diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/install.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/install.1 index dc19c51a90..20ba300c6b 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/install.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/install.1 @@ -1,227 +1,225 @@ .\" Copyright (c) 1987, 1990, 1993 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" From: @(#)install.1 8.1 (Berkeley) 6/6/93 -.\" %FreeBSD: src/usr.bin/xinstall/install.1,v 1.16.2.6 2001/08/16 13:17:15 ru Exp % +.\" %FreeBSD: src/usr.bin/xinstall/install.1,v 1.16.2.7 2001/08/21 16:01:47 ru Exp % .\" -.\" $FreeBSD: doc/ja_JP.eucJP/man/man1/install.1,v 1.15 2001/08/05 02:45:48 horikawa Exp $ +.\" $FreeBSD: doc/ja_JP.eucJP/man/man1/install.1,v 1.16 2001/08/17 06:18:09 horikawa Exp $ .Dd May 7, 2001 .Dt INSTALL 1 .Os .Sh 名称 .Nm install .Nd バイナリのインストール .Sh 書式 .Nm .Op Fl bCcMpSsv .Op Fl B Ar suffix .Op Fl f Ar flags .Op Fl g Ar group .Op Fl m Ar mode .Op Fl o Ar owner .Ar file1 file2 .Nm .Op Fl bCcMpSsv .Op Fl B Ar suffix .Op Fl f Ar flags .Op Fl g Ar group .Op Fl m Ar mode .Op Fl o Ar owner .Ar file1 ... fileN directory .Nm .Fl d .Op Fl v .Op Fl g Ar group .Op Fl m Ar mode .Op Fl o Ar owner .Ar directory ... .Sh 解説 ファイルを指定したファイルもしくはディレクトリへコピーします。 もしもターゲットがディレクトリであれば、 .Ar file は元のファイル名のままで .Ar directory の中にコピーされます。もし指定ファイルがすでに存在している場合、 .Fl b オプションが指定されていれば .Ar file Ns Pa .old にリネームし、そうでない場合には パーミッションが許せば上書きされます。 バックアップ用の別のサフィックスを、 .Fl B オプションの引数で指定可能です。 .Pp 次のオプションを使用可能です: .Bl -tag -width indent .It Fl b 既存のファイルに上書きする前に、 .Ar file Ns Pa .old へリネームして、バックアップします。 バックアップ用の別のサフィックスについては .Fl B を参照してください。 .It Fl B Ar suffix .Fl b 指定時に、 .Ar suffix をバックアップのサフィックスとして使用します。 .It Fl C ファイルをコピーします。 コピー先ファイルがすでに存在しかつ内容が同一である場合には、 ターゲットの修正時刻を変更しません。 .It Fl c ファイルをコピーします。 これがデフォルトです。 .Fl c オプションは、後方互換性のためだけに含まれています。 .It Fl d ディレクトリを作成します。 必要であれば、無い親ディレクトリも作成されます。 .It Fl f ターゲットファイルのファイルフラグを指定します; 指定可能なフラグのリストとその意味は .Xr chflags 1 を参照して下さい。 .It Fl g グループを指定します。数値指定の GID が利用できます。 .It Fl M .Xr mmap 2 の使用を全面的に禁止します。 .It Fl m モードを指定します。デフォルトのモードは rwxr-xr-x (0755) にセットされます。モード指定は 8 進数もしくは シンボリックな値のどちらでも可能です; 指定可能なモードの値については .Xr chmod 1 を参照して下さい。 .It Fl o 所有者を指定します。数値指定の UID が利用できます。 .It Fl p 修正時刻を保存します。 .Fl C (比較してコピー) オプションが指定された場合のようにコピーを行いますが、 ターゲットファイルが存在しないもしくは内容が異なる場合、 ファイルの修正時刻を保存します。 .It Fl S 安全モード。 通常、 .Nm は、新規ファイルをインストールする前に、 既存のターゲットをアンリンクします。 .Fl S フラグを付けると、一時ファイルを使用し、これがターゲットにリネームされます。 こちらの方が安全な理由は、コピーまたはリネームが失敗した場合、 既存のターゲットはそのまま残ることです。 .It Fl s .Nm は .Xr strip 1 コマンドを実行してバイナリをストリップします。 .Nm strip コマンドを別に起動するため、多くのシステムやバイナリ形式に対して 移植性のある方法となっています。 .It Fl v -.Fl C -が実際になにかをインストールするときに、 .Nm -に表示させます。 +を冗長にし、インストールもしくはバックアップされるファイルを表示します。 .El .Pp actually installs something. .Nm は全てのファイルフラグを保存します。ただし .Dq nodump フラグは例外です。 .Pp .Nm ユーティリティは、ファイルをそれ自身に移動しないように試みます。 .Pp .Pa /dev/null をインストールすると、空のファイルを作ります。 .Pp 正常終了時は 0 が返ります。他の場合は 1 が返ります。 .Sh 診断 .Nm ユーティリティは、成功時には 0 で、そうでない場合は 1 で終了します。 .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width INS@XXXX -compact .It Pa INS@XXXX .Fl S , .Fl C , .Fl p オプションのいずれが使われている時は、一時ファイル名を .Pa INS@XXXX とします。 ここで、 .Pa XXXX 部分は .Xr mkstemp 3 で決定され、ターゲットディレクトリに作成されます。 .El .Sh 互換性 歴史的に、デフォルトでは .Nm はファイルを移動していました。 デフォルトがコピーに変更されたのは、 .Fx 4.4 です。 .Sh 関連項目 .Xr chflags 1 , .Xr chgrp 1 , .Xr chmod 1 , .Xr cp 1 , .Xr mv 1 , .Xr strip 1 , .Xr mmap 2 , .Xr chown 8 .Sh 歴史 .Nm ユーティリティは .Bx 4.2 から登場しました。 .Sh バグ .Nm が異常終了した場合に、 一時ファイルがターゲットディレクトリに残るかも知れません。 .Pp NFS ファイルシステム経由では .Xr fchflags 2 でファイルフラグを設定できません。 他のファイルシステムはフラグの概念がありません。 フラグをサポートしないファイルシステムにおいてフラグ設定に失敗した場合には、 .Nm は警告だけ行います。 .Pp .Nm に .Fl v を指定すると、 .Fl C がハードリンクを扱うときに、コピーをしたと嘘をつきます。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/top.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/top.1 index 264fd7e5b1..2a74870775 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/top.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/top.1 @@ -1,383 +1,383 @@ .\" NOTE: changes to the manual page for "top" should be made in the .\" file "top.X" and NOT in the file "top.1". .\" %FreeBSD: src/contrib/top/top.X,v 1.6.6.1 2000/07/20 13:29:20 phantom Exp % -.\" $FreeBSD: doc/ja_JP.eucJP/man/man1/top.1,v 1.8 2001/05/14 01:07:29 horikawa Exp $ -.nr N %topn% -.nr D %delay% +.\" $FreeBSD: doc/ja_JP.eucJP/man/man1/top.1,v 1.9 2001/07/29 05:14:53 horikawa Exp $ +.nr N -1 +.nr D 2 .TH TOP 1 Local .UC 4 .SH 名称 top \- CPU プロセスの上位リストに関する情報を表示/更新する .SH 書式 .B top [ .B \-SbiInqut ] [ .BI \-d count ] [ .BI \-s time ] [ .BI \-o field ] [ .BI \-U username ] [ .I number ] .SH 解説 .\" This defines appropriate quote strings for nroff and troff .ds lq \&" .ds rq \&" .if t .ds lq `` .if t .ds rq '' .\" Just in case these number registers aren't set yet... .if \nN==0 .nr N 10 .if \nD==0 .nr D 2 .I top はシステム内の上位 .if !\nN==-1 \nN プロセスを表示し、その情報を定期的に更新します。 .if \nN==-1 \ \{\ 標準出力がインテリジェント端末 (以下を参照) なら、 デフォルトでは端末画面に合わせて表示プロセス数を決定します。 それ以外の場合、適切な数のプロセス (約 20 プロセス) が表示されます。 .\} 生の CPU パーセンテージを用いてプロセス順位を決めます。もし .I number が指定されると、デフォルト値に代えて、上位 .I number プロセスが表示されます。 .PP .I top の動作は高機能端末とそうでない端末とで異なります。 この差異によって、いくつかのオプションのデフォルト値も変わってきます。 以下の部分では、\*(lqインテリジェント\*(rq 端末とは、 カーソルアドレシング、画面クリアおよび行末までのクリアをサポートしている 端末のことを指します。 逆に \*(lqダム\*(rq 端末とは、そのような機能をサポートしていないものを いいます。 .I top の出力をファイルにリダイレクトすると、 あたかもダム端末上で動作しているように振る舞います。 .SH オプション .TP .B \-S システムプロセスも画面に表示します。 pager や swapper といったシステムプロセスは通常、表示されませんが、 このオプションによりそれらも見えるようになります。 .TP .B \-b \*(lqバッチ\*(rq モードにします。 バッチモードでは、端末からの入力は全て無視されます。 ただし割り込みキャラクタ (^C や ^\e など) は有効です。 ダム端末上で実行する場合や出力先が端末以外の場合は、これがデフォルトです。 .TP .B \-i \*(lq対話的実行\*(rq モードにします。 対話的実行モードでは、あらゆる入力は直ちに読み込んで処理されます。 どのキーがどういう機能をもっているかについては、 \*(lq対話的実行モード\*(rq のセクションを参照して下さい。 コマンドが処理されると、そのコマンドが理解されなかった場合でも、 画面は直ちに更新されます。 出力先がインテリジェント端末の場合は、これがデフォルトです。 .TP .B \-I アイドル状態のプロセスを表示しません。 デフォルトでは、 top はアクティブプロセスもアイドルプロセスも両方とも表示します。 .TP .B \-t .I top プロセスを表示しないようにします。 .TP .B \-n \*(lq非対話的実行\*(rq モードにします。 これは \*(lqバッチ\*(rq モードと同じです。 .TP .B \-q .I top を -20 に renice し、より高速に実行されるようにします。 この機能は、システムが大変重い場合に、問題箇所を発見する可能性を高めるために 用いられます。 このオプションは root のみ使用可能です。 .TP .B \-u uid 値をユーザ名に変換する時間を割かないようにします。 通常、 .I top は必要に応じてファイル \*(lq/etc/passwd\*(rq を読み、 出現する全てのユーザ id 値をログイン名に変換します。 このオプションはその変換を全て止め、できるだけ実行時間を低減させます。 ログイン名の代わりに uid 値が表示されます。 .TP .BI \-d count .I count 回だけ表示し、その後終了します。 1 回の表示とは、1 回の画面更新のことです。 このオプションにより、ユーザは希望する回数だけ状況を表示し、 その後自動的に .I top を終了させることができます。 インテリジェント端末では、表示回数の上限は設定されていません。 ダム端末ではデフォルト値は 1 回です。 .TP .BI \-s time 画面更新間隔を .I time 秒に設定します。デフォルトの画面更新間隔は \nD 秒です。 .TP .BI \-o field プロセス表示領域を指定したフィールドによってソートします。 フィールド名には出力で示されているカラム名を用いますが、小文字で指定します。 しばしば用いられる値は \*(lqcpu\*(rq, \*(lqsize\*(rq, \*(lqres\*(rq, \*(lqtime\*(rq ですが、これは OS によっても異なります。 必ずしも全ての OS でこのオプションがサポートされているわけではないことに 注意して下さい。 .TP .BI \-U username ユーザ .IR username が所有しているプロセスのみ表示します。 現在のところ、このオプションはユーザ名指定のみ可能で、uid 値は指定できません。 .PP .I count と .I number はいずれも \*(lq無限\*(rq を指定でき、 その場合、それらは可能な限り引き延ばされます。 これは、キーワード \*(lqinfinity\*(rq, \*(lqmaximum\*(rq, \*(lqall\*(rq のいずれかの、 一意に識別可能な先頭からの部分文字列を指定することで行われます。 実際、インテリジェント端末での .I count のデフォルト値は .BI infinity となっています。 .PP コマンドラインのオプションを調べる前に、 環境変数 .B TOP が調べられます。これによりユーザ自身のデフォルト値を設定できます。 表示プロセス数も環境変数 .BR TOP で指定可能です。 オプション .BR \-I , .BR \-S , .BR \-u , .B \-t は実際はトグルオプションです。これらのオプションを 2 回指定すると、 最初の指定を無効にします。 ですから、環境変数 .B TOP を \*(lq\-I\*(rq と設定しているユーザは、 \*(lqtop \-I\*(rq とすることでアイドルプロセスの状況を見ることができます。 .SH 対話的実行モード \*(lq対話的実行モード\*(rq で動作している場合、 .I top は端末からコマンドを読み込み、それに応じて動作を行います。 このモードでは端末は \*(lqCBREAK\*(rq モードに設定され、 入力文字が速やかに処理されるようになります。 .I top の表示と表示の間、 つまり .I top が .I time 秒が経過するのを待っている間、ほとんどいつでもキー入力可能です。 実際キーが押されると、そのコマンドは直ちに処理され、 画面が更新されます (そのコマンドが指示した変更も反映されます)。 これはコマンドが正しくない場合にも行われます。 画面を更新している最中にキーが押されると、 .I top は画面更新を終らせて、そのコマンドを処理します。 コマンドによっては更に情報の指定が必要になるものもありますが、 その場合、それに応じてユーザに入力が求められます。 その情報を入力する間、ユーザの削除キーと行削除キー ( .IR stty コマンドで設定される) が利用でき、改行により入力が完了します。 .PP 現在のところ、以下のコマンドが利用可能です (^L は control-L を表します): .TP .B ^L 画面を再描画します。 .IP "\fBh\fP\ or\ \fB?\fP" コマンド一覧 (ヘルプ画面) を表示します。 .TP .B q .I top を終了します。 .TP .B d 表示する画面数を変更します (新しい数値入力が求められます)。 次回の表示が 1 回目となります。ですから .B d1 と入力すると、 .I top は 1 回表示して直ちに終了します。 .TP .B n or # 表示するプロセス数を変更します (新しい数値入力が求められます)。 .TP .B s 表示間隔の秒数を変更します (新しい数値入力が求められます)。 .TP .B k プロセスリストにシグナル (デフォルトでは \*(lqkill\*(rq) を送ります。 .IR kill (1) コマンドと同様の働きをします。 .TP .B r プロセスリストの優先度 (\*(lqnice\*(rq 値) を変更します。 .IR renice (8) コマンドと同様の働きをします。 .TP .B u 指定したユーザ名のユーザが所有するプロセスのみ表示します (ユーザ名入力 が求められます)。 ユーザ名として単に \*(lq+\*(rq が指定された場合、 全ユーザのプロセスが表示されます。 .TP .B e 前回の .BR k ill または .BR r enice コマンドで生じたシステムエラーがあれば、そのリストを表示します。 .TP .B i (または .BR I ) アイドルプロセスの表示有無を切り替えます。 .TP .B t .I top の表示有無を切り替えます。 .SH 表示 実際の表示画面は、そのマシンで動作している Unix の種類によって異なります。 ここでの説明は、この特定マシンで動作する top コマンドの出力と 厳密には合っていないかもしれません。 相違点はこのマニュアルの終りに示してあります。 .PP 表示画面の先頭数行にはシステム状態に関する情報として、 プロセスに割り当てられた最終プロセス ID (ほとんどのシステム)、 3 種のロードアベレージ、現在時刻、存在するプロセス数、 各状態 (sleep 中、実行中、実行開始中、ゾンビ、停止中) のプロセス数、 各プロセッサ状態 (ユーザ, nice, システム, アイドル) で消費した時間の割合 等が表示されます。 物理メモリおよび仮想メモリの割り当てに関する情報も表示されます。 .PP 画面の残りの部分には各プロセスに関する情報が表示されます。 表示項目は、内容的には .IR ps (1) に似ていますが、正確には同じではありません。 PID はプロセス id、USERNAME はプロセス所有者名 ( .B \-u 指定時は UID カラムが USERNAME に取って替わる)、 PRI は現在のプロセス優先度、 NICE は nice 値 (\-20 から 20 までの範囲)、 SIZE はプロセスサイズの合計 (text, data, stack)、 RES は現在のメモリ常駐量 (SIZE と RES はいずれもキロバイト単位)、 STATE は現在の状態 (\*(lqsleep\*(rq, \*(lqWAIT\*(rq, \*(lqrun\*(rq, \*(lqidl\*(rq, \*(lqzomb\*(rq, \*(lqstop\*(rq のいずれか)、 TIME はプロセスが消費したシステム時間およびユーザ時間の秒数、 WCPU は (もしあれば) 重み付き CPU パーセンテージ (これは .IR ps (1) が CPU として表示するものと同じ)、 CPU は生のパーセンテージで、プロセス順序を決めるソート処理に用いられるもの、 そして COMMAND はプロセスが現在実行しているコマンド名です (もしプロセスが スワップアウト中なら、このカラムには \*(lq\*(rq という印がつく)。 .SH 注意 \*(lqABANDONED\*(rq 状態 (カーネル中では \*(lqSWAIT\*(rq 状態として 知られています) は捨て去られたものゆえ、この名称がついています。 プロセスはこの状態で終るべきではありません。 .SH 作者 William LeFebvre, EECS Department, Northwestern University .SH 環境変数 .DT TOP ユーザが設定できるオプションのデフォルト値 .SH 関連ファイル .DT /dev/kmem カーネルメモリ .br /dev/mem 物理メモリ .br /etc/passwd uid 値をユーザ名に変換するのに使用 .br /kernel システムイメージ .SH バグ .B \-I のデフォルト値が もう一度変更されましたが、私を責めないで下さい。 .I top が全プロセスを表示するわけではないことで大変多くの人が混乱したため、 バージョン 2 の頃と同様、デフォルトでアイドルプロセスも表示することに 決めました。 しかしこの動作に耐えられない人々のために、環境変数 .B TOP に \*(lqデフォルト\*(rq オプションを設定しておく機能を 追加しました (オプションのセクションを参照)。 バージョン 3.0 が持っている振る舞いが必要な人は、環境変数 .B TOP に値 \*(lq\-I\*(rq を設定するだけで OK です。 .PP スワップされたプロセスに対するコマンド名は追跡すべきですが、 それを行うとプログラムの動作が遅くなるでしょう。 .PP .IR ps (1) と同様、 .I top が更新情報を収集している間に事態が変化する可能性があります。 表示内容は現実に近い近似値に過ぎません。 .SH 関連項目 kill(1), ps(1), stty(1), mem(4), renice(8) .SH FreeBSD に関する注 .SH メモリに関する説明 Mem: 9220K Active, 1032K Inact, 3284K Wired, 1MB Cache, 2M Buf, 1320K Free Swap: 91M Total, 79M Free, 13% Inuse, 80K In, 104 K Out .B K: キロバイト。 .TP .B M: メガバイト。 .TP .B %: 1/100。 .TP .B Active: アクティブなページ数。 .TP .B Inact: アクティブでないページ数。 .TP .B Wired: 固定されているページ数。キャッシュされたファイルデータページを含む。 .TP .B Cache: VM レベルのディスクキャッシュに使用しているページ数。 .TP .B Buf: BIO レベルのディスクキャッシュに使用しているページ数。 .TP .B Free: 未使用ページ数。 .TP .B Total: 使用可能なスワップ合計。 .TP .B Free: 未使用スワップ合計。 .TP .B Inuse: 使用中スワップ。 .TP .B In: (直前の表示間隔において) スワップデバイスからページインしたページ数 .TP .B Out: (直前の表示間隔において) スワップデバイスにページアウトしたページ数 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man5/make.conf.5 b/ja_JP.eucJP/man/man5/make.conf.5 index 165486bf22..b79ca80363 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man5/make.conf.5 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man5/make.conf.5 @@ -1,783 +1,789 @@ .\" Copyright (c) 2000 .\" Mike W. Meyer .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" -.\" %FreeBSD: src/share/man/man5/make.conf.5,v 1.12.2.9 2001/08/17 13:08:47 ru Exp % +.\" %FreeBSD: src/share/man/man5/make.conf.5,v 1.12.2.10 2001/08/21 23:04:08 obrien Exp % .\" -.\" $FreeBSD: doc/ja_JP.eucJP/man/man5/make.conf.5,v 1.12 2001/08/19 10:25:05 horikawa Exp $ +.\" $FreeBSD: doc/ja_JP.eucJP/man/man5/make.conf.5,v 1.13 2001/08/21 03:41:38 horikawa Exp $ .\" .Dd November 3, 2000 .Dt MAKE.CONF 5 .Os .Sh 名称 .Nm make.conf .Nd システムビルド情報 .Sh 解説 .Nm ファイルには .Fx のソースや ports アプリケーションの制御に関する設定が含まれています。 通常 .Nm ファイルは、システム管理者が、 これらの値をデフォルトから変更したい場合に作成します。 .Pp .Nm の用途は、コマンド実行やコンパイル動作を直接行うことではなく、 .Pa /usr/src , .Pa /usr/ports , .Pa /usr/doc などにある様々な makefile にインクルードされることです。 そのような makefile では、 内部の動作が .Nm の与える条件によって変化するようになっているのです。 .Pp .Pa /etc/make.conf ファイルはそれぞれ適切な .Pa Makefile からインクルードされます。 各々の Makefile の中では、 利用可能なすべてのオプションに対し、デフォルトの設定が与えられています。 .Pa /etc/make.conf で指定する必要があるオプションは、 システム管理者がデフォルトから変更したいと思ったものだけです。 .Pp ビルドの手続きは、大きく 4 つの領域に分けられます。 world、カーネル、ドキュメント、ports です。 .Nm で設定された変数はこれらの領域の 1 つ、2 つ、 あるいは全てに適用されます。 変数は、特定のビルドに対して .Xr make 1 の .Fl D オプションを用いて指定することもできます。 .Pp 以下のリストでは、それぞれ指定したビルドの途中で用いることのできる 各変数の名前と簡単な説明を記述します。 .Vt bool と指定されている変数では、その値は意味を持ちません。 変数が設定されていれば (たとえ値が .Dq Li FALSE や .Dq Li NO でも)、変数が設定されているものとして扱われます。 .Pp 次のリストは、すべてのビルド (あるいはビルド以外の目的で使われる .Pa Makefile ) で用いられる変数の名前と簡単な説明です。 .Bl -tag -width Ar .It Va CFLAGS -.It Vt str +.Pq Vt str C のコードをコンパイルするときのコンパイラの設定を制御します。 .Op Fl O を越えた最適化レベル .Pq Op Fl O2 , No ...\& はサポートされていません。 .Va BDECFLAGS は、 .An "Bruce Evans" Aq bde@FreeBSD.org が開発や変更のテスト用に勧めている .Xr gcc 1 設定です。 これは以下のように使用可能です。 .Pp .Bd -literal -offset indent CXFLAGS+=${BDECFLAGS} .Ed .It Va CVS_UPDATE .Pq Vt bool .Dq Li "make update" で ports を更新するときに .Xr cvs 1 を用いる場合、設定します。 .It Va CXXFLAGS .Pq Vt str C++ のコードをコンパイルするときのコンパイラの設定を制御します。 .Va CXXFLAGS は最初は .Va CFLAGS の値に設定されます。この .Va CXXFLAGS の値に追加を行いたい場合は、 .Dq Li = ではなく .Dq Li += を用いてください。 .It Va INSTALL .Pq Vt str デフォルトのインストールコマンドです。 インストールを行う前に比較を行いたい場合は、次の例を用いてください。 .Bd -literal -offset indent INSTALL="install -C" .Ed .It Va LOCAL_DIRS .Pq Vt str この変数には .Pa /usr/src で make を行うときに入るべきディレクトリをすべてリストします。 .It Va MTREE_FOLLOWS_SYMLINKS .Pq Vt str .Xr mtree 8 にシンボリックリンクを追跡させたい場合は、 これを .Dq Fl L に設定します。 .It Va NO_DOCUPDATE .Pq Vt bool .Dq Li "make update" で doc ツリーを更新させない場合これを設定します。 .It Va NO_PORTSUPDATE .Pq Vt bool .Dq Li "make update" で ports ツリーを更新させない場合これを設定します。 .It Va SUP_UPDATE .Pq Vt bool .Dq Li "make update" による ports の更新に .Xr cvsup 1 を使う場合これを設定します。 .It Va SUP .Pq Vt str .Dq Li "make update" で用いられる .Xr cvsup 1 コマンドの置き場所です。 .It Va SUPFLAGS .Pq Vt str .Dq Li "make update" を行うとき .Xr sup 1 に与えるフラグ。デフォルトは .Op Fl g L Ar 2 です。 .It Va SUPHOST .Pq Vt str .Dq Li "make update" を行うときに用いる sup サーバのホスト名です。 .It Va SUPFILE .Pq Vt str .Dq Li "make update" を行うとき、最初に用いる .Ar supfile です。デフォルトは .Pa /usr/share/examples/cvsup/standard\-supfile です。 .It Va SUPFILE1 .Pq Vt str .Dq Li "make update" を行うとき、二番目に用いる .Ar supfile です。デフォルトは .Pa /usr/share/examples/cvsup/secure\-supfile です。 .It Va SUPFILE2 .Pq Vt str .Dq Li "make update" を行うとき、三番目に用いる .Ar supfile です。デフォルトは .Pa /usr/share/examples/cvsup/secure\-supfile です。 .It Va PORTSSUPFILE .Pq Vt str .Dq Li "make update" を行うときの ports 用の .Ar supfile です。デフォルトは .Pa /usr/share/examples/cvsup/ports\-supfile です。 .It Va DOCSUPFILE .Pq Vt str .Dq Li "make update" を行うときのドキュメント用の .Ar supfile です。デフォルトは .Pa /usr/share/examples/cvsup/doc\-supfile です。 +.It Va WARNS_WERROR +WARNS が有効な場合、 +-Werror +を +.Va CFLAGS +へ追加させます。 .El .Pp 次のリストは、カーネルのビルドで用いられる変数の名前と簡単な説明です。 .Bl -tag -width Ar .It Va BOOT_COMCONSOLE_PORT .Pq Vt str ブートブロックが、 キーボード/ビデオカードの代わりに シリアルコンソールを用いるよう設定された場合に、 コンソールとして用いるポートアドレスです。 .It Va BOOT_COMCONSOLE_SPEED .Pq Vt int ブートブロックが、 キーボード/ビデオカードの代わりに シリアルコンソールを用いるよう設定された場合に、 コンソールで用いるボーレートです。 .It Va BOOTWAIT .Pq Vt int カーネルがデフォルトカーネルのブートを開始する前に、 コンソールのキーが押されるのを待つ時間を制御します。 値はだいたいミリ秒単位となります。 ディスクからブートする前のキー入力の認識は BIOS が行うので、 これが 0 に設定されていた場合でも、 ユーザの選択したブートパラメータを与えることは可能です。 .It Va COPTFLAGS .Pq Vt str カーネルをコンパイルするときのコンパイラの設定を制御します。 .Op Fl O を越えた最適化レベル .Pq Op Fl O2 , No ...\& はサポートされていません。 .It Va KERNEL .Pq Vt str .Dq Li "${MAKE} buildkernel" によるビルドと .Dq Li "${MAKE} installkernel" . によるインストールとで、 どのカーネル設定を用いるかを制御します。例えば .Bd -literal -offset indent KERNEL=MINE DEBUG GENERIC OTHERMACHINE .Ed .Pp とすると、 .Pa MINE , DEBUG , GENERIC , OTHERMACHINE といった各設定ファイルに対応するカーネルをビルドし、 .Pa MIME に対応するカーネルをインストールします。 デフォルトは .Pa GENERIC です。 .It Va NO_KERNELCONFIG .Pq Vt bool .Dq Li "${MAKE} buildkernel" の際に .Xr config 8 を実行しない場合には、これを設定します。 .It Va NO_KERNELDEPEND .Pq Vt bool .Dq Li "${MAKE} buildkernel" の際に .Dq Li "${MAKE} depend" を実行しない場合には、これを設定します。 .It Va NO_MODULES .Pq Vt bool カーネルといっしょにモジュールをビルドしない場合に設定します。 .El .Pp 次のリストは、world のビルドで用いられる変数の名前と簡単な説明です。 .Bl -tag -width Ar .It Va COMPAT1X .Pq Vt bool .Fx 1 互換ライブラリをインストールする場合に設定します。 .It Va COMPAT20 .Pq Vt bool .Fx 2.0 互換ライブラリをインストールする場合に設定します。 .It Va COMPAT21 .Pq Vt bool .Fx 2.1 互換ライブラリをインストールする場合に設定します。 .It Va COMPAT22 .Pq Vt bool .Fx 2.2 互換ライブラリをインストールする場合に設定します。 .It Va COMPAT3X .Pq Vt bool .Fx 3 互換ライブラリをインストールする場合に設定します。 .It Va ENABLE_SUIDPERL .Pq Vt bool suid .Xr perl 1 バイナリのインストールを行う場合に設定します。 .It Va FETCH_CMD .Pq Vt str ファイルの取得に用いるコマンドです。 通常は .Xr fetch 1 です。 .It Va MAKE_IDEA .Pq Vt bool IDEA 暗号化コードをビルドする場合に設定します。 このコードは米国やヨーロッパの多くの国々で特許が取得されています。 合法的に IDEA を使えるかどうか決めるのは .Em あなたの責任 です。 .It Va MAKE_KERBEROS4 .Pq Vt bool KerverosIV (KTH eBones) をビルドする場合に設定します。 .It Va MAKE_KERBEROS5 .Pq Vt bool Kerveros5 (KTH Heimdal) をビルドする場合に設定します。 .Em 注意! これはまだ実験的なコードです。 安定している Kerberos5 が必要ならば、 ports を用いてください。 .It Va MODULES_WITH_WORLD .Pq Vt bool カーネルと同時にではなく、 システムと同時にモジュールをビルドする場合に設定します。 .It Va NO_CVS .Pq Vt bool CVS をビルドしない場合に設定します。 .It Va NO_BIND .Pq Vt bool BIND をビルドしない場合に設定します。 .It Va NO_FORTRAN .Pq Vt bool .Xr g77 1 と関連ライブラリをビルドしない場合に設定します。 .It Va NO_I4B .Pq Vt bool isdn4bsd パッケージをビルドしない場合に設定します。 .It Va NO_LPR .Pq Vt bool .Xr lpr 1 と関連プログラムをビルドしない場合に設定します。 .It Va NO_MAILWRAPPER .Pq Vt bool MTA セレクタである .Xr mailwrapper 8 をビルドしない場合に設定します。 .It Va NO_MAKEDEV .Pq Vt bool インストールの際に .Pa /dev で .Dq Li "MAKEDEV all" を実行しない場合に設定します。 .It Va NO_OBJC .Pq Vt bool Objective C のサポートをビルドしない場合に設定します。 .It Va NO_OPENSSH .Pq Vt bool OpenSSH をビルドしない場合に設定します。 .It Va NO_OPENSSL .Pq Vt bool OpenSSL をビルドしない場合に設定します (同時に .Va NO_OPENSSH も設定されたことになります)。 .It Va NO_SENDMAIL .Pq Vt bool .Xr sendmail 8 と関連プログラムをビルドしない場合に設定します。 .It Va NO_SHAREDOCS .Pq Vt bool .Bx 4.4 の古い文書をビルドしない場合に設定します。 .It Va NO_TCSH .Pq Vt bool .Pa /bin/csh (これは .Xr tcsh 1 です) をビルド・インストールしない場合に設定します。 .It Va NO_X .Pq Vt bool X\-Windows のサポート (例えば .Xr doscmd 1 など) をコンパイルしない場合に設定します。 .It Va NOCLEAN .Pq Vt bool .Dq Li "make buildworld" の途中で clean を行わない場合に設定します。 何をやっているかわからない人は設定すべきではありません。 .It Va NOCLEANDIR .Pq Vt bool .Dq Li "${MAKE} cleandir" の代わりに .Dq Li "${MAKE} clean" を実行する場合に設定します。 .It Va NOCRYPT .Pq Vt bool crypto コードを一切ビルドしない場合に設定します。 .It Va NOGAMES .Pq Vt bool ゲームをビルドしない場合に設定します。 .It Va NOINFO .Pq Vt bool .Xr info 5 各ファイルを作成・インストールしない場合に設定します。 .It Va NOLIBC_R .Pq Vt bool .Nm libc_r .Pf ( Nm libc のリエントラント版) をビルドしない場合に設定します。 .It Va NOMANCOMPRESS .Pq Vt bool man ページのインストールの際に圧縮を行わない場合に設定します。 .It Va NOPERL .Pq Vt bool .Xr perl 1 をビルドしない場合に設定します。 .It Va NOPROFILE .Pq Vt bool profile 版ライブラリをコンパイルしない場合に設定します。 .It Va NOSECURE .Pq Vt bool .Pa secure サブディレクトリで crypto コードをビルドしない場合に設定します。 .It Va NOSHARE .Pq Vt bool .Pa share サブディレクトリをビルドしない場合に設定します。 .It Va NOUUCP .Pq Vt bool .Xr uucp 1 と関連プログラムをビルドしない場合に設定します。 .It Va PERL_THREADED .Pq Vt bool .Xr perl 1 をスレッドサポート機能込みでビルド・インストールする場合に設定します。 .It Va PPP_NOSUID .Pq Vt bool .Xr ppp 8 を suid root プログラムとしてはインストールしない場合に設定します。 .It Va SENDMAIL_MC .Pq Vt str インストール時に用いるデフォルトの m4 設定ファイルです。 この値には .Pa .mc ファイルのフルパスを与えます。例えば .Pa /etc/mail/myconfig.mc 。 make install すると、既存の .Pa /etc/mail/sendmail.cf を上書きしてしまうので、注意して使ってください。 .Va SENDMAIL_CF はもう推奨されなくなりました。 .It Va SENDMAIL_ADDITIONAL_MC .Pq Vt str ビルド時に .Pa .cf ファイルに変換される追加分の .Pa .mc ファイル (複数指定可) です。 値には、これらの .Pa .mc ファイルへのフルパスを与えます。 例えば .Pa /etc/mail/foo.mc .Pa /etc/mail/bar.mc など。 .It Va SENDMAIL_M4_FLAGS .Pq Vt 文字列 .Pa .mc ファイルから .Pa .cf ファイルを作成するときに m4 に渡されるフラグ。 .It Va SENDMAIL_CFLAGS .Pq Vt str .Xr sendmail 8 をビルドするときにコンパイルコマンドに渡すフラグです。 .Va SENDMAIL_* 各フラグを用いれば、 SASL サポートをその設定と共に指定できます。 例えば次のようにします。 .Bd -literal -offset indent SENDMAIL_CFLAGS=-I/usr/local/include -DSASL SENDMAIL_LDFLAGS=-L/usr/local/lib SENDMAIL_LDADD=-lsasl .Ed .It Va SENDMAIL_LDFLAGS .Pq Vt str .Xr sendmail 8 をビルドするときに .Xr ld 1 コマンドに渡すフラグです。 .It Va SENDMAIL_LDADD .Pq Vt str .Xr sendmail 8 をビルドするときに .Xr ld 1 コマンドの末尾に追加するフラグです。 .It Va SENDMAIL_DPADD .Pq Vt str この変数の説明は与えられていません。 .El .Pp 次のリストは、ドキュメントのビルドで用いられる変数の名前と簡単な説明です。 .Bl -tag -width Ar .It Va DISTDIR .Pq Vt str distfiles が保存されている場所です。 通常これは .Va PORTSDIR の .Pa distfiles です。 .It Va DOC_LANG .Pq Vt str ビルド・インストール対象の言語とエンコーディングのリストです。 .It Va PRINTERDEVICE .Pq Vt str システム文書のデフォルトのフォーマットです。 プリンタに依存します。 簡単なプリンタなら .Dq Li ascii に、PostScript プリンタや グラフィックスプリンタ + ghostscript フィルタなら .Dq Li ps に設定できます。 .El .Pp 次のリストは、ports のビルドで用いられる変数の名前と簡単な説明です。 .Bl -tag -width Ar .It Va FORCE_PKG_REGISTER .Pq Vt bool 既存の package (訳注: FreeBSD の package system におけるパッケージを指す場合にこう表記します) の登録情報を上書きする場合に設定します。 .It Va HAVE_MOTIF .Pq Vt bool システムに Motif がある場合に設定します。 .It Va KRB5_HOME .Pq Vt str MIT Kerberos5 の port を .Pa /usr/local 以外にインストールしたい場合に設定します。 .\"translator: "ports" で固有単語とみなすべき? .It Va LOCALBASE .Pq Vt str X 以外の ports をインストールする際のベースディレクトリを与えます。 これは .Pa /usr/ports でビルドを行う際に .Va PREFIX にデフォルト値として与えられます。 .It Va MASTER_SITE_AFTERSTEP .Pq Vt str AfterStep の ports のマスタサイトを変更します。 パスの最後の部分は .Dq Li /%SUBDIR%/ でなければなりません。 .It Va MASTER_SITE_BACKUP .Pq Vt str .Pa Makefile にリストされている場所が使えない場合、 ports が distfile をチェックしに行く場所を制御します。 パスの最後の部分は .Dq Li /${DIST_SUBDIR}/ でなければなりません。 .It Va MASTER_SITE_COMP_SOURCES .Pq Vt str .Pa comp.sources ports のマスタサイトの場所を制御します。 パスの最後の部分は .Dq Li %SUBDIR%/ でなければなりません。 .It Va MASTER_SITE_GNOME .Pq Vt str GNOME ports のマスタサイトの場所を制御します。 パスの最後の部分は .Dq Li %SUBDIR%/ でなければなりません。 .It Va MASTER_SITE_GNU .Pq Vt str GNU ports のマスタサイトの場所を制御します。 パスの最後の部分は .Dq Li %SUBDIR%/ でなければなりません。 .It Va MASTER_SITE_KDE .Pq Vt str KDE ports のマスタサイトの場所を制御します。 パスの最後の部分は .Dq Li %SUBDIR%/ でなければなりません。 .It Va MASTER_SITE_FREEBSD .Pq Vt bool 設定されていると、すべてのファイルをマスタの .Fx サイトから取得します。 .It Va MASTER_SITE_MOZILLA .Pq Vt str Mozilla ports のマスタサイトの場所を制御します。 パスの最後の部分は .Dq Li %SUBDIR%/ でなければなりません。 .It Va MASTER_SITE_OVERRIDE .Pq Vt str 設定されていると、ports の .Pa Makefile にリストされているサイトよりも先に、このサイトをチェックしに行きます。 次のようにすればバックアップサイトを先にチェックさせることができます。 .Bd -literal -offset indent MASTER_SITE_OVERRIDE?= ${MASTER_SITE_BACKUP} .Ed .It Va MASTER_SITE_PERL_CPAN .Pq Vt str Perl ports のマスタサイトの場所を制御します。 パスの最後の部分は .\".Bd -literal -offset indent .\" /%SUBDIR%/ .\".Ed .Dq Li /%SUBDIR%/ でなければなりません。 .\"translator: ここの .Bd .Ed はコメントアウトしました。 .It Va MASTER_SORT_REGEX .Pq Vt str ミラーセットのソート順を制御する場合に設定します。 .Pa .jp ドメインのミラーを優先的に用いたければ、以下のような設定をします。 .Bd -literal -offset indent MASTER_SORT_REGEX?= ^file: ^ftp://ftp\.FreeBSD\.org/pub/FreeBSD/ports/local-distfiles/ ://[^/]*\.jp/ ://[^/]*\.jp\. .Ed .Pp 他の国別 TLD ドメインのユーザは、 .Dq Li jp を適切なドメインに変更してください。 .It Va MASTER_SITE_RINGSERVER .Pq Vt str Ringserver ports のマスタサイトの場所を制御します。 パスの最後の部分は .Dq Li /%SUBDIR%/ でなければなりません。 .It Va MASTER_SITE_RUBY .Pq Vt str Ruby ports のマスタサイトの場所を制御します。 パスの最後の部分は .Dq Li /%SUBDIR%/ でなければなりません。 .It Va MASTER_SITE_SUNSITE .Pq Vt str Sunsite ports のマスタサイトの場所を制御します。 パスの最後の部分は .Dq Li /%SUBDIR%/ でなければなりません。 .It Va MASTER_SITE_TCLTK .Pq Vt str Tcl/Tk ports のマスタサイトの場所を制御します。 パスの最後の部分は .Dq Li /%SUBDIR%/ でなければなりません。 .It Va MASTER_SITE_TEX_CTAN .Pq Vt str TeX ports のマスタサイトの場所を制御します。 パスの最後の部分は .Dq Li /%SUBDIR%/ でなければなりません。 .It Va MASTER_SITE_WINDOWMAKER .Pq Vt str WindowMaker ports のマスタサイトの場所を制御します。 パスの最後の部分は .Dq Li /%SUBDIR%/ でなければなりません。 .It Va MASTER_SITE_XCONTRIB .Pq Vt str X contrib の ports のマスタサイトの場所を制御します。 パスの最後の部分は .Dq Li /%SUBDIR%/ でなければなりません。 .It Va MASTER_SITE_XEMACS .Pq Vt str Xemacs ports のマスタサイトの場所を制御します。 パスの最後の部分は .Dq Li /%SUBDIR%/ でなければなりません。 .It Va MASTER_SITE_XFREE .Pq Vt str XFree ports のマスタサイトの場所を制御します。 パスの最後の部分は .Dq Li /%SUBDIR%/ でなければなりません。 .It Va MOTIFLIB .Pq Vt str .Pa libXm.a と .Pa libXm.so の場所です。 .It Va MOTIF_STATIC .Pq Vt bool Motif を用いる ports を、Motif の共有ライブラリを持たない システム上でも実行させたい場合に設定します。 .It Va NOCLEANDEPENDS .Pq Vt bool .Dq Li "make clean" によって clean される他の ports から依存されている ports を clean したくない場合に設定します。 .It Va NOPORTDOCS .Pq Vt bool ports と同時に追加ドキュメントをインストールしない場合に設定します。 .It Va PACKAGES .Pq Vt str package ターゲットのみに用いられます。 package ツリーのディレクトリです。 .It Va PATCH_SITES .Pq Vt str パッチファイルの配布をしている一次サイトの場所です。 .It Va PORTSDIR .Pq Vt str ports ツリーの場所です。 .It Va USA_RESIDENT .Pq Vt bool 米国居住者は設定してください。 設定すると、米国輸出規制に従う必要がある ports が、 この規制に従うようになります。 .It Va WITHOUT_X11 .Pq Vt bool 設定すると、X11 サポート有り無しの両方で構築可能な ports を、 デフォルトで X11 サポート無しで構築するようにします。 .It Va WRKDIRPREFIX .Pq Vt str ports をビルドする際に用いる一時ファイルを作成する場所です。 .It Va X11BASE .Pq Vt str X11 ディストリビューションを .Pa /usr/X11R6 以外の場所にインストールしたい場合、その場所を設定します。 .El .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /etc/defaults/make.conf -compact .It Pa /etc/defaults/make.conf .It Pa /etc/make.conf .It Pa /usr/doc/Makefile .It Pa /usr/src/Makefile .It Pa /usr/src/Makefile.inc1 .It Pa /usr/ports/Mk/bsd.port.mk .It Pa /usr/ports/Mk/bsd.sites.mk .El .Sh 関連項目 .Xr gcc 1 , .Xr install 1 , .Xr make 1 , .Xr ports 7 , .Xr lpd 8 , .Xr sendmail 8 .Sh 歴史 .Nm ファイルは .Fx 4.0 以前のいつかに登場しました。 .Sh 作者 このマニュアルページは .An "Mike W. Meyer" Aq mwm@mired.org が書きました。 .Sh バグ このマニュアルページは現在の .Nm で利用できるオプションに比べると、 古くなることが時々あるかもしれません。 現在利用できる最新のオプションについては、 .Pa /etc/defaults/make.conf ファイルを調べてください。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/ifconfig.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/ifconfig.8 index a4d139883a..3ec6d90165 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/ifconfig.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/ifconfig.8 @@ -1,672 +1,672 @@ .\" Copyright (c) 1983, 1991, 1993 .\" The Regents of the University of California. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgment: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" From: @(#)ifconfig.8 8.3 (Berkeley) 1/5/94 -.\" %FreeBSD: src/sbin/ifconfig/ifconfig.8,v 1.27.2.13 2001/08/16 11:35:44 ru Exp % +.\" %FreeBSD: src/sbin/ifconfig/ifconfig.8,v 1.27.2.14 2001/08/23 06:35:38 yar Exp % .\" -.\" $FreeBSD: doc/ja_JP.eucJP/man/man8/ifconfig.8,v 1.23 2001/08/17 06:18:17 horikawa Exp $ +.\" $FreeBSD: doc/ja_JP.eucJP/man/man8/ifconfig.8,v 1.24 2001/08/20 01:01:32 horikawa Exp $ .\" .Dd July 2, 2001 .Dt IFCONFIG 8 .Os .Sh 名称 .Nm ifconfig .Nd ネットワークインタフェースのパラメータの設定を行なう .Sh 書式 .Nm .Op Fl L .Op Fl m .Ar interface .Op Cm create .Op Ar address_family .Oo .Ar address Ns Op Cm / Ns Ar prefixlength .Op Ar dest_address .Oc .Op Ar parameters .Nm .Ar interface .Cm destroy .Nm .Fl a .Op Fl L .Op Fl d .Op Fl m .Op Fl u .Op Ar address_family .Nm .Fl l .Op Fl d .Op Fl m .Op Fl u .Op Ar address_family .Nm .Op Fl L .Op Fl d .Op Fl u .Op Fl C .Sh 解説 .Nm は、ネットワークインタフェースに対してネットワークアドレス の割り当てを行ない、ネットワークインタフェースのパラメータの設定を行ないます。 .Nm は、システム立ち上げ 時に、マシンが備える各ネットワークインタフェースに対してネットワークアドレス を割り当てるように使用しなければなりません。また、一旦各ネットワークインタフェ ースに対し設定したネットワークアドレスを再定義したり、パラメータの設定を 変えたりすることも可能です。 .Pp 以下のオプションを使用可能です: .Bl -tag -width indent .It Ar address .Tn DARPA Ns -Internet ファミリでは、アドレスはホスト名データベース .Xr hosts 5 に登録されているホスト名であるか、もしくは インターネット標準の .Dq ドット表記 です。 .Pp CIDR 表現 (スラッシュ表現としても知られています) もまた、 ネットマスクの表現に使用可能です。 つまり、 .Li 192.168.0.1/16 のようなアドレスを指定可能です。 .\" ゼロックスネットワークシステム(tm)ファミリでは、 .\" アドレスは .\" .Ar net:a.b.c.d.e.f .\" という形式です。 .\" ここで .\" .Ar net .\" は割り当てるネットワーク番号(10進数)、 .\" 残りの .\" .Ar a .\" から .\" .Ar f .\" までは .\" ホスト番号を表す 6 バイトであり 16 進数で指定します。 .\" ホスト番号は IEEE 802 プロトコル (Ethernet, FDDI, Token Ring) .\" インタフェースでは省略可能です。 .\" ホスト番号指定を省略した場合には、 .\" 一番目のインタフェースのハードウェア物理アドレスを .\" すべてのインタフェースにおいて使用します。 .\" .Tn ISO .\" ファミリでは、 .\" ゼロックスファミリと同じ長さのアドレスを、 .\" 長い 16 進数の文字列で指定します。 .\" 違いは、 .\" ドットが続いた場合にはそのバイトはゼロを表すことと、 .\" ドットはオプションであることです .\" (ドットはネットワークバイトオーダの長い数字列を .\" 注意深く扱うために使用します)。 .It Ar address_family 他のパラメータの解釈に影響するネットワーク アドレスファミリ を指定します。 インタフェースが異なるプロトコルの送信を異なる名前付け体系で 受けることがあるので、アドレスファミリを指定しておくことをお勧めします。 本コマンドでサポートされるプロトコルファミリは、 .Dq inet , .Dq inet6 , .Dq atalk , .Dq ether , .\".Dq iso , .Dq ipx .\" .Dq ns です。 .It Ar dest_address ポイントツーポイントリンクにおける他端のアドレスを指定します。 .It Ar interface インタフェースパラメータは、 .Dq name unit の形式で表現されます。 例えば .Dq Li ed0 です。 .El .Pp .Nm では以下のパラメータが利用できます: .Bl -tag -width indent .It Cm add .Cm alias パラメータの別名です。 .Bsx との互換性のために導入されました。 .It Cm alias 指定したインタフェースに、ネットワークアドレスを追加して指定します。 これはネットワーク番号を変更した際に、以前のアドレスに送られるパケットを 受けとりたい場合などに便利です。 アドレスが、 本インタフェースの最初のネットワークアドレスと同じサブネット上の場合、 ネットマスク .Li 0xffffffff を指定する必要があります。 .It Fl alias 指定したネットワークアドレスを無効にします。本機能は、alias で不正なアドレスを 指定した場合や、すでに指定したアドレスが必要ない場合などに使用します。 誤った NS アドレスをホスト部分とともに指定した場合には、 NS アドレスを全て無効にすることにより再度ホスト部分を指定可能となります。 .It Cm anycast (inet6 のみ) 設定されるアドレスはエニーキャスト (anycast) アドレスであると指定します。 現在の仕様では、ルータのみがエニーキャストアドレスに設定可能です。 エニーキャストアドレスは、 出力 IPv6 パケットの送信元アドレスとしては使用されません。 .It Cm arp アドレス解決プロトコル .Pq Xr arp 4 を用いてネットワークレベルのアドレスとリンクレベル のアドレスの対応を取ることを可能にします (デフォルト)。この機能は、 .Tn DARPA インターネットアドレスと .Tn IEEE 802 の 48 ビット MAC アドレス (Ethernet, FDDI, Token Ring のアドレス) の間の対応を取るように作られています。 .It Fl arp アドレス解決プロトコル .Pq Xr arp 4 の使用を禁止します。 .It Cm broadcast ネットワークに対するブロードキャストアドレスを指定します。 ブロードキャストアドレスのデフォルト値は、 ホスト部のビットがすべて 1 になったアドレスです。 .It Cm debug ドライバ依存のデバッグモードを有効にします。 通常コンソールへのエラーログを有効にします。 .It Fl debug ドライバ依存のデバッグモードを無効にします。 .It Cm delete .Fl -alias パラメータの別名です。 .It Cm down 指定したネットワークインタフェースに .Dq down とマークします。 .Dq down と マークされたインタフェースに対しては、システムはメッセージの送信を行ない ません。可能であれば、そのインタフェースは受信も不可能となるように リセットされます。この動作は、そのインタフェースを用いる ルーティングを使用しないよう自動的に設定するものではありません。 .It Cm ether .Cm lladdr パラメータの別名。 .\" .It Cm ipdst .\" リモートネットワーク向け NS パケットをカプセル化している IP パケットを .\" 受信する、インターネットホストを指定するために使用します。 .\" 外見上 point to point リンクが構成され、 .\" 指定されたアドレスは、 .\" デスティネーションの NS アドレスとネットワークアドレスとされます。 .\" .Tn CLNP .\" パケットの IP カプセル化はこれとは異なった方法で実現されます。 .It Cm lladdr Ar addr インタフェースにリンクレベルアドレスを設定します。 例えばイーサネットインタフェースに新規 MAC アドレスを 設定するために使用可能ですが、 使用される機構はイーサネットインタフェースに限ったものではありません。 アドレス .Ar addr は、コロン区切りの 16 進数の連続で指定します。 本オプション指定時にインタフェースが既に up である場合、 インタフェースを一時的に down にしてから再度 up にします。 これは、下位のイーサネットハードウェアの受信フィルタが 正しくプログラムされたことを保証するためです。 .It Cm media Ar type ドライバがメディア選択能力を持つ場合、 インタフェースのメディアタイプを .Ar type に設定します。 インタフェースによっては、 複数の異なった物理メディアコネクタのうちのいずれかを 排他的に使用することをサポートします。 例えば、10Mb/s Ethernet インタフェースには .Tn AUI とツイストペアコネクタをサポートするものがあります。 メディアタイプを .Dq 10base5/AUI に設定すると、AUI ポートを現在のアクティブなコネクタとします。 また .Dq 10baseT/UTP に設定すると、ツイストペアをアクティブにします。 使用可能なタイプの完全なリストは、 インタフェースドライバ固有の文書やマニュアルページを参照してください。 .It Cm mediaopt Ar opts ドライバがメディア選択能力を持つ場合、 インタフェースのメディアオプションを設定します。 .Ar opts 引数はコンマで区切ったオプションリストで、インタフェースに適用されます。 使用可能なオプションの完全なリストは、 インタフェースドライバ固有のマニュアルページを参照してください。 .It Fl mediaopt Ar opts インタフェースのメディアオプションを無効にします。 .It Cm tunnel Ar src_addr dest_addr (IP トンネルデバイスのみ) IP トンネルインタフェース .Pq Xr gif 4 用の、 物理的な始点アドレスと終点アドレスを設定します。 引数 .Ar src_addr と .Ar dest_addr は、カプセル化する IPv4/IPv6 ヘッダ用の、外部の始点/終点として解釈されます。 .It Cm deletetunnel 以前に .Cm tunnel で設定した IP トンネルインタフェースの、 物理的な始点アドレスと終点アドレスの設定を解除します。 .Cm tunnel . .It Cm create 指定したネットワーク擬似デバイスを作成します。 ユニット番号無しでインタフェースが指定されると、 任意のユニット番号で新規デバイスを作成しようとします。 任意のデバイスの作成に成功すると、新規デバイス名を標準出力へ表示します。 .It Cm destroy 指定したネットワーク擬似デバイスを破壊します。 .It Cm plumb -.Fl create +.Cm create パラメータの別名です。 .Tn Solaris との互換性のためにあります。 .It Cm unplumb -.Fl destroy +.Cm destroy パラメータの別名です。 .Tn Solaris との互換性のためにあります。 .It Cm vlan Ar vlan_tag インタフェースが vlan 擬似インタフェースの場合、vlan タグ値を .Ar vlan_tag に設定します。 この値は 16 ビット数値であり、vlan インタフェースから送られるパケットの 802.1Q vlan ヘッダの作成に使用されます。 .Cm vlan と .Cm vlandev は同時に設定される必要があることに注意してください。 .It Cm vlandev Ar iface インタフェースが vlan 擬似デバイスの場合、物理インタフェース .Ar iface を関連付けます。 vlan インタフェースから送信されるパケットは、 802.1Q vlan カプセル化付きで、指定された物理インタフェース .Ar iface へ向けて転換 (divert) されます。 親インタフェースが受信した 802.1Q カプセル化付きのパケットに 正しい vlan タグが付いていた場合、 そのパケットは関連付けられた vlan 擬似インタフェースへ転換されます。 vlan インタフェースは、 親インタフェースのフラグと親のイーサネットアドレスが割り当てられます。 .Cm vlandev と .Cm vlan は同時に設定される必要があります。 vlan インタフェースが既に物理インタフェースと関連付けられている場合、 このコマンドは失敗します。 別の物理インタフェースへ関連付けを変更するには、 既存の関連付けをまずクリアする必要があります。 .Pp 注: vlan インタフェースで .Cm link0 フラグをセットした場合、vlan 擬似インタフェースの振舞いが変わります: 親インタフェースが自身の vlan タグの挿入と取り出しをサポートすること、 vlan インタフェースが親に対して無修正でパケットを渡すべきことを、 .Cm link0 は vlan インタフェースに対して通知します。 .It Fl vlandev Ar iface ドライバが vlan 擬似ドライバの場合、物理インタフェース .Ar iface どドライバとの関連付けを解除します。 これにより、vlan インタフェースとその親との間のリンクを破壊し、 vlan タグとフラグとリンクアドレスをクリアし、 インタフェースをシャットダウンします。 .It Cm metric Ar n インタフェースのルーティングメトリックを .Ar n で指定します。初期値は 0 です。 ルーティングメトリックは、ルーティングプロトコル .Pq Xr routed 8 で使用されます。 .It Cm mtu Ar n そのインタフェースの最大転送単位 (MTU) を .Ar n に設定します。デフォルト値はインタフェースに依存します。 MTU はインタフェースに送られるパケットの大きさを制限するのに用いられます。 MTU を設定できなかったり、設定出来る値の範囲に制限のある インタフェースがあります。 .It Cm netmask Ar mask .\" (inet と ISO) (inet のみ) ネットワークをサブネットワークに細分割する際に、ネットワークアドレスとして リザーブするアドレスを指定します。 mask が指定する部分は、 アドレスのネットワーク部とサブネット部です。 サブネット部はアドレスのホスト部の一部です。 mask は、 .Ql 0x ではじまる16進数、 ドット表記のインターネットアドレス形式、 ネットワークテーブル .Xr networks 5 に記述されている仮想ネットワーク名のいずれかで指定できます。 mask での 32ビットアドレスにおける 1 であるビットの部分は、 ネットワーク部もしくはサブネット部として使用します。 0 であるビットの部分はホスト部として使用します。 mask は少なくともネットワーク部を含む必要があり、 サブネット部はネットワーク部に連続する必要があります。 .Pp ネットマスクはまた、CIDR 表現で、アドレスの後に指定可能です。 更なる情報については、前述の .Ar address オプションを参照してください。 .It Cm prefixlen Ar len (inet6 のみ) .Ar len ビットを、ネットワークからサブネットワークへの分割用に予約すると、 指定します。 .Ar len は整数であることが必要であり、 文法的な理由で 0 から 128 の間であることが必要です。 現在の IPv6 の割り当て規則では、ほぼ常に 64 です。 本パラメータを省略すると、64 が使用されます。 .\" see .\" Xr eon 5 . .\" .It Cm nsellength Ar n .\" .Pf ( Tn ISO .\" のみ) .\" .Tn NSAP .\" に後続するローカル識別に使用するバイト数を指定します。 .\" この部分は .\" .Tn NET .\" (Network Entity Title) .\" として扱われます。 .\" バイト数のデフォルト値は 1 であり、US .\" .Tn GOSIP .\" 準拠です。 .\" ifconfig コマンドで設定するISO アドレスが、 .\" .Tn NSAP .\" です。 .\" 例えば .\" .Tn US GOSIP .\" では、20 文字の 16 進数を .\" .Tn ISO NSAP .\" において指定し、 .\" インタフェースに割り当てる必要があります。 .\" .Tn AFI .\" 37 タイプアドレスにおいて、数字が 1 とは異なると便利であるのは、 .\" それなりの理由があります。 .It Cm range Ar netrange Appletalk において .Ar netrange に返答するようにインタフェースを設定します。 書式は .Ar startnet Ns - Ns Ar endnet です。 Appletalk は netmask ではなくこの方法を使用しますが、 .Fx の内部においては netmask の集合として実装しています。 .It Cm remove .Fl alias パラメータの別名です。 BSD/OS との互換性のために導入されました。 .It Cm phase これに続く引数は、 インタフェースに接続された Appletalk ネットワークの バージョン (フェーズ) を指定します。 1 または 2 が許されています。 .Sm off .It Cm link Op Cm 0 No - Cm 2 .Sm on 指定したインタフェースのリンクレベルでの特殊な処理を有効にします。 3 つのオプション の実際の効果はインタフェース依存です。しかしながら、これらのオプションは、 一般的には特殊なオペレーションモードを選択するのに用いられます。この例として、 SLIP 使用時のデータ圧縮や、Ethernet カードのコネクタ選択を行います。 各ドライバごとのマニュアルページに 詳細が記してあるので、詳しくはそちらの方を参照して下さい。 .Sm off .It Fl link Op Cm 0 No - Cm 2 .Sm on 指定したインタフェースのリンクレベルでの特殊な処理を無効にします。 .It Cm up 指定したネットワークインタフェースに .Dq up とマークします。 本オプションは、 .Dq Nm Cm down を行なった後にインタフェースを有効にするのに用いられます。 最初にインタフェースにアドレスを設定した場合には、自動的に本指定はされたものと して扱います。もし、down とマークされていたインタフェースがリセットされた場合、 ハードウェアは再初期化されます。 .It Cm ssid Ar ssid IEEE 802.11 無線インタフェース用であり、 希望するサービスセット識別子 (SSID; 別名はネットワーク名) を設定します。 SSID は、32 文字までの文字列であり、 通常の文字列の形式か .Ql 0x を前に付けた 16 進数の形式で、指定可能です。 更に、SSID に .Ql - を設定することで、これを消去可能です。 .It Cm nwid Ar ssid .Cm ssid パラメータの別名。 .Nx との互換性のためにあります。 .It Cm stationname Ar name IEEE 802.11 無線インタフェース用であり、 このステーションの名前を設定します。 ステーション名は、本当は IEEE 802.11 プロトコルの一部ではないようですが、 すべてのインタフェースがこれをサポートしているようです。 そのようなものですから、 同じもしくは実際的に同じ機器にとってのみ有用であるようです。 .It Cm station Ar name .Cm stationname パラメータの別名。 .Bsx との互換性のためにあります。 .It Cm channel Ar number IEEE 802.11 無線インタフェース用であり、 希望するチャネルを設定します。 チャネルの範囲は 1 から 14 ですが、 アダプタがどの地域用に製造されたかに、利用可能な選択肢は依存します。 チャネルを 0 に設定すると、アダプタのデフォルト設定になります。 アドホックモード以外では、多くのアダプタがこの設定を無視します。 .It Cm authmode Ar mode IEEE 802.11 無線インタフェース用であり、 インフラストラクチャモードでの希望する認証モードを設定します。 すべてのアダプタがすべてのモードをサポートしているわけではありません。 正当なモードは .Dq none , .Dq open , .Dq shared です。 モードは、大文字小文字を区別しません。 .It Cm powersave IEEE 802.11 無線インタフェース用であり、省電力モードを有効にします。 .It Fl powersave IEEE 802.11 無線インタフェース用であり、省電力モードを無効にします。 .It Cm powersavesleep Ar sleep IEEE 802.11 無線インタフェース用であり、 希望する最大省電力スリープ時間をミリ秒で指定します。 .It Cm wepmode Ar mode IEEE 802.11 無線インタフェース用であり、希望する WEP モードを設定します。 すべてのアダプタがすべてのモードをサポートしているわけではありません。 正当なモードは .Dq off , .Dq on , .Dq mixed です。 .Dq mixed モードは、暗号化トラフィックと非暗号化トラフィックの両方を許す アクセスポイントとの関係を許すことを、アダプタに明示的に指定します。 両方を許すアダプタにおける .Dq on は、 アクセスポイントが暗号化接続のみを許可することが必要であることを意味します。 他のアダプタにおける .Dq on は、一般的に .Dq mixed の別名です。 モードは、大文字小文字を区別しません。 .It Cm weptxkey Ar index IEEE 802.11 無線インタフェース用であり、送信に使用する WEP 鍵を設定します。 .It Cm wepkey Ar key Ns | Ns Ar index : Ns Ar key IEEE 802.11 無線インタフェース用であり、選択された WEP 鍵を設定します。 .Ar index が指定されない場合、鍵 1 が設定されます。 WEP 鍵の長さは、5 文字または 13 文字 (40 ビットまたは 104 ビット) であり、 ローカルネットワークとアダプタの機能に依存します。 通常の文字列の形式か .Ql 0x を前に付けた 16 進数の形式で、指定可能です。 鍵は、 .Ql - を設定することで、これを消去可能です。 WEP がサポートされていれば、最低 4 個の鍵があります。 アダプタによっては 4 個を越える鍵をサポートするものもあります。 そのような場合、最初の 4 個の鍵 (1-4) が標準の一時鍵となり、 他の鍵がアダプタ固有の鍵となります 後者は、例えば、NVRAM に格納される永続鍵です。 .It Cm wep .Cm wepmode on の別の指定方法。 .Bsx との互換性のためにあります。 .It Fl wep .Cm wepmode off の別の指定方法。 .Bsx との互換性のためにあります。 .It Cm nwkey key 以下の、別の指定方法。 .Pp .Dq Li "wepmode on weptxkey 1 wepkey 1:key wepkey 2:- wepkey 3:- wepkey 4:-" .Pp .Nx との互換性のためにあります。 .It Cm nwkey Xo .Sm off .Ar n : k1 , k2 , k3 , k4 .Sm on .Xc 以下の、別の指定方法。 .Pp .Dq Li "wepmode on weptxkey n wepkey 1:k1 wepkey 2:k2 wepkey 3:k3 wepkey 4:k4" .Pp .Nx との互換性のためにあります。 .It Fl nwkey .Cm wepmode off の別の指定方法。 .Pp .Nx との互換性のためにあります。 .El .Pp .Nm は引数としてネットワークインタフェース以外に何のオプションも与えられない場合、 ネットワークインタフェースの現在の設定状態を表示します。 プロトコルファミリが指定されている場合、 .Nm はプロトコルファミリに特有の情報についてのみ表示します。 .Pp ドライバがメディア選択をサポートする場合、 サポートされているメディアのリストが出力に含まれます。 .Pp インタフェース名の前に .Fl m フラグが渡されると、 指定したインタフェースに対してサポートされているすべてのメディアを .Nm は表示します。 オプションとして、インタフェース名の代りに .Fl L フラグを指定すると、IPv6 用のアドレスの生存時間が、 時刻オフセット文字列として表示されます .Pp .Fl a フラグを指定できます。そうすると、 .Nm はシステム上の全インタフェースを表示します。 .Fl d フラグはこれを down したインタフェースに限定し、 .Fl u フラグはこれは up したインタフェースに限定します。 引数を指定しないと、 .Fl a が暗黙的に指定されます。 .Pp .Fl l フラグを使用するとシステム上の使用可能な全インタフェースのリストを、 その他の情報は付加せずに表示します。 このフラグは他のフラグとは排他的ですが、 .Fl d (down したインタフェースのみをリスト) と .Fl u (up したインタフェースのみをリスト) は例外です。 .Pp .Fl C フラグは、システム上で利用可能なインタフェース複製者のをすべて列挙します。 他の情報は表示されません。 本フラグは、他のフラグおよびコマンドと共には使用できません。 .Pp スーパユーザのみがネットワークインタフェースの設定を変更できます。 .Sh 注 メディア選択システムは比較的新しく、いくつかのドライバのみサポートしています (必要があるものも限られています)。 .Sh 診断 指定したインタフェースが存在しない、 要求したアドレスが未知のものである、 ユーザがネットワークインタフェースの設定を変更する権限を持っていない、 といったメッセージを表示します。 .Sh バグ IPv6 ノード間のいくつかの基本的な通信用に、 IPv6 リンクローカルのアドレスが必要です。 これらを .Nm で手動で削除すると、カーネルが非常に奇妙な動作を示すことがあります。 よって、このような手動削除は、強く非推奨です。 .Sh 関連項目 .Xr netstat 1 , .Xr netintro 4 , .\" .Xr eon 5 , .Xr rc 8 , .Xr routed 8 .Sh 歴史 .Nm コマンドは .Bx 4.2 から登場しました。