diff --git a/ja_JP.eucJP/books/fdp-primer/the-website/chapter.sgml b/ja_JP.eucJP/books/fdp-primer/the-website/chapter.sgml new file mode 100644 index 0000000000..d080b06db2 --- /dev/null +++ b/ja_JP.eucJP/books/fdp-primer/the-website/chapter.sgml @@ -0,0 +1,230 @@ + + + + ウェブサイト + + + 準備 + + SGML ツール、CVS ツリーのサブセット、一時的なビルドスペース、 + そしてウェブページをインストールするために、 + 200MB の空きディスク容量を用意してください。 + SGML ツールと CVS ツリーがインストール済みならば、 + 必要となる空きディスク容量は、およそ 100MB です。 + + + ドキュメンテーション ports が最新であることを確認してください! + 疑わしければ、ports をインストールする前に、古い ports を + &man.pkg.delete.1; コマンドを使って削除してください。 + たとえば、textproc/docproj + メタ port は現在 jade-1.2 に依存しているので、 + jade-1.1 をインストールしてあれば、こうしてください + + &prompt.root; pkg_delete jade-1.1 + + + 次に、CVS リポジトリを設置してください。 + CVS ツリーの www, doc, ports ディレクトリが必要です + (もちろん、これに加えて CVSROOT も)。 + CVS ツリーや CVS ツリーの一部のミラーの仕方については + CVSup の紹介 + を読んでください。 + + 必須の cvsup コレクションは www, + doc-all, cvs-base, + ports-base です。 + + これらのコレクションを設置するには、約 105MB + の空きディスク容量を必要とします。 + + なお、CVS ツリー全体 - src, + doc, www, + ports を含む - は現在 940MB です。 + + + + ウェブページを一からビルドする + + + + 少なくとも 60MB の空き容量のある + ビルドディレクトリへ行きます。 + + &prompt.root; mkdir /var/tmp/webbuild +&prompt.root; cd /var/tmp/webbuild + + + + CVS ツリーから SGML ファイルをチェックアウトします。 + + &prompt.root; cvs -R co www doc + + + + www ディレクトリへ入り、 + &man.make.1; links ターゲットを実行し、 + 必要なシンボリックリンクを作成します。 + + &prompt.root; cd www +&prompt.root; make links + + + + en ディレクトリへ入り、 + &man.make.1; all ターゲットを実行し、 + ウェブページを作成します。 + + &prompt.root; cd en +&prompt.root; make all + + + + + + ウェブページをウェブサーバへインストールする + + + + en ディレクトリから出てしまっていたら、 + 戻ってください。 + + &prompt.root; cd path/www/en + + + + DESTDIR 変数に + ファイルをインストールしたいディレクトリの名前を設定し、 + &man.make.1; install + ターゲットを実行します。 + + &prompt.root; make DESTDIR=/usr/local/www install + + + + 同じディレクトリへウェブページをすでにインストールしてあっても、 + インストールプロセス自体は古かったり取り残されたページを削除しません。 + サイトの新しいコピーを毎日ビルドしインストールしているなら、 + 次のコマンドで 3 日間更新されなかったファイルを + すべて削除できます。 + + &prompt.root; find /usr/local/www -ctime 3 -print0 | xargs -0 rm + + + + + + 環境変数 + + + + CVSROOT + + + CVS ツリーの位置。必須です。 + + &prompt.root; CVSROOT=/home/ncvs; export CVSROOT + + + + + ENGLISH_ONLY + + + 設定され、かつ、空でなければ、 + 英語文書だけをビルドしインストールします。 + すべての翻訳は無視されます。例: + + &prompt.root; make ENGLISH_ONLY=YES all install + + ENGLISH_ONLY 変数を解除して、 + 翻訳を含むすべてのページをビルドしたければ、 + 変数 ENGLISH_ONLY に + 空の値を設定してください。 + + &prompt.root; make ENGLISH_ONLY="" all install clean + + + + + WEB_ONLY + + + 設定され、かつ、値が空でなければ、 + www ディレクトリの HTML + ページのみをビルドしインストールします。 + doc ディレクトリのすべての文書 (ハンドブック、FAQ, チュートリアル) + は無視されます。例: + + &prompt.root; make WEB_ONLY=YES all install + + + + + NOPORTSCVS + + + 設定されれば、ports CVS リポジトリから + ファイルをチェックアウトしません。 + 代りに、/usr/ports + (または変数 PORTSBASE が指す所) + からファイルをコピーします。 + + + + + CVSROOT は環境変数です。 + これはコマンドラインかドットファイル (~/.profile) で + 設定しなければなりません。 + + WEB_ONLY, ENGLISH_ONLY, + NOPORTSCVS はメイクファイル変数です。 + この変数は /etc/make.conf + または Makefile.inc 中で、 + あるいは環境変数としてコマンドラインや + ドットファイルで設定できます。 + + + +