました。 Intel 443MX、810、815、815E 統合サウンドデバイス用のドライバが追加されました。&merged; via82c686 サウンドドライバが VIA VT8233 に対応しました。&merged; ich サウンドドライバが SiS 7012 チップセットに 対応しました。&merged; ich サウンドドライバに、 ich4 オーディオ対応の基本部分が追加されました。&merged; DRI (Direct Rendering Infrastructure) 用ドライバが追加されました。 このドライバは XFree86 に 3D アクセラレーション機能を提供します。 対応するビデオカードは 3Dlabs Oxygen GMX 2000 (gammadrm)、 AGP Matrox G200/G400/G450/G550 (mgadrm)、 3dfx Voodoo 3/4/5/Banshee (tdfxdrm)、 AGI ATI Rage 128 (r128drm)、 AGP ATI Radeon (radeondrm) です。 寄贈ソフトウェア ブートローダで使用されている Forth Inspired Command Language (FICL) が バージョン 3.02 に更新されました。 自動設定および電源管理の規格で業界標準となっている ACPI (Advanced Configuration and Power Interface) に新しく対応しました。 ACPI の機能は Intel ACPI Component Architecture プロジェクトから提供されているもので、 ACPI CA 20020815 スナップショットに更新されています。 旧来の APM 標準を用いるアプリケーション向けの後方互換性 も提供されました。 IPFilter IPFilter はバージョン 3.4.29 に更新されました。&merged; IPFilter が IPv6 に対応しました。&merged; isdn4bsd isdn4bsd が バージョン 1.0.2 に更新されました。 &man.ifpi.4; ドライバが追加されました。 これは AVM Fritz!Card PCI コントローラに対応しています。 &merged; &man.ifpi2.4; ドライバが追加されました。 これは AVM Fritz!Card PCI version 2 コントローラに対応しています。 &merged; Cologne Chip Designs HFC デバイスを isdn4bsd に対応させる &man.ihfc.4; ドライバが新たに追加されました。 &merged; NETjet-S / Teles PCI-TJ デバイスを isdn4bsd に対応させる &man.itjc.4; ドライバが新たに追加されました。 &merged; 実験的なものですが、 &man.isic.4; isdn4bsd ドライバが Eicon.Diehl DIVA 2.0 および 2.02 ISA PnP ISDN カードに対応しました。 &merged; &man.isic.4; ドライバは Compaq Microcom 610 ISDN ISA PnP カードに内応しました。&merged; &man.i4bcapi.4; および &man.iavc.4; ドライバにより AVM 製の Active CAPI ベースの ISDN カードに対応しました。 対応しているカードは AVM B1 PCI/AVM B1 ISA Basic Rate カード、 AVM T1 Primary Rate カードです。 &merged; &man.isdnd.rc.5; ファイルに新たなキーワード maxconnecttime が追加されました。 これは一つの接続がオープン状態にある時間を制限します。 &merged; &man.isdnphone.8; に、 キーパッドを使ってメッセージを PBX や電話交換局に送ることができる オプションが追加されました。 &merged; isdn4bsd が Q.931 のサブアドレッシングに対応しました。 KAME IPv6 スタックが KAME プロジェクトの 2001 年 5 月 28 日づけのスナップショットを ベースとしたものになりました。 この節の項目のほとんどは、それが取り込まれたことによるものです。 KAME IPv6 スタックのユーザランドにおける更新情報は に書かれています。 &merged; &man.gif.4; が RFC 1933 ではなく RFC 2893 準拠のものになりました。 イングレスフィルタの制御は IFF_LINK2 インターフェイスフラグで行なうことが可能です。 &merged; IPsec が多少改良され、 Rijndael、SHA2 アルゴリズムを利用できるようになりました。 特許の問題のため IPsec の RC5 対応は削除されています。 &merged; &man.stf.4; が RFC 3056 に準拠し、 イングレスフィルタの制御を IFF_LINK2 インターフェイスフラグで行なえるようになりました。 &merged; IPv6 が物理ネットワーク上の不正なアドレス (ループバックアドレスなど) を厳密にチェックするようになりました。 &merged; IPV6_V6ONLY ソケットオプションに完全対応しました。 このオプションに関するカーネルの標準動作は sysctl 変数 net.inet6.ip6.v6only によって制御されます。 &merged; RFC 3041 (Privacy Extensions for Stateless Address Autoconfiguration) に対応しました。 これは sysctl 変数 net.inet6.ip6.use_tempaddr で有効化することができます。 &merged; セキュリティ関連の修正 &man.sysinstall.8; においてインストール時に二種類の セキュリティプロファイル が選べるようになりました。 これらのプロファイルは &man.rc.conf.5; に書かれている さまざまなシステムサービスを 新規インストール時に有効化・無効化することで、 異なるレベルのシステムセキュリティを実現します。 &merged; 不正な ELF 実行イメージを用いてシステムを停止させることができるバグが修正されました (セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-00:41 参照)。 &merged; Linux 互換機能にあったセキュリティホールが修正されました (セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-00:42 参照)。 &merged; バッファオーバフローによる 不正利用の可能性を低減するため、 多くのプログラムにある文字列操作ライブラリの呼び出し部分が 修正されました。 &merged; TCP の初期シーケンス番号に、 さらに強度に優れた乱数が使われるようになりました (セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-00:52 参照)。 &merged; &man.tcpdump.1; にあったいくつかのバッファオーバフロー問題が 修正されました (セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-00:61 参照)。 &merged; &man.top.1; にあったセキュリティホールが修正されました (セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-00:62 参照)。 &merged; &man.gethostbyname.3; の「一つ違い」エラーによる 潜在的なセキュリティホールが修正されました (セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-00:63 参照)。 &merged; &man.ncurses.3; ライブラリにあった潜在的なバッファオーバフロー問題が修正されました。 これは &man.systat.1; から任意のコードの実行を可能にします。 (セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-00:68 参照)。 &merged; サーバの資源を大量に消費させることが可能な &man.telnetd.8; にあるセキュリティ上の弱点が修正されました (セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-00:69 参照)。 &merged; &man.ppp.8; の nat deny_incoming コマンドが 正しく動作するようになりました (セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-00:70 参照)。 &merged; &man.csh.1;/&man.tcsh.1; の一時ファイルを利用して ユーザが書き込み可能な任意のファイルを上書きさせることができる セキュリティ上の弱点が修正されました (セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-00:76 参照)。 &merged; 標準設定では &man.ssh.1; バイナリが root で SUID されなくなりました。 &merged; Kerberos IV 実装に対して、環境変数問題、 潜在的なバッファオーバフロー問題、 チケットファイルの上書き問題に関連する修正が行なわれました。 &merged; &man.telnet.1; が環境変数に対して適切なフィルタ処理を行なうようになりました。 &merged; &man.procfs.5; にあったいくつかのセキュリティ上の弱点が 修正されました (セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-00:77 参照)。 &merged; サーバが &man.ssh-agent.1; および X11Forwarding を正しく無効化できないという OpenSSH のバグが修正されました (セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-01:01 参照)。 &merged; &man.ipfw.8; および &man.ip6fw.8; が 到着した TCP セグメントを誤って established (確立済み)の接続の一部として扱ってしまう危険性のある バグが修正されました (セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-01:08 参照)。 &merged; それが &man.crontab.5; 文法に則ったファイルであれば、 すべてのユーザがシステム上の任意のファイルを 読み込むことができる危険性がある &man.crontab.1; のバグが修正されました。 (セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-01:09 参照)。 &merged; wheel グループがアクセス可能なファイルの 先頭 16 バイトが読み出せてしまう危険性を持った &man.inetd.8; のセキュリティ上の弱点が修正されました (セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-01:11 参照)。 &merged; 安全でない一時ファイルを使用してしまうという &man.periodic.8; のバグが修正されました (セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-01:12 参照)。 &merged; OpenSSH において、 RSA 認証の失敗を検出した時にサーバ暗号鍵を再生成することで (ホスト暗号鍵ではなく) サーバ暗号鍵を推定することが可能になる攻撃を (単に接続制限をかけるのではなく) 防止するためのコードが加えられました。 (セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-01:24 参照)。 &merged; セキュリティ上の危険性を低減するため、 出力書式指定文字列を使用しているたくさんのプログラムが修正されました。 &merged; 一時ファイルを使用するたくさんのプログラムが セキュリティを考慮した形に修正されました。 &merged; 攻撃者から TCP、UDP の セション を切断できる可能性のある ICMP のバグが修正されました。 &merged; 特定の不正なパケットを送ることで &man.timed.8; をクラッシュさせることができるような &man.timed.8; のバグが修正されました。 (セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-01:28 参照)。 &merged; 特定の不正なパケットを送ることで &man.rwhod.8; をクラッシュさせることができるような &man.rwhod.8; のバグが修正されました。 (セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-01:29 参照)。 &merged; ユーザがアクセス権限を持たないデータへの 不正アクセスを可能にする競合状態が発生するという &os; FFS および EXT2FS 実装に存在していた セキュリティホールが修正されました (セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-01:30 参照)。 &merged; &man.ntpd.8; に存在した、 リモートから悪用可能なセキュリティ上の弱点が修正されました (セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-01:31 参照)。 &merged; IPFilter のフラグメントキャッシュに存在していたセキュリティホールが修正されました (セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-01:32 参照)。 &merged; FTP サーバ上で任意のコードを実行可能にするような &man.glob.3; のバッファオーバフロー問題が修正されました。 さらにある種のサービス妨害攻撃を防止するため、 &man.glob.3; に対して、 戻り値として返される一致パス名の数の上限を指定できるようになりました。 &man.ftpd.8; はこの機能を使うようになっています。 (セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-01:33 参照)。 &merged; TCP の初期シーケンス番号がより徹底的に乱数化されるようになりました (セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-01:39 参照)。 互換性に問題がある可能性が考えられるため、このセキュリティ上の修正は sysctl 変数 net.inet.tcp.tcp_seq_genscheme で有効化・無効化の制御が可能です。 &merged; (再帰的にファイルシステムを探索するアプリケーションで使われる) &man.fts.3; ルーチンに存在していた、 指定したディレクトリ階層の外にあるファイルを操作することが可能である、 というセキュリティ上の弱点が修正されました。 (セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-01:40 参照)。 &merged; OpenSSH は競合状態を解消するため、認証の転送ファイルを unlink する前にそのユーザの UID に切り替えるように変更されました。 親プロセスから exec された子プロセスにおいて、 実際にはいくつかのシグナルハンドラがそのままになってしまう 欠陥が修正されました (セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-01:42 参照)。 攻撃者はこれを利用して setuid されたバイナリの権限で任意のコードを実行できます。 &merged; &man.tcpdump.1; に含まれていた、 リモートから悪用可能なバッファオーバフロー問題が修正されました。 (セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-01:48 参照)。&merged; &man.telnetd.8; に含まれていた、 リモートから悪用可能なバッファオーバフロー問題が修正されました。 (セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-01:49 参照)。&merged; sysctl 変数 net.inet.ip.maxfragpackets および net.inet.ip6.maxfragpackets が新たに加えられました。 これらは IPv4、IPv6 パケットの フラグメントが消費するメモリ量の上限を設定し、 ある種のサービス妨害攻撃を防ぐためのものです (セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-01:52 参照) &merged; inetd.conf におけるすべてのサービスが 標準の新規インストールで無効化されるようになりました。 また &man.sysinstall.8; では、 inetd.conf の編集機能に加えて &man.inetd.8; そのものの有効化/無効化の選択が追加されています。 &merged; 二点間 (point-to-point) リンクにおける &man.ipfw.8; me ルール実装の欠陥が修正されました。 以前の me フィルタルールは二点間インターフェイスのローカル側 IP アドレスだけでなく、 リモート側 IP アドレスにもマッチしてしまいます (セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-01:53 参照)。 &merged; &man.procfs.5; にあったセキュリティ上の弱点が修正されました。 これはプロセスから他のプロセスのメモリ空間にある 機密情報を読むことができるよいうものです (セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-01:55 参照)。 &merged; tcp_wrappers にある PARANOID ホスト名チェック機能がきちんと動作するようになりました (セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-01:56 参照)。 &merged; ローカルから悪用可能な &man.sendmail.8; のセキュリティ上の弱点が修正されました (セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-01:57 参照)。 &merged; リモートから root 権限を不正に奪うことが可能な &man.lpd.8; のセキュリティ上の弱点が修正されました (セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-01:58 参照)。 &merged; &man.rmuser.8; に存在していた競合状態が修正されました。 これは非常に限られた時間ですが /etc/master.passwd が誰でも読み込み可能な状態になるというものです (セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-01:59 参照)。 &merged; UUCP の弱点は修正されました (セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-01:62 参照)。 標準のシステムパスに存在する、root が所有者となっていないあらゆるバイナリに schg フラグが設定されるようになりました。 これは &man.cron.8; を経由したり、あるいは root ユーザやそのバイナリ所有者以外のユーザから実行し、 そのバイナリを悪用することを防ぐためです。 また /etc/periodic/daily/410.status-uucp から 実行される &man.uustat.1; は、 root 権限ではなく uucp ユーザ権限で実行されるように変更されて います。 &os; -CURRENT では、UUCP は Ports Collection に移され、もはやベースシステムの一部ではなくな りました。&merged; &man.semop.2; システムコールに存在していたバッファオーバフロー問題による セキュリティホールが修正されました。&merged; UseLogin yes が指定されているときに、 ユーザが任意の権限でコードを実行できるという OpenSSH のセキュリティホールが 修正されました。 デフォルトでは UseLogin no という 設定になっています。 (セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-01:63 参照)。&merged; &man.pkg.add.1; において、バイナリパッケージがインストールされる 際にローカル上の攻撃者が中身を変更できるような一時ディレクトリの 使い方が修正されました。 (セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-01:64 参照)。&merged; /etc/master.passwd の中身が 見えてしまう &man.pw.8; の競合条件が修正されました (セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-02:02 参照)。&merged; &man.k5su.8; のバグにより、一度スーパユーザ権限を 与えられたことのあるプロセスが、再び獲得することができました。 このバグは修正されています。 (セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-02:07 参照)。&merged; OpenSSH の多重化に関するコードにおいて 一つ違い (off-by-one) バグが修正されました。 このバグは認証されたリモートユーザが &man.sshd.8; に任意のコードをスーパユーザ権限で実行したり、 悪意のある SSH サーバがクライアントユーザの権限で (クライアントユーザの) システム上の任意のコードを実行することが可能です。 詳細はセキュリティ勧告 FreeBSD-SA-02:13 をご覧ください。&merged; zlib には、 メモリを複数回解放するように仕向けることが可能な プログラミング上の誤りが存在します。 &os; が採用している &man.malloc.3;/&man.free.3; ルーチンは この誤りによるセキュリティ上の弱点はありませんが、 アプリケーションが特殊な細工が施された不正な圧縮データブロックを 受け取った場合、この仕組みを悪用して 機能を正常に働かなくさせたり異常終了させることが可能です。 なお、この zlib のバグは修正済みです。 この問題の回避方法および解決方法はセキュリティ勧告 FreeBSD-SA-02:18 をご覧ください。&merged; TCP SYN cache (syncache) と SYN cookie (syncookie) の実装にあった、 正規の TCP/IP トラフィックによりマシンを クラッシュさせる可能性のあるバグが修正されました。 この問題の回避方法や修正パッチはセキュリティ勧告 FreeBSD-SA-02:20 をご覧ください。&merged; リモートの攻撃者から攻撃対象のマシン上のメモリを 枯渇させることのできる、経路表のメモリリークが修正されました。 回避方法やパッチはセキュリティ勧告 FreeBSD-SA-02:21 をご覧ください。&merged; システムクラッシュを起こす可能性のある memory-mapped I/O のバグが修正されました。 詳細と解決方法はセキュリティ勧告 FreeBSD-SA-02:22 をご覧ください。&merged; 標準入出力ファイル記述子を操作することによって、 SUID されたプログラムを悪用して不正にファイルを 読み書きすることが可能なセキュリティホールが修正されました。 この問題に関する解決策はセキュリティ勧告 FreeBSD-SA-02:23 をご覧ください。&merged; &man.k5su.8; は (&man.su.1; のように) 権限を行使するユーザが wheel グループに 所属していることを必要としないため、予想に反した挙動を示す可能性があります。 このような状況を回避するために、 &man.k5su.8; はデフォルトで (事実上、上記の機能を無効化するために) SUID せずにインストールされるようになりました。 詳細はセキュリティ勧告 FreeBSD-SA-02:24 をご覧ください。&merged; &man.bzip2.1; ユーティリティに、 事前に警告することなく既存のファイルを上書きしたり、 許可属性の競合状態により意図しないユーザにファイルのアクセスを許す といった複数の弱点が発見されました。 この問題は新しい bzip2 の import により修正されました。 詳細はセキュリティ勧告 FreeBSD-SA-02:25 をご覧ください。&merged; TCP SYN cache (syncache) の実装において accept filter (&man.accept.filter.9; 参照) が使用されていた時に リモートの攻撃者がサービス妨害を実現できる可能性のあるバグが修正されました。 詳細はセキュリティ勧告 FreeBSD-SA-02:26 をご覧ください。&merged; &man.rc.8; においてシェルのグロブ演算子が不適切な使われ方をしていたため、 /tmp/.X11-unix が存在せず、システムを再起動可能な場合、 ユーザが任意のファイルの中身を消すことができるようになっていました。 このバグは修正されました。 詳細はセキュリティ勧告 FreeBSD-SA-02:27 をご覧ください。&merged; 悪意を持ったドメインネームサーバや DNS メッセージを生成できる攻撃者が悪用可能な、 リゾルバのバッファオーバフロー問題が修正されました。 詳細はセキュリティ勧告 FreeBSD-SA-02:28 をご覧ください。&merged; 不正な NFS パケットによって悪用される可能性がある、 &man.tcpdump.1; のバッファオーバフロー問題が修正されました。 詳細はセキュリティ勧告 FreeBSD-SA-02:29 をご覧ください。&merged; 高い権限を放棄したプロセスに対して、&man.ktrace.1; を使った追跡 (trace) 操作ができないようになりました。 これにより、そのプロセスが権限を放棄する前に得たセキュリティ上重要な 情報の漏洩を防ぐことができます。この問題の詳細は、 セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-02:30 をご覧ください。&merged; 任意のファイルの許可属性を変更するのに使用可能な、 &man.pppd.8; にあった競合状態が修正されました。 詳細はセキュリティ勧告 FreeBSD-SA-02:32 をご覧ください。&merged; ベースシステムの OpenSSL が新しいバージョンにアップグレードされ、 OpenSSL に存在していた複数のバッファオーバフロー問題が修正されました。 この問題の詳細は、 セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-02:33 をご覧ください。&merged; XDR デコーダにあったヒープバッファオーバフローが修正されました。 この問題の詳細は、 セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-02:34 をご覧ください。&merged; ローカルユーザが FFS ファイルシステム上の任意のブロックを読み書きできるというバグが修正されました。 この問題の詳細は、セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-02:35 をご覧ください。&merged; NFS サーバのコードに含まれていた、 リモートからのサービス妨害攻撃を可能にするバグが修正されました。 この問題の詳細は、セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-02:36 をご覧ください。&merged; &man.kqueue.2; 機構を使うことで、 ローカルユーザがシステムパニックを引き起こすことができる可能性のあるバグが修正されました。 この問題の詳細は、セキュリティ勧告 FreeBSD-SA-02:37 をご覧ください。&merged; カーネルメモリの大きな部分を返してしまうという、 いくつかのシステムコールにあった境界チェックのバグが修正されました。 この問題の詳細は、 FreeBSD-SA-02:38 をご覧ください。&merged; libkvm を使っているアプリケーションから セキュリティ上重要な記述子が漏洩する可能性があるバグが修正されました この問題の詳細は FreeBSD-SA-02:39 をご覧ください。&merged; Buffer overflows in kadmind(8) and k5admin have been corrected. More details can be found in security advisory FreeBSD-SA-02:40. &merged; Errors in &man.smrsh.8;, which could allow users to circumvent restrictions on what programs can be executed, have been fixed. See FreeBSD-SA-02:41 for details. &merged; Buffer overflows in the DNS &man.resolver.3;, which could cause some applications to fail, have been corrected. More details are in FreeBSD-SA-02:42. &merged; Multiple vulnerabilities in BIND have been fixed, as described in FreeBSD-SA-02:43. &merged; ユーザランドの変更点 コンパイラツールチェーンから &man.a.out.5; 形式の実行ファイルへの対応の大部分が削除されました。 This is a work in progress. Eventually, &man.a.out.5; support will resurface in a series of ports/packages. &man.ancontrol.8; もしくは &man.wicontrol.8; の最初の引数が - で始まっていない場合は インターフェイス名と判断するようになりました。&merged; &man.apmd.8; に新しい設定指示子 apm_battery が追加され、 バッテリレベルのモニタリング機能および、 バッテリ残量のパーセント量や残り時間を基準とした コマンドの実行が可能になりました。 指定方法は /etc/apmd.conf にあるコメントアウトされた例をご覧ください。 &merged; &man.arp.8; は各 ARP エントリに対して適切な インターフェイス名を表示するようになりました。&merged; &man.arp.8; は FDDI や ATM インターフェイスに対して [fddi][atm] タグを表示するようになりました。 FORTRAN キャリッジ制御文字を解釈する &man.asa.1; ユーティリティが追加されました。 &man.at.1; now supports the command-line option to remove jobs and the option to specify times in POSIX time format. &man.at.1; に ジョブを削除する オプションと POSIX 時刻フォーマットで時間を指定する オプションが 追加されました。 &man.ata.4; ドライバの動作を制御するコマンド &man.atacontrol.8; が追加されました。&merged; システムの &man.awk.1; が BWK awk になりました。 &man.basename.1; に フラグと フラグが追加され、複数のファイルに対して &man.basename.3; 関数を実行できるようになりました。 &man.biff.1; に、新しい引数 が追加されました。 これは、新しいメール到着時の ベル通知 を有効にします (biff y のように、端末には表示されません)。 &merged; &man.biff.1; が 標準入力、標準出力、標準エラー出力の順に 起動された端末のファイル記述子を利用するようになりました。 これにより、シェルのリダイレクト機能 (biff n < /dev/ttyp1) を利用し、他の端末へ通知を切替えることができます。 PC-98 ブートマネージャのインストール・設定用ユーティリティである &man.boot98cfg.8; が新たに追加されました。 &merged; &man.burncd.8; に、マルチセションモードに対応するためのオプション が追加されました (デフォルト動作ではシングルセションでディスクをクローズします)。 また、イメージファイルのリストが格納されたファイルを指定するための オプションも追加されています (ファイル名 - を指定することで標準入力 stdin を使用することが可能) &merged; &man.burncd.8; が新しくディスクアトワンス (Disk At Once; DAO) モードに対応しました。 オプション でこのモードを選ぶことが可能です。&merged; &man.burncd.8; は VCD や SVCD に書き込めるように なりました。&merged; &man.burncd.8; が、 オプションの値に max を指定すると、 そのドライブの最大書き込み速度を設定するようになりました。 &man.bzgrep.1;、&man.bzegrep.1;、&man.bzfgrep.1; が追加され、 &man.bzip2.1; で圧縮されたファイルを &man.grep.1; することができるようになりました。 &man.c89.1; がシェルスクリプトからバイナリ実行ファイルに置き換えられ、 いくつかあった小さなバグが修正されました。 &merged; &man.calendar.1; now takes a option, which operates similar to but without special treatment at weekends, and a option to change the notion of Friday. 機能限定版の &man.camcontrol.8; がインストール 用フロッピーに入りました。 これにより、緊急ホログラフィックシェル の中から ブート後に接続されたデバイスを再スキャンしたり、 SCSI バスに接続されたデバイスを見たりすることができるように なりました。&merged; &man.cat.1; が新しく UNIX ドメインソケットの読み出しに対応しました。 &merged; &man.catman.1; が Perl スクリプトから C プログラムに変更されました。 &man.cdcontrol.1; が cdid コマンドに対応しました。このコマンドは CDDB データベースと同じアルゴリズムを使って CD シリアル番号を表示します。 &merged; &man.cdcontrol.1; のデフォルトデバイスが CDROM という環境変数で設定できるようになりました。 &merged; &man.cdcontrol.1; が新たに、 音楽 CD 再生時に指定した数だけ前後のトラックへ移動するためのコマンド、 next および prev に対応しました。 &merged; &man.cdcontrol.1; が CDROM ドライブの最大速度を設定する speed コマンドに対応しました (速度に max と指定することで、 ドライブの最大速度と同じ値に設定することも可能)。&merged; A &man.check.utility.compat.3; library function has been added to libc, to determine whether certain &os; base system utilities should behave in &os; 4-compatible mode or in a standard mode (default standard). The configuration is done &man.malloc.3;-style, with either an environment variable or a symbolic link. &man.chflags.1; が /usr/bin から /bin に移動しました。 &man.chio.1; に、 物理位置ではなくボリュームタグで要素を指定する機能と、 要素を以前の位置に戻す機能が追加されました。 &merged; &man.chmod.1; に新しいオプション が追加されました。 これはシンボリックリンクの許可属性の変更に対応するものです。 &man.chmod.1; に オプションが複数回指定した場合、 ファイルのモードを変更するときに、 新旧のモードを表示するようになりました。 &man.chown.8; が オプションなしで 実行された場合に、 コマンドライン引数で指定されたシンボリックリンクを 正しく辿るようになりました。&merged; &man.chown.8; におけるユーザとグループの区切り文字に . を使うことができなくなりました。 これは . を含むユーザ名に対応するためです。 <sys/param.h> を include する場合、 CSMG_* マクロを使う必要がなくなりました。 &man.col.1; に新しいオプション が追加されました。 これは不明なコントロールシーケンスを処理せずに通過させるためのものです。 &merged; compat3x 配布物が更新され、 &os; 3.5.1-RELEASE のライブラリが含まれるようになりました。 &merged; &os; 4-STABLE との互換性を提供する compat4x 配布物が追加されました。 &man.config.8; で本来エラーとなるべきだったさまざまな警告が、 適切な終了コードを持った致命的なエラーに置き換えられました。 これは make buildkernel において致命的なエラーが無視されてしまうこと、 またユーザがエラーに気付かず不正なカーネルを 構築してしまうことを防ぐためのものです。 &merged; &man.config.8; に含まれていた数多くの バッファオーバフロー問題が修正されました。 &merged; &man.cp.1; に (非標準の) オプションが追加されました。 これは、ファイルを上書きする際の確認に対して、 自動的に no を回答するものです。&merged; コンテキストを判断してファイルの分割を行なう &man.csplit.1; ユーティリティが新たに追加されました。 ソースファイルで C++ 風の // コメント が使われている場合でも、&man.ctags.1; が壊れたタグを 作成しないようになりました。&merged; &man.ctags.1; がデフォルトで typedef, struct, union, enum 宣言のタグを生成するようになりました (デフォルトで オプションが追加されます)。 新しく追加された オプションを利用すると、 従来どおりの動作になります。 &man.daemon.3; へのコマンドラインインターフェイスを提供する &man.daemon.8; プログラムが新しく追加されました。 &man.daemon.8; は自身を制御端末から切り離し、 コマンドラインで指定されたプログラムを実行します。 これは任意のプログラムをデーモンとして実行させることを可能にします。 &merged; &man.devd.8; ユーティリティが追加されました。 これは、デバイスがデバイスツリー上に現われ利用可能になった際に 任意のコマンドを実行することのできるユーザランドデーモンです。 このプログラムは &man.pccardd.8; のいくつかの機能の汎用化したものです。 &man.devd.8; は、現在も作業が続けられている機能の一つです。 &man.devinfo.8; というデバイスツリーとリソース使用状況を 表示する簡単なツールが追加されました。 &man.df.1; に新しいオプション が追加されました。 これはローカルにマウントされたファイルシステムの情報のみを表示します。 &merged; &man.disklabel.8; のパーティションサイズとして、 従来のセクタ数だけでなくキロバイト、メガバイト、 ギガバイトという表現が新たに使用できるようになりました。 &merged; diskpart(8) は廃止され、削除されました。 &man.dmesg.8; へ、 &man.syslogd.8; の記録および /dev/console の出力が含まれているメッセージバッファ全体を表示するための オプション が追加されました。 &merged; &man.du.1; に新しいオプション が追加されました。 これは指定されたシェルグロブにマッチするファイル・サブディレクトリを 無視するためのものです。 &merged; &man.dump.8; が、下位階層に対して nodump フラグの継承を行なうようになりました。 &merged; &man.dump.8; の オプションが、 後続するオプションを余計に無効化してしまっていた問題が修正されました。 &merged; &man.dump.8; に新しいオプション が追加されました。 これにより /etc/dumpdates ファイルパスの変更が可能になります。 &merged; &man.dump.8; は自動的なバックアップを監視する際に便利なように、 進行状況をプロセスタイトルに表示するようになりました。&merged; &man.dump.8; にダンプサイズの予測を出力し終了するだけの オプションが追加されました。&merged; &man.edquota.8; に新しいオプション が追加されました。これは (オプション で指定される) quota プロトタイプの設定対象を、 一つのファイルシステムに限定するために使われます。&merged; /etc/rc.firewall/etc/rc.firewall6 は、 firewall_type 変数にルールファイルが設定されている 場合や、存在しないファイアウォールタイプを設定した場合に、独自の ハードコードされたルールを追加しないようになりました (これはサイトのファイアウォールポリシを仮定して動作することを やめるためのものです)。 加えて、closed ファイアウォールタイプは &man.rc.firewall.8; マニュアルページに記述されているように 動作するようになりました。&merged; ローカルのカスタマイズや管理を楽にするために、 /etc/security の機能は &man.periodic.8; フレームワークの配下の一連のスクリプトに分割されました。 これらのスクリプトは /etc/periodic/security/ に置かれています。&merged; &man.expr.1; が POSIX.2-1992 (および POSIX.1-2001) 準拠しました。 ただし、いくつかのプログラムは &man.expr.1; の古い歴史的な動作に依存しており、 引数をコマンドラインオプションと誤って解釈しないようにするための 指定を適切に行ないません (大きなものに、GNU プログラムの多くが使っている devel/libtool の port/package があります)。 &man.check.utility.compat.3; で説明されている互換モードを有効にすると、 &man.expr.1; を従来と同じ動作にすることが可能です。 &man.fbtab.5; はターゲットデバイスとして、特定のデバイスや ディレクトリだけではなく、グロブマッチングパターンも受け付ける ようになりました。 &man.fdisk.8; は、 コマンドラインに何も指定されていなければデバイスを検索せずに、 ルートデバイスからデフォルトデバイス名を解決するようになりました。 フロッピーディスクからデータを読み出すためのプログラム &man.fdread.1; が新たに追加されました。 これは &man.fdwrite.1; と対になるもので、 異常のあるメディアからデータを取り出す手段を提供し、 複雑な手順で &man.dd.1; を実行しなくて済むようにする目的で設計されています。 &man.find.1; に新しいオプション が追加されました。 これはファイルもしくはディレクトリが空の場合に真を返します。 &merged; &man.find.1; に以下の新しいオプションが追加されました。 および は 大文字小文字を区別しないマッチングを行ない、 および 正規表現マッチングを行ないます。 オプションを使うことで拡張正規表現を用いることも可能になっています。 &merged; &man.find.1; にファイルのタイムスタンプを 比較するための新しいオプション が追加されました。 後者のオプションでは、さまざまな時間単位で指定することが可能です。 &merged; &man.finger.1; が、 &man.finger.conf.5; ファイル経由で別名へ finger させる機能に対応しました。 &merged; &man.finger.1; が .pubkey ファイルに対応しました。&merged; &man.finger.1; に、 GECOS 情報の表示をユーザのフルネームのみに制限する フラグが追加されました。&merged; &man.finger.1; に、リモートの問い合わせに使うアドレスファミリを指定する フラグと フラグが追加されました。&merged; &man.fmt.1; が書き直され、 従来あった数多くのバグが修正されました。&merged; 書式指定文字列の一貫性をチェックする関数 &man.fmtcheck.3; が新たに追加されました。 &merged; &man.fold.1; に、 指定バイト位置で改行する フラグ、 単語境界で改行する フラグが追加されました。 &merged; &man.fsdb.8; now supports a blocks command to list the blocks allocated by a particular inode. &merged; &man.fsdb.8; に ある特定の inode に割り当てられたブロックの一覧を表示する blocks コマンドが追加されました。&merged; &man.fsck.8; が、 フォアグラウンドチェック () およびバックグラウンドチェック () に対応しました。 &man.fsck.8; は従来、ファイルシステムをマウントする前に実行され、 実行終了時点でチェックがすべて完了していましたが、 バックグラウンドチェックが利用できる場合、&man.fsck.8; は 2 回実行されます。 最初の実行は従来と同様の時点、 つまりファイルシステムがマウントされる前に、 バックグラウンドチェックが不可能なすべてのファイルシステムに対して オプションフラグが指定された形で実行されます。 そしてもう一度、システムがマルチユーザモードに移行してから バックグラウンドチェックが可能なすべてのファイルシステムに対して オプションフラグが指定された形で実行されます。 バックグラウンドチェックはフォアグラウンドチェックと 異なり非同期で実行されるため、 チェック中に他のシステム動作も並行して処理することが可能です。 この機能を起動時に有効化するかどうかは、 &man.rc.conf.5; の background_fsck オプションで制御できます。 &man.fsck.ffs.8; は SIGINFO シグナル (通常、tty から control-T を押下することで発生します) を受け取った直後、 現在のフェイズ番号と対応する進行状況を示す行を出力するようになりました。 &merged; &man.fsck.ffs.8; が、 オプションでマウントされている FFS ファイルシステムに対する、 バックグラウンドでのファイルシステムチェックに対応しました (これらのファイルシステムで softupdates 機能が有効化されている必要があります)。 また オプションフラグは、 指定されたファイルシステムをフォアグラウンドで チェックする必要があるかどうかを指定します。 MS-DOS ファイルシステムの一貫性をチェックするユーティリティ &man.fsck.msdosfs.8; が新たに追加されました。 &merged; &man.ftpd.8; に新しいオプションが追加されました。 追加されたのは、読み出し専用にする オプション、 EPSV を無効にする オプションです。 情報漏洩を低減するための修正および、 コンパイル時にポート番号の範囲を設定する機能も加えられています。 &merged; &man.ftpd.8; に、新しく オプションが追加されました。 これは、ファイルシステム上の許可属性に従い、 ゲストユーザも既存のファイルを変更できるようにするものです。 これは特に、ゲストユーザがアップロードする際の途中再送 (resume) を可能にします。&merged; &man.ftpd.8; に、新しく オプションが追加されました。 これは、ゲストユーザがディレクトリを作成できないようにします。 &merged; &man.ftpd.8; に新しいオプション および が追加されました。 はすべてのユーザ、 はゲストユーザに対して RETR コマンドを無効化します。 これと オプション、 および適切なファイル許可属性を組み合わせることで、 比較的安全なアップロード用 anonymous FTP サーバを構築することが可能です。&merged; &man.ftpd.8; に、新しく オプションが追加されました。 これは、FTP セションのログを &man.wtmp.5; に記録しないようにします。 &merged; &man.gdb.1; がハードウェアウォッチポイントに対応しました (カーネルデバッグレジスタおよび &os; 4.0 で導入された対応コードを利用)。 &merged; The &man.getconf.1; utility has been added. It prints the values of POSIX or X/Open path or system configuration variables. &merged; 新しいライブラリ関数 &man.getprogname.3;、 &man.setprogname.3; が追加されました。 これらは現在実行されているプログラムのプログラム名を 操作するためのもので、 エラー報告ルーチンで出力に一貫性を持たせるために使用されます。 &merged; gifconfig(8) が削除され、 その機能は &man.ifconfig.8; の コマンドに統合されました。 &man.gprof.1; に現在動作しているカーネルから動的にシンボル 参照を解決するための オプションが追加 されました。 この変更により、KLD モジュールが適切にコンパイルされていれば、 プロファイルすることができるようになりました。 EFI GPT パーティションを操作する gpt ツールが追加されました。 成長型 FFS ファイルシステム &man.growfs.8; が新たに追加されました。 また、既存のファイルシステムのメタ情報をダンプする &man.ffsinfo.8; ユーティリティも追加されています。 &merged; &man.groups.1; および &man.whoami.1; シェルスクリプトは &man.id.1; へ完全に統合され、両方とも廃止されました。&merged; 単にエミュレーションカーネルモジュールをロードするだけの機能を持つ ibcs2(8)、 linux(8)、osf1(8);、svr4(8) スクリプトが削除されました。現在のカーネルモジュールシステムは、 それらを必要に応じて自動的に、依存関係を満たすようロードします。 &man.indent.1; に新しい書式オプションがいくつか追加されました。 &merged; &man.ifconfig.8; コマンドに パラメータが追加され、 インターフェイスのリンク層アドレスを設定できるようになりました。 &merged; &man.ifconfig.8; コマンドが CIDR の / 記号を用いた記法に対応しました。 &merged; &man.ifconfig.8; コマンドが IEEE 802.11 無線ネットワークデバイスのパラメータ設定に対応しました。 対応しているのは &man.wi.4; および &man.an.4; デバイスで、 &man.awi.4; デバイスは一部のみ対応しています。 &merged; &man.ifconfig.8; コマンドはデフォルトで対応メディアのリストを 表示しないように変更されました。 リストの表示は オプションを指定時に行なわれます。 &merged; &man.ifconfig.8; に、インターフェイスを プロミスキャス (promiscuous) モードにする機能が追加されました。 これは、新しく追加された フラグを使います。 &merged; &man.ifconfig.8; に、パケットの送出を遮断する monitor フラグが追加されました。 この機能は、他ネットワークへ影響をおよぼさずに、 そのネットワークのトラフィックを監視するのに役立ちます。 &man.faithd.8; に対応するための &man.inetd.8; 文法が、 他の BSD と互換性のあるものに変更されました。 &merged; &man.inetd.8; の ident プロトコル対応が整頓・更新されました。 &merged; &man.inetd.8; が UNIX ドメインソケットに対応しました。 &merged; デフォルトでは、 &man.inetd.8; は起動時に &man.rc.8; から起動しなくなりました。 しかし、&man.sysinstall.8; を使ったバイナリインストールの際には、 &man.inetd.8; を有効にするかどうかの選択ができるようになっています。 また、&man.inetd.8; は /etc/rc.conf に次の行を加えることでも有効にすることが可能です。 inetd_enable="YES" &man.inetd.8; に、同一の IP アドレスからの同時アクセス数の最大値を 各サービスに対して設定する機能が追加されました。&merged; &man.install.1; に数多くの新機能が追加されました。 それには既存の対象ファイルのバックアップを作成する および オプション、 安全な (アトミックなコピー) 操作を行なう オプションの追加が含まれています。 標準で (コピー) オプションが有効化されるようになり、 (デバッグ) オプションは廃止されました。 また、&man.install.1; は (ディレクトリ作成) オプションと (変更されたファイルのみコピー) オプションが同時に指定された場合に警告を表示するようになっています。 &merged; IP Filter が &man.rc.conf.5; による起動時の設定と初期化に対応しました。 &merged; &man.ipfstat.8; に &man.top.1; 風の表示を行なう オプションが追加されました。 &merged; オプションを指定されなかった場合は &man.ipfw.8; が動的ファイアウォールルールを表示しないように変更されました。 オプションでは有効期限の切れた動的ルールが表示されます。 &man.ipfw.8; に新機能 (me) が追加されました。 これにより IP アドレスが動的に変化するインターフェイス上の パケットに一致させることができます。 &merged; &man.ipfw.8; に特定のアドレス対におけるセション数を 制限することができる limit タイプの ファイアウォールルールが追加されました。&merged; &man.ipfw.8; フィルタルールは、IPv4 precedence フィールド の値にマッチできるようになりました。 &man.ip6fw.8; にファイル読み込み時のプリプロセッサ機能と (quiet) フラグが新たに追加されました。 &merged; &man.ispppcontrol.8; が削除され、 その機能が &man.spppcontrol.8; に統合されました。&merged; &man.k5su.8; のバイナリがデフォルトで root に SUID されずにインストールされるようになりました。 この機能が必要なユーザは、 手動で &man.k5su.8; の実行ファイルの許可属性を変更するか、 ソースからのアップグレードの前に ENABLE_SUID_K5SU=yes/etc/make.conf に加えてください。 &merged; &man.kbdmap.1; と &man.vidfont.1; が Perl スクリプトから C プログラムに変更されました。 カーネル環境変数をダンプする &man.kenv.1; コマンドが新たに追加されました。 &merged; &man.kenv.1; がカーネル環境変数の設定・削除に対応しました。 Perl スクリプトだった &man.keyinfo.1; が C プログラムに変更されました。&merged; kget(8) ユーティリティが削除されました (これは UserConfig 専用のユーティリティであり、 &os; &release.current; には UserConfig がありません)。 &man.killall.1; が Perl スクリプトから C プログラムに変更されました。 そのため、 オプションは Perl の正規表現文法ではなく、 &man.regex.3; の正規表現文法に従います。 &merged; &man.killall.1; が、 フラグが指定されない場合にゾンビプロセスを kill しようとしなくなりました。 新しいユーティリティ &man.kldconfig.8; が追加されました。 これにより、 カーネルモジュールの検索パスの操作を簡単に行なうことができます。 &merged; ユーザランドから ktr トレースバッファをダンプする &man.ktrdump.8; ユーティリティが追加されました。 &man.last.1; に オプションフラグが追加されました。 これは、ある特定の日時・時刻にログインしていたユーザの スナップショット を表示します。 &man.last.1; に、セッションの開始時間に年を含めるようにする フラグが追加されました。&merged; 各ユーザのログイン時間を表示する &man.lastlogin.8; ユーティリティが NetBSD から移植されました。 &merged; セキュリティを向上させるため、 &man.ldconfig.8; がディレクトリの所有者および許可属性をチェックするようになりました。 このチェックは オプションを用いることで抑制できます。 &merged; &man.ldd.1; が実行ファイルだけでなく共有ライブラリにも 使えるようになりました。&merged; &man.ldd.1; に、各ロードされたオブジェクトが必要とする すべてのオブジェクトのリストを表示する フラグが追加されました。 libc が標準でスレッドセーフになりました。 libc_r にはスレッド関数のみが含まれています。 パスワード認証ハッシュライブラリを 設定可能にするために libcryptlibdescrypt が統合されました。 des ハッシュアルゴリズムをコンパイルしない指定を明示的にしていない限り、 md5 と des の両方のハッシュアルゴリズムが利用可能です。 &merged; libcrypt が Blowfish パスワードハッシュに対応しました。 &merged; libdisk を用いることで、 boot0 起動ローダのインストール時設定ができるようになりました。 &merged; libstandbzip2 で圧縮されたファイルを含む ファイルシステムをサポートするようになりました。&merged; libstand は UFS ファイルシステム中 のファイルの中身を上書きすることができるようになりました (ファイルシステムが dirty もしくは inconsistent かもしれない ので、ファイルを大きくしたり削ったりすることはできません)。 libstand が複数の物理メディアに 分割された巨大なカーネルやモジュールを読み込むことが できるようになりました。&merged; libfetch が passive FTP で用いる TCP ポート番号範囲の既定値が変更されました。 これは &man.fetch.1; の動作に影響しますが、 オプションを使うことで従来と同じ動作をさせることが可能です。 &merged; libfetch がコールバック認証に対応しました。&merged; libfetchHTTP_USER_AGENT 環境変数に対応しました。 &merged; libgmplibmp で置き換えられました。 libposix1e の関数が libc に統合されました。 libusb の名前が、NetBSD の命名規則に合わせて libusbhid に変更されました。 &merged; &man.ln.1; に、 既存のファイルを上書きする前にユーザに確認を行なうようにする オプションが追加されました。 &merged; &man.ln.1; に、処理対象ファイルがリンクだった場合に それをたどらないようにする オプションフラグが追加されました。 また、他の実装との互換性を高めるため オプションフラグも同じ目的で使用可能です。 &merged; &man.lock.1; に、現在使用している端末がロックされている時に VTY の切替えを無効にする フラグが追加されました。 これにより、ひとつの端末からコンソール全体を ロックすることができるようになります。&merged; &man.logger.1; から直接リモートの syslog にメッセージを送信できるようになりました。 &merged; &man.login.1; が PAM モジュールで設定された環境変数の export に対応しました。&merged; &man.lpc.8; に改良が加えられました。 lpc clean は多少安全な動作をするように変更され、 新しく導入された lpc tclean コマンドにより、 lpc clean コマンドで削除されるファイルをチェックすることができます。 lpc topq が再実装され、 移動するジョブを (ジョブ番号の範囲やホスト名などを使って) より柔軟に指定できるようになりました。 また、印刷キューの最後にジョブを移動する lpc bottomq コマンドと、 プリンタの状態メッセージを設定できる lpc setstatus コマンドが追加されました。&merged; &man.lpd.8; に新しいオプションが 2 つ追加されました。 オプションフラグは すべての接続エラーのログを &man.syslogd.8; に送り、 オプションフラグは予約済みポート以外からの接続を許可します。 &merged; &man.lpd.8; の制御ファイルにおいて、一部ですが o というタイプの印刷ファイルに対応しました。 これは MacOS 10.1 で生成された PostScript 形式ファイルの印刷を可能にするためのものです。 &merged; &man.lpd.8; が と同じ意味を持ち、よりわかりやすい フラグを認識するようになりました (これらの フラグは &man.lpd.8; がネットワーク経由の プリントジョブ用ソケットを開かないようにします)。&merged; &man.lpd.8; now implements a new rc &man.lpd.8; に新しく rc printcap オプションが実装されました。 この bool オプションがリモートホストのプリントキューに指定されると、 lpr -#n というユーザの要求に対して、&man.lpd.8; はデータファイルを 指定回数分繰り返して転送します。&merged; &man.lpr.1;, &man.lpd.8;, &man.syslogd.8;, &man.logger.1; といったベースシステムに含まれるその他のネットワークユーティリティが IPv6 に対応しました。 &merged; リモートプリンタのキューに対して lprm - が動作するようになりました。 &merged; &man.ls.1; は (対応端末上で) オプションを使うことで、 リストのカラー表示ができるようになりました。 CLICOLOR 環境変数を設定することで、 デフォルトでカラー表示を行なうことが可能です。 &merged; &man.ls.1; に フラグが追加されました。 フラグと組み合わせると、 ファイルに単位 (訳注: B, KB, MB など) をつけて 3 以下の桁数でファイルサイズを出力させることができます。&merged; The &man.ls.1; にリストを一行で表示する フラグ、 ディレクトリ名の後ろに / を付加する フラグ、 ファイル名を行方向にソートして表示する フラグが追加されました。 &merged; &man.m4.1; が &man.cpp.1; で利用されている #line 指示子を受け付けるようになりました。 &merged; &man.mail.1; に新しいオプション が追加されました。 これは本文が空のメッセージを送信しないようにするためのものです。 &merged; &man.make.1; において、 :C/// (正規表現置換)、 :L (小文字変換)、 :U (大文字変換) という変数修飾子が新たに追加されました。 これらは OpenBSD/NetBSD にある &man.make.1; プログラムと、 &os; の差異を低減させるためのものです。 &merged; 不正な空のサフィクスの処理にあった &man.make.1; のバグおよび、 カレントディレクトリの許可属性に対する不適切な仮定、 バッファオーバフローの可能性のある部分が修正されました。 &merged; make.conf 変数に新しく CPUTYPE が追加されました。 これは OpenSSL のようなコードのコンパイル時に、 特定プロセッサ用の最適化を行なうようコンパイラを制御するためのものです。 &merged; &os; Makefile インフラストラクチャが NetBSD に由来する WARNS 指示子に対応しました。 この指示子は CFLAGS にコンパイラの警告オプションフラグを追加するかどうかを 比較的コンパイラの種類に依存しない形で制御することを可能にするものです。 &merged; &man.makewhatis.1; が Perl スクリプトから C プログラムに変更されました。 catpage (繰り返し表示されるためにあらかじめ フォーマットされキャッシュされたマニュアルページ) の生成に 関連する弱点を減らすために、&man.man.1; は man に SUID された状態で インストールされなくなりました。 その結果、&man.man.1; は一般ユーザの代わりにシステムの catpage を作成することはできなくなりました。 ユーザが catpage を保持しているディレクトリに対して書き込み権限 を持っている場合 (例えばユーザ自身の manpage) や、 実行しているユーザが root の場合には、 catpage を作成することができます。 MCA (Machine Check Architecture) レコードをデコードするための mca ユーティリティが追加されました。 新しいコマンド &man.mdmfs.8; が追加されました。 これは &man.mdconfig.8; コマンド、 &man.disklabel.8; コマンド、 &man.newfs.8; コマンド、 &man.mount.8; コマンドに関連するラッパで、 廃止された &man.mount.mfs.8; コマンドのオプションが利用できます。 &man.mergemaster.8; が /etc/mergemaster.rc ファイルを読み込むようになりました。 また、必要に応じて (newaliases などの) ユーザが実行すべきコマンドをユーザに知らせるようになっています。 &merged; &man.mergemaster.8; が新たに 2 つのフラグに対応しました。 フラグは pre-buildworld モードを有効にします。 これは、buildworld および installworld のシステムアップグレードステップを 成功させるために不可欠なファイル群を比較するものです。 フラグは、 &man.mergemaster.8; がうまく動作した後、 /etc/rc.conf で指定されているオプションと /etc/defaults/rc.conf で 定義されているデフォルトのオプションを比較します。&merged; &man.mesg.1; が SUSv3 に適合しました。 他のものと同様に、 標準入力、標準出力、標準エラー出力の順に 起動された端末のファイル記述子を利用するようになりました。 これにより、シェルのリダイレクト機能 (mesg n < /dev/ttyp1) を利用し、他の端末への書き込みアクセスを制御することができます。 長い間利用されていなかった mk_cmds(1) および、関連する libss ライブラリが削除されました。&merged; &man.mountd.8; と &man.nfsd.8; が /sbin から /usr/sbin に移動しました。 &man.moused.8; に新しいオプション が追加されました。 これはマウスポインタの加速を制御するためのものです。 &merged; 侵入検知システム (IDS; intrusion-detection system) への応用を容易にするため、 &man.mtree.8; において プロトタイプの作成・検証時に除外する パス名を列挙したファイルが利用できるようになりました。 &merged; &man.mv.1; に、 (非標準の) オプションが追加されました。 これは、ファイルを上書きする際の確認に対して、 自動的に no を回答するものです。&merged; &man.natd.8; に &man.ipfw.8; のルールにより遮断された ために再評価できないパケットを記録する オプションが追加されました。 &merged; &man.netstat.1; の 使用中 (in use) のパーセント表示量が、ネットワーク mbuf の使用量を正確に反映するようになりました。 &merged; &man.netstat.1; に、 表示桁が足りない場合のアドレス表示の切り詰めを抑制する オプションフラグが追加されました。 &merged; &man.netstat.1; は、 各インターフェイスの入出力パケットを アドレス単位で追跡するようになりました。 &merged; &man.netstat.1; に、統計情報をリセットする オプションフラグが追加されました。 &merged; &man.netstat.1; に、アドレスを数字で、 ポート番号をシンボルで表示する新しいオプション が追加されました。 &merged; &man.newfs.8; に write combining 機能 (訳注: データをひとまとめにして I/O 効率を向上させる機能) が実装されました。 これにより、以前と比べて新しいファイルシステムの作成が最大 7 倍速くなっています。 &merged; &man.newfs.8; に、新しいファイルシステムの Soft Updates 機能を有効化する オプションフラグが追加されました。 &merged; &man.newfs.8; の設定の一つである 1 グループに対するシリンダ数 (cylinders/group) の既定値が、 現在のファイルシステムパラメータに設定可能な最大値に設定されるようになりました。 以前はこの標準値が 16 に固定されていましたが、 現在は オプションで値を設定することが可能になっています。 この変更には、&man.fsck.8; の性能向上と断片化 (fragmentation) の低減という効果があります。 &merged; &man.newfs.8; により作成される新しいファイルシステムの デフォルトのブロックサイズ、フラグメントサイズは、 8192 バイトと 1024 バイトから 16384 バイトと 2048 バイトに 変更されました。 この変更によりいくらか性能が向上し、もう少しディスクスペースを 消費するようになっています。&merged; 最近のハードディスクでは有効に働かない古い機能の多くが、 &man.newfs.8; から削除されました。 、 および フラグがそれに該当します。 &man.newfs.8; に UFS1 ファイルシステム、UFS2 ファイルシステムの作成を選択する フラグが追加されました。 現在のグループを新しいグループに切り替える &man.newgrp.1; ユーティリティが追加されました。 &man.newsyslog.8; がデフォルトで ログファイルの圧縮に &man.bzip2.1; を使うようになりました (/etc/newsyslog.conf には、 &man.gzip.1; を利用する従来の動作を指定することも可能です)。 The &man.nextboot.8; utility has been added to specify an alternate kernel and/or boot flags to be used the next time the machine is booted. A previous incarnation of this feature first appeared in &os; 2.2. NFS が IPv6 に対応しました。 &man.ngctl.8; が与えられたフックにデータパケットを送る コマンドに対応しました。&merged; &man.nice.1; に、実行するユーティリティの nice 値 を指定する オプションが追加されました。&merged; nsswitch 機能が NetBSD からマージされました。 &man.nsswitch.conf.5; ファイルを作成することで、 &man.passwd.5; や &man.group.5; といったさまざまなデータベースを、 通常のテキストファイル、NIS、Hesiod を経由して検索するように &os; を設定することが可能です。 If /etc/nsswitch.conf does not exist, it will be automatically generated from an existing /etc/hosts.conf at system startup time. The /etc/hosts.conf file may be used by old executables; it will be automatically generated from an existing /etc/nsswitch.conf during system startup if it exists. &man.od.1; に、 入力アドレスの起点を指定する オプション、 ダンプするバイト数を指定する オプション、 ダンプを何バイトスキップするか指定する オプション、 符号付きの 10 進数で出力する オプション、 出力形式を指定する オプションが追加されました。 &merged; OpenFirmware デバイスツリーを調べるための &man.ofwdump.8; ユーティリティが追加されました。 PAM のアカウント管理、セション管理に対応しました。 PAM の設定は 単一のファイル /etc/pam.conf ファイル ではなく、/etc/pam.d/ 内の ファイルで行われるようになりました。 /etc/pam.d/README に詳細があります。 エコーサービスを提供する &man.pam.echo.8; モジュールが追加されました。 &man.pam.exec.8; モジュールが追加されました。 これはプログラムの実行サービスを提供します。 &man.pam.ftp.8; モジュールが追加されました。 これは anonymous FTP ユーザの認証を可能にするものです。 &man.ftpusers.5; ファイルをチェックする &man.pam.ftpusers.8; モジュールが追加されました。 Kerberos 5 認証と &man.su.1; に対して $HOME/.k5login を使った認可 (authorization) を行なう &man.pam.ksu.8; モジュールが追加されました。 ログインセションを &man.utmp.5;、&man.wtmp.5;、 &man.lastlog.5; データベースに記録する &man.pam.lastlog.8; モジュールが追加されました。 /etc/login.access をチェックする &man.pam.login.access.8; モジュールが追加されました。 &man.nologin.5; を利用してログインを拒否する &man.pam.nologin.8; モジュールが追加されました。 &man.opie.4; を使った認証制御を可能にする &man.pam.opie.8;、&man.pam.opieaccess.8; モジュールが追加されました。 &merged; パスワードの変更の際に入力されたパスワードの品質をチェックする &man.pam.passwdqc.8; モジュールが追加されました。 &man.rhosts.5; 認証に対応した &man.pam.rhosts.8; モジュールが追加されました。 スーパーユーザのみが認証に利用できる &man.pam.rootok.8; モジュールが追加されました。 &man.ttys.5; に書かれている TTY の security を チェックする &man.pam.securetty.8; モジュールが追加されました。 ユーザの自己認証を可能にする &man.pam.self.8; モジュールが追加されました。 SSH のパスフレーズと暗号鍵対を使った認証を 可能にする &man.pam.ssh.8; が追加されました。 また、このモジュールは &man.ssh-agent.1; を呼び出してセションの管理も行ないます。 &merged; あるグループ (デフォルトは wheel) に 所属しているかどうかでの認証を可能にする &man.pam.wheel.8; モジュールが追加されました。 &man.passwd.1; および &man.pw.8; で パスワードハッシュアルゴリズムを切り替えられるようになりました。 /etc/login.conf にある passwd_format をご覧ください。 &merged; &man.patch.1; に、 標準入力ではなく、ファイルからパッチを読み込むことを指定する コマンドラインフラグが追加されました。 &merged; パス名の妥当性や他の POSIX システムとの移植性をチェックする &man.pathchk.1; ユーティリティが追加されました。&merged; &man.pax.1; に対して数多くの改良が加えられました。 その改良には、 &man.cpio.1; 機能の追加、 &man.tar.1; 互換機能の強化、 &man.gzip.1; および &man.compress.1; 機能を提供する オプションおよび オプションの追加、 バグ修正が含まれます。&merged; &man.pciconf.8; は オプションと 連携して設定されたデバイスの vendor/device 情報を表示する オプションに対応しました。 デフォルトの vendor/device データベースは /usr/share/misc/pci_vendors にあります。&merged; &man.periodic.8; の動作が /etc/defaults/periodic.conf および /etc/periodic.conf で制御できるようになりました。 &merged; &man.ping.8; に、送出パケットの TTL を設定する オプションが追加されました。 &merged; &man.ping.8; に、パケットが返って来ない場合にビープ音を鳴らす オプションが追加されました。&merged; &man.ping.8; に、応答を一回受け取った後に終了する フラグが追加されました。 Userland &man.ppp.8; has received a number of updates and bug fixes. &merged; &man.ppp.8; に、新たに tcpmssfixup オプションが追加されました。 これは送信および到着 TCP SYN パケットを調整し、 最大受信セグメントサイズがインターフェイスの MTU を超えないようにします。 &merged; &man.ppp.8; が IPv6 に対応しました。&merged; &man.pppd.8; (カーネル PPP の制御用プログラム) のインストール時の許可属性が 4555 から 4550 に、 所有者/グループが root:dialer に変更されました (つまり、実行できるユーザが制限されました)。 &man.pppd.8; を利用している場合は、グループ設定を変更する必要があります。 &merged; &man.pr.1; に、 端末への出力を一時停止するよう指示する フラグが追加されました。 &merged; prefix(8) が削除され、 その機能は &man.ifconfig.8; の コマンドに統合されました。 &man.ps.1; の オプション (指定された スワップデバイスから情報を取得する) がいつからか 使えなくなっていました。このオプションは削除されました。&merged; &man.pselect.3; ライブラリ関数 (POSIX.1 で導入された &man.select.2; を若干強力にしたもの) が追加されました。 &man.pwd.1; に、与えられたパス名を物理ファイルシステムの パス名に正規化する &man.realpath.1; プログラムの機能が統合されました。 &merged; &man.pwd.1; に、論理カレントディレクトリを表示する フラグが追加されました。&merged; &man.quota.1; に NFS ファイルシステムのクォータチェックを抑制する フラグが追加されました。 &man.rand.3; の疑似乱数生成器実装に対して、 結果の乱雑さをより向上させるための改良が加えられました。 &man.rc.8; に &man.rc.conf.5; 環境変数間の依存関係を処理する枠組が追加されました。 &merged; &man.rc.8; は起動時に、 /var/run および /var/spool/lock に含まれるディレクトリでないファイルをすべて削除するようになりました。 &merged; &man.rcmd.3; はリモート実行のために &man.rsh.1; の代わりに 実行するプログラムを RSH 環境変数で 指定できるようになりました。 そのため、&man.dump.8; のようなプログラムも伝送媒体として &man.ssh.1; を使うことができるようになりました。 &man.rdist.1; がベースシステムから削除され、 &os; Ports Collection の net/44bsd-rdist として用意されるようになりました。 &man.reboot.8; に、 再起動時のカーネルを指定する オプションが追加されました。 &merged; &man.renice.8; コマンドに、 プロセスの優先度に対する増分を指定する オプションが追加されました。&merged; &os; の &man.resolver.3; 実装が EDNS0 に対応しました。 これは IPv6 対応の resolver、DNS サーバとの動作に必要となるものです。 &merged; &man.rfork.2; の補助関数として &man.rfork.thread.3; 関数が追加されました。 この関数を使えば、 複雑なスタック置換コードを実装する必要はありません。 &merged; &man.rm.1; の オプションフラグが、 削除されるファイルの完全なパス名を表示するように変更されました。 &merged; &man.route.8; で間接経路が変更された際、 ゲートウェイ経路とその変更された経路とが同じサブネットになっている場合に より正確な表示が行なわれるようになりました。&merged; &man.netstat.1; との互換性を高めるため、 &man.route.8; は net/bits という書式ではなく host/bits という書式を使うようになりました。&merged; &man.route.8; が、新たに 代理専用 (proxy only) の公開済み ARP エントリを作成できるようになりました。&merged; &man.route.8; の コマンドは の修飾子 をサポートするようになりました。&merged; &man.portmap.8; が &man.rpcbind.8; に置き換えられました。 &man.rpcgen.1; は、 /usr/libexec/cpp ではなく (NetBSD のように) /usr/bin/cpp を使うようになりました。 &man.rpc.lockd.8; が NetBSD から import されました。 このデーモンは クライアント側の NFS ロックを提供するためのものです。 ELF 動的リンカである &man.rtld.1; のパフォーマンスが向上しました。 &merged; RSA Security 社が RSA アルゴリズムに関する特許権を放棄したため、 OpenSSL に含まれる本来の RSA アルゴリズム実装が標準状態で有効化されるようになり、 合衆国在住であるかどうかに関わらず rsaref port および librsaUSAlibrsaINTL を使用する必要がなくなりました。 &merged; &man.rtld.1; は LD_TRACE_LOADED_OBJECTS_ALL 環境変数が定義されていた場合、ロードされる各オブジェクトの 名前を表示するようになりました。 &man.savecore.8; にクラッシュダンプ作成後のクリアを抑制する新しいオプション が追加されました。 またこれによりクラッシュダンプに 0 の連続が書かれなくなり、容量と時間の短縮も実現します。 &merged; 2GB 以上の RAM を搭載したマシンでも &man.savecore.8; が正常に動作するようになりました。 &merged; &man.sed.1; に、拡張正規表現に対応する オプションが追加されました。 &merged; &man.sed.1; に、指定ファイルそのものを編集する オプションが追加されました。&merged; &man.send-pr.1; に、障害報告の Fix: セクションにファイルを挿入するための オプションが追加されました。 &merged; ファイルシステムの Access Control Lists を管理するコマンド &man.setfacl.1; および &man.getfacl.1; が追加されました。 &man.setproctitle.3; が libutil から libc に移動しました。 &merged; &man.sh.1; は効率をあげるために test をビルトインコマンドとして実装しました。&merged; 他のビルトインコマンドと比べてそれほど価値があるとは 思えないため、&man.sh.1; はもはや printf をビルトインコマンドとして実装しません (もちろんこの機能は &man.printf.1; 外部コマンドとして 利用可能です)。 &man.sh.1; に、出力のリダイレクトで既存の通常ファイルを 上書きする操作を禁止する オプションと、 未定義の変数を展開しようとした時にエラーを発生させる オプションが追加されました。&merged; &man.sh.1; 内蔵の cd コマンドに、 論理モードを指定する フラグと 物理モードを指定する フラグがそれぞれ追加されました。 デフォルトは論理モードです。 このデフォルトは、physical という &man.sh.1; オプションで 変更できます。&merged; &man.sh.1; 内蔵の jobs コマンドに、 PID のみを表示する フラグと 出力に PID を含める フラグが追加されました。 &merged; &man.sh.1; にシェルの行編集機能のキーバインドを変更する bind 内蔵コマンドが追加されました。 &man.sh.1; 内蔵の export および readonly コマンドに、 portable フォーマットで出力する フラグが追加されました。&merged; &man.sh.1; は command & && command, && command, や || command. のような構文を 拒否するようになりました。&merged; &man.sockstat.1; に、 および オプションフラグが追加されました。これはそれぞれ、 接続済みもしくは listen 中のソケットを一覧表示します。 &merged; &man.spkrtest.8; が Perl スクリプトから &man.sh.1; スクリプトに変更されました。 &man.split.1; が 2GB を超えるファイルの分割に対応しました。 &merged; &man.split.1; に、分割ファイルの接尾子に使用する文字数を指定する オプションが追加されました。&merged; <sys/select.h> を SUSv2/POSIX 規格に適合させるため、 struct selinfo および関連する関数が <sys/selinfo.h> に移動しました。 &man.strstr.3; の変形である &man.strnstr.3; と &man.strcasestr.3; が実装されました。&merged; &man.stty.1; が新たに erase2 コントロール文字に対応しました。 これを用いると、たとえば Delete キーおよび Backspace キーの両方を erase 文字として利用することが可能になります。 &merged; &man.su.1; が認証に PAM を使うようになりました。 起動時の &man.syscons.4; 設定は、アーキテクチャに依存しない /etc/rc.syscons で行なうように変更されました。 &merged; &man.sysctl.8; が新たに、変数名のみを表示するためのオプション に対応しました。 &merged; &man.sysctl.8; のオプション および はそれぞれ および に置き換えられ、 従来のオプションは廃止されました。 また、動作を指定する オプションは必要性がないため削除されました。 &merged; &man.sysctl.8; は変数名と値を分けるのに : ではなく = を使うようにする オプション に対応しました。 これは出てきた出力をまた &man.sysctl.8; に戻す場合などに 有用です。&merged; &man.sysctl.8; に 変数の説明を出力する フラグが追加されました。 &man.sysinstall.8; が、バイナリアップグレードの際に /etc/mail をきちんと保存するようになりました。 &merged; &man.sysinstall.8; に新しいダイアログ表示関数が導入され、 より直観的なものになりました。 &merged; &man.sysinstall.8; のデフォルトのルートパーティションのサイズが、 i386 版と pc98 版が 100MB、Alpha 版が 120MB にそれぞれ変更されました。 インストール手順を単純化するため、 &man.sysinstall.8; が /usr/sbin に移動しました。 &man.sysinstall.8; のマニュアルページも、 他のユーティリティと同様の方法でインストールされるようになっています。 &man.sysinstall.8; がインストール中に KLD を ロードできるようになりました。&merged; インストールメディアから実行された場合、 &man.sysinstall.8; は mfsroot フロッピーかファイルシステムイメージ の /stand/modules ディレクトリ 内に見つかったデバイスドライバを自動的にロードするようになりました。 その結果、それらのドライバはカーネルのブートメッセージには 現れないことに注意してください。 &man.sysinstall.8; デバッグスクリーンに追加情報が提供されます。 &merged; &man.sysinstall.8; がルートファイルシステムを除き、 作成する全てのファイルシステムにおいて Soft Updates を デフォルトで有効にするようになりました。&merged; &man.sysinstall.8; において、auto パーティション分割モードが作成するパーティションの 大きさが、より妥当なデフォルト値となるようになりました。 自動可変サイズのパーティションは、他のパーティション が削除されると自動的にその容量を吸収するようになりました。 &merged; &man.sysinstall.8; は新規インストールの際にデフォルトで &man.procfs.5; を mount しなくなりました。 未完成ですが、&man.sysinstall.8; が (複数の CD による配布のような) 複数のボリュームを利用するインストールにおいて、 正しいボリュームから package を拾い出す機能に対応しました。 &merged; &man.syslogd.8; に新たなオプション が追加されました。 これは syslog 要求に対する DNS 問い合わせを抑制します。 &merged; &man.syslogd.8; が新たに、 ログを /dev/console に出力する LOG_CONSOLE ファシリティ (標準設定では無効) に対応しました。 &merged; &man.syslogd.8; に新しく オプションが追加されました。 これは &man.syslogd.8; を、 利用可能なすべてのアドレスではなく指定アドレスへ bind させるためのものです。&merged; &man.syslogd.8; に新しく重複した行を圧縮する機能を無効に する フラグが追加されました。&merged; 端末のタブストップを設定する &man.tabs.1; ユーティリティが追加されました。 &man.tail.1; が 2GB を超えるファイルの処理に対応しました。 &merged; &man.tar.1; が TAR_RSH 環境変数に対応しました。 これは主に、 転送手段として &man.ssh.1; を利用できるようにするためのものです。 &merged; &man.telnet.1; が標準で autologin と暗号化に対応しました。 また、暗号化を抑制するオプション も追加されています。&merged; &man.telnet.1; に新しいオプション が追加されました。 これは UNIX ドメイン (AF_UNIX) ソケットへの接続を可能にするものです。 &merged; &man.termcap.5; データベースは、 XFree86 由来の xterm 端末タイプを使うようになりました。 これにより &man.xterm.1; はデフォルトでカラー表示が可能になり、 環境変数 TERMxterm-color を設定するという回避策はもう必要なくなりました。 xterm-color 端末タイプを利用していると、 アプリケーションから (害はありませんが) 警告が出るかも知れません。 &man.tftp.1; と &man.tftpd.8; が IPv6 に対応しました。&merged; &man.tftpd.8; に新しいオプション および が追加されました。 これらは接続したクライアントの IP アドレスに応じて &man.chroot.2; 先の変更を可能にするものです。 また &man.tftp.1; および &man.tftpd.8; は、 65535 ブロックよち大きいファイルが転送できるように修正されています。 &merged; &man.tftpd.8; が RFC 2349 (TFTP Timeout Interval and Transfer Size Options) に対応しました。 この機能は (HP i2000 Itanium サーバが採用している) EFI ブートマネージャのようなファームウェアが TFTP を使ってイメージから起動するために必要となるものです。 &man.timed.8; が Alpha 上で動作するように なりました。 Transport Independent RPC (TI-RPC) が import されました。 TMPDIR を用いて &man.tmpnam.3; における一時ファイルの場所を指定できるようになりました。 &merged; &man.tip.1; が OpenBSD 由来のものに更新されました。 &man.cu.1; の代用品として動作することができます。 &man.top.1; が、 tty の持つ最大の表示幅を利用するようになりました。 &man.touch.1; に新しいオプション が追加されました。 これはコマンドの作用をシンボリックリンクのリンク先ではなく、 リンクそのものに対して行なうことを指定するものです。 &man.tr.1; が、一部の等価クラス (equivalence class, 対応しているロケールのみ) に対応しました。 &merged; &man.tr.1; に第一引数で指定された文字の補集合を表す フラグが追加されました。 ファイルを指定した長さに切り詰めたり、 拡張したりするための &man.truncate.1; ユーティリティが新たに追加されました。 &merged; &man.tunefs.8; に、UFS ファイルシステムの FS_ACLS 管理フラグおよび FS_MULTILABEL 管理フラグの有効化・無効化を指定する フラグと フラグがそれぞれ追加されました。 &man.ipfw.8; と類似した &man.ugidfw.8; ユーティリティが追加されました。 これは mac_bsdextended MAC (Mandatory Access Control) ポリシのルールセットを管理するためのものです。 &os; コンソールがウクライナ語に対応しました。 &merged; &man.cu.1; と &man.rmail.8; を除いて、 UUCP は ベースシステムから削除されました。 現在は Ports Collection の net/freebsd-uucp にあります。 &man.unexpand.1; に、 &man.expand.1; と同じようにタブ位置を指定する オプションが追加されました。&merged; &man.units.1; に対していくつかの更新とバグ修正が加えられました。 &merged; &man.usbdevs.8; に、各デバイスに対応するデバイスドライバ を表示する フラグが追加されました。 USB Human Interface Devices の操作を行なうための、 &man.usbhidctl.1; ユーティリティが追加されました。 &merged; &man.uuencode.1; と &man.uudecode.1; に 出力ファイルを指定する が追加されました。 &man.uuencode.1; は フラグを指定すると base64 エンコーディングを行なうようになりました。 また、&man.uudecode.1; は自動的に base64 ファイルをデコードするようになっています。&merged; &man.uuencode.1; と &man.uudecode.1; の base64 変換機能が、 それぞれ &man.b64encode.1; と &man.b64decode.1; という名前で実行することで自動的に有効になるようになりました。 (訳注: &man.b64encode.1; は &man.uuencode.1; の、 &man.b64decode.1; は &man.uudecode.1; のハードリンクです)。 &merged; Functions to implement and manipulate OSF/DCE 1.1-compliant UUIDs have been added to libc. More information can be found in &man.uuid.3;. &man.uuidgen.1; ユーティリティが追加されました。 これは新しく導入された &man.uuidgen.2; システムコールを利用して OSF/DCE 1.1 version 1 UUID と互換性のある Universally Unique Identifier を一つ (ないしそれ以上) 生成します。 &man.vidcontrol.1; に新しいオプション が追加されました。これは VESA_800x600 ラスタテキストモードにおいて、 テキストサイズを指定するためのものです。 &merged; &man.vidcontrol.1; において、 フォントロード時のフォントサイズ指定を省略できるようになりました。 また、エラー処理部分にいくつかの改良も加えられています。 &merged; &man.vidcontrol.1; に &man.syscons.4; 画像バッファのスナップショットをとるための新しいオプション が追加されました。 このオプションによるスナップショットは、 Ports Collection に含まれる graphics/scr2png ユーティリティで操作することができます。 &merged; &man.vidcontrol.1; に、 指定した tty の履歴バッファをクリアする新しいオプション が追加されました。 また オプションを使うことで、 履歴バッファの大きさを設定することが可能です。 &merged; &man.vidcontrol.1; に、VTY の切替えを無効にする フラグが追加されました。&merged; &man.vinum.8; のストライプサイズの既定値が 256KB から 279KB に変更されました。 これは各ストライプに対してスーパブロックを均等に割り振るためです。 &man.wall.1; に新しいオプション が追加されました。 これは指定したグループに属するユーザ全員にメッセージを送ります。 &merged; &man.watch.8; に &man.snp.4; デバイスを使うようにする オプションが追加されました。&merged; &man.wc.1; がバイトではなく文字をカウントする フラグに対応しました。 &man.whereis.1; が Perl スクリプトから C プログラムに変更されました。 &man.locate.1; の起動を抑制する フラグ、 出力行の先頭に現れるクエリ名の表示を抑制する フラグが追加されました。 &man.whereis.1; に、 検索対象のファイルタイプに一致する最初のものだけでなく、 マッチするものすべてを表示する フラグが追加されました。 Perl スクリプトだった &man.which.1; が C プログラムに変更されました。 &man.who.1; に数多くのオプションが追加されました。 はカラムヘッダを出力し、 は &man.mesg.1; の設定を表示します。 と等価であり、 はアイドル時間の表示、 はログイン名を列で表示します。&merged; &man.whois.1; は、IP アドレスの問い合わせを ARIN に送るように変更されました。 オプションが指定されておらず、 ARIN への問い合わせが APNIC もしくは RIPE 参照する場合には、適切なサーバに再問い合わせが行なわれます。 &merged; &man.whois.1; に、簡単に特定の whois サーバへ直接問い合わせ を送ることができるようになる オプション が追加されました。&merged; &man.wicontrol.8; に hostap モードのステーションの一覧を表示する フラグと 利用可能なアクセスポイントの一覧を表示する フラグが追加されました。 &man.wicontrol.8; now supports a to list the stations associated in hostap mode and a to list available access points. &man.xargs.1; に新しいオプション replstr が追加されました。 これは標準入力から読み込まれたデータをコマンドライン引数の最後ではなく、 指定した点に挿入するように制御するためのものです (&os; 独自の オプションと同様の機能です)。 &merged; &man.xargs.1; に、入力を指定行数ごとに区切り、 それを引数にして入力がなくなるまで複数回コマンドを呼び出すという オプションが追加されました。&merged; コンパイラが FSF が提供している C/C++ ランタイム初期化コードを使用するように変更されました。 この変更によりFSF が公開しているソースとの親和性だけでなく、 各種 egcs および gcc の移植版が生成するコードとの互換性が向上しています。 &merged; スレッドライブラリに対して、 シグナル操作の変更、バグ修正、パフォーマンスの改良 (システムコールスレッド切り替えの抑制を含む) が加えられました。 &man.gdb.1; のスレッド対応も、その変更を反映して更新されています。 &merged; 国際化対応のために非常に多くの追加が行なわれました。 &os; は今回、 LC_MONETARYLC_NUMERIC、および LC_MESSAGES の各カテゴリのロケールに完全対応しています。 また多くのアプリケーションが、 この対応を反映するように更新されています。&merged; X11R6 や他の UNIX 系 OS との互換性を高めるため、 ロケール名の変更が行なわれました。 たとえば en_US.ISO_8859-1en_US.ISO8859-1 に変わっています。 これに対する後方互換性は /etc/locale.alias に含まれるエントリによって提供されています。&merged; C ライブラリ中のさまざまなルーチンが ワイド 文字に対応しました。 この対応は &man.wctype.3; のような文字クラス関数、 &man.getwc.3; のようなワイド文字入出力関数、 &man.wprintf.3;, &man.wscanf.3; のような書式入出力関数にわたります。 &man.multibyte.3; 文字への変換関数にも対応しています。 /usr/src/share/examples/BSD_daemon/ に スケーラブルな Beastie 画像が追加されました。 &merged; 数多くのマニュアルページに対して、 内容および組版用マークアップの改訂が行なわれました。 &merged; A number of utilities and libraries were enhanced to improve their conformance with the Single UNIX Specification (SUSv3) and IEEE Std 1003.1-2001 (POSIX.1). Specific features added have been listed in the release notes for each utility. The standards conformance of each utility or library function is generally listed in its manual page. 多くのユーティリティとライブラリが改良され、 Single UNIX Specification (SUSv3) および IEEE Std 1003.1-2001 (POSIX.1) との適合性が向上しました。 個々のユーティリティにおいて追加された機能は リリースノートに記載されています。 個々のユーティリティやライブラリ関数の標準への適合性は そのマニュアルページに記載されています。 ベースシステムから数々のゲームが削除されました。 これには adventure(6), arithmetic(6), atc(6), backgammon(6), battlestar(6), bs(6), canfield(6), cribbage(6), fish(6), hack(6), hangman(6), larn(6), mille(6), phantasia(6), piano(6), pig(6), quiz(6), rain(6), robots(6), rogue(6), sail(6), snake(6), trek(6), wargames(6), worm(6), worms(6), wump(6) が含まれます。 各ゲームへのアクセスを制限するのに利用されていた dm(8) は必要がなくなったため、削除されました。 &man.fortune.6; のように ユーティリティともみなせる ゲームは残っています。 The affected programs will reappear as a port in the Ports Collection. This note will contain a pointer to that port, once it has been committed. 寄贈ソフトウェア am-utils がバージョン 6.0.7 に更新されました。 Bell Labs の awk ( BWK awkThe One True AWK として知られています ) の 2002/02/10 版スナップショット が統合されました。 awknawk としてインストールされます。 bc がバージョン 1.04 から 1.06 に更新されました。 &merged; BIND 配布物に含まれる ISC ライブラリが libisc として構築されるようになりました。 &merged; BINDNOADDITIONAL オプションで構築されるようになりました。 これは良くある設定ミスに対して、 &man.named.8; により一貫性の高い動作をさせるためのものです。 &merged; BIND がバージョン 8.3.3 に更新されました。&merged; Binutils が 2002/10/11 の 2.13.1 プレリリーススナップショットに 更新されました。 bzip2 バージョン 1.0.2 が import されました。 これによりベースシステムに &man.bzip2.1; プログラムおよび、 libbz2 ライブラリが導入されました。 &merged; &man.ee.1; Easy Editor がバージョン 1.4.2 に更新されました。 &merged; file がバージョン 3.39 に更新されました。 gcc が、 2002 年 10 月 9 日時点の gcc 3.2.1 スナップショットのプレリリースバージョンに更新されました。 The C++ ABI from gcc 3.2.X is not compatible with previous versions. &man.gcc.1; は、 従来のスレッド対応ライブラリとスレッド非対応ライブラリという分割を 廃止し、 その二つが統合された libgcc を使用するようになりました。 /usr/lib/libgcc_r.a は削除して構いません. &merged; &man.gcc.1; が GCC_OPTIONS 環境変数に対応しました。 この変数には GCC のデフォルトオプションを指定します。 &merged; gdb がバージョン 5.2.1 に更新されました。 GNATS がバージョン 3.113 に更新されました。 &merged; gperf がバージョン 2.7.2 に更新されました。 groff および関連ユーティリティが更新され、 FSF バージョン 1.18.1 になりました。 Heimdal Kerberos がバージョン 2002/09/16 pre-0.5 スナップショットに更新されました。 &os; に含まれているバージョンの IPFilter には、NAT エントリ とステートフルルール用に作成されたステート情報を ディスクに保存し、リブート後に再生することができる &man.ipfs.8; プログラムが含まれています。 &man.rc.conf.5; で、起動時にこれらの機能を設定することが できます。&merged; ISC DHCP クライアントがバージョン 3.0.1RC9 に更新されました。 Kerberos IV がバージョン 1.0.5 に更新されました。 &merged; &man.more.1; コマンドが &man.less.1; に置き換えられました、 ただし more というコマンド名はそのまま使用 できます。&merged; less のバージョン 371 が import されました。 ベースシステムにおける XML を使用するユーティリティの利便性を向上するために、 libbsdxml という名前の XML 処理ライブラリが追加されました。 このライブラリの大部分は基本的に expat 1.95.5 を統合したものですが、 Ports Collection を利用してインストールした expat と衝突するのを避けるために 異なる名前でインストールされています。 libpcap がバージョン 0.7.1 に更新されました。&merged; libreadline がバージョン 4.2 に更新されました。 libz が 1.1.4 に 更新されました。 lint は NetBSD &man.lint.1; の 2002 年 7 月 19 日時点のスナップショットに更新されました。 &os; の &man.ftp.1; プログラムが lukemftp 1.6 beta 2 (NetBSD 由来の FTP クライアント) に置き換えられました。 これにより、より自動化された動作や、標準への準拠、転送レート制御、 カスタマイズ可能なコマンドラインプロンプトなどが 提供されます。 いくつかの環境変数やコマンドライン引数が変更となっています。 NetBSD に由来する FTP デーモン lukemftpd 1.2 beta 1 が統合され、 &man.lukemftpd.8; として利用できるようになりました。&merged; OpenBSD から 2002 年 4 月 26 日時点の &man.m4.1; が統合されました。&merged; ncurses がバージョン 5.2-20020615 に更新されました。 NTP プログラムスイートがバージョン 4.1.1b に更新されました。 OpenPAM (Citronella リリース) が Linux-PAM に代わって import されました。 OPIE ワンタイムパスワードスイートがバージョン 2.4 に更新されました。 &merged; これは S/Key の機能を完全に置き換えるものです。&merged; Perl が 今後のアップグレードと保守を容易にするために &os; のベースシステムから削除されました。 なお、Perl は &os; Ports Collection や package を利用してインストールすることができます。 ベースシステムの Perl 依存性を減らすため、 多くのユーティリティがシェルスクリプトや C プログラムで書き直されました (書き直されたユーティリティは、リリースノート中に記載されています)。 /usr/binに Perl インタプリタが存在することを想定するプログラムが 正しく動作できるよう、 /usr/bin/perlwrapper プログラムになりました。 The Perl removal and package integration work is ongoing. GNU ptx が ベースシステムから削除されました。 ペースシステムでは利用されておらず、 更新や保守がされていないことが理由です。 この機能が必要なユーザは textproc/textutils カテゴリから 当該ユーティリティをインストールしてください。 NetBSD から rc.d フレームワークが導入されました。 これは、従来のシステムのスタートアップ部分を task 指向 のスクリプト群として細かく分割して /etc/rc.d に配置し、 そのスタートアップスクリプトの起動順を、 起動時に動的に決定するというものです。 &man.routed.8; がバージョン 2.22 に更新されました。 &merged; smbfs ユーザランド ユーティリティのバージョン 1.4.5 が統合されました。 GNU sortGNU textutils 2.0.21 に含まれるものに更新されました。 NetBSD 由来の (2002 年 6 月 5 日時点の) &man.stat.1 コマンドが導入されました。 GNU tar が バージョン 1.13.25 に更新されました。 &merged; tcpdump がバージョン 3.7.1 に更新されました。&merged; &man.csh.1; シェルが &man.tcsh.1; に置き換えられました。 ただし csh というコマンド名はそのまま使用できます。 tcsh はバージョン 6.12 に更新されました。 &merged; tcp_wrappers の寄贈版 は &man.tcpd.8; ヘルパーデーモンを含むようになりました。 標準的な &os; インストールでは (&man.inetd.8; がすでに この機能を統合しているため) これは必ずしも必要というわけでは ありませんが、xinetd のような &man.inetd.8; を置き換えるアプリケーションには有用です。&merged; texinfo がバージョン 4.2 に更新されました。 &merged; top がバージョン 3.5b12 に更新されました。&merged; traceroute が LBL (Lawrence Berkeley National Laboratory) の バージョン 1.4a12 に更新されました。 &man.traceroute.8; は、 デフォルトの最大 TTL 値を net.inet.ip.ttl sysctl 変数から得るようになりました。 &merged; タイムゾーンデータベースが tzdata2002d リリースに更新されました。 CVS cvs がバージョン 1.11.2 に更新されました。 &merged; &man.cvs.1; が利用する CVS_RSH 環境変数の 既定値が rsh ではなく ssh になりました。 &merged; &man.cvs.1; に新しいオプション が追加されました。 これはリポジトリから砂場 (sandbox) にある CVS/Template ファイルを更新するためのものです。 &merged; &man.cvs.1; diff に新しいオプション が追加されました。 これはブランチタグのリビジョンとの比較を実現します。 &merged; CVSup CVSup は &os; Ports Collection で良く使われるユーティリティの一つです。 以前はこれをインストールする複数の port/package が存在しましたが、 net/cvsup-bin および net/cvsupd-bin は廃止され、net/cvsup になりました。&merged; &os; Ports Collection の net/cvsup からインストールできる CVSup は 16.1_3 に更新されています。 この更新では 2001 年 9 月 9 日 01:46:40 UTC (UNIX epoch から 1,000,000,000 秒後) 以降のすべてのファイルのタイムスタンプに影響する、 長い間存在していた (ただし表面化しなかった) バグが修正されました。&merged; KAME IPv6 スタックが KAME プロジェクトの 2001 年 5 月 28 日づけの スナップショットをベースとしたものになりました。 この節の項目のほとんどは、それが取り込まれたことによるものです。 KAME IPv6 スタックに関するカーネルへの変更点は にあります。 &merged; &man.faithd.8; がアクセス制御用の設定ファイルに対応しました。 &merged; &man.ifconfig.8; に gifconfig(8) の機能が統合されました。 &merged; &man.ifconfig.8; に prefix(8) の機能が統合されました。&merged; &man.ndp.8; に対して、RFC2461 (Neighbor Discovery for IP Version 6 (IPv6)) に書かれているような無効になった NDP エントリに対するガベージコレクションが実装されました。 &merged; 制限されたライセンス条件を持った pim6dd(8) および pim6sd(8) が削除されました。 これらのプログラムは Ports Collection の一部として net/pim6ddnet/pim6dd から利用可能です。 &merged; &man.route6d.8; に新しいオプション が追加されました。 これはカーネルの転送テーブルの更新を抑制するためのものです。 &merged; &man.rtadvd.8; に対する (ルータ再ナンバリング) オプションは、現時点では無視されるようになっています。 &merged; OpenSSH OpenSSH がバージョン 2.9 に更新されました。 これは SSH2 プロトコル (デフォルト) と、DSA 暗号鍵に対応した ものです。 &man.ssh-add.1; と &man.ssh-agent.1; は DSA 暗号鍵 に対応しており、認証 forwarding を使うことができます。 そのため合衆国在住の OpenSSH ユーザは、RSA 暗号鍵を扱うために必要な、制限されたライセンスを持つ RSAREF ツールキットに依存しなくても済むようになりました。 その他の新しい機能もいくつかあります: &man.sftp.1; のクライアントとサーバが追加されました。 &man.scp.1; は 2GB 以上のファイルを扱えるようになりました。 &man.sshd.8; に対して新たに、 未認証の ssh 接続数を制限する機能が追加されています。 Rijndael 暗号アルゴリズムがサポートされました。 &man.ssh.1; に既存セションの rekeying がサポートされ、実験的な SOCKS4 プロキシーも加えられました。 &merged; OpenSSH が 3.4p1 に更新されました。 &merged; 変更点は: *2 は廃止されました (例えば ~/.ssh/known_hosts~/.ssh/known_hosts2 の中身を 含めることができます)。 &man.ssh-keygen.1; はいくつかの商用 SSH 実装 と鍵を交換するために、SECSH 公開鍵ファイルフォーマット を使って鍵を import/export することができるようになりました。 &man.ssh-add.1; は三つのデフォルト鍵すべてを追加するように なりました。 &man.ssh-keygen.1; は特定の鍵形式をデフォルトとは しないようになりました。 オプション で明示的に指定する必要があります。 プログラムのバグや将来的に発見される可能性のある セキュリティ上の弱点の影響を小さくするために、 特権を持たないプロセスを使うという 特権分離 (privilege separation) 機能が追加されました。 整数変数のオーバフローによって権限の不正な獲得が 可能になるというセキュリティホールなど、 いくつかのバグが修正されました。 OpenSSHOPIE パスワードで 認証できるようになりました。&merged; OpenSSHPAM に対応しました。&merged; OpenSSH にかなり前から存在した 転送された X11 クライアントが終了する時にセションが 切断されてしまうというバグが修正されました。&merged; OpenSSHKerberos 互換機能が 追加されました。 &merged; OpenSSH に対して、 パスワード長を知るために echo されない 文字を空パケットで echo されるように指定したり、 無意味なデータで水増ししたパスワードを送るといった トラフィック解析への耐性を高めるための変更が行なわれました。 &merged; 新規インストール時の標準設定で &man.sshd.8; が有効化されるようになりました。 &merged; &man.sshd.8; サーバは標準設定で X11Forwarding が有効化されるようになりました (危険性はクライアント側にのみ存在し、 クライアント側の標準設定は無効になっています)。 &merged; /etc/ssh/sshd_configConnectionsPerPeriod パラメータが MaxStartups に置き換えられました。 &merged; OpenSSH の &man.sshd.8; に新しい設定項目 VersionAddendum が追加されました。 これは OpenSSH のメインバージョン番号の後ろに続く文字列を変更するためのものです。 &merged; OpenSSL OpenSSL がバージョン 0.9.6g に更新されました。&merged; OpenSSL がマシン依存のアセンブラ最適化に対応しました。 これは make.conf 変数 MACHINE_CPU および CPUTYPE を指定することで有効化されます。 &merged; sendmail sendmail がバージョン 8.9.3 からバージョン 8.12.6 に更新されました。 これには重要な変更点として、 &man.sendmail.8; は set-user-ID root バイナリとして インストールされなくなったこと (set-group-ID smmsp されます)、 標準のファイル配置の変更 (/usr/src/contrib/sendmail/cf/README 参照)、 &man.newaliases.1; の実行が root および信頼できるユーザに制限されたこと、 STARTTLS 暗号化に対応したこと、 標準設定で MSA ポート (587) が有効化されたことが含まれています。 詳細については /usr/src/contrib/sendmail/RELEASE_NOTES をご覧ください。 &merged; &man.mail.local.8; が set-user-ID バイナリとしてインストール されなくなりました。 &os; に標準で含まれる sendmail.cf を使用している場合、 それがバージョン 3.1.0 以降のものであれば問題ありません。 もし独自に設定した sendmail.cf を使用し、メール配送に mail.local を使用している場合は、 Mlocal の行に F=S フラグがセットされていることを確認してください。 このフラグをセットするには、 対応する .mc ファイルに次の行を追加して sendmail.cf ファイルを再生成します。 MODIFY_MAILER_FLAGS(`LOCAL',`+S')dnl FEATURE(`local_lmtp') には、上記の機能が含まるようになっています。 &merged; 標準の /etc/mail/sendmail.cf において、 SMTP の EXPN および VRFY コマンドが無効化されました。 &merged; &man.vacation.1; が更新され、 sendmail に含まれるバージョンを使用するようになりました。 &merged; sendmail 設定ファイル構築ツールが /usr/share/sendmail/cf/ にインストールされるようになりました。 &merged; 新しい make.conf 変数 SENDMAIL_MC および SENDMAIL_ADDITIONAL_MC が追加されました。 詳細については /usr/share/examples/etc/make.conf をご覧ください。 &merged; /etc/mail/Makefile に対して、 新しい make.conf 変数 SENDMAIL_MC への対応、 .mc ファイルから .cf ファイルを構築する機能の追加、 汎用のマップ再構築機能、 aliases ファイルの再構築機能、 sendmail を停止・起動・再起動する機能の追加が行なわれました。 &merged; /etc/master.passwdsmmsp ユーザと mailnull ユーザが追加されました。 明示的に confDEF_USER_ID を設定していない 場合(デフォルト)、安全性のために mailnull ユーザを使います。 これ以前は、mailnull ユーザは 存在せず、daemon ユーザが利用されて いました。 この変更はファイルやプログラム (majordomo など) にメールを渡す際にパーミッションの問題を引き起こす可能性が あります。&merged; 以前の挙動に戻すには、システムの *.mc 設定 ファイルに以下の設定を加えます: define(`confDEF_USER_ID', `daemon') この sendmail 8.12.2 の更新にともない、 複数の sendmail デーモン (外へ出ていくメールを扱うために必要なもの) は sendmail_enable 変数が NO に設定されている場合にも、 &man.rc.8; によって起動されるようになりました。 sendmail を完全に無効にするには、 sendmail_enablesendmail_enable に設定しなければなりません。 また、別の MTA を利用するシステムでは mta_start_script 変数を用いて異なる起動スクリプトを指定することが可能です。 (詳細は &man.rc.sendmail.8; をご覧ください)。&merged; By default, &man.rc.8; no longer enables sendmail for inbound SMTP connections. Note that &man.sysinstall.8; may override this default for a binary installation, based on what security profile is selected. This functionality can also be manually enabled by adding the following line to /etc/rc.conf: sendmail_enable="YES" /etc/mail/Makefile から構築される sendmail の alias ファイル、 map データベースの許可属性は、 ファイルロックに対するローカルからのサービス妨害攻撃を防ぐために デフォルトが 0640 になりました。 これは make.confSENDMAIL_MAP_PERMS という新しいオプションの設定で 変更することが可能です。&merged; sendmail の統計ファイル (/var/log/sendmail.st) の許可属性が ファイルロックに対するローカルからのサービス妨害攻撃を防ぐために 0644 から 0640 へ変更されました。&merged; Ports/Packages Collection インフラストラクチャ Perl と &os; Ports Collection の統合を強化するために BSDPAN というモジュール集が追加されました。 &man.pkg.create.1; および &man.pkg.add.1; が、 &man.bzip2.1; を使って圧縮された package に対応しました。 また、&man.pkg.add.1; が新しい package を取得するミラーサイトを PACKAGEROOT 環境変数から得るようになっています。 &man.pkg.create.1; における依存関係の記録が、 コマンドラインの指定順ではなく依存関係の順番で 行なわれるようになりました。 これにより pkg_add -r の機能性が向上しています。 &merged; &man.pkg.create.1; はローカルにインストールされた パッケージからパッケージを作成する をサポートしました。&merged; &man.pkg.delete.1; に複数の package を削除するように指定した際に、 コマンドラインの指定順ではなく依存関係順に 削除が行なわれるようになりました。 &merged; &man.pkg.delete.1; が package 名のグロブ指定・ 正規表現指定に対応しました。 また、package すべてを削除する オプション、 &man.rm.1; 風に対話型の確認を行なう オプションも追加されています。 &merged; &man.pkg.delete.1; に、再帰的にパッケージを削除する オプションが追加されました。&merged; &man.pkg.info.1; が、 インストール済み package のグロブ指定に対応しました。 この機能は オプションで無効化できます。 また、 オプションでシェルグロブではなく正規表現を使うように制御可能です。 &merged; &man.pkg.info.1; に新しいオプション が追加されました。 これはインストール済みの package と記録されているチェックサム を (インストール後に変更されていないかどうか) 比較します。 この機構を監査用途に使用する場合、そのセキュリティは当然 /var/db/pkg の内容に依存します。 &merged; 新しく &man.pkg.sign.1; コマンド、 &man.pkg.check.1; コマンドが追加されました。 これらはバイナリ package の電子署名を行なったり、 署名の検証を行なうためのものです。 &merged; For some time, &os; 5.0-CURRENT (as well as some 4.X releases) included a pkg_update(1) utility to update installed packages, as well as their dependencies. This utility has been removed; a superset of its functionality can be found in the sysutils/portupgrade port. ある期間、&os; 5.0-CURRENT (および、いくつかの 4.X-RELEASE) には インストール済みの package とその依存関係を更新する pkg_update(1) ユーティリティが含まれていましたが、 このユーティリティは削除されました。 代わりに、より高機能な sysutils/portupgrade port が提供されています。 &man.pkg.version.1; のバージョン番号比較ルーチンが、 Porters Handbook (日本語訳:「port 作成者のためのハンドブック」) に書かれているとおりのものになりました。 また、アドレス比較テストを行なうための新しいオプション も追加されています。 &merged; &man.pkg.version.1; に新しいオプション が追加されました。 これは、操作対象を指定された文字列とマッチする ports/packages に制限するためのものです。 &merged; &man.pkg.version.1; が Perl スクリプトから C プログラムに変更されました。 インストール済み package のバージョン番号の文法が (後方互換性のある) 新しいものに変わりました。 これは Ports Collection Makefile 群にある PORTREVISION 変数および PORTEPOCH 変数に対応します。 これにより、Ports Collection の各 port に対するセキュリティパッチや &os; 依存の更新といった、 サードパーティ製ソフトウェアの配布物に付けられている オリジナルのバージョン番号に反映されない修正が追跡しやすくなります。 &man.pkg.version.1; もまた、 この新方式のバージョン番号の比較に対応しました。 &merged; パフォーマンスおよびディスク使用効率向上のため、 &os; Ports Collection にある ports スケルトン の再構成が行なわれました。 インストール済みの ports や packages には影響ありません。 &merged; すべての packages および ports に新しく origin 指示子が追加されました。 これは package がどのディレクトリで構築されたかを &man.pkg.version.1; のようなプログラムから容易に 調べられるようにするためのものです。 &merged; Ports Collection において、(訳注: 各 port が) 依存する X Window System のデフォルトのバージョンが XFree86 4.2.1 に変更されました。 XFree86 3.3.6 に戻すには、 /etc/make.conf に次の行を加えてください。 &merged; XFREE86_VERSION=3 emulators/linux_base の port でインストールされるライブラリ (Linux エミュレーションに必要) が更新されました。 現在は Red Hat Linux 7.1 に含まれるものに対応しています。&merged; By default, packages generated by the Ports Collection (as well as the packages on the FTP sites) are now compressed using &man.bzip2.1;, rather than &man.gzip.1;. (Thus, they now have a .tbz extension, rather than a .tgz extension.) The package tools have been updated to handle the new format. リリースエンジニアリングと統合 インストール / リカバリ統合ディスクの作成を容易にするため、 bin 配布物の名前が base に変更されました。 ISO イメージと CDROM は、デフォルトで cdboot ブートローダを使うようになりました。 これにより bootable CDROM でフロッピディスクイメージの エミュレーションをする必要がなくなり、CDROM インストールに GENERIC カーネルを使えるようになりました (その代わり、古い BIOS との互換性は損なわれています)。 XFree86 4.2.0 が &man.sysinstall.8; が対応する X Window System のデフォルトのバージョンになりました。 &man.sysinstall.8; は XFree86 を 標準のバイナリパッケージセットとしてインストールするようになったため、 &man.pkg.info.1; のような通常の package ユーティリティを使って それらのコンポーネントを調べたり操作することが可能になっています。 &merged; &os; 5-CURRENT ホスト上での &os; 4-STABLE の make release、 および &os; 4-STABLE ホスト上での &os; 5-CURRENT の make release ができるようになりました。 クロスアーキテクチャのリリース構築 (ホストと異なるアーキテクチャのリリースを構築すること) も可能になっています。 詳しくは &man.release.7; をご覧ください。&merged; フロッピーリリースの三枚目に drivers.flp イメージが追加されました。 このイメージには kern.flp の中にあるカーネルや mfsroot.flp イメージに入りきらない ドライバなどの動的ロード可能なモジュールが含まれています。 ドキュメンテーション (ライセンス上の問題で以前までは含まれていなかった) 多くの 4.4 BSD Programmer's Supplementary Documents が /usr/share/doc/psd に復帰しました。 該当する文書は次のとおりです。 The UNIX Time-Sharing System (01.cacm) UNIX Implementation (02.implement) The UNIX I/O System (03.iosys) UNIX Programming — Second Edition (04.uprog) The C Programming Language — Reference Manual (06.Clang) Yacc: Yet Another Compiler-Compiler (15.yacc) Lex — A Lexical Analyzer Generator (16.lex) The M4 Macro Processor (17.m4) 同様に、4.4 BSD User's Supplementary Documents のいくつかが /usr/share/doc/usd に復帰しました。 該当する文書は次のとおりです。 NROFF/TROFF User's Manual (21.troff) A TROFF Tutorial (22.trofftut) - + 前のリリースの &os; からのアップグレード 現存する &os; システムからアップグレードするユーザは &os; 5.0-RELEASE 初期利用者のための手引き を読むことを 強く 推奨します。 この文書は、通常 EARLY.TXT という名前で 配布物に収録されており、 また、他のリリースノートが置かれているところにも一緒に置かれています。 この手引にはアップグレード時に注意を払うべき点に加え、 さらに重要な情報として、 &os; 4.X システムを使い続ける場合と &os; 5.X へのアップグレードした場合の、 それぞれの利点についてのまとめが書かれています。 &os; のアップグレードは、もちろん、 すべての データと設定ファイルを バックアップしてからのみ行うべきです。