diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/dtmfdecode.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/dtmfdecode.1 index 548f428ca0..463a36495d 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/dtmfdecode.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/dtmfdecode.1 @@ -1,68 +1,68 @@ .\" .\" Copyright (c) 1999 Hellmuth Michaelis. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" -.\" %Id: dtmfdecode.1,v 1.6 1999/12/13 22:11:55 hm Exp % +.\" $Id: dtmfdecode.1,v 1.6 2001-08-06 03:01:42 horikawa Exp $ .\" -.\" %FreeBSD: src/usr.sbin/i4b/dtmfdecode/dtmfdecode.1,v 1.5.2.3 2001/07/22 12:40:59 dd Exp % +.\" %FreeBSD: src/usr.sbin/i4b/dtmfdecode/dtmfdecode.1,v 1.5.2.4 2001/08/01 17:45:02 obrien Exp % .\" .\" last edit-date: [Mon Dec 13 22:53:13 1999] .\" .\" -.\" $FreeBSD: doc/ja_JP.eucJP/man/man1/dtmfdecode.1,v 1.4 2001/05/14 01:07:22 horikawa Exp $ +.\" $FreeBSD: doc/ja_JP.eucJP/man/man1/dtmfdecode.1,v 1.5 2001/07/29 05:14:50 horikawa Exp $ .Dd February 15, 1999 .Dt DTMFDECODE 1 .Os .Sh 名称 .Nm dtmfdecode .Nd A-law オーディオデータから DTMF トーンへのデコード .Sh 書式 .Nm .Sh 解説 .Nm は isdn4bsd パッケージの一部分です。オーディオストリーム中の DTMF トーンを見つけるために使われます。 .Pp このコマンドは、標準入力から G.711 A-Law 形式のデータによる音声を 読み込み、標準出力にに ASCII 文字として、見つけた番号を出力します。 .Pp 検波器は integer double-cross recursive algorithm による 8 つの狭帯域 バンドパスフィルタによって実装されています。検波した信号にヒステリシスと アンチバウンスを与えるために、様々なアドホックな方法が試みられています。 .Sh 使用例 次のコマンド .Bd -literal -offset indent dtmfdecode < beep.al .Ed .Pp は標準出力に "1" を表示します。 .Sh 規格 ITU Recommendations G.711 .Sh 作者 .Nm は .An Poul-Henning Kamp Aq phk@FreeBSD.org が作成しました。 このマニュアルページは .An Hellmuth Michaelis Aq hm@FreeBSD.org が書きました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/file.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/file.1 index 35b13956d7..5758aa2257 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/file.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/file.1 @@ -1,502 +1,503 @@ -.\" %FreeBSD: src/usr.bin/file/file.1,v 1.16.2.5 2001/07/22 12:40:09 dd Exp % -.\" $FreeBSD: doc/ja_JP.eucJP/man/man1/file.1,v 1.16 2001/05/14 01:07:23 horikawa Exp $ +.\" %FreeBSD: src/usr.bin/file/file.1,v 1.16.2.6 2001/08/02 22:49:29 obrien Exp % +.\" +.\" $FreeBSD: doc/ja_JP.eucJP/man/man1/file.1,v 1.17 2001/07/29 05:14:50 horikawa Exp $ .Dd December 8, 2000 .Dt FILE 1 "Copyright but distributable" .Os .Sh 名称 .Nm file .Nd ファイルの種類を判定する .Sh 書式 .Nm .Op Fl bciknsvzL .Op Fl f Ar namefile .Op Fl m Ar magicfiles .Ar .Sh 解説 このマニュアルは .Nm コマンドのバージョン 3.33 について記載しています。 .Nm は、引数で指定されたファイルの種類を判定するプログラムです。判定の ために、ファイルシステムテスト、マジックナンバテスト、言語テストの 3 つのテストをこの順に実行し、 .Em 最初に 判定できた結果からファイルの種類を表示します。 .Pp ファイルの種類として表示されるのは、 .Em text (印字可能文字と少数の制御文字だけのファイルで、 .Tn ASCII 端末に表示した場合、 問題が起こらないもの)、 .Em executable ( .Ux カーネル等に理解可能な形にコンパイルされたプログラムを 含むファイル)、その他のものを意味する .Em data (data は、通常 .Sq バイナリ か表示不能なもの) のうちの 1 つです。 例外は、内部フォーマットがよく知られた、 バイナリデータを含むファイル (コアファイルや tar アーカイブ) です。 ファイル .Pa /usr/share/misc/magic やプログラムそのものを変更するときは、 .Em "これらのキーワードを残して下さい" 。 ディレクトリ内のすべての可読なファイルは、 単語 .Dq text を表示することが期待されています。 Berkeley で行われたように、 .Dq shell commands text を .Dq shell script と変更するようなことはしないで下さい。 ファイル .Pa /usr/share/misc/magic は、 .Nm のソース配布中の .Pa Magdir サブディレクトリ中の大量の小さなファイルから機械的に構築されることに 注意してください。 .Pp ファイルシステムテストは、 .Xr stat 2 システムコールからの戻り値を調べることに基づいています。 このプログラムは、ファイルが空であるかどうか、ある種の 特殊ファイルであるかどうかを調べます。 使っているシステムに合った既知のファイルの種類 (システムに実装されたソケット、シンボリックリンク、 名前付きパイプ (FIFO)) は、システムヘッダファイル .Aq Pa sys/stat.h で定義されていれば表示されます。 .Pp マジックナンバテストは、ファイルが固定フォーマットのデータであるか どうかをチェックするために使われます。 よい例が、実行可能なバイナリ実行形式 (コンパイルされたプログラム) .Pa a.out ファイルです。このフォーマットは標準インクルードディレクトリ内の .Pa a.out.h や場合により .Pa exec.h で定義されています。 実行ファイルは、 ファイルの先頭近くの特定の場所に、 .Sq マジックナンバ を持ちます。 これは .Ux オペレーティングシステムに対し、 ファイルがバイナリ実行形式であり、 どのタイプの実行可能ファイルであるかを知らせます。 .Sq マジックナンバ の概念は拡張され、データファイルにも適用されています。 ファイルの先頭に近い固定位置に固定識別子があるファイルは、 このように記述できます。 これらのファイル識別情報は、マジックファイル .Pa /usr/share/misc/magic から読み込まれます。 .Pp ファイルがマジックファイルのどのエントリにもマッチしない場合、 text ファイルに見えるかどうか検査されます。 .Tn ASCII , .Tn ISO-8859-x , 非 ISO 8-bit 拡張 ASCII 文字集合 (Macintosh および IBM PC システムで使用), .Tn UTF-8-encoded Unicode , .Tn UTF-16-encoded Unicode , .Tn EBCDIC の文字集合が区別可能であり、 これには各文字集合における印字可能 text を構成する バイトの範囲およびシーケンスを使用します。 ファイルがこれらのテストのいずれかを通過した場合、文字集合が報告されます。 .Tn ASCII , .Tn ISO-8859-x , .Tn UTF-8 , extended-ASCII ファイルは .Dq text として識別されます。 なぜなら、ほとんどどのような端末においても読めるからです。 .Tn UTF-16 および .Tn EBCDIC は .Dq character data でしかありません。 これらは text を含みますが、読む前に変換が必要だからです。 さらに、 .Nm は text タイプファイルの他の特性も判定しようとします。 ファイルの行の終端が、UNIX 標準の LF ではなく、 CR, CRLF, NEL のいずれかである場合、そのことが報告されます。 組み込みのエスケープシーケンスや重ね打ちを含むファイルについても、 識別されます。 .Pp text タイプファイルで使用されている文字集合を判定した後、 その言語を推定しようとします。 言語テストは、ファイルの始めの数ブロックに 特定の文字列 ( .Pa Inames.h を参照) があるかどうかを探します。たとえばキーワード .Em \&.br があればそれはおそらく .Xr troff 1 の入力ファイルであり、 struct というキーワードは、C 言語のプログラムであることを示しています。 こうした推定方法は、前述の 2 つのテストより信頼性が低いため、 最後に行われます。言語テストルーチンは ( .Xr tar 1 アーカイブのような) その他のファイルもチェックします。 .Pp 上記の文字集合のいずれで記述されているとも識別できなかったファイルは、 単に .Dq data と呼ばれます。 .Sh オプション .Bl -tag -width indent .It Fl b 出力行の前にファイル名を付けません (短縮モード)。 .It Fl c マジックファイルを解析した形式を、調査できるように表示します。 通常、 新しいマジックナンバファイルを使う前にデバッグするために、 .Fl m オプションとともに用います。 .It Fl f Ar namefile 引数の前に .Ar name_file から調べるべきファイル名を (1 行に 1 つ) 読み込みます。 .Ar name_file もしくは引数の filename は少なくとも 1 つは指定しなければなりません。 標準入力のファイルの種類を判定させる場合は、 ファイル名として、 .Dq Ar - を指定します。 .It Fl i .Nm に、伝統的な人間が読める形式の代りに、 mime タイプ文字列を出力させます。 よって、 .Dq ASCII text の代りに .Dq text/plain; charset=us-ascii となります。 本オプションが動作するようにするために、 .Nm はファイル認識方法 (例えば、多くの text ファイルタイプやディレクトリ等) を変え、 別の .Dq Pa マジック ファイルを使用します (後述の .Sx FILES 節を参照してください)。 .It Fl k 最初にマッチしても停止せずに、処理を継続します。 .It Fl m Ar list マジックナンバを含む別のファイルの .Ar list を指定します。 これは、1 つのファイルか、コロン (:) で分けられたファイルのリストです。 .It Fl n 各ファイルのチェック後に、標準出力をフラッシュします。 ファイルの一覧をチェックしているときのみ、有用です。 ファイルタイプをパイプから出力するプログラムにおいて使用することを意図します。 .It Fl s 通常、 .Nm が引数のファイルの読み込みとタイプの判定を行うのは、 .Xr stat 2 が通常ファイルであると報告した場合のみです。 これにより問題を回避しています。 なぜなら、特殊ファイルの読み込みは、 特定の結果を発生させる場合があるからです。 .Fl s オプションを指定すると、 .Nm は、ブロックおよびキャラクタの特殊ファイルも読み込みます。 これは、raw ディスクパーティション中のデータに存在する ファイルシステムタイプの判定に有用です。 なぜなら、raw ディスクパーティションはブロック型特殊ファイルであるからです。 本オプションはまた、 .Nm が .Xr stat 2 が報告するファイルの大きさを無視するようにさせます。 なぜなら、システムによっては、 raw ディスクパーティションの大きさは 0 であると報告するものがあるからです。 .It Fl v プログラムのバージョンを表示して、終了します。 .It Fl z compress で圧縮されたファイルの中身を見ようとします。 .It Fl L オプションは(システムがシンボリックリンクを提供していれば)、 .Xr ls 1 コマンドの .Fl L オプションと同様にシンボリックリンクをたどって実際のファイルの中 身の種類を判定します。 .El .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /usr/share/misc/magic.mime -compact .It Pa /usr/share/misc/magic デフォルトのマジックナンバのリスト .It Pa /usr/share/misc/magic.mime .Fl i が指定されて mime タイプを出力する場合に使用する、 デフォルトのマジックナンバのリスト .El .Sh 環境変数 環境変数 .Ev MAGIC は、デフォルトのマジックナンバファイルを指定するために 使うことができます。 .Sh 関連項目 .Xr od 1 , .Xr strings 1 , .Xr magic 5 .Sh 標準適合性 FILE(CMD) の System V Interface Definition の曖昧な記述から 判断する限りにおいては、 このプログラムはこの仕様を越えていると思われます。 同名の System V のプログラムと、ほとんど動作は同じです。 しかし、このバージョンはより多くのマジックを知っているので、多くの場合に 異なった (より正確な) 出力を出します。 .Pp このバージョンと System V のものとの大きな違いは、 このバージョンは全ての空白を区切り文字として扱うため パターン内の空白はエスケープしなければならないということです。 たとえば、 .Bd -literal -compact >10 string language impress (imPRESS data) .Ed とマジックファイルに書かれていた場合は、次のように 変更せねばなりません。 .Bd -literal -compact >10 string language\e impress (imPRESS data) .Ed .Pp またこのバージョンでは、バックスラッシュを含んでいる パターンもエスケープしなくてはいけません。たとえば、 .Bd -literal -compact 0 string \ebegindata Andrew Toolkit document .Ed とマジックファイルに書かれていた場合は、次のように 変更せねばなりません。 .Bd -literal -compact 0 string \e\ebegindata Andrew Toolkit document .Ed .Pp Sun Microsystems の SunOS リリース 3.2 もしくはそれ以降には、 System V 由来の .Xr file 1 コマンドが含まれていますが、拡張がなされています。 このバージョンは SUN のものとは、細かい点でしか異なりません。 このバージョンには `&' 演算子の拡張が含まれています。 使い方は、次のようなものです。 .Bd -literal -compact >16 long&0x7fffffff >0 not stripped .Ed .Sh マジックディレクトリ マジックファイルのエントリは様々なソース (主に USENET) から集められたり、様々な作者から提供されました。 .An Chirstos Zoulas (下記のアドレス) が、 マジックファイルエントリをさらに集めたり訂正するでしょう。 統合したマジックファイルエントリは、定期的に配布されるでしょう。 .Pp マジックファイルにおけるエントリの順序は 重要です。 使っているシステムによって、エントリの順序が正しくなくなることが あります。 もし、あなたの古い .Nm コマンドがマジックファイルを使っているのなら、 比較のため古いマジックファイルを保存して下さい (たとえば、 .Pa /usr/share/misc/magic.orig という名前に変更します) 。 .Sh 使用例 .Bd -literal $ file file.c file /dev/hda file.c: C program text file: ELF 32-bit LSB executable, Intel 80386, version 1, dynamically linked, not stripped /dev/hda: block special $ file -s /dev/hda{,1,2,3,4,5,6,7,8,9,10} /dev/hda: x86 boot sector /dev/hda1: Linux/i386 ext2 filesystem /dev/hda2: x86 boot sector /dev/hda3: x86 boot sector, extended partition table /dev/hda4: Linux/i386 ext2 filesystem /dev/hda5: Linux/i386 swap file /dev/hda6: Linux/i386 swap file /dev/hda7: Linux/i386 swap file /dev/hda8: Linux/i386 swap file /dev/hda9: empty /dev/hda10: empty $ file -i file.c file /dev/hda file.c: text/x-c file: application/x-executable, dynamically linked (uses shared libs), not stripped /dev/hda: application/x-not-regular-file .Ed .Sh 歴史 .Nm コマンドは、少なくとも Research Version 6 (マニュアルページの日付は、1975 年 1 月) からはどの .Ux にもありました。 System V バージョンはある重要な変更、 すなわち外部マジックナンバリストを導入しました。 これによってプログラムのスピードはわずかに低下しましたが、 更にまた柔軟になりました。 .Pp このプログラムは、System V バージョンを基づいており、 .An Ian Darwin Aq ian@darwinsys.com によって、他の誰かのソースコードを見ることなく 書かれました。 .Pp .An John Gilmore は、コードを拡張し、最初の版よりもよいものにしました。 .An Geoff Collyer は、不適当なところが数箇所あるのを発見し、 いくつかマジックファイルエントリを提供しました。 .An Rob McMahon Aq cudcv@warwick.ac.uk は、1989 年に、 .Sq \&& 演算子を寄贈しました。 .Pp .An Guy Harris Aq guy@netapp.com は、1993 年から現在に至り、多くの変更を行っています。 .Pp 基本開発と 1990 年から現在に至るメンテナンスを、 .An Christos Zoulas Aq christos@astron.com が行っています。 .Pp 2000 年に .An Chris Lowth Aq chris@lowth.com が修正を行い、 .Fl i オプションが mime タイプ文字列を出力し、 別のマジックファイルと内部ロジックを使用するようになりました。 .Pp 2000 年 7 月に .An Eric Fischer Aq enf@pobox.com が修正を行い、 文字コードを識別し、非 ASCII ファイルの原語を識別しようとするようになりました。 .Pp .Pa Magdir ディレクトリ ( .Pa /usr/share/misc/magic ファイルのソース) に対する寄贈者は、ここに含めるには長過ぎます。 ご了承ください。 .Sh 法律上の注意 Copyright (c) Ian F. Darwin, Toronto, Canada, 1986-1999. Covered by the standard Berkeley Software Distribution copyright; see the file LEGAL.NOTICE in the source distribution. .Pp The files .Pa tar.h and .Pa is_tar.c were written by .An John Gilmore from his public-domain .Nm tar program, and are not covered by the above restrictions. .Sh バグ .Pa Pagicdir から .Pa Magic ファイルを自動的に作成するよりよい方法があるはずです。 それは何なのでしょうか。より起動を速くするため マジックファイルをバイナリにコンパイルするとよいでしょう。 (たとえば .Xr ndbm 3 あるいは、異機種ネットワーク環境では固定長の .Tn ASCII 文字)。 そうすれば、同名の バージョン 7 のプログラムと同じぐらいの速さで System V バージョンの柔軟性を持ったプログラムとなるでしょう。 .Pp .Nm には、正確さよりも 速度を重視したアルゴリズムが いくつかあるので text ファイルの内容については 間違うことがあります。 .Pp text ファイルのサポート (元々はプログラミング言語のため) は 単純で、不十分であり、更新には再コンパイルが必要です。 .Pp 複数の行に渡るものをサポートするため .Dq else 項があるべきです。 .Pp マジックファイルと キーワードの正規表現を サポートするべきです。 ASCII TAB をフィールドの識別子にすることは醜く、 ファイルの編集を難しくしていますが、残されています。 .Pp キーワードに大文字を許すことが勧められます。たとえば、 .Xr troff 1 コマンドと man page マクロの区別です。 正規表現のサポートで、このことは簡単になるでしょう。 .Pp FORTRAN に対してプログラムが働きません。 行の先頭にインデントされているキーワードを見ることにより FORTRAN だと判別すべきです。 正規表現のサポートによりこれは簡単になるでしょう。 .Pp .Em ascmagic に入っている キーワードのリストは、おそらく .Pa Magic ファイルに 入れるべきものです。 これはオフセットの値として `*' のようなキーワードを 使うことで可能でしょう。 .Pp 最初の文字、最初の語、最初の long などに関する テストを 最初に読み込んだときに全て行うことができるよう マジックファイルを並べ直す最適化法はないだろうか。 マジックファイルの矛盾について述べるようにならないか。 エントリーの順序を マジックファイル上の位置ではなく、 ファイルオフセット順にすることはできないだろうか。 .Pp プログラムは、推定が .Dq どれぐらいよい のかを知る方法を 提供すべきです。ファイルの最初の 5 文字が .Dq From\ \& であるときに推測をしても、 .Dq Newsgroups: や .Dq Return-Path: といった文字による推測ほどよくはないので、推測結果を 捨てることになります。しかし、もしそういった文字が 現れなければ最初の推定を使わなければなりません。 .Pp このプログラムは、いくつかの商用の .Nm コマンドより遅いです。 複数の文字コードのサポートにより、より遅くなっています。 .Pp このマニュアルページ、特にこの節が長過ぎます。 .Sh 入手性 オリジナル作者の最新のバージョンを anonymous FTP で、 .Pa ftp.deshaw.com の .Pa /pub/file/file-X.YY.tar.gz から手に入れることができます。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man1/g711conv.1 b/ja_JP.eucJP/man/man1/g711conv.1 index 1a3590d826..598f057d8e 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man1/g711conv.1 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man1/g711conv.1 @@ -1,97 +1,97 @@ .\" Copyright (c) 1999 Hellmuth Michaelis. All rights reserved. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" -.\" %Id: g711conv.1,v 1.3 1999/12/13 22:11:55 hm Exp % +.\" $Id: g711conv.1,v 1.7 2001-08-06 03:01:42 horikawa Exp $ .\" -.\" %FreeBSD: src/usr.sbin/i4b/g711conv/g711conv.1,v 1.4.2.4 2001/07/22 12:40:59 dd Exp % +.\" %FreeBSD: src/usr.sbin/i4b/g711conv/g711conv.1,v 1.4.2.5 2001/08/01 17:45:02 obrien Exp % .\" .\" last edit-date: [Mon Dec 13 22:54:33 1999] .\" -.\" $FreeBSD: doc/ja_JP.eucJP/man/man1/g711conv.1,v 1.5 2001/05/14 01:07:23 horikawa Exp $ +.\" $FreeBSD: doc/ja_JP.eucJP/man/man1/g711conv.1,v 1.6 2001/07/29 05:14:50 horikawa Exp $ .Dd March 15, 1999 .Dt G711CONV 1 .Os .Sh 名称 .Nm g711conv .Nd G.711 に従う変換 .Sh 書式 .Nm .Op Fl a .Op Fl u .Op Fl P .Op Fl A .Op Fl R .Sh 解説 .Nm は isdn4bsd パッケージの一部分です。 ITU G.711で規定されている A-Law と u-law フォーマット間の変換に使われます。 このコマンドは Sun Microsystems, Inc. によって実装された リファレンス実装に基づいています。 Sun Microsystems, Inc. のリファレンス実装は 自由に入手可能で自由に利用することができます。 .Pp 以下のオプションが利用可能です: .Bl -tag -width Ds .It Fl a A-law から u-law へ変換します。 .It Fl u u-law から A-law へ変換します。 .It Fl r 変換前にビット反転を行います。 .It Fl R 変換後にビット反転を行います。 .It Fl P 実際の変換をする代わりに、標準出力に結果として 生じる変換テーブルを (C のソースとして) 表示します。 .El .Sh 規格 A-Law と u-law 間の変換方法は、 ITU Recommendation G.711 で規定されています。 .Pp 参考になる実装は Sun Microsystems, Inc. によって行われており、これは http://www.itu.int/itudoc/itu-t/rec/g/g700-799/refimpl.txt から参照できます。 .Sh 使用例 次のコマンド: .Bd -literal -offset indent g711conv -P -a .Ed .Pp は標準出力に C のソースとして A-law から u-law への変換テーブルを 表示します。 .Pp 次のコマンド: .Bd -literal -offset indent cat max_headroom.ul | g711conv -u -R > /dev/i4btel0 .Ed .Pp は u-law 形式の Max Headroom の音声を A-law へ変換して 変換結果のビットを逆にし、そしてアクティブな isdn4bsd 電話コネクションへ データを送ります。 .Sh 作者 .Nm ユーティリティとこのマニュアルページは .An Hellmuth Michaelis Aq hm@kts.org が書きました。これらは Sun Microsystems, Inc. が書いた G.711 変換リファレンスコードと、 .An Stefan Bethke が isdn4bsd へ寄贈したコードに基づいています。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man5/kbdmap.5 b/ja_JP.eucJP/man/man5/kbdmap.5 index b470514e08..0fec4e10d8 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man5/kbdmap.5 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man5/kbdmap.5 @@ -1,292 +1,293 @@ .\" Copyright (c) 2000 .\" David Malone .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE AUTHOR ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE AUTHOR BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" -.\" %FreeBSD: src/usr.sbin/kbdcontrol/kbdmap.5,v 1.1.2.3 2001/07/22 12:41:06 dd Exp % -.\" $FreeBSD: doc/ja_JP.eucJP/man/man5/kbdmap.5,v 1.3 2001/05/14 01:09:29 horikawa Exp $ +.\" %FreeBSD: src/usr.sbin/kbdcontrol/kbdmap.5,v 1.1.2.4 2001/08/01 12:01:28 sheldonh Exp % +.\" +.\" $FreeBSD: doc/ja_JP.eucJP/man/man5/kbdmap.5,v 1.4 2001/07/29 05:15:21 horikawa Exp $ .\" .Dd September 11, 2000 .Dt KBDMAP 5 .Os .Sh 名称 .Nm kbdmap .Nd kbdcontrol 用のキーボードマップファイルのフォーマット .Sh 書式 .Nm .Sh 解説 .Nm ファイルには、キーボード上のキーが どのように振る舞うべきかが記述されています。 これらのファイルは .Xr kbdcontrol 1 によって読み込むこともできますし、 .Xr kbdmap 1 によってデフォルトの .Nm ファイルを対話的に選択することもできます。 .Nm ファイルはブート時に読み込まれるように .Xr rc.conf 5 に指定することもできます。 また .Xr kbdcontrol 1 を使って現在のキーマップを出力することもできます。 .Pp ファイルの各行には、キーまたはアクセントを記述します。 .Ql # 記号は行末までコメントを表します。 .Pp キーの記述は、そのキーのスキャンコードから始めます。 その後にシフトキー、コントロールキー、オルトキーと 組み合わせた時の結果を次の順番で記述します: 無修飾、 シフト、 コントロール、 コントロールとシフト、 オルト、 オルトとシフト、 オルトとコントロール、 オルトとコントロールとシフト。 それぞれの修飾キーと組み合わせた時のアクションは、 以下を指定できます: .Bl -tag -width Ar .It ' Ns Ar symbol Ns No ' キーが生成すべき記号をシングルクォートでくくって指定します。 .It Ar decnum 生成する .Tn ASCII コードを 10 進数で指定します ( .Xr ascii 7 参照)。 例えばスペースには 32 を指定します。 .It 0x Ns Ar hexnum 生成する .Tn ASCII コードを 16 進数で指定します。 例えばスペースには 0x20 を指定します。 .It Ar ctrlname .Tn ASCII コントロール文字の標準の名称を一つ指定します: nul, soh, stx, etx, eot, enq, ack, bel, bs, ht, nl, vt, np, cr, so, si, dle, dc1, dc2, dc3, dc4, nak, syn, etb, can, em, sub, esc, fs, gs, rs, ns, us, sp, del。 .It Ar accentname アクセントの名称を指定することで、 次に押すキーがそのアクセントに対応する文字を生成します。 後述のアクセントの記述を参照してください。 アクセントの名称は以下です: dgra, dacu, dcir, dtil, dmac, dbre, ddot, duml, ddia, dsla, drin, dced, dapo, ddac, dogo, dcar。 .It fkey Ns Ar N .Ar N 番目のファンクションキーとして振る舞います。 ここで .Ar N は 10 進数です。 .It lshift 左シフトキーとして振る舞います。 .It rshift 右シフトキーとして振る舞います。 .It clock キャプスロックキーとして振る舞います。 .It nlock 数値ロックキーとして振る舞います。 .It slock スクロールロックキーとして振る舞います。 .It lalt|alt 左オルトキーとして振る舞います。 .It btab バックワードタブとして振る舞います。 .It lctrl|ctrl 左コントロールキーとして振る舞います。 .It rctrl 右コントロールキーとして振る舞います。 .It ralt 右オルト (altgr) キーとして振る舞います。 .It alock オルトロックキーとして振る舞います。 .It ashift オルトシフトキーとして振る舞います。 .It meta メタキーとして振る舞います。 .It lshifta|shifta 左シフトキー/オルトロックキーとして振る舞います。 (訳注 他のキーと一緒に押された時はシフトキー、 単独で押された時はオルトロックキーとなります。) .It rshifta 右シフトキー/オルトロックキーとして振る舞います。 (訳注 lshifta 参照) .It lctrla|ctrla 左コントロールキー/オルトロックキーとして振る舞います。 (訳注 他のキーと一緒に押された時はコントロールキー、 単独で押された時はオルトロックキーとなります。) .It rctrla 右コントロールキー/オルトロックキーとして振る舞います。 (訳注 lctrla 参照) .It lalta|alta 左オルトキー/オルトロックキーとして振る舞います。 (訳注 他のキーと一緒に押された時はオルトキー、 単独で押された時はオルトロックキーとなります。) .It ralta 右オルトキー/オルトロックキーとして振る舞います。 (訳注 lalta 参照) .It nscr 次のスクリーンへの切替キーとして振る舞います。 .It pscr 前のスクリーンへの切替キーとして振る舞います。 .It scr Ns Ar N .Ar N 番目のスクリーンへの切替キーとして振る舞います。 ここで .Ar N は 10 進数です。 .It boot マシンをリブートします。 .It halt マシンを停止します。 .It pdwn マシンを停止し電源を落します。 .It debug デバッガを起動します。 .It susp APM を使いサスペンドします。 .It saver スプラッシュ画面とテキスト画面をトグルして スクリーンセーバを有効にします。 .It panic システムをパニックさせます。 .El .Pp 最後に、キーの記述を完了するために、 キャプスロックと数値ロックが押された時の結果を 記述するフラグを指定します。 キャプスロックがそのキーに影響することを示すには .Ql C を、数値ロックがそのキーに影響することを示すには .Ql N を、キャプスロックと数値ロックの両方が そのキーに影響することを示すには .Ql B を、そしてどちらも影響しない時は .Ql O を指定します。 .Pp アクセントキーは、次に押されたキーの振る舞いを 装飾するよう働きます。 アクセントの記述は、 前述のアクセントの名称の一つから始めます。 次にそのアクセントの記号が、シングルクォートでくくられるか、 10 進数または 16 進数の .Tn ASCII コードで指定されます。 この記号は、アクセントキーの次にスペースキーが 押された時に生成されます。 .Pp アクセントキーの記述は、 様々な記号をどのように装飾するかを、 通常の記号と装飾された記号の対を小括弧でくくったリストによって 続けて指定します。 どちらの記号も、シングルクォートでくくられるか、 10 進数または 16 進数の .Tn ASCII コードで指定されます。 .Pp 例として、ある .Nm から引用した記述を見てみます: .Bd -literal -offset indent 041 dgra 172 nop nop '|' '|' nop nop O dgra '`' ( 'a' 224 ) ( 'A' 192 ) ( 'e' 232 ) ( 'E' 200 ) ( 'i' 236 ) ( 'I' 204 ) ( 'o' 242 ) ( 'O' 210 ) ( 'u' 249 ) ( 'U' 217 ) .Ed この引用部は UK キーボード上で 抑音記号キーとして振る舞う バックティックキーを設定しています。 バックティックキーの後にスペースキーを押すと バックティックを生成し、 バックティックの後に母音を押すと 抑音記号付きの母音に対応する ISO-8859-1 の記号を生成します。 .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /usr/share/syscons/keymaps/* -compact .It Pa /usr/share/syscons/keymaps/* 標準キーボードマップファイル .El .Sh 関連項目 .Xr kbdcontrol 1 , .Xr kbdmap 1 , .Xr keyboard 4 , .Xr syscons 4 , .Xr ascii 7 .Sh 歴史 このマニュアルページは -.Fx 5.0 +.Fx 4.2 で初めて登場しました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man5/magic.5 b/ja_JP.eucJP/man/man5/magic.5 index e1da308b18..bc7162726f 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man5/magic.5 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man5/magic.5 @@ -1,247 +1,247 @@ .\" -.\" %FreeBSD: src/usr.bin/file/magic.5,v 1.11.2.5 2001/07/22 12:40:09 dd Exp % +.\" %FreeBSD: src/usr.bin/file/magic.5,v 1.11.2.6 2001/08/02 22:49:29 obrien Exp % .\" .\" install as magic.4 on USG, magic.5 on V7 or Berkeley systems. .\" -.\" $FreeBSD: doc/ja_JP.eucJP/man/man5/magic.5,v 1.10 2001/05/14 01:09:30 horikawa Exp $ +.\" $FreeBSD: doc/ja_JP.eucJP/man/man5/magic.5,v 1.11 2001/07/29 05:15:22 horikawa Exp $ .Dd December 8, 2000 .Dt MAGIC 5 "Public Domain" .Os .Sh 名称 .Nm magic .Nd file コマンドのマジック番号ファイル .Sh 解説 このマニュアルページでは .Xr file 1 コマンド バージョン 3.22 で使用されるマジックファイルのフォーマットに ついて説明します。 .Nm file コマンドは、他のテストと共に、ファイルがある .Em "マジック番号" で始まっているかどうかをテストして、ファイルのタイプを識別します。 ファイル .Pa /usr/share/misc/magic では、どのマジック番号をテストするか、 あるマジック番号が見つかったときにどのようなメッセージを出力するか、 また、そのファイルから抽出するべき追加情報について指定しています。 .Pp このファイルの各行ではテストすべき項目について指定しています。 テストは、ファイル中のある特定のオフセットで始まるデータを 1 バイト、2 バイトもしくは 4 バイトの数値あるいは文字列と 比較して行います。 もしテストが成功するとメッセージが出力されます。 各行は以下のフィールドから構成されます。 .Bl -tag -width indent .It offset テストするファイルのデータのオフセットをバイト数で指定する数字です。 .It type テストするデータの型です。指定できる値は .Bl -tag -width indent .It byte 1 バイトの値。 .It short (ほとんどのシステムにおいて) 2 バイトの値。 そのマシンの固有のバイト順で指定します。 .It long (ほとんどのシステムにおいて) 4 バイトの値。 そのマシンの固有のバイト順で指定します。 .It string バイトの文字列。 文字列タイプの指定には、後ろに /[Bbc]* を付けることが可能です。 .Dq B フラグは、ターゲットの空白を圧縮します。 圧縮対象には、少なくともひとつの空白文字が含まれることが必要です。 マジックに "n" 個の連続する空白がある場合、 マッチするためには、 ターゲットには少なくとも "n" 個の連続する空白があることが必要です。 .Dq b フラグは、すべての空白を省略可能な空白として扱います。 最後に .Dq c は、大文字小文字を区別しないマッチングを指定します。 すなわち、マジック中の小文字は、 ターゲット中の小文字と大文字の両方にマッチします。 一方、マジック中の大文字は、ターゲット中の大文字にのみマッチします。 .It date UNIX 日時として解釈される 4 バイトの値。 .It beshort (ほとんどのシステムにおいて) 2 バイトの値。 ビッグエンディアンのバイト順です。 .It belong (ほとんどのシステムにおいて) 4 バイトの値。 ビッグエンディアンのバイト順です。 .It bedate UNIX 日時として解釈される (ほとんどのシステムにおいて) 4 バイトの値。 ビッグエンディアンのバイト順です。 .It leshort (ほとんどのシステムにおいて) 2 バイトの値。 リトルエンディアンのバイト順です。 .It lelong (ほとんどのシステムにおいて) 4 バイトの値。 リトルエンディアンのバイト順です。 .It ledate UNIX 日時として解釈される (ほとんどのシステムにおいて) 4 バイトの値。 リトルエンディアンのバイト順です。 .El .El .Pp 数字の型にはオプションとして .Em & と数値を続けることができ、 これにより比較を行う前に AND をとる数値を指定します。 型の前に .Em u を付加すると比較は符号なしで行なわれます。 .Bl -tag -width indent .It test ファイル中の値と比較される値。 型が数字の場合、この値は C 言語の形式で指定されます。 これが文字列の場合、 通常のエスケープ記法 (たとえば改行では\en) が可能な C 言語文字列として 指定されます。 .It "" 数値の前には実行される操作を示す文字を付加することができます。 その文字には ファイルの値が指定された値と等価であることを指定する .Em = 、ファイルの値が指定された値より小さいことを指定する .Em < 、ファイルの値が指定された値より大きいことを指定する .Em > 、指定された値の中でセットされているすべてのビットが ファイルでの値ですべてセットされていることを指定する .Em & 、指定された値の中でセットされているどれかのビットが ファイルでの値でオフであることを指定する .Em ^ 、何らかの値がマッチすることを指定する .Em x があります。 これらの文字がない場合は .Em = が指定されているものとみなされます。 .It "" 数値は C 言語の形式で指定されます。例えば .Em 13 は 10 進数、 .Em 013 は 8 進数、 .Em 0x13 は 16 進数となります。 .It "" 文字列値については、 ファイル中のバイト文字列は指定されたバイト文字列に マッチしなければなりません。 オペレータ .Em = と .Em < と .Em > ( .Em & を除く) が文字列に適用できます。 マッチングに使用される長さは マジックファイルでの文字列の引数の長さとなります。 これは .Em >\e0 とすることにより、 その行はどの文字列にもマッチすることが可能であり、 おそらくその文字列が出力されることを意味します (すべての文字列はヌル文字列より長いため)。 .It message 比較が成立したときに出力されるメッセージです。 文字列に .Xr printf 3 指定形式が含まれている場合は、ファイルから得た値 (指定されたマスクを 適用したもの) が、そのメッセージをフォーマット文字列として用いて出力さ れます。 .El .Pp いくつかのファイルフォーマットは、ファイルタイプと共に出力される追加情報 を含んでいます。文字 .Em > で始まる行は追加テストと出力されるメッセージを指定します。 その行での .Em > の数はテストのレベルを指定します。行頭に .Em > がない行はレベル 0 とみなされます。 レベル .Em n+1 の各行はマジックファイル中でその行より前にあるもっとも近いレベル .Em n の行の制御下にあります。レベル .Em n での行のテストが成功した場合、それに続く行で指定されたすべてのレベル .Em n+1 のテストが実施され、 それらのテストが成功するとメッセージが出力されます。 次のレベル .Em n の行でこれが終了します。 最後の .Em > に続く最初の文字が .Em \&( であれば、その括弧の後の文字列は間接オフセットとして解釈されます。 これは括弧の後の数字がそのファイル中のオフセットとして使用されることを 意味します。そのオフセットでの値が読み込まれ、再度ファイルのオフセット として使用されます。間接オフセットは .Em (x[.[bslBSL]][+-][y]) の形式をとります。値 .Em x はファイル中でのオフセットとして使われます。 型指定子 .Em [bslBSL] によりそれぞれバイト、short もしくは long として読み込まれます。 大文字の型は、値をビッグエンディアンとして解釈し、 小文字の型は、値をリトルエンディアンとして解釈します。 その数字に値 .Em y が加算され、その結果はファイルの中でのオフセットとして使用されます。型 指定子がない場合は long がデフォルトの型となります。 .Pp オフセットは、その前にあるフィールドの長さに依存するため、 正確な値が分からない場合があります。 そのような場合は最後の上位レベルのフィールドの最後からの 相対的なオフセットを指定することができます。 (もちろんこれは下位レベルのテスト、すなわち .Em > で始まるテストでのみ可能です。) この場合の相対オフセットは .Em & をオフセットのプレフィックスとして使用して指定します。 .Sh バグ フォーマット .Em long , .Em belong , .Em lelong , .Em short , .Em beshort , .Em leshort , .Em date , .Em bedate , .Em ledate はシステムに依存します。 テストされるファイルは通常それらの長さが不変であるシステムのものであり、 これらはおそらくバイト数 (2B とか 4B とか) として指定すべきででょう。 .Pp 間接オフセットで使用されるエンディアンを指定したデータは (現在は) サポートされていません。 .Sh 関連項目 .Xr file 1 .\" .\" From: guy@sun.uucp (Guy Harris) .\" Newsgroups: net.bugs.usg .\" Subject: /etc/magic's format isn't well documented .\" Message-ID: <2752@sun.uucp> .\" Date: 3 Sep 85 08:19:07 GMT .\" Organization: Sun Microsystems, Inc. .\" Lines: 136 .\" .\" Here's a manual page for the format accepted by the "file" made by adding .\" the changes I posted to the S5R2 version. .\" .\" Modified for Ian Darwin's version of the file command. diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/ffsinfo.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/ffsinfo.8 index 438946d7bf..29793a4add 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/ffsinfo.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/ffsinfo.8 @@ -1,158 +1,158 @@ .\" Copyright (c) 2000 Christoph Herrmann, Thomas-Henning von Kamptz .\" Copyright (c) 1980, 1989, 1993 The Regents of the University of California. .\" All rights reserved. .\" .\" This code is derived from software contributed to Berkeley by .\" Christoph Herrmann and Thomas-Henning von Kamptz, Munich and Frankfurt. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgment: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors, as well as Christoph .\" Herrmann and Thomas-Henning von Kamptz. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" $TSHeader: src/sbin/ffsinfo/ffsinfo.8,v 1.3 2000/12/12 19:30:55 tomsoft Exp $ -.\" %FreeBSD: src/sbin/ffsinfo/ffsinfo.8,v 1.6.2.1 2001/07/16 15:01:56 tomsoft Exp % +.\" %FreeBSD: src/sbin/ffsinfo/ffsinfo.8,v 1.6.2.2 2001/08/01 12:01:28 sheldonh Exp % .\" -.\" $FreeBSD$ +.\" $FreeBSD: doc/ja_JP.eucJP/man/man8/ffsinfo.8,v 1.1 2001/08/05 22:17:47 horikawa Exp $ .Dd September 8, 2000 .Dt FSINFO 8 .Os .Sh 名称 .Nm ffsinfo .Nd 既存の UFS ファイルシステムのすべてのメタ情報をダンプする .Sh 書式 .Nm .Op Fl L .Op Fl g Ar cylinder_group .Op Fl i Ar inode .Op Fl l Ar level .Op Fl o Ar outfile .Ar special | file .Sh 解説 .Nm ffsinfo は .Xr dumpfs 8 プログラムを拡張したものです。 .Pp 出力は .Pa outfile ファイルに生成されます。 この時、比較的大きな出力ファイルとなります。 指定したファイルシステムの 2% ほどになることも珍しくありません。 .Pp 以下のオプションが指定できます: .Bl -tag -width indent .It Fl L このオプションを指定すると disklabel のテストを省略します。 ダンプするよう指定されたファイル名が通常のファイルだった場合、 自動的に省略されます。 .It Fl g Ar cylinder_group 指定されたシリンダグループの情報のみダンプするよう制限します。 ここで .Ar 0 は、最初のシリンダグループを意味し、 .Ar -1 は最後のシリンダグループを意味します。 .It Fl i Ar inode 特定の inode の情報のみをダンプするよう制限します。 指定可能な最小の inode は .Ar 2 です。 このオプションが省略されて、シリンダグループが定義されていた場合、 そのシリンダグループ内の inode のみがダンプされます。 .It Fl l Ar level ダンプされる詳細レベルを指定します。 この値のデフォルト値は .Ar 255 で、以下の表の値の .Dq ビット論理和 で表されます: .Pp .Bl -hang -width indent -compact .It Ar 0x001 イニシャルスーパブロック .It Ar 0x002 各シリンダグループ内のスーパブロックのコピー .It Ar 0x004 イニシャルシリンダグループ内のシリンダグループのサマリ情報 .It Ar 0x008 シリンダグループ情報 .It Ar 0x010 inode 割り当てビットマップ .It Ar 0x020 フラグメント割り当てビットマップ .It Ar 0x040 クラスタのマップおよびサマリ情報 .It Ar 0x080 ローテーショナルレイアウトテーブル .It Ar 0x100 inode 情報 .It Ar 0x200 インダイレクトブロックダンプ .El .It Fl o Ar outfile ダンプの出力先ファイルを変更します。 現在のデフォルトは .Pa /var/tmp/ffsinfo です。 .El .Sh 使用例 .Dl ffsinfo -l 1023 /dev/vinum/testvol .Pp は、 .Pa /dev/vinum/testvol のすべての有効な情報をダンプします。 .Sh バグ 現在 .Nm は、マウントされていないファイルシステムのみダンプできます。 マウントされたファイルシステムをダンプしようとしないでください。 システムがパニックするかもしれませんし、 そうするとファイルシステムはもはや使えなくなるでしょう。 .Pp スナップショットも通常のファイルと同じように扱われます。 これらも、何がダンプされるかの総量を独立して制御するために、 スナップショット特有のダンプレベルが設定されるべきです。 またスナップショットをファイルシステムとしてダンプするように 多少拡張することも、おそらく有用でしょう。 .Sh 関連項目 .Xr disklabel 8 , .Xr dumpfs 8 , .Xr fsck 8 , .Xr growfs 8 , .Xr newfs 8 , .Xr tunefs 8 , .Xr vinum 8 .Sh 作者 .An Christoph Herrmann Aq chm@FreeBSD.org .An Thomas-Henning von Kamptz Aq tomsoft@FreeBSD.org .An The GROWFS team Aq growfs@Tomsoft.COM .Sh 歴史 .Nm コマンドは -.Fx 5.0 +.Fx 4.4 で初めて登場しました。 diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/growfs.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/growfs.8 index a8c3d53d29..6d79f00337 100644 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/growfs.8 +++ b/ja_JP.eucJP/man/man8/growfs.8 @@ -1,161 +1,161 @@ .\" Copyright (c) 2000 Christoph Herrmann, Thomas-Henning von Kamptz .\" Copyright (c) 1980, 1989, 1993 The Regents of the University of California. .\" All rights reserved. .\" .\" This code is derived from software contributed to Berkeley by .\" Christoph Herrmann and Thomas-Henning von Kamptz, Munich and Frankfurt. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgment: .\" This product includes software developed by the University of .\" California, Berkeley and its contributors, as well as Christoph .\" Herrmann and Thomas-Henning von Kamptz. .\" 4. Neither the name of the University nor the names of its contributors .\" may be used to endorse or promote products derived from this software .\" without specific prior written permission. .\" .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND .\" ANY EXPRESS OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE .\" IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE .\" ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE .\" FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL .\" DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS .\" OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) .\" HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT .\" LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY .\" OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF .\" SUCH DAMAGE. .\" .\" $TSHeader: src/sbin/growfs/growfs.8,v 1.3 2000/12/12 19:31:00 tomsoft Exp $ -.\" %FreeBSD: src/sbin/growfs/growfs.8,v 1.6.2.1 2001/07/16 15:02:13 tomsoft Exp % +.\" %FreeBSD: src/sbin/growfs/growfs.8,v 1.6.2.2 2001/08/01 12:01:29 sheldonh Exp % .\" -.\" $FreeBSD$ +.\" $FreeBSD: doc/ja_JP.eucJP/man/man8/growfs.8,v 1.1 2001/08/05 22:17:47 horikawa Exp $ .Dd September 8, 2000 .Dt GROWFS 8 .Os .Sh 名称 .Nm growfs .Nd 既存の UFS ファイルシステムのサイズを拡張する .Sh 書式 .Nm .Op Fl Ny .Op Fl s Ar size .Ar special .Sh 解説 .Nm は .Xr newfs 8 プログラムを拡張したものです。 .Nm を実行する前に、ディスクは .Xr disklabel 8 を用いて大きなサイズに設定されていなければなりません。 もしボリュームを使っている場合は、 .Xr vinum 8 を用いてディスクを大きくする必要があります。 .Nm は指定されたスペシャルファイル上のファイルシステムのサイズを拡張します。 現在 .Nm は、マウントされていないファイルシステムの拡張しかできません。 マウントされたファイルシステムを拡張しようとしないでください。 システムがパニックするかもしれませんし、 そうするとファイルシステムはもはや使えなくなるでしょう。 .Xr newfs 8 で使用したほとんどのオプションは変更できません。 実際、ファイルシステムのサイズを大きくすることしかできません。 その他の変更を行う場合は .Xr tunefs 8 を使用してください。 .Pp 以下のオプションが使用できます: .Bl -tag -width indent .It Fl N 実際にファイルシステムを大きくすることなく、新しいファイルシステムの パラメータを表示します。 .It Fl y .Dq エキスパートモード 通常 .Nm は、データのバックアップを取ったかを尋ねたり、 .Ar special が現在マウントされているかどうかや、指定されたファイルシステムに アクティブなスナップショットがあるかどうかのテストを行います。 しかし、このモードではこれらが抑制されます。 このオプションは最大の注意を払って使って下さい。 .It Fl s Ar size 拡張後のファイルシステムの、セクタ単位の .Ar size を指定します。 この値のデフォルトは .Ar special 内で指定されている raw パーティションのサイズです (言い換えれば .Nm はファイルシステムのサイズを、パーティション全体まで拡張します)。 .El .Sh 使用例 .Dl growfs -s 4194304 /dev/vinum/testvol .Pp は、 .Pa /dev/vinum/testvol に十分な領域がある場合、2GB に .Pa /dev/vinum/testvol を拡張します。 .Sh バグ 時々 .Fx 3.x において .Nm は、ファイルシステムがマウントされているかどうかを正しく認識できずに エラーメッセージを出して終了することがあります。 その場合は、ファイルシステムがマウントされていないことを確認して、 .Nm .Fl y をしてください。 安全のため、拡張した後、 .Xr fsck 8 をすることもお勧めします。 .Pp ある場合、今まで移動されたこともないファイルシステムの内部構造の 置き場所を変える必要がありますので注意して下さい。 ほとんどすべての場合、 .Xr fsck 8 ユーティリティを除いて、この構造の再配置を行っても問題なく動作します。 .Xr fsck 8 に対するパッチが出ています。 ある一定の制限以上に拡張するには、最初のシリンダグループに いくらかの空きブロックがあることが必要です。 この構造の再配置を避けるには、最初のシリンダグループに対して .Nm ffsinfo .Fl c Ar 0 を行って、CYLINDER GROUP の CYLINDER SUMMARY (内部 cs) 内の .Em nbfree に十分なブロックがあるかどうかを確認することを、現在ではお勧めします。 経験上、デフォルトのファイルシステムのパラメータに対して、 全ファイルシステムのサイズの 2GB 毎に 1 ブロック必要です。 .Sh 関連項目 .Xr disklabel 8 , .Xr dumpfs 8 , .Xr ffsinfo 8 , .Xr fsck 8 , .Xr newfs 8 , .Xr tunefs 8 , .Xr vinum 8 .Sh 作者 .An Christoph Herrmann Aq chm@FreeBSD.org .An Thomas-Henning von Kamptz Aq tomsoft@FreeBSD.org .An The GROWFS team Aq growfs@Tomsoft.COM .Sh 歴史 .Nm コマンドは -.Fx 5.0 +.Fx 4.4 で初めて登場しました。