diff --git a/ja/FAQ/FAQ.sgml b/ja/FAQ/FAQ.sgml index e32645a800..72145d57c5 100644 --- a/ja/FAQ/FAQ.sgml +++ b/ja/FAQ/FAQ.sgml @@ -1,91 +1,91 @@ - + - + %includes; %jmembers; ]>
FreeBSD 2.X についての FAQ (よくある質問とその答え) The FreeBSD Documentation Project - $Date: 1998-08-06 14:37:12 $ + $Date: 1998-08-09 16:21:27 $ これは FreeBSD システムバージョン 2.X についての FAQ です. 特に断わりがない限りはどの項目も FreeBSD 2.0.5 以降のものを想定しています. <XXX>のついている項目はまだ作業中のものです. この FreeBSD ドキュメンテーション プロジェクトに協力したいと思ったら, FreeBSD ドキュメンテーションプロジェクトメーリングリスト まで (英語で) 電子メールを送ってください. このドキュメントの最新バージョンは, いつでも で 見ることができます. また, , , 形式のものを HTTP で ダウンロードすることもできます. これらを gzip で圧縮したものが - に置かれています. また, も可能です. + に置かれています. また, も可能です.

日本語版の作成は FreeBSD 日本語ドキュメンテーションプロジェクトが オリジナルの英語版をもとにしておこなっています. 日本語訳および, 日本語版のみに関することは &a.doc-jp; において日本語で議論されています. 必要に応じて日本語ドキュメンテーションプロジェクトから 本家ドキュメンテーションプロジェクトに対してフィードバックを おこないますので, 英語が得意でない方は &a.doc-jp; まで日本語で コメントをお寄せください.

また, この FreeBSD FAQ とは別に, 日本の FreeBSD ユーザ有志によって メーリングリスト や ニュースグループ などへの投稿 をもとに作成された が公開されています. 特に日本語環境など日本固有の話題 が充実していますので, こちらも合わせてご覧ください. &preface; &install; &hardware; &troubleshoot; &commercial; &applications; &kernelconfig; &admin; &x; &network; &serial; &misc; &hackers; &acknowledgments; &jcontrib;

diff --git a/ja/FAQ/admin.sgml b/ja/FAQ/admin.sgml index c4bcd4b17b..27cd02a04e 100644 --- a/ja/FAQ/admin.sgml +++ b/ja/FAQ/admin.sgml @@ -1,848 +1,848 @@ - + - + システム管理

訳: &a.nishika;.12 November 1997. システムスタートアップファイルはどこにあるのですか?

2.0.5R から 2.2.1R までは, プライマリコンフィグレーションファイルは /etc/sysconfig にあります. オプションはすべて, このファイルと および /etc/netstartといった, 別のファイルに指定されています.

ファイル /etc/sysconfig を見て, システムに適合するように 変更してください. このファイルはそれぞれの場所に何を書けばいいのかを表す コメントがたくさん書かれています.

2.2.2 に続くリリース と 3.0 では, /etc/sysconfig は, より分りやすい名前の に改名され, それに従って 書式もいくぶん改められます. /etc/netstart/etc/rc.network に改名され, 全部のファイルを /usr/src/etc/rc* /etcで一度にコピーすることが 出来るようになります.

ファイル /etc/rc.local は常にここにあり, ファイル /etc/rc.serial はシリアルポートの初期化 (例えばポートの設定を固定したり等々) のためにあります.

ファイル /etc/rc.i386 は iBCS2 エミュレーションのような Intel アーキテクチャ固有の設定や PC システムコンソール設定のためにあります.

2.1.0R からは, "ローカル" スタートアップファイルをディレクトリ /etc/sysconfig (または /etc/rc.conf) の中に作って指定することもできます: # Location of local startup files. local_startup=/usr/local/etc/rc.local.d

.sh で終わるそれぞれのファイルは, アルファベット順に実行されます.

ファイル名を変えることなくある一定の順序で確実に実行したいのであれば, 順序が保証されるように以下のようにして, それぞれのファイルの頭に数値をつけるようなデザインを 使うことができます: 10news.sh 15httpd.sh 20ssh.sh

この方法は見苦しく (あるいは SysV のように :-)) なりますが, /etc/rc.local を 手品のような編集でソートするようなことなく ローカルの追加パッケージを使うためには, シンプルでしかもよく使われる 手法ではあります. ほとんどの ports/packages は /usr/local/etc/rc.d をローカルスタートアップディレクトリ であると仮定しています. 簡単にユーザを追加するにはどうすればいいのですか?

コマンドを使用してください.

Ollivier Robert によって Perl で書かれた ``<roberto@FreeBSD.ORG> にたずねてみてください. 現在さらなる開発をおこなっています.

また, ユーザを削除するには コマンドを使用してください. FreeBSD システムに新しいハードディスクを追加するには?

に書かれているディスクフォーマット チュートリアルを参照して下さい. 新しいリムーバブルドライブを持っていますが, どうやって使うの?

そのリムーバブルドライブが ZIP であれ EZ drive であれ (あるいはもしそういう風に使いたいのなら, フロッピーであれ), またハードディスクであれ, 一旦システムにインストールされて認識され, カートリッジ, フロッピー等々が挿入されていれば, ことはどのデバイスでも全く同じように進みます.

ZIP ドライブやフロッピーで, すでに DOS のファイルシステムで フォーマットしてある場合, 次のコマンドを使うことができます. これはフロッピーの場合です. mount -t msdos /dev/fd0c /floppy

出荷時の設定の ZIP ディスクではこうです. mount -t msdos /dev/sd2s4 /zip

その他のディスクに関しては, /stand/sysinstall を使って, どのようにレイアウト されているか確かめてください.

以降は ZIP ドライブが 3 番目の SCSI ディスクで, sd2 と認識されている場合の例です.

他人と共有しなければならないフロッピーやリムーバブルディスク でなければ, BSD ファイルシステムを載せてしまうのが良い考えでしょう. ロングファイル名もサポートされ, パフォーマンスは少なくとも 2 倍は向上しますし, おまけにずっと安定しています. まず最初に, DOS レベルでのパーティション / ファイルシステムを 無効にしておく必要があります. 使用するのは /stand/sysinstall でも結構です. 複数のオペレーティングシステムを入れることを考慮する 必要がないような容量の小さなドライブの場合は, 次のように FAT パーティションテーブル (スライス) 全体を飛ばして, BSD のパーティション設定を行うだけで良いでしょう. dd if=/dev/zero of=/dev/rsd2 count=2 disklabel -Brw sd2 auto

複数の BSD パーティションをつくる場合, disklabel か /stand/sysinstall を使います. 固定ディスク上にスワップ領域 を加える場合はそういうことをしたいと思うのはもっともですが, ZIP のようなリムーバブルドライブの上ではそういう考えは不適切 でしょう.

最後に, 新しいファイルシステムをつくります. ディスク全体を使用する ZIP ドライブの場合は, 以下のようにします. newfs /dev/rsd2c

次にマウントします. mount /dev/sd2c /zip

また, 次のような行を に入れておくのも良い考えでしょう. "mount /zip" と入力するだけでマウントできるようになります. /dev/sd2c /zip ffs rw,noauto 0 0 どのようにしたら DOS の拡張パーティションをマウントできますか?

DOS 拡張パーティションはすべての基本パーティションの後に 認識されます. たとえば, 2台目の SCSIドライブの拡張パーティションに "E" パーティションがあるとしますと, これは /dev にスライス 5 のスペシャルファイルを作る必要があり, /dev/sd1s5 としてマウントされます. # cd /dev # ./MAKEDEV sd1s5 # mount -t msdos /dev/sd1s5 /dos/e 他のシステムのファイルシステムを FreeBSD でマウントすることはできますか?

を見てください. より多くの情報があります.

この問題について他の情報があれば, 他の人から感謝されるでしょう. どのようにしたら FreeBSD を NT ローダーからブートさせることができますか?

FreeBSD のネイティブルートパーティションの最初のセクタを ファイルにして DOS/NT パーティション上に置くという画期的な アイディアがあります. ファイル名を c:\bootsect.bsd (c:\bootsect.dos からの発想です) としたとします. c:\boot.ini ファイルを次のように編集します: [boot loader] timeout=30 default=multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINDOWS [operating systems] multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINDOWS="Windows NT" C:\BOOTSECT.BSD="FreeBSD" C:\="DOS"

この手順では DOS, NT, FreeBSD その他が(もし NTFS に変換してしまっているなら) DOS フォーマットの フロッピーディスクか FAT パーティションを /mnt に DOS マウントします. dd if=/dev/rsd0a of=/mnt/bootsect.bsd bs=512 count=1

リブートして DOS か NT に切替えます. NTFS ユーザは attrib -s -r c:\boot.ini

上の例の attrib -r -s c:\boot.ini

FreeBSD が MBR からブートするようになっている場合, それぞれのネイティブパーティションからブートするように設定した後で, DOS から `` FreeBSD と Linux を LILO からブートするには?

FreeBSD と Linux が同じディスクにインストールされている場合, 単に Linux 以外の OS をブートするための LILO のインストール手順に 従えばいいだけです. 非常に簡単にではありますが, 記してみましょう:

Linux をブートし, /etc/lilo.conf に以下の行を加えて ください: other=/dev/hda2 table=/dev/hda label=FreeBSD (上記の手順は FreeBSD のスライスが Linux から /dev/hda2 という名前で見えていると仮定しています; あなたの設定にあわせて ください) その後, lilo を root で実行すれば完了です.

FreeBSD が別のディスクにインストールされているのなら, LILO の エントリに ``loader=/boot/chain.b'' を追加してください. 例えば, このようになります: other=/dev/sdb4 table=/dev/sdb loader=/boot/chain.b label=FreeBSD

場合によっては, 二つ目のディスクを正しく起動するために FreeBSD ブートローダに BIOS ドライブ番号を指定する必要があるかもしれません. 例えば, FreeBSD SCSI ディスクが BIOS によって BIOS ディスク 1 と して認識されるのなら, FreeBSD のブートローダのプロンプトで, 次の ように指定する必要があります: Boot: 1:sd(0,a)/kernel

FreeBSD 2.2.5 やそれ以降の版では, ブート時に上記のことを行なう だけで自動的に が設定されます.

が FreeBSD と Linux とを相互に 使えるようにするためのよい参考資料になるでしょう. FreeBSD と Linux を BootEasy からブートするには?

LILO をマスターブートレコード (MBR) ではなく Linux のブート パーティションにインストールしてください. これで BootEasy から LILO をブートできるようになります.

Windows95 と Linux を使用している場合は, いずれにせよ後者の方が お勧めです. Windows95 を再インストールする必要にかられたとき, Linux をブート可能に戻す手続きが簡単ですむからです (Windows95 は偏屈なオペレーティングシステムで, マスターブートレコード (MBR) から他のオペレーティングシステムを追い払ってしまうのです). 「危険覚悟の専用 (dangerously dedicated) ディスク」は健康に悪いの?

さて, これは確かに PC の世界からやって来た人々にとっては 一般的なお話でしょうが, ここで Unix の世界の方からやって来た, FreeBSD が動作する, しかも FreeBSD だけが動作するマシンをセットアップ しようとしている人の場合を考えてみましょう. 彼らは オペレーティングシステムがディスク全体を, その始めのセクタから 終りの 1 つに至るまで使い切る, 古典的な Unix の流儀に慣れ親しんで います. このような, FreeBSD が 1 日 24 時間, 1 週間に 7 日走り続け, 他のオペレーティングシステムがブートされることなど有り得ないマシン では, 正しい fdisk のテーブルは何の役にも立ちません. 結果, もし sysinstall の fdisk エディタで ``A)ll FreeBSD'' を選択し, 続く質問に ``No'' と答えれば, こちらのモードを選択したことになります. この場合, BSD のブートストラップがこのドライブの MBR になるので, ブートマネージャ等にスペースが残されていないことに注意してください. 何かを MBR にインストールすれば, BSD のブートストラップに ダメージを与えることになるでしょう.

では, なぜこれが 「危険覚悟の」と言われるのでしょう? このモードのディスクが, 通常の PC のユーティリティが有効な fdisk テーブルと見なす情報を持っていないからです. ユーティリティの出来 如何によりますが, そのようなディスクを発見したとき, 警告を 出すものもあります. また, もっと悪い場合, 確認も通告もなしに BSD のブートストラップにダメージを与えるものもあるでしょう. PC ではより広範囲で使われているあるオペレーティングシステムは, そういう非ユーザフレンドリーな行為をすることでよく知られています (もちろん, その行為は「ユーザフレンドリ」の名の元で 行われるわけですが). 少なくとも 1 種の, 例えば HP Netserver で使用されていた (もちろん, そこだけではありませんが) Award の BIOS は, 有効な fdisk テーブルを持っていないと認識した全ての ハードディスクを無視することで知られています. ブート時にこの現象が起こると, BIOS はそのようなディスクをさっさと 無視してフロッピードライブを読みに行き, しかも ``Read error'' というあっさりしたメッセージしか吐きません. 感動ものでしょ? 多分彼らにとってはこれが「ユーザフレンドリ」なんでしょうね. よくわかりませんけど.

このモードの利点はいくつかあります. FreeBSD がディスク全体を所有でき, 1980 年代の素朴なパーティショニングモデルのためだけに, いくつもの 本来不要な「トラック」を無駄使いする必要がなくなります. このモデルは, パーティショニングをどのようにすべきかという点に関して, いくらか不自然で, 今では無意味でさえある制限を課します. この制限は, しばしば PC に OS をインストールする際の最大の頭痛の種と なります. パーティショニングの情報を fdisk のテーブルに保存する際に 2 つの異なる, 冗長な方法が用意されているがゆえに, 結果として ジオメトリの不整合を引き起こすのです. の章をご覧下さい. 「危険覚悟の専用」モードでは, BSD のブートストラップはセクタ 0 から始まりますが, BIOS のディスクジオメトリ「変換」の方式とは 無関係に, 常に等しい C/H/S の値に変換される唯一のセクタ なのです. したがって, ブートしなくなる危険を犯すことなしに, 異なる変換方式を採用しているシステム / コントローラ間で, ディスクを交換することができるのです.

「危険覚悟の専用ディスク」を通常の PC での使用法に 戻すには, 原則として 2 つ方法があります. 1 つは十分な NULL バイトを MBR に書き込んで, きたるべきインストーラにディスク はまっさらだと思い込ませる方法です. 例えば, こんな感じです. dd if=/dev/zero of=/dev/rsd0 count=15

また, マニュアルには書かれていない DOS の「機能」 fdisk /mbr

は, BSD ブートストラップを追い払ってくれる上に, 新しいマスターブートレコードをインストールしてくれます. どのようにしたらスワップ領域を増やせますか?

スワップパーティションのサイズを増やすのが最良の方法ですが, 別のディスクを追加しなくて済むという利点のある方法があります.

スワップを別のディスク上に追加することは, 単純に同じディスク上 にスワップを追加する場合よりも高速に動作するようになります. 例に挙げれば, あるディスク上のソースをコンパイルしているとして, スワップが別のディスク上に作られていれば, これらが同じディスク上 にある場合よりも断然速いです. SCSI ディスクの場合は特にそうだと言えます.

IDE ドライブは同時に同じチャネル上の複数のドライブには アクセスできません (FreeBSD は mode 4 をサポートしていないので, すべての IDE ディスク I/O は ``programmed'' です). IDE の場合であってもやはり, スワップを別のハードディスク上に 作成することをおすすめします. ドライブは実に安いものです, 心配するだけ無駄です.

よいサーバと非常に高速なネットワーク環境でないのであれば, スワップを NFS 上に置こうというのは本当にばかげた考えです.

これは 64MBの vn-swap を作る例です (ここでは /usr/swap0 としますが, もちろん好きな名前を使うことができます).

カーネルが次の行を含むコンフィグファイルから構成されているかを 確認します. GENERIC カーネルには, この行が含まれています. pseudo-device vn 1 #Vnode driver (turns a file into a device) vn デバイスを作ります cd /dev sh ./MAKEDEV vn0 スワップファイルを作ります (/usr/swap0) dd if=/dev/zero of=/usr/swap0 bs=1024k count=64 /etc/rc.conf でスワップファイルを有効化させます swapfile="/usr/swap0" # Set to name of swapfile if aux swapfile desired. マシンをリブートします

スワップファイルをすぐに有効化させたいのなら以下のようにタイプします vnconfig -ce /dev/vn0c /usr/swap0 swap プリンタのセットアップで問題があります

ハンドブックのプリンタの部分を参照してください. 探している問題のほとんどが書かれているはずです. をご覧ください. 私のシステムのキーボードマッピングは間違っています.

kbdcontrol プログラムは, キーボードマップファイルを読み込むための オプションを備えています. /usr/share/syscons/keymaps の下にたくさんのマップファイルがあります. システムに関連のあるものを一つ選んで, ロードしてください. kbdcontrol -l uk.iso /usr/share/syscons/keymaps と拡張子 によって使用されます.

これは /etc/sysconfig (または ) 中で設定することができます. このファイル中にあるそれぞれのコメントを参照してください.

2.0.5R やそれ以降の版では, テキストフォントやキーボードマッピングに 関係のあるものはすべて, /usr/share/examples/syscons の中におさめられています.

現在以下のマッピングがサポートされています: Belgian ISO-8859-1 Brazilian 275 keyboard Codepage 850 Brazilian 275 keyboard ISO-8859-1 Danish Codepage 865 Danish ISO-8859-1 French ISO-8859-1 German Codepage 850 German ISO-8859-1 Italian ISO-8859-1 Japanese 106 Japanese 106x Latin American Norwegian ISO-8859-1 Polish ISO-8859-2 (programmer's) Russian Codepage 866 (alternative) Russian koi8-r (shift) Russian koi8-r Spanish ISO-8859-1 Swedish Codepage 850 Swedish ISO-8859-1 Swiss-German ISO-8859-1 United Kingdom Codepage 850 United Kingdom ISO-8859-1 United States of America ISO-8859-1 United States of America dvorak United States of America dvorakx ユーザディスククォータが正常に動作していないようです.

'/' にはディスククォータを設定しないでください, クォータファイルが置かれるファイルシステム上に クォータファイルを置くようにしてください. つまり: FS QUOTA FILE /usr /usr/admin/quotas /home /home/admin/quotas ... わたしの ccd の何が適合していない (Inappropriate) のでしょう?

このような症状が現れます: # ccdconfig -C ccdconfig: ioctl (CCDIOCSET): /dev/ccd0c: Inappropriate file type or format #

通常この現象はタイプを ' 未使用 (unused)' のまま放っておかれた 'c' パーティションをつなげようとした場合に現れます. ccd ドライバは FS_BSDFFS タイプをベースとするパーティションを要求します. つなげようとしているディスクのディスクラベルを編集して, パーティションのタイプを '4.2BSD' に変更してください. どうしてわたしの ccd のディスクラベルを変更することができないのでしょう?

このような症状が現れます: # disklabel ccd0 (it prints something sensible here, so let's try to edit it) # disklabel -e ccd0 (edit, save, quit) disklabel: ioctl DIOCWDINFO: No disk label on disk; use "disklabel -r" to install initial label #

これは ccd から返されるディスクラベルが, 実はディスク上にはない まったくの偽の情報だからです. これを明示的に書き直すことで 問題を解消できます, このようになります: # disklabel ccd0 > /tmp/disklabel.tmp # disklabel -Rr ccd0 /tmp/disklabel.tmp # disklabel -e ccd0 (this will work now) FreeBSD は System V の IPC プリミティブをサポートしますか?

はい. FreeBSD は System-V スタイルの IPC をサポートします. 共有メモリ, メッセージ, セマフォが含まれます. 以下の行を カーネルコンフィグファイルに加えると, サポートが有効になります. options SYSVSHM options "SHMMAXPGS=64" # 256Kb of sharable memory options SYSVSEM # enable for semaphores options SYSVMSG # enable for messaging

コンパイルしてインストールしてください.

UUCP で mail を配送するには sendmail をどう使えばよいのですか?

FreeBSD に付属している sendmail は, インターネットに直接 つながっているサイトにあわせて設定してあります. UUCP 経由で mail を交換したい場合には sendmail の設定ファイルを改めてインストール しなければなりません.

/etc/sendmail.cfを自分の手で改造するのは純粋主義者の やるような事です. sendmailの version 8 は のような プリプロセッサを通して設定ファイルを生成する新しいアプローチを 取っており, より抽象化されたレベルの設定ファイルを編集します. 以下のディレクトリの中にある設定ファイルを使用してください. /usr/src/usr.sbin/sendmail/cf

もしすべてのソースをインストールしていない場合には sendmail の設定ツールは, 別の tar ファイルにまとめてあります. CD-ROM が mount されている場合には, 次のようにしてください. cd /usr/src tar -xvzf /cdrom/dists/src/ssmailcf.aa

これはたった数 100Kbyte ですから心配ないでしょう. cf ディレクトリにある README に, m4 での設定の基本的な説明があります.

UUCP での配送のためには, mailertable を使用すれば よいでしょう. これによって, sendmail が配送方式を決定するデータベースを 作成することができます.

まずはじめに, .mc ファイルを作成しなければなりません. /usr/src/usr.sbin/sendmail/cf/cf というディレクトリが, これらのファイルを作成する場所です. 既にいくつか例があると思います. これから作成するファイルの名前を foo.mc とすると, sendmail.cf を求めているような形式に変換するには, 次のようにしてください. cd /usr/src/usr.sbin/sendmail/cf/cf make foo.cf cp foo.cf /etc/sendmail.cf

標準的な .mc ファイルは次のようになります. include(`../m4/cf.m4') VERSIONID(`Your version number') OSTYPE(bsd4.4) FEATURE(nodns) FEATURE(nocanonify) FEATURE(mailertable) define(`UUCP_RELAY', your.uucp.relay) define(`UUCP_MAX_SIZE', 200000) MAILER(local) MAILER(smtp) MAILER(uucp) Cw your.alias.host.name Cw youruucpnodename.UUCP

nodnsnocanonify という指定をすることで, mail の配送に DNS を使用しなくなります. UUCP_RELAY という 行に関しては, ある理由から必要ですがそれは聞かないでください. .UUCPで終わる仮想ドメインを処理することのできるインターネット上での ホスト名をここに書いてください. 通常は, ISP の mail リレーホストを 書くことになると思います.

これが終了したら, 次に /etc/mailertable というファイル が必要です. 標準的な例は次のとおりです. # # makemap hash /etc/mailertable.db < /etc/mailertable # horus.interface-business.de uucp-dom:horus .interface-business.de uucp-dom:if-bus interface-business.de uucp-dom:if-bus .heep.sax.de smtp8:%1 horus.UUCP uucp-dom:horus if-bus.UUCP uucp-dom:if-bus . uucp-dom:sax

見れば分かるように, これは実在する設定のファイルです. はじめの 3 行はドメイン名で指定されたメールが default の経路で配送されずに, ``近道'' するために UUCP で隣りのサイトに送るための特別な状況を 処理するものです. 次の行は Ethernet でつながっているローカルのドメインに対しては SMTP で送るための設定です. 最後に, UUCP での隣りのサイトが. UUCP で終わる仮想ドメインの書式で 指定されており, default の rule を ``uucp-neighbour!recipient'' で上書きするためのものです. 一番最後の行はいつもドットを一つ書きます. これは, ここまでの行でマッチしなかったすべてのホストにマッチし, このサイトから世界に向けて出ていくための mail gateway に UUCP で配送するためのものです. uucp-dom: に続けて書かれているノード名は, uuname コマンドで指定することによって UUCP で直接配送される正しいノード名でなければなりません.

最後に, このファイルは使用する前に DBM データベースのファイルに 変換する必要があります. これをおこなうコマンドラインは mailertable の最初のコメントに書いてあります. mailertable を変更した時には, 必ずこのコマンドを実行してください.

最後のヒントです: もし特定のメール配送がうまく作動するかどうか 確かめたい場合には, sendmail の-bt オプションを 使用してください. このオプションによって sendmail は アドレステストモードで起動します. ``0 '' の後に 配送したいアドレスを書いてください. 最後の行に, 実際に使用される mail agent, この mail agent で送られる送信先のホスト, そして (多分変換されている) アドレスが表示されます. このモードを抜けるには Control-D を押してください. j@uriah 191% sendmail -bt ADDRESS TEST MODE (ruleset 3 NOT automatically invoked) Enter

> 0 foo@interface-business.de rewrite: ruleset 0 input: foo @ interface-business . de ... rewrite: ruleset 0 returns: $# uucp-dom $@ if-bus $: foo \ < @ interface-business . de > > ^D j@uriah 192% ダイアルアップでインターネットに接続する環境でメールをセットアップするにはどうやるの?

静的に IP アドレスが割り当てられる場合は, デフォルトの状態を 変更する必要はありません. 割り当てられた名前をホストネームと するだけで, sendmail が後のことを引き受けてくれます.

ダイアルアップ メールボックスからメールを取ってくるためには, retrieval (回収) エージェントをインストールする必要があります. /etc/ppp/ppp.linkup に以下のように記述すると, インターネットと 接続が完了した時点で自動的にメールを取得するようになります. MYADDR: !bg su user -c fetchmail

この例では, poll myISP.com protocol pop3 fetchall pass MySecret;

言うまでもなく, このファイルは 正しい 上の要件を満たすには, 以下のような VERSIONID(`bsd.home.mc version 1.0') OSTYPE(bsd4.4)dnl FEATURE(nouucp)dnl MAILER(local)dnl MAILER(smtp)dnl Cwlocalhost Cwbsd.home MASQUERADE_AS(`myISP.com')dnl FEATURE(allmasquerade)dnl FEATURE(masquerade_envelope)dnl FEATURE(nocanonify)dnl FEATURE(nodns)dnl define(SMART_HOST, `relay.myISP.com') Dmbsd.home define(`confDOMAIN_NAME',`bsd.home')dnl define(`confDELIVERY_MODE', `deferred')dnl

しまった! root のパスワードを忘れてしまった!

あわてないで下さい! 単にシステムを再起動し, シングルユーザモード に移るために Boot: と表示されるプロンプトで -s と入力してください. どのシェルを使うのかという質問には, ENTER キーを押してください. # プロンプトに移ることができるでしょう. mount -a / と入力 して, root ファイルシステムを読み書きできるようにマウントし直した後, Control-Alt-Delete でシステムがリブートしないようにするにはどうすればいい?

コンソールで使っているキーマップを編集して, /usr/share/syscons/keymaps/us.iso.kbd にあります. その 変更を反映させようとして, このキーマップのロードを明示的に行なう ために, /etc/rc.conf を実行すべきかもしれません. もちろん 他の国のキーマップを使っているのであれば, 代わりにそのキーマップ ファイルを編集して下さい. diff --git a/ja/FAQ/commercial.sgml b/ja/FAQ/commercial.sgml index 59dd7586f3..aaf0da01a2 100644 --- a/ja/FAQ/commercial.sgml +++ b/ja/FAQ/commercial.sgml @@ -1,103 +1,103 @@ - + - + 商用アプリケーション

訳: &a.junkun;.10 November 1997.

+ をご覧ください. FreeBSD 用の Motif はどうやったら手に入りますか

FreeBSD 用の Motif 2.0 に関する情報は から 手に入れることができます.

この製品は以下の物が含まれています: OSF/Motif manager, xmbind, panner, wsm. uil, mrm, xm, xmcxx, インクルードファイルや Imake ファイルといった開発者向けキット スタティックライブラリ, およびダイナミックライブラリ デモンストレーションプログラム 整形済みのマニュアルページ

注文する際には FreeBSD 用の Motif であることをきちんと 確認してください. BSDI や Linux 用の Motif も Xi Graphics から販売されています. 現在フロッピーディスク 4枚組ですが, 将来的には CDE のように統合された CD に変わるでしょう. FreeBSD 用の CDE はどうやったら手に入りますか

FreeBSD 用の CDE 1.0.10 に関する情報は から 手に入れることができます. これは Motif 1.2.5 を含んでおり, Motif 2.0 と一緒に使用することができます.

これは FreeBSD 用と Linux 用の統合された CD-ROM です. 高機能な商用 X サーバってあるんですか?

はい, から, FreeBSD ほか Intel ベースのシステムで動作する Accelerated-X という製品が販売されています.

この高性能な X サーバは楽に設定をおこなえるほか, 数多くのビデオボード をサポートしています. サーバはバイナリのみが含まれます. FreeBSD 用と Linux 用の統合されたフロッピーディスクに入っています.

バージョン 3.1 の「互換デモ」が無料で入手できます.

また Xi Graphics は FreeBSD 用の Motif と CDE も販売しています (前を参照). または FreeBSD 用のデータベースシステムはありますか?

もちろんあります! Conetic Software Systems が FreeBSD 2.0.5 以降のシステムで動作する C/base と C/books データベースシステムを 移植しています. さらに Sleepycat Software は DB database library の商用サポートバージョンを販売しています. . diff --git a/ja/FAQ/hardware.sgml b/ja/FAQ/hardware.sgml index ad44666d6c..e930237de8 100644 --- a/ja/FAQ/hardware.sgml +++ b/ja/FAQ/hardware.sgml @@ -1,428 +1,428 @@ - + - + ハードウェアコンパチビリティ

訳: &a.nishika;.12 November 1997. FreeBSD は, どんなハードディスクドライブをサポートしているのですか?

FreeBSD は, EIDE と SCSI ハードディスクドライブをサポート しています (互換コントローラも含みます: 次の節参照). また オリジナルの "Western Digital" インタフェースを使用している すべてのドライブも (MFM, RLL, ESDI, もちろん IDE も) サポートしています. 独自仕様のインタフェースを使用する ESDI コントローラでは動作しないものがあり, WD1002/3/6/7 とその互換インタフェースと衝突します. どの SCSI コントローラをサポートしているのですか?

に記されている完全なリストを参照 してください. どんな CD-ROM ドライブをサポートしているのですか?

サポートされている SCSI コントローラに接続できる SCSI ドライブすべてをサポートしています.

また, 以下の専用 CD-ROM インタフェースもサポートしています. ミツミ LU002 (8bit), LU005 (16bit) および FX001D (16bit 2倍速). ソニー CDU 31/33A Sound Blaster 非 SCSI タイプの CD-ROM 松下 / Panasonic CD-ROM ATAPI 互換の IDE CD-ROM

SCSI でないカードはすべて, SCSI ドライブよりも極めて動作速度が 遅いことが知られており, ATAPI CD-ROM には動作しないものもあるようです.

Walnut Creek の FreeBSD 2.2 CD-ROM からは CD からの直接ブートが サポートされています. ZIP ドライブをサポートしていますか?

もちろん, FreeBSD は SCSI ZIP ドライブ (外付け) をサポートしています. ZIP ドライブは SCSI ID を 5 か 6 に設定した状態でなら使用できますが, もし SCSI ホストアダプタの BIOS がサポートしてさえいれば ZIP ドライブからブートさせることもできます. 私はどのホストアダプタが SCSI ID を 0 や 1 以外に設定したデバイスからブートできるのか知りませんが... ドキュメントを参照してください (うまくいった場合は教えてください).

ATAPI (IDE) ZIP ドライブが, FreeBSD 2.2.6 以降のバージョンでは サポートされています.

FreeBSD 3.0-CURRENT では, パラレル ZIP ドライブをサポートする ようになりました. とはいえ, この ZIP を使うには, ppbus (パラレル ポートバス) のサポートのために新しいカーネルを構築する必要があります. LINT コンフィグレーションファイル中のサンプルを参照して下さい.

それから および についても 確認しておいてください. では, JAZ や EZ, それからその他のリムーバブルドライブはサポートしていますか?

FreeBSD では, IDE バージョンの EZ ドライブを除くすべての SCSI デバイスは, SCSI のディスクと同等に扱われます. また IDE EZ は IDE ドライブと同等となります.

も参照. どのマルチポートシリアルカードをサポートしていますか?

一覧は の節にあります.

無名のカードにもうまく動くものがあり, 特に AST 互換といわれているものに多く見られます.

カード設定の詳細な情報は, オンラインマニュアルを参照してください. 珍しいバスマウスを持っているのですが, どのように設定すればいいのですか?

FreeBSD は Microsoft, Logitech, ATI 等のメーカーから出ているバスマウス と InPort バスマウスをサポートしています. バスマウスのデバイスドライバ は GENERIC カーネルに標準で含まれています. もしバスマウスのデバイス ドライバを含むカーネルを自分で構築する場合には, カーネルコンフィグレーションファイルに以下の行を忘れずに加えて下さい. device mse0 at isa? port 0x23c tty irq5 vector mseintr

通常バスマウスには専用のインタフェースカードが附属しています. インタフェースカードによってはポートアドレスや割り込み番号を上記の 設定以外に変更できるかもしれません. 詳しくはバスマウスのマニュアルと オンラインマニュアルを参照してください. PS/2 マウス(マウスポートマウス, キーボードマウス) を使うには, どのように設定すればいいのですか?

あなたの使っている FreeBSD がごく最近のバージョンのものなら, 必要なドライバの psm はカーネルに含まれていて有効になっています. カーネルはブート時に PS/2 マウスを検出するでしょう.

あなたの使っている FreeBSD が比較的新しいけれど前のバージョンの ものなら, インストールの時に, 単にカーネルのコンフィグレーションのメニュー上で PS/2 マウスを有効化するだけです, あるいは後で boot: プロンプト上で -c を指定することでもメニューは現れます. デフォルトでは無効に設定されていますので, 明示的に 有効化してあげないといけません.

あなたの使っている FreeBSD が比較的古いものなら, カーネルコンフィグレーションファイルに以下の行を加えて カーネルを再コンパイルする必要があります. device psm0 at isa? port "IO_KBD" conflicts tty irq 12 vector psmintr

カーネルの再構築についてよく知らないのであれば, を参照してください.

ブート時にカーネルが psm0 を検出したら, psm0 のエントリが /dev の中にあることを確認してください. 以下のようにします. cd /dev; sh MAKEDEV psm0

これは root でログインしているときにおこなってください. X Window System 以外の環境でマウスを使うことは可能ですか?

もしデフォルトのコンソールドライバである syscons を使っているので あれば, テキストコンソール上でマウスを使ってテキストのカットアンド ペーストができます. マウスデーモンである moused を起動し, 仮想コンソール でマウスポインタを有効にして下さい. moused -p /dev/xxxx -t yyyy vidcontrol -m on

ここで xxxx はマウスのデバイス名, yyyy はマウスの プロトコルタイプです. サポートされているプロトコルタイプについては オンラインマニュアルを参照してください.

システムを起動する時に自動的に moused を起動したい場合には, FreeBSD 2.2.1 では以下の変数を /etc/sysconfig で設定して下さい. mousedtype="yyyy" mousedport="xxxx" mousedflags="" FreeBSD 2.2.2 以降のバージョンでは /etc/rc.conf で以下のように 設定して下さい. moused_type="yyyy" moused_port="xxxx" moused_flags=""

FreeBSD 2.2.6 以降では, マウスデーモンは比較的古いシリアルマウス でない限りマウスのプロトコルタイプを自動判別できます. プロトコルタイプ として ``auto'' を指定すると自動判別を行なおうとします.

マウスデーモンを実行中は, マウスデーモンと他のプログラム, 例えば X Window System, の間でマウスへのアクセスを調整しなければなりません. この問題に ついては を御覧下さい. テキストコンソールでマウスを使ってテキストのカットアンドペーストをするにはどうしたらよいのですか?

マウスデーモンを起動したあと ( を参照して下さい), ボタン1 (左ボタン)を押しながらマウスを動かして範囲を指定して下さい. ボタン2 (中ボタン)またはボタン3 (右ボタン)をクリックするとテキスト カーソルの位置に選択した範囲のテキストがペーストされます.

FreeBSD 2.2.6 以降ではボタン2 をクリックするとペーストされ, ボタン3 をクリックした場合には既存の選択範囲が現在のマウスポインタの位置まで 延長または短縮されます. もしマウスに中ボタンがないなら, moused の オプションを使って中ボタンのエミュレーションをするか, 他のボタンを 中ボタンとして使う事ができます. 詳しくは オンラインマニュアルを参照してください. 私のマウスには可愛いホイールやボタンがついているのですが, これは FreeBSD では使えるのですか?

答えは残念ながら「場合によります」です. こうしたマウスの付加的な機能は 大抵の場合特殊なドライバを必要とします. マウスのデバイスドライバや ユーザのプログラムがそのマウスに対する固有のサポートをしていない場合には 標準的な 2ボタンまたは 3ボタンマウスのように振舞います. ラップトップ PC のマウス/トラックボール/タッチパッドは使えますか?

を参照してください. 加えて, にあるモーバイルコンピューティングの ページもご覧ください. どんなテープドライブをサポートしていますか?

FreeBSD は SCSI, QIC-36 (QIC-02 インタフェース付き) および QIC-40/80 (フロッピーベース) テープドライブをサポートしています. これらには 8-mm (Exabyte と呼ばれています) や DAT ドライブも含まれています. QIC-40/80 ドライブは遅いことが知られています.

初期の 8-mm ドライブの中には SCSI-2 とまったく互換性を持たないものがあります. これらは FreeBSD 上では動作しません. どんなテープチェンジャーをサポートしていますか?

FreeBSD 2.2 は デバイスと コマンドを使用した SCSI チェンジャーをサポートしています. 実際のチェンジャーの制御方法の詳細は, のマニュアルページにあります.

使用している製品が, などのようにチェンジャーに対応済みのものでない場合は, 次のことについて留意してください. それらの製品は任意のポイント間のテープの移動を制御するだけなので, テープがどのスロットに入っているか, 現在ドライブにあるテープが どのスロットに戻るべきかを把握しておく必要があります. どんなサウンドカードをサポートしていますか?

FreeBSD は SoundBlaster, SoundBlaster Pro, SoundBlaster 16, Pro Audio Spectrum 16, AdLib それから Gravis UltraSound サウンドカードを サポートしています. MPU-401 やその互換カードも機能に制限はあるものの サポートされています. マイクロソフトサウンドシステムのスペックに準拠 したカードも, pcm ドライバでサポートされています.

どんなネットワークカードをサポートしていますか?

より完全な一覧については の節を参照してください. 数値演算コプロセッサを持っていません - 何かまずいでしょうか?

一般にこれらは問題とはなりません. しかし, 数値演算エミュレーションコードの パフォーマンスか正確さのいずれかを選択する状況があります. ( についての節をご覧ください). とくに, X 上で弧を描く際にとても遅くなることでしょう. 数値演算コプロセッサを購入されることを強くおすすめします. とても役立つことでしょう.

2.x で, 他にどのドライバがサポートされていますか?

に記されている, サポートされている他のデバイスの一覧を参照して下さい. パワーマネージメント機能付きのラップトップ PC を持っています.

FreeBSD は一部のマシンの APM をサポートしています. の部分をご覧ください. 特定のハードウェアに関する問題の回避について.

この節には, ユーザが見つけた特定のハードウェアに関する問題の 回避について記されています. Micron システムがブート時に固まってしまいます.

特定の Micron 製のマザーボードの中には, PCI BIOS が規格通りに 実装されていないために FreeBSD の起動に失敗するものがあります. その BIOS は, PCI デバイスをあるアドレスで設定したと報告するにも 関わらず, 実際にはそうしていないのです.

この問題を回避するには, BIOS の ``Plug and Play Operating System'' を無効に設定して下さい. より詳しい情報は を御覧下さい. 新しい Adaptec コントローラを持っているのですが, FreeBSD が検出できないようです.

新しい AIC789x シリーズの Adaptec チップは, 3.0 でデビューした CAM SCSI フレームワークでサポートされています. 3.0-CURRENT と 2.2-STABLE のパッチは にあります. CAM システムが 入っている高機能ブートフロッピーは にあります. どちらの場合に しても, 作業を始める前に README をお読み下さい.

内蔵の Plug & Play モデムを持っているのですが, FreeBSD が検出できないようです.

モデムの PnP ID を シリアルドライバの PnP ID リストに追加する必要が あるでしょう. Plug & Play サポートを有効にするには, /sys/i386/isa/sio.c の 1200 行目くらいにあるテーブルに書き入れて下さい. テーブルを見つけるには, 構造体 ``siopnp_ids[]'' の文字列 ``SUP1310'' を探すようにして下さい. カーネルを作り直したら, インストールし, リブートして下さい. モデムが検出 されるはずです.

起動時のコンフィグレーションの際に, `pnp' コマンドを使用して PnP の 設定をマニュアルで行なわなければならないかもしれません. その場合, モデムを 検出させるためのコマンドは pnp 1 0 enable os irq0 3 drq0 0 port0 0x2f8 のようになります.

シリアルコンソールで boot: プロンプトを表示するにはどうすればいい?

そして /boot.config を作成して その後, キーボードをシステムから抜いて下さい.

/usr/src/sys/i386/boot/biosboot/README.serial にこの情報が 記されています.

なぜ Micron コンピュータで 3Com PCI ネットワークカードが動かないのでしょう?

特定の Micron 製のマザーボードの中には, PCI BIOS が規格通りに 実装されていないために FreeBSD の起動に失敗するものがあります. その BIOS は, PCI デバイスをあるアドレスで設定したと報告するにも 関わらず, 実際にはそうしていないのです.

この問題を回避するには, BIOS の ``Plug and Play Operating System'' を無効に設定して下さい.

この問題についてのより詳しい情報は を御覧下さい. diff --git a/ja_JP.eucJP/FAQ/FAQ.sgml b/ja_JP.eucJP/FAQ/FAQ.sgml index e32645a800..72145d57c5 100644 --- a/ja_JP.eucJP/FAQ/FAQ.sgml +++ b/ja_JP.eucJP/FAQ/FAQ.sgml @@ -1,91 +1,91 @@ - + - + %includes; %jmembers; ]>

FreeBSD 2.X についての FAQ (よくある質問とその答え) The FreeBSD Documentation Project - $Date: 1998-08-06 14:37:12 $ + $Date: 1998-08-09 16:21:27 $ これは FreeBSD システムバージョン 2.X についての FAQ です. 特に断わりがない限りはどの項目も FreeBSD 2.0.5 以降のものを想定しています. <XXX>のついている項目はまだ作業中のものです. この FreeBSD ドキュメンテーション プロジェクトに協力したいと思ったら, FreeBSD ドキュメンテーションプロジェクトメーリングリスト まで (英語で) 電子メールを送ってください. このドキュメントの最新バージョンは, いつでも で 見ることができます. また, , , 形式のものを HTTP で ダウンロードすることもできます. これらを gzip で圧縮したものが - に置かれています. また, も可能です. + に置かれています. また, も可能です.

日本語版の作成は FreeBSD 日本語ドキュメンテーションプロジェクトが オリジナルの英語版をもとにしておこなっています. 日本語訳および, 日本語版のみに関することは &a.doc-jp; において日本語で議論されています. 必要に応じて日本語ドキュメンテーションプロジェクトから 本家ドキュメンテーションプロジェクトに対してフィードバックを おこないますので, 英語が得意でない方は &a.doc-jp; まで日本語で コメントをお寄せください.

また, この FreeBSD FAQ とは別に, 日本の FreeBSD ユーザ有志によって メーリングリスト や ニュースグループ などへの投稿 をもとに作成された が公開されています. 特に日本語環境など日本固有の話題 が充実していますので, こちらも合わせてご覧ください. &preface; &install; &hardware; &troubleshoot; &commercial; &applications; &kernelconfig; &admin; &x; &network; &serial; &misc; &hackers; &acknowledgments; &jcontrib;

diff --git a/ja_JP.eucJP/FAQ/admin.sgml b/ja_JP.eucJP/FAQ/admin.sgml index c4bcd4b17b..27cd02a04e 100644 --- a/ja_JP.eucJP/FAQ/admin.sgml +++ b/ja_JP.eucJP/FAQ/admin.sgml @@ -1,848 +1,848 @@ - + - + システム管理

訳: &a.nishika;.12 November 1997. システムスタートアップファイルはどこにあるのですか?

2.0.5R から 2.2.1R までは, プライマリコンフィグレーションファイルは /etc/sysconfig にあります. オプションはすべて, このファイルと および /etc/netstartといった, 別のファイルに指定されています.

ファイル /etc/sysconfig を見て, システムに適合するように 変更してください. このファイルはそれぞれの場所に何を書けばいいのかを表す コメントがたくさん書かれています.

2.2.2 に続くリリース と 3.0 では, /etc/sysconfig は, より分りやすい名前の に改名され, それに従って 書式もいくぶん改められます. /etc/netstart/etc/rc.network に改名され, 全部のファイルを /usr/src/etc/rc* /etcで一度にコピーすることが 出来るようになります.

ファイル /etc/rc.local は常にここにあり, ファイル /etc/rc.serial はシリアルポートの初期化 (例えばポートの設定を固定したり等々) のためにあります.

ファイル /etc/rc.i386 は iBCS2 エミュレーションのような Intel アーキテクチャ固有の設定や PC システムコンソール設定のためにあります.

2.1.0R からは, "ローカル" スタートアップファイルをディレクトリ /etc/sysconfig (または /etc/rc.conf) の中に作って指定することもできます: # Location of local startup files. local_startup=/usr/local/etc/rc.local.d

.sh で終わるそれぞれのファイルは, アルファベット順に実行されます.

ファイル名を変えることなくある一定の順序で確実に実行したいのであれば, 順序が保証されるように以下のようにして, それぞれのファイルの頭に数値をつけるようなデザインを 使うことができます: 10news.sh 15httpd.sh 20ssh.sh

この方法は見苦しく (あるいは SysV のように :-)) なりますが, /etc/rc.local を 手品のような編集でソートするようなことなく ローカルの追加パッケージを使うためには, シンプルでしかもよく使われる 手法ではあります. ほとんどの ports/packages は /usr/local/etc/rc.d をローカルスタートアップディレクトリ であると仮定しています. 簡単にユーザを追加するにはどうすればいいのですか?

コマンドを使用してください.

Ollivier Robert によって Perl で書かれた ``<roberto@FreeBSD.ORG> にたずねてみてください. 現在さらなる開発をおこなっています.

また, ユーザを削除するには コマンドを使用してください. FreeBSD システムに新しいハードディスクを追加するには?

に書かれているディスクフォーマット チュートリアルを参照して下さい. 新しいリムーバブルドライブを持っていますが, どうやって使うの?

そのリムーバブルドライブが ZIP であれ EZ drive であれ (あるいはもしそういう風に使いたいのなら, フロッピーであれ), またハードディスクであれ, 一旦システムにインストールされて認識され, カートリッジ, フロッピー等々が挿入されていれば, ことはどのデバイスでも全く同じように進みます.

ZIP ドライブやフロッピーで, すでに DOS のファイルシステムで フォーマットしてある場合, 次のコマンドを使うことができます. これはフロッピーの場合です. mount -t msdos /dev/fd0c /floppy

出荷時の設定の ZIP ディスクではこうです. mount -t msdos /dev/sd2s4 /zip

その他のディスクに関しては, /stand/sysinstall を使って, どのようにレイアウト されているか確かめてください.

以降は ZIP ドライブが 3 番目の SCSI ディスクで, sd2 と認識されている場合の例です.

他人と共有しなければならないフロッピーやリムーバブルディスク でなければ, BSD ファイルシステムを載せてしまうのが良い考えでしょう. ロングファイル名もサポートされ, パフォーマンスは少なくとも 2 倍は向上しますし, おまけにずっと安定しています. まず最初に, DOS レベルでのパーティション / ファイルシステムを 無効にしておく必要があります. 使用するのは /stand/sysinstall でも結構です. 複数のオペレーティングシステムを入れることを考慮する 必要がないような容量の小さなドライブの場合は, 次のように FAT パーティションテーブル (スライス) 全体を飛ばして, BSD のパーティション設定を行うだけで良いでしょう. dd if=/dev/zero of=/dev/rsd2 count=2 disklabel -Brw sd2 auto

複数の BSD パーティションをつくる場合, disklabel か /stand/sysinstall を使います. 固定ディスク上にスワップ領域 を加える場合はそういうことをしたいと思うのはもっともですが, ZIP のようなリムーバブルドライブの上ではそういう考えは不適切 でしょう.

最後に, 新しいファイルシステムをつくります. ディスク全体を使用する ZIP ドライブの場合は, 以下のようにします. newfs /dev/rsd2c

次にマウントします. mount /dev/sd2c /zip

また, 次のような行を に入れておくのも良い考えでしょう. "mount /zip" と入力するだけでマウントできるようになります. /dev/sd2c /zip ffs rw,noauto 0 0 どのようにしたら DOS の拡張パーティションをマウントできますか?

DOS 拡張パーティションはすべての基本パーティションの後に 認識されます. たとえば, 2台目の SCSIドライブの拡張パーティションに "E" パーティションがあるとしますと, これは /dev にスライス 5 のスペシャルファイルを作る必要があり, /dev/sd1s5 としてマウントされます. # cd /dev # ./MAKEDEV sd1s5 # mount -t msdos /dev/sd1s5 /dos/e 他のシステムのファイルシステムを FreeBSD でマウントすることはできますか?

を見てください. より多くの情報があります.

この問題について他の情報があれば, 他の人から感謝されるでしょう. どのようにしたら FreeBSD を NT ローダーからブートさせることができますか?

FreeBSD のネイティブルートパーティションの最初のセクタを ファイルにして DOS/NT パーティション上に置くという画期的な アイディアがあります. ファイル名を c:\bootsect.bsd (c:\bootsect.dos からの発想です) としたとします. c:\boot.ini ファイルを次のように編集します: [boot loader] timeout=30 default=multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINDOWS [operating systems] multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINDOWS="Windows NT" C:\BOOTSECT.BSD="FreeBSD" C:\="DOS"

この手順では DOS, NT, FreeBSD その他が(もし NTFS に変換してしまっているなら) DOS フォーマットの フロッピーディスクか FAT パーティションを /mnt に DOS マウントします. dd if=/dev/rsd0a of=/mnt/bootsect.bsd bs=512 count=1

リブートして DOS か NT に切替えます. NTFS ユーザは attrib -s -r c:\boot.ini

上の例の attrib -r -s c:\boot.ini

FreeBSD が MBR からブートするようになっている場合, それぞれのネイティブパーティションからブートするように設定した後で, DOS から `` FreeBSD と Linux を LILO からブートするには?

FreeBSD と Linux が同じディスクにインストールされている場合, 単に Linux 以外の OS をブートするための LILO のインストール手順に 従えばいいだけです. 非常に簡単にではありますが, 記してみましょう:

Linux をブートし, /etc/lilo.conf に以下の行を加えて ください: other=/dev/hda2 table=/dev/hda label=FreeBSD (上記の手順は FreeBSD のスライスが Linux から /dev/hda2 という名前で見えていると仮定しています; あなたの設定にあわせて ください) その後, lilo を root で実行すれば完了です.

FreeBSD が別のディスクにインストールされているのなら, LILO の エントリに ``loader=/boot/chain.b'' を追加してください. 例えば, このようになります: other=/dev/sdb4 table=/dev/sdb loader=/boot/chain.b label=FreeBSD

場合によっては, 二つ目のディスクを正しく起動するために FreeBSD ブートローダに BIOS ドライブ番号を指定する必要があるかもしれません. 例えば, FreeBSD SCSI ディスクが BIOS によって BIOS ディスク 1 と して認識されるのなら, FreeBSD のブートローダのプロンプトで, 次の ように指定する必要があります: Boot: 1:sd(0,a)/kernel

FreeBSD 2.2.5 やそれ以降の版では, ブート時に上記のことを行なう だけで自動的に が設定されます.

が FreeBSD と Linux とを相互に 使えるようにするためのよい参考資料になるでしょう. FreeBSD と Linux を BootEasy からブートするには?

LILO をマスターブートレコード (MBR) ではなく Linux のブート パーティションにインストールしてください. これで BootEasy から LILO をブートできるようになります.

Windows95 と Linux を使用している場合は, いずれにせよ後者の方が お勧めです. Windows95 を再インストールする必要にかられたとき, Linux をブート可能に戻す手続きが簡単ですむからです (Windows95 は偏屈なオペレーティングシステムで, マスターブートレコード (MBR) から他のオペレーティングシステムを追い払ってしまうのです). 「危険覚悟の専用 (dangerously dedicated) ディスク」は健康に悪いの?

さて, これは確かに PC の世界からやって来た人々にとっては 一般的なお話でしょうが, ここで Unix の世界の方からやって来た, FreeBSD が動作する, しかも FreeBSD だけが動作するマシンをセットアップ しようとしている人の場合を考えてみましょう. 彼らは オペレーティングシステムがディスク全体を, その始めのセクタから 終りの 1 つに至るまで使い切る, 古典的な Unix の流儀に慣れ親しんで います. このような, FreeBSD が 1 日 24 時間, 1 週間に 7 日走り続け, 他のオペレーティングシステムがブートされることなど有り得ないマシン では, 正しい fdisk のテーブルは何の役にも立ちません. 結果, もし sysinstall の fdisk エディタで ``A)ll FreeBSD'' を選択し, 続く質問に ``No'' と答えれば, こちらのモードを選択したことになります. この場合, BSD のブートストラップがこのドライブの MBR になるので, ブートマネージャ等にスペースが残されていないことに注意してください. 何かを MBR にインストールすれば, BSD のブートストラップに ダメージを与えることになるでしょう.

では, なぜこれが 「危険覚悟の」と言われるのでしょう? このモードのディスクが, 通常の PC のユーティリティが有効な fdisk テーブルと見なす情報を持っていないからです. ユーティリティの出来 如何によりますが, そのようなディスクを発見したとき, 警告を 出すものもあります. また, もっと悪い場合, 確認も通告もなしに BSD のブートストラップにダメージを与えるものもあるでしょう. PC ではより広範囲で使われているあるオペレーティングシステムは, そういう非ユーザフレンドリーな行為をすることでよく知られています (もちろん, その行為は「ユーザフレンドリ」の名の元で 行われるわけですが). 少なくとも 1 種の, 例えば HP Netserver で使用されていた (もちろん, そこだけではありませんが) Award の BIOS は, 有効な fdisk テーブルを持っていないと認識した全ての ハードディスクを無視することで知られています. ブート時にこの現象が起こると, BIOS はそのようなディスクをさっさと 無視してフロッピードライブを読みに行き, しかも ``Read error'' というあっさりしたメッセージしか吐きません. 感動ものでしょ? 多分彼らにとってはこれが「ユーザフレンドリ」なんでしょうね. よくわかりませんけど.

このモードの利点はいくつかあります. FreeBSD がディスク全体を所有でき, 1980 年代の素朴なパーティショニングモデルのためだけに, いくつもの 本来不要な「トラック」を無駄使いする必要がなくなります. このモデルは, パーティショニングをどのようにすべきかという点に関して, いくらか不自然で, 今では無意味でさえある制限を課します. この制限は, しばしば PC に OS をインストールする際の最大の頭痛の種と なります. パーティショニングの情報を fdisk のテーブルに保存する際に 2 つの異なる, 冗長な方法が用意されているがゆえに, 結果として ジオメトリの不整合を引き起こすのです. の章をご覧下さい. 「危険覚悟の専用」モードでは, BSD のブートストラップはセクタ 0 から始まりますが, BIOS のディスクジオメトリ「変換」の方式とは 無関係に, 常に等しい C/H/S の値に変換される唯一のセクタ なのです. したがって, ブートしなくなる危険を犯すことなしに, 異なる変換方式を採用しているシステム / コントローラ間で, ディスクを交換することができるのです.

「危険覚悟の専用ディスク」を通常の PC での使用法に 戻すには, 原則として 2 つ方法があります. 1 つは十分な NULL バイトを MBR に書き込んで, きたるべきインストーラにディスク はまっさらだと思い込ませる方法です. 例えば, こんな感じです. dd if=/dev/zero of=/dev/rsd0 count=15

また, マニュアルには書かれていない DOS の「機能」 fdisk /mbr

は, BSD ブートストラップを追い払ってくれる上に, 新しいマスターブートレコードをインストールしてくれます. どのようにしたらスワップ領域を増やせますか?

スワップパーティションのサイズを増やすのが最良の方法ですが, 別のディスクを追加しなくて済むという利点のある方法があります.

スワップを別のディスク上に追加することは, 単純に同じディスク上 にスワップを追加する場合よりも高速に動作するようになります. 例に挙げれば, あるディスク上のソースをコンパイルしているとして, スワップが別のディスク上に作られていれば, これらが同じディスク上 にある場合よりも断然速いです. SCSI ディスクの場合は特にそうだと言えます.

IDE ドライブは同時に同じチャネル上の複数のドライブには アクセスできません (FreeBSD は mode 4 をサポートしていないので, すべての IDE ディスク I/O は ``programmed'' です). IDE の場合であってもやはり, スワップを別のハードディスク上に 作成することをおすすめします. ドライブは実に安いものです, 心配するだけ無駄です.

よいサーバと非常に高速なネットワーク環境でないのであれば, スワップを NFS 上に置こうというのは本当にばかげた考えです.

これは 64MBの vn-swap を作る例です (ここでは /usr/swap0 としますが, もちろん好きな名前を使うことができます).

カーネルが次の行を含むコンフィグファイルから構成されているかを 確認します. GENERIC カーネルには, この行が含まれています. pseudo-device vn 1 #Vnode driver (turns a file into a device) vn デバイスを作ります cd /dev sh ./MAKEDEV vn0 スワップファイルを作ります (/usr/swap0) dd if=/dev/zero of=/usr/swap0 bs=1024k count=64 /etc/rc.conf でスワップファイルを有効化させます swapfile="/usr/swap0" # Set to name of swapfile if aux swapfile desired. マシンをリブートします

スワップファイルをすぐに有効化させたいのなら以下のようにタイプします vnconfig -ce /dev/vn0c /usr/swap0 swap プリンタのセットアップで問題があります

ハンドブックのプリンタの部分を参照してください. 探している問題のほとんどが書かれているはずです. をご覧ください. 私のシステムのキーボードマッピングは間違っています.

kbdcontrol プログラムは, キーボードマップファイルを読み込むための オプションを備えています. /usr/share/syscons/keymaps の下にたくさんのマップファイルがあります. システムに関連のあるものを一つ選んで, ロードしてください. kbdcontrol -l uk.iso /usr/share/syscons/keymaps と拡張子 によって使用されます.

これは /etc/sysconfig (または ) 中で設定することができます. このファイル中にあるそれぞれのコメントを参照してください.

2.0.5R やそれ以降の版では, テキストフォントやキーボードマッピングに 関係のあるものはすべて, /usr/share/examples/syscons の中におさめられています.

現在以下のマッピングがサポートされています: Belgian ISO-8859-1 Brazilian 275 keyboard Codepage 850 Brazilian 275 keyboard ISO-8859-1 Danish Codepage 865 Danish ISO-8859-1 French ISO-8859-1 German Codepage 850 German ISO-8859-1 Italian ISO-8859-1 Japanese 106 Japanese 106x Latin American Norwegian ISO-8859-1 Polish ISO-8859-2 (programmer's) Russian Codepage 866 (alternative) Russian koi8-r (shift) Russian koi8-r Spanish ISO-8859-1 Swedish Codepage 850 Swedish ISO-8859-1 Swiss-German ISO-8859-1 United Kingdom Codepage 850 United Kingdom ISO-8859-1 United States of America ISO-8859-1 United States of America dvorak United States of America dvorakx ユーザディスククォータが正常に動作していないようです.

'/' にはディスククォータを設定しないでください, クォータファイルが置かれるファイルシステム上に クォータファイルを置くようにしてください. つまり: FS QUOTA FILE /usr /usr/admin/quotas /home /home/admin/quotas ... わたしの ccd の何が適合していない (Inappropriate) のでしょう?

このような症状が現れます: # ccdconfig -C ccdconfig: ioctl (CCDIOCSET): /dev/ccd0c: Inappropriate file type or format #

通常この現象はタイプを ' 未使用 (unused)' のまま放っておかれた 'c' パーティションをつなげようとした場合に現れます. ccd ドライバは FS_BSDFFS タイプをベースとするパーティションを要求します. つなげようとしているディスクのディスクラベルを編集して, パーティションのタイプを '4.2BSD' に変更してください. どうしてわたしの ccd のディスクラベルを変更することができないのでしょう?

このような症状が現れます: # disklabel ccd0 (it prints something sensible here, so let's try to edit it) # disklabel -e ccd0 (edit, save, quit) disklabel: ioctl DIOCWDINFO: No disk label on disk; use "disklabel -r" to install initial label #

これは ccd から返されるディスクラベルが, 実はディスク上にはない まったくの偽の情報だからです. これを明示的に書き直すことで 問題を解消できます, このようになります: # disklabel ccd0 > /tmp/disklabel.tmp # disklabel -Rr ccd0 /tmp/disklabel.tmp # disklabel -e ccd0 (this will work now) FreeBSD は System V の IPC プリミティブをサポートしますか?

はい. FreeBSD は System-V スタイルの IPC をサポートします. 共有メモリ, メッセージ, セマフォが含まれます. 以下の行を カーネルコンフィグファイルに加えると, サポートが有効になります. options SYSVSHM options "SHMMAXPGS=64" # 256Kb of sharable memory options SYSVSEM # enable for semaphores options SYSVMSG # enable for messaging

コンパイルしてインストールしてください.

UUCP で mail を配送するには sendmail をどう使えばよいのですか?

FreeBSD に付属している sendmail は, インターネットに直接 つながっているサイトにあわせて設定してあります. UUCP 経由で mail を交換したい場合には sendmail の設定ファイルを改めてインストール しなければなりません.

/etc/sendmail.cfを自分の手で改造するのは純粋主義者の やるような事です. sendmailの version 8 は のような プリプロセッサを通して設定ファイルを生成する新しいアプローチを 取っており, より抽象化されたレベルの設定ファイルを編集します. 以下のディレクトリの中にある設定ファイルを使用してください. /usr/src/usr.sbin/sendmail/cf

もしすべてのソースをインストールしていない場合には sendmail の設定ツールは, 別の tar ファイルにまとめてあります. CD-ROM が mount されている場合には, 次のようにしてください. cd /usr/src tar -xvzf /cdrom/dists/src/ssmailcf.aa

これはたった数 100Kbyte ですから心配ないでしょう. cf ディレクトリにある README に, m4 での設定の基本的な説明があります.

UUCP での配送のためには, mailertable を使用すれば よいでしょう. これによって, sendmail が配送方式を決定するデータベースを 作成することができます.

まずはじめに, .mc ファイルを作成しなければなりません. /usr/src/usr.sbin/sendmail/cf/cf というディレクトリが, これらのファイルを作成する場所です. 既にいくつか例があると思います. これから作成するファイルの名前を foo.mc とすると, sendmail.cf を求めているような形式に変換するには, 次のようにしてください. cd /usr/src/usr.sbin/sendmail/cf/cf make foo.cf cp foo.cf /etc/sendmail.cf

標準的な .mc ファイルは次のようになります. include(`../m4/cf.m4') VERSIONID(`Your version number') OSTYPE(bsd4.4) FEATURE(nodns) FEATURE(nocanonify) FEATURE(mailertable) define(`UUCP_RELAY', your.uucp.relay) define(`UUCP_MAX_SIZE', 200000) MAILER(local) MAILER(smtp) MAILER(uucp) Cw your.alias.host.name Cw youruucpnodename.UUCP

nodnsnocanonify という指定をすることで, mail の配送に DNS を使用しなくなります. UUCP_RELAY という 行に関しては, ある理由から必要ですがそれは聞かないでください. .UUCPで終わる仮想ドメインを処理することのできるインターネット上での ホスト名をここに書いてください. 通常は, ISP の mail リレーホストを 書くことになると思います.

これが終了したら, 次に /etc/mailertable というファイル が必要です. 標準的な例は次のとおりです. # # makemap hash /etc/mailertable.db < /etc/mailertable # horus.interface-business.de uucp-dom:horus .interface-business.de uucp-dom:if-bus interface-business.de uucp-dom:if-bus .heep.sax.de smtp8:%1 horus.UUCP uucp-dom:horus if-bus.UUCP uucp-dom:if-bus . uucp-dom:sax

見れば分かるように, これは実在する設定のファイルです. はじめの 3 行はドメイン名で指定されたメールが default の経路で配送されずに, ``近道'' するために UUCP で隣りのサイトに送るための特別な状況を 処理するものです. 次の行は Ethernet でつながっているローカルのドメインに対しては SMTP で送るための設定です. 最後に, UUCP での隣りのサイトが. UUCP で終わる仮想ドメインの書式で 指定されており, default の rule を ``uucp-neighbour!recipient'' で上書きするためのものです. 一番最後の行はいつもドットを一つ書きます. これは, ここまでの行でマッチしなかったすべてのホストにマッチし, このサイトから世界に向けて出ていくための mail gateway に UUCP で配送するためのものです. uucp-dom: に続けて書かれているノード名は, uuname コマンドで指定することによって UUCP で直接配送される正しいノード名でなければなりません.

最後に, このファイルは使用する前に DBM データベースのファイルに 変換する必要があります. これをおこなうコマンドラインは mailertable の最初のコメントに書いてあります. mailertable を変更した時には, 必ずこのコマンドを実行してください.

最後のヒントです: もし特定のメール配送がうまく作動するかどうか 確かめたい場合には, sendmail の-bt オプションを 使用してください. このオプションによって sendmail は アドレステストモードで起動します. ``0 '' の後に 配送したいアドレスを書いてください. 最後の行に, 実際に使用される mail agent, この mail agent で送られる送信先のホスト, そして (多分変換されている) アドレスが表示されます. このモードを抜けるには Control-D を押してください. j@uriah 191% sendmail -bt ADDRESS TEST MODE (ruleset 3 NOT automatically invoked) Enter

> 0 foo@interface-business.de rewrite: ruleset 0 input: foo @ interface-business . de ... rewrite: ruleset 0 returns: $# uucp-dom $@ if-bus $: foo \ < @ interface-business . de > > ^D j@uriah 192% ダイアルアップでインターネットに接続する環境でメールをセットアップするにはどうやるの?

静的に IP アドレスが割り当てられる場合は, デフォルトの状態を 変更する必要はありません. 割り当てられた名前をホストネームと するだけで, sendmail が後のことを引き受けてくれます.

ダイアルアップ メールボックスからメールを取ってくるためには, retrieval (回収) エージェントをインストールする必要があります. /etc/ppp/ppp.linkup に以下のように記述すると, インターネットと 接続が完了した時点で自動的にメールを取得するようになります. MYADDR: !bg su user -c fetchmail

この例では, poll myISP.com protocol pop3 fetchall pass MySecret;

言うまでもなく, このファイルは 正しい 上の要件を満たすには, 以下のような VERSIONID(`bsd.home.mc version 1.0') OSTYPE(bsd4.4)dnl FEATURE(nouucp)dnl MAILER(local)dnl MAILER(smtp)dnl Cwlocalhost Cwbsd.home MASQUERADE_AS(`myISP.com')dnl FEATURE(allmasquerade)dnl FEATURE(masquerade_envelope)dnl FEATURE(nocanonify)dnl FEATURE(nodns)dnl define(SMART_HOST, `relay.myISP.com') Dmbsd.home define(`confDOMAIN_NAME',`bsd.home')dnl define(`confDELIVERY_MODE', `deferred')dnl

しまった! root のパスワードを忘れてしまった!

あわてないで下さい! 単にシステムを再起動し, シングルユーザモード に移るために Boot: と表示されるプロンプトで -s と入力してください. どのシェルを使うのかという質問には, ENTER キーを押してください. # プロンプトに移ることができるでしょう. mount -a / と入力 して, root ファイルシステムを読み書きできるようにマウントし直した後, Control-Alt-Delete でシステムがリブートしないようにするにはどうすればいい?

コンソールで使っているキーマップを編集して, /usr/share/syscons/keymaps/us.iso.kbd にあります. その 変更を反映させようとして, このキーマップのロードを明示的に行なう ために, /etc/rc.conf を実行すべきかもしれません. もちろん 他の国のキーマップを使っているのであれば, 代わりにそのキーマップ ファイルを編集して下さい. diff --git a/ja_JP.eucJP/FAQ/commercial.sgml b/ja_JP.eucJP/FAQ/commercial.sgml index 59dd7586f3..aaf0da01a2 100644 --- a/ja_JP.eucJP/FAQ/commercial.sgml +++ b/ja_JP.eucJP/FAQ/commercial.sgml @@ -1,103 +1,103 @@ - + - + 商用アプリケーション

訳: &a.junkun;.10 November 1997.

+ をご覧ください. FreeBSD 用の Motif はどうやったら手に入りますか

FreeBSD 用の Motif 2.0 に関する情報は から 手に入れることができます.

この製品は以下の物が含まれています: OSF/Motif manager, xmbind, panner, wsm. uil, mrm, xm, xmcxx, インクルードファイルや Imake ファイルといった開発者向けキット スタティックライブラリ, およびダイナミックライブラリ デモンストレーションプログラム 整形済みのマニュアルページ

注文する際には FreeBSD 用の Motif であることをきちんと 確認してください. BSDI や Linux 用の Motif も Xi Graphics から販売されています. 現在フロッピーディスク 4枚組ですが, 将来的には CDE のように統合された CD に変わるでしょう. FreeBSD 用の CDE はどうやったら手に入りますか

FreeBSD 用の CDE 1.0.10 に関する情報は から 手に入れることができます. これは Motif 1.2.5 を含んでおり, Motif 2.0 と一緒に使用することができます.

これは FreeBSD 用と Linux 用の統合された CD-ROM です. 高機能な商用 X サーバってあるんですか?

はい, から, FreeBSD ほか Intel ベースのシステムで動作する Accelerated-X という製品が販売されています.

この高性能な X サーバは楽に設定をおこなえるほか, 数多くのビデオボード をサポートしています. サーバはバイナリのみが含まれます. FreeBSD 用と Linux 用の統合されたフロッピーディスクに入っています.

バージョン 3.1 の「互換デモ」が無料で入手できます.

また Xi Graphics は FreeBSD 用の Motif と CDE も販売しています (前を参照). または FreeBSD 用のデータベースシステムはありますか?

もちろんあります! Conetic Software Systems が FreeBSD 2.0.5 以降のシステムで動作する C/base と C/books データベースシステムを 移植しています. さらに Sleepycat Software は DB database library の商用サポートバージョンを販売しています. . diff --git a/ja_JP.eucJP/FAQ/hardware.sgml b/ja_JP.eucJP/FAQ/hardware.sgml index ad44666d6c..e930237de8 100644 --- a/ja_JP.eucJP/FAQ/hardware.sgml +++ b/ja_JP.eucJP/FAQ/hardware.sgml @@ -1,428 +1,428 @@ - + - + ハードウェアコンパチビリティ

訳: &a.nishika;.12 November 1997. FreeBSD は, どんなハードディスクドライブをサポートしているのですか?

FreeBSD は, EIDE と SCSI ハードディスクドライブをサポート しています (互換コントローラも含みます: 次の節参照). また オリジナルの "Western Digital" インタフェースを使用している すべてのドライブも (MFM, RLL, ESDI, もちろん IDE も) サポートしています. 独自仕様のインタフェースを使用する ESDI コントローラでは動作しないものがあり, WD1002/3/6/7 とその互換インタフェースと衝突します. どの SCSI コントローラをサポートしているのですか?

に記されている完全なリストを参照 してください. どんな CD-ROM ドライブをサポートしているのですか?

サポートされている SCSI コントローラに接続できる SCSI ドライブすべてをサポートしています.

また, 以下の専用 CD-ROM インタフェースもサポートしています. ミツミ LU002 (8bit), LU005 (16bit) および FX001D (16bit 2倍速). ソニー CDU 31/33A Sound Blaster 非 SCSI タイプの CD-ROM 松下 / Panasonic CD-ROM ATAPI 互換の IDE CD-ROM

SCSI でないカードはすべて, SCSI ドライブよりも極めて動作速度が 遅いことが知られており, ATAPI CD-ROM には動作しないものもあるようです.

Walnut Creek の FreeBSD 2.2 CD-ROM からは CD からの直接ブートが サポートされています. ZIP ドライブをサポートしていますか?

もちろん, FreeBSD は SCSI ZIP ドライブ (外付け) をサポートしています. ZIP ドライブは SCSI ID を 5 か 6 に設定した状態でなら使用できますが, もし SCSI ホストアダプタの BIOS がサポートしてさえいれば ZIP ドライブからブートさせることもできます. 私はどのホストアダプタが SCSI ID を 0 や 1 以外に設定したデバイスからブートできるのか知りませんが... ドキュメントを参照してください (うまくいった場合は教えてください).

ATAPI (IDE) ZIP ドライブが, FreeBSD 2.2.6 以降のバージョンでは サポートされています.

FreeBSD 3.0-CURRENT では, パラレル ZIP ドライブをサポートする ようになりました. とはいえ, この ZIP を使うには, ppbus (パラレル ポートバス) のサポートのために新しいカーネルを構築する必要があります. LINT コンフィグレーションファイル中のサンプルを参照して下さい.

それから および についても 確認しておいてください. では, JAZ や EZ, それからその他のリムーバブルドライブはサポートしていますか?

FreeBSD では, IDE バージョンの EZ ドライブを除くすべての SCSI デバイスは, SCSI のディスクと同等に扱われます. また IDE EZ は IDE ドライブと同等となります.

も参照. どのマルチポートシリアルカードをサポートしていますか?

一覧は の節にあります.

無名のカードにもうまく動くものがあり, 特に AST 互換といわれているものに多く見られます.

カード設定の詳細な情報は, オンラインマニュアルを参照してください. 珍しいバスマウスを持っているのですが, どのように設定すればいいのですか?

FreeBSD は Microsoft, Logitech, ATI 等のメーカーから出ているバスマウス と InPort バスマウスをサポートしています. バスマウスのデバイスドライバ は GENERIC カーネルに標準で含まれています. もしバスマウスのデバイス ドライバを含むカーネルを自分で構築する場合には, カーネルコンフィグレーションファイルに以下の行を忘れずに加えて下さい. device mse0 at isa? port 0x23c tty irq5 vector mseintr

通常バスマウスには専用のインタフェースカードが附属しています. インタフェースカードによってはポートアドレスや割り込み番号を上記の 設定以外に変更できるかもしれません. 詳しくはバスマウスのマニュアルと オンラインマニュアルを参照してください. PS/2 マウス(マウスポートマウス, キーボードマウス) を使うには, どのように設定すればいいのですか?

あなたの使っている FreeBSD がごく最近のバージョンのものなら, 必要なドライバの psm はカーネルに含まれていて有効になっています. カーネルはブート時に PS/2 マウスを検出するでしょう.

あなたの使っている FreeBSD が比較的新しいけれど前のバージョンの ものなら, インストールの時に, 単にカーネルのコンフィグレーションのメニュー上で PS/2 マウスを有効化するだけです, あるいは後で boot: プロンプト上で -c を指定することでもメニューは現れます. デフォルトでは無効に設定されていますので, 明示的に 有効化してあげないといけません.

あなたの使っている FreeBSD が比較的古いものなら, カーネルコンフィグレーションファイルに以下の行を加えて カーネルを再コンパイルする必要があります. device psm0 at isa? port "IO_KBD" conflicts tty irq 12 vector psmintr

カーネルの再構築についてよく知らないのであれば, を参照してください.

ブート時にカーネルが psm0 を検出したら, psm0 のエントリが /dev の中にあることを確認してください. 以下のようにします. cd /dev; sh MAKEDEV psm0

これは root でログインしているときにおこなってください. X Window System 以外の環境でマウスを使うことは可能ですか?

もしデフォルトのコンソールドライバである syscons を使っているので あれば, テキストコンソール上でマウスを使ってテキストのカットアンド ペーストができます. マウスデーモンである moused を起動し, 仮想コンソール でマウスポインタを有効にして下さい. moused -p /dev/xxxx -t yyyy vidcontrol -m on

ここで xxxx はマウスのデバイス名, yyyy はマウスの プロトコルタイプです. サポートされているプロトコルタイプについては オンラインマニュアルを参照してください.

システムを起動する時に自動的に moused を起動したい場合には, FreeBSD 2.2.1 では以下の変数を /etc/sysconfig で設定して下さい. mousedtype="yyyy" mousedport="xxxx" mousedflags="" FreeBSD 2.2.2 以降のバージョンでは /etc/rc.conf で以下のように 設定して下さい. moused_type="yyyy" moused_port="xxxx" moused_flags=""

FreeBSD 2.2.6 以降では, マウスデーモンは比較的古いシリアルマウス でない限りマウスのプロトコルタイプを自動判別できます. プロトコルタイプ として ``auto'' を指定すると自動判別を行なおうとします.

マウスデーモンを実行中は, マウスデーモンと他のプログラム, 例えば X Window System, の間でマウスへのアクセスを調整しなければなりません. この問題に ついては を御覧下さい. テキストコンソールでマウスを使ってテキストのカットアンドペーストをするにはどうしたらよいのですか?

マウスデーモンを起動したあと ( を参照して下さい), ボタン1 (左ボタン)を押しながらマウスを動かして範囲を指定して下さい. ボタン2 (中ボタン)またはボタン3 (右ボタン)をクリックするとテキスト カーソルの位置に選択した範囲のテキストがペーストされます.

FreeBSD 2.2.6 以降ではボタン2 をクリックするとペーストされ, ボタン3 をクリックした場合には既存の選択範囲が現在のマウスポインタの位置まで 延長または短縮されます. もしマウスに中ボタンがないなら, moused の オプションを使って中ボタンのエミュレーションをするか, 他のボタンを 中ボタンとして使う事ができます. 詳しくは オンラインマニュアルを参照してください. 私のマウスには可愛いホイールやボタンがついているのですが, これは FreeBSD では使えるのですか?

答えは残念ながら「場合によります」です. こうしたマウスの付加的な機能は 大抵の場合特殊なドライバを必要とします. マウスのデバイスドライバや ユーザのプログラムがそのマウスに対する固有のサポートをしていない場合には 標準的な 2ボタンまたは 3ボタンマウスのように振舞います. ラップトップ PC のマウス/トラックボール/タッチパッドは使えますか?

を参照してください. 加えて, にあるモーバイルコンピューティングの ページもご覧ください. どんなテープドライブをサポートしていますか?

FreeBSD は SCSI, QIC-36 (QIC-02 インタフェース付き) および QIC-40/80 (フロッピーベース) テープドライブをサポートしています. これらには 8-mm (Exabyte と呼ばれています) や DAT ドライブも含まれています. QIC-40/80 ドライブは遅いことが知られています.

初期の 8-mm ドライブの中には SCSI-2 とまったく互換性を持たないものがあります. これらは FreeBSD 上では動作しません. どんなテープチェンジャーをサポートしていますか?

FreeBSD 2.2 は デバイスと コマンドを使用した SCSI チェンジャーをサポートしています. 実際のチェンジャーの制御方法の詳細は, のマニュアルページにあります.

使用している製品が, などのようにチェンジャーに対応済みのものでない場合は, 次のことについて留意してください. それらの製品は任意のポイント間のテープの移動を制御するだけなので, テープがどのスロットに入っているか, 現在ドライブにあるテープが どのスロットに戻るべきかを把握しておく必要があります. どんなサウンドカードをサポートしていますか?

FreeBSD は SoundBlaster, SoundBlaster Pro, SoundBlaster 16, Pro Audio Spectrum 16, AdLib それから Gravis UltraSound サウンドカードを サポートしています. MPU-401 やその互換カードも機能に制限はあるものの サポートされています. マイクロソフトサウンドシステムのスペックに準拠 したカードも, pcm ドライバでサポートされています.

どんなネットワークカードをサポートしていますか?

より完全な一覧については の節を参照してください. 数値演算コプロセッサを持っていません - 何かまずいでしょうか?

一般にこれらは問題とはなりません. しかし, 数値演算エミュレーションコードの パフォーマンスか正確さのいずれかを選択する状況があります. ( についての節をご覧ください). とくに, X 上で弧を描く際にとても遅くなることでしょう. 数値演算コプロセッサを購入されることを強くおすすめします. とても役立つことでしょう.

2.x で, 他にどのドライバがサポートされていますか?

に記されている, サポートされている他のデバイスの一覧を参照して下さい. パワーマネージメント機能付きのラップトップ PC を持っています.

FreeBSD は一部のマシンの APM をサポートしています. の部分をご覧ください. 特定のハードウェアに関する問題の回避について.

この節には, ユーザが見つけた特定のハードウェアに関する問題の 回避について記されています. Micron システムがブート時に固まってしまいます.

特定の Micron 製のマザーボードの中には, PCI BIOS が規格通りに 実装されていないために FreeBSD の起動に失敗するものがあります. その BIOS は, PCI デバイスをあるアドレスで設定したと報告するにも 関わらず, 実際にはそうしていないのです.

この問題を回避するには, BIOS の ``Plug and Play Operating System'' を無効に設定して下さい. より詳しい情報は を御覧下さい. 新しい Adaptec コントローラを持っているのですが, FreeBSD が検出できないようです.

新しい AIC789x シリーズの Adaptec チップは, 3.0 でデビューした CAM SCSI フレームワークでサポートされています. 3.0-CURRENT と 2.2-STABLE のパッチは にあります. CAM システムが 入っている高機能ブートフロッピーは にあります. どちらの場合に しても, 作業を始める前に README をお読み下さい.

内蔵の Plug & Play モデムを持っているのですが, FreeBSD が検出できないようです.

モデムの PnP ID を シリアルドライバの PnP ID リストに追加する必要が あるでしょう. Plug & Play サポートを有効にするには, /sys/i386/isa/sio.c の 1200 行目くらいにあるテーブルに書き入れて下さい. テーブルを見つけるには, 構造体 ``siopnp_ids[]'' の文字列 ``SUP1310'' を探すようにして下さい. カーネルを作り直したら, インストールし, リブートして下さい. モデムが検出 されるはずです.

起動時のコンフィグレーションの際に, `pnp' コマンドを使用して PnP の 設定をマニュアルで行なわなければならないかもしれません. その場合, モデムを 検出させるためのコマンドは pnp 1 0 enable os irq0 3 drq0 0 port0 0x2f8 のようになります.

シリアルコンソールで boot: プロンプトを表示するにはどうすればいい?

そして /boot.config を作成して その後, キーボードをシステムから抜いて下さい.

/usr/src/sys/i386/boot/biosboot/README.serial にこの情報が 記されています.

なぜ Micron コンピュータで 3Com PCI ネットワークカードが動かないのでしょう?

特定の Micron 製のマザーボードの中には, PCI BIOS が規格通りに 実装されていないために FreeBSD の起動に失敗するものがあります. その BIOS は, PCI デバイスをあるアドレスで設定したと報告するにも 関わらず, 実際にはそうしていないのです.

この問題を回避するには, BIOS の ``Plug and Play Operating System'' を無効に設定して下さい.

この問題についてのより詳しい情報は を御覧下さい.