diff --git a/ja_JP.eucJP/books/handbook/backups/chapter.sgml b/ja_JP.eucJP/books/handbook/backups/chapter.sgml index 865053cfac..0a3bc63d69 100644 --- a/ja_JP.eucJP/books/handbook/backups/chapter.sgml +++ b/ja_JP.eucJP/books/handbook/backups/chapter.sgml @@ -1,978 +1,978 @@ バックアップ - + この章では この章ではデータのバックアップ方法とバックアップの作成に 使われるプログラムについて扱います。 テープメディア テープメディア(tape media) 一般的なテープメディアには 4mm、8mm、QIC、ミニカートリッジ、 DLT があります。 4mm (DDS: Digital Data Storage) テープメディア(tape media) DDS (4mm) テープ テープメディア(tape media) QIC テープ 4mm テープはワークステーションのバックアップメディアとして QIC から置き換えられつつあります。この傾向は QIC ドライブの製造のリーダであった Archive を Conner が買収し QIC ドライブの製造を中止したことで加速しました。 4mm ドライブは小型で静かですが 8mm ドライブの持っているような信頼性の評判はありません。 カートリッジは 8mm カートリッジよりも安価で小型 (3 x 2 x 0.5 インチ; 76 x 51 x 12 mm) です。4mm ドライブ は 8mm 同様にヘリカルスキャン (訳注: VTR と同様の回転ヘッドを使う方式) を使用しているという理由でヘッドの寿命は短いです。 これらのドライブのデータスループットは 150kB/s 程度から最大で 500kB/s 程度の範囲です。データ容量は 1.3GB から 2.0GB です。ハードウェア圧縮が多くのドライブで可能で、 およそ 2 倍の容量になります。 マルチドライブテープライブラリユニットは 1 つの筐体に 6 ドライブを持つことができ自動的にテープを交換します。 ライブラリの容量は 240GB に達します。 現在の DDS-3 規格では、12GB (圧縮時 24GB) までのテープ容量をサポートしています。 4mm ドライブは 8mm ドライブ同様にヘリカルスキャンを使います。 ヘリカルスキャンの利点と欠点は 4mm ドライブ と 8mm ドライブ共通です。 テープの寿命は 2000 回のパスあるいは 100 回のフルバックアップです。 8mm (Exabyte) テープメディア(tape media) Exabyte (8mm) テープ 8mm テープは SCSI テープドライブとして最もよく使われているもので、 データ交換用として最良の選択です。ほとんどのサイトには Exabyte の 2GB 8mm テープドライブがあるでしょう (訳注: Unix ワークステーションを何台も置いているようなサイトには 1 台くらいはあるというような意味です)。8mm ドライブは信頼性が高く、使いやすく、静かです。 カートリッジは安価で小型です (4.8 x 3.3 x 0.6 インチ; 122 x 84 x 15 mm)。欠点は、テープとヘッドの相対的な速度が高速なために 比較的ヘッドとテープの寿命が短いことです。 データスループットは 250kB/s 程度から 500kB/s 程度の範囲です。データ容量は 300MB から 7GB です。 ハードウェア圧縮が多くのドライブで可能で、およそ 2 倍の容量になります。単一のユニットのドライブから、1 つの筐体に 6 台のドライブと 120 巻のテープを持ったマルチドライブテープライブラリまで 利用することができます。ライブラリではテープはユニットにより 自動的に交換されます。ライブラリの容量は 840GB 以上に達します。 Exabyte 社製の Mammoth というモデルは、 テープ一本あたり 12GB (圧縮時 24GB) をサポートしています。 このドライブの価格は、通常のテープドライブの約 2 倍です。 データはヘリカルスキャンを使ってテープに記録されます。 ヘリカルスキャン方式ではヘッドはメディアに対してある傾き (約 6 度) に配置されます。テープはヘッドのある円筒の周の 270 度にわたって接触します。テープが円筒面を走行する間、 円筒は回転しています。この結果、 高密度のデータのつまったトラックは、 狭い間隔でテープの上端と下端の間を斜めに横切ります。 QIC テープメディア (tape media) QIC-150 QIC-150 テープとドライブはたぶん最も一般的に使われている ドライブとメディアでしょう。QIC テープドライブは現実的なバックアップドライブとして 少なくとも高価なものではありません。 欠点はメディアのコストです。QIC テープは 8mm や 4mm テープに比較して GB あたりのデータの保存で 5 倍ほど高価です。 しかしあなたの必要とする量が半ダース程のテープで十分であれば、 QIC は正しい選択となるかもしれません。QIC は 最も一般的なテープドライブです。 すべてのサイトに QIC ドライブのどれかの容量のものがあります。 問題は、QIC は同じようなテープ (まったく同じ場合もある) に多様な記録密度があることです。QIC ドライブは静かではありません。これらのドライブはデータ記録を 開始する前に音をたててシークしますし、リード、ライト、 シークの時にはっきりと聞こえる音を出します。QIC テープの大きさは (6 x 4 x 0.7 インチ; 152 x 102 x 17 mm)。 ミニカートリッジ で使われている 1/4 インチ幅のテープについては別に議論します。 テープライブラリやチェンジャはありません。 データスループットは 150kB/s から 500kB/s の範囲です。 データ容量の範囲は 40MB から 15GB です。ハードウェア圧縮が 最近の多くのドライブで使えるようになっています。QIC ドライブは DAT ドライブに置き換えられつつあり、 あまり頻繁には利用されなくなっています。 データは複数のトラックにわかれてテープに記録されます。 トラックはテープメディアの 長さ方向の一端からもう一方の端までです。(訳注: 1 トラックの read/write が終わるとテープの走行方向を反転させ次のトラックの read/write を行います) トラックの数と、 それに対応するトラックの幅はテープの容量によって変わります。 すべてではありませんがほとんどの最近のドライブは 少なくとも読み出しについては (場合によっては書き込みも) 下位互換性があります。QIC はデータの安全性についてはよいといわれています (ヘリカルスキャンドライブに比べて機構は単純でより丈夫です)。 テープは 5000 回のバックアップで寿命となるでしょう。 XXX* ミニカートリッジ DLT テープメディア(tape media) DLT DLT はここに示したドライブのタイプの中で 最高速のデータ転送レートです。1/2 インチ (12.5mm) テープが単リールのカートリッジ (4 x 4 x 1 インチ; 100 x 100 x 25 mm) に入っています。 カートリッジのひとつの側面全体がスイングゲートになっています。 ドライブの機構がこのゲートを開け、テープリーダを引き出します。 テープリーダには楕円形の穴があり、 ドライブがテープを引っ掛けるのに使います。 巻き取りのためのリールはドライブの中にあります。 ここに挙げた他のカートリッジはすべて (9 トラックテープはただ一つの例外です) 送りだしリールと巻き取りリールの両方がカートリッジの中に あります。 データスループットは約 1.5MB/s で、4mm、8mm、QIC テープドライブの 3 倍です。データ容量は単一のドライブで 10GB から 20GB の範囲です。 マルチテープチェンジャ、マルチテープドライブ、5 から 900 巻のテープを 1 から 20 ドライブで扱う マルチドライブテープライブラリがあり、50GB から 9TB の容量が得られます。 圧縮機能により、DLT Type IV フォーマットは 70GB までの容量をサポートします。 データは ( QIC テープのように) テープの走行方向と並行に複数あるトラックへ記録されます。2 つのトラックに同時書き込みを行います。Read/Write ヘッドの寿命は比較的長いと言えます。 テープの走行が止まればヘッドと テープの間の相対運動はありません。 AIT テープメディア(tape media) AIT AIT は、Sony が発表した新しいフォーマットで、 テープ一本あたり 50GB (圧縮時) の容量を持っています。 テープには、記録データ内容の索引情報が記録可能な メモリチップが内蔵されています。ドライブがこの索引情報を読みとることで、 テープのどの部分にどのファイルが存在するかを 高速に調べることができるようになっています。 従来のドライブは、この処理に数分の時間を必要としていました。 直接テープのメモリチップと通信することでテープ内容を画面表示する SAMS:Alexandria のようなソフトウェアを使うことで、40 を超える ATI テープライブラリを操作できるのはもちろんのこと、 どのテープのどこに、どのファイルがバックアップされているのか調べたり、 正しいテープをセットしたり、 テープ上のデータをリストアしたりすることが可能です。 このようなテープライブラリにかかる費用は $20,000 台です。 業務用でないものはもう少し安価でしょう。 新品のテープを最初に使う場合 新品の完全な空テープを読もうとしたり書き込もうとすると処理 は失敗するでしょう。 次のようなコンソールメッセージが出るでしょう。 sa0(ncr1:4:0): NOT READY asc:4,1 st0(ncr1:4:0): Logical unit is in process of becoming ready テープに識別ブロック (Identifire Block:block number 0) がありません。QIC-525 標準の採用されている QIC テープドライブのすべてで識別ブロックをテープに書きます。 2 つの解決方法があります。 (訳注: 方法 1)mt fsf 1 によってテープドライブは識別ブロックをテープに書きます。 (訳注: 方法 2) フロントパネルのボタンを押してテープをとりだします。 再びテープを入れ、データをテープに dump します。 dump はそのうちに DUMP: End of tape detected と表示し、コンソールには HARDWARE FAILURE info:280 asc:80,96 と表示されるでしょう。 mt rewind を使ってテープを巻戻します。 この次からはテープの操作は成功するでしょう。 バックアッププログラム バックアッププログラム(backup software) よく使われる3つのプログラムは &man.dump.8;、&man.tar.1;、 &man.cpio.1; です。 dump と restore バックアッププログラム(backup software) dump / restore dump restore Unix で古くから使われているバックアッププログラムは dumprestore です。 これらはディスクドライブをディスクブロックの集まりとして、 ファイルシステム上につくられるファイル、 リンク、ディレクトリといった概念よりも低レベルで扱います。 dump はデバイスやファイルシステム全体をバックアップするもので、 ファイルシステムの一部や、 複数のファイルシステムにまたがるディレクトリツリーの一部だけを バックアップすることはできません。 dump はファイルやディレクトリではなく、 ファイルやディレクトリを構成する生のデータブロックをテープに記録します。 ルートディレクトリで dump を使った場合、 /home/usr など、 他の多くのディレクトリはバックアップされません。 これは、上にあげたようなディレクトリが通常、 他のファイルシステムへのマウントポイントであったり、 他のファイルシステムへのシンボリックリンクとなっているためです。 dump には初期の ATT UNIX のバージョン 6 (1975 年ごろ) に由来する癖が残っています。 デフォルトのパラメータは 9 トラックテープ (6250 bpi) に適したものになっていて、 現在の高密度メディア (最大 62,182 ftpi) に適していません。 現在のテープドライブの容量を有効に利用するため、 これらのデフォルト値をコマンドラインで必ず置き換える必要があります。 rhosts また、rdumprrestore を用いると、 他のコンピュータに接続されたテープドライブを使い、 ネットワーク経由でデータをバックアップすることも可能です。 どちらのプログラムもリモートテープドライブにアクセスするために rcmdruserok に依存しています。 このためユーザがバックアップを実行するためには rhosts によるリモートアクセスが必要です。 rdumprrestore の引数はリモートコンピュータに適切なものを用います。 (例えば FreeBSD コンピュータより komodo という名前の Sun に接続されている Exabyte テープドライブへ /sbin/rdump 0dsbfu 54000 13000 126 komodo:/dev/nrsa8 /dev/rda0a 2>&1 として rdumpしたような場合の restore に使います) 警告: セキュリティは rhosts の管理にかかっています。 あなたの状況を注意深く調べてください。 ssh を用いると rdumprrestore をより安全な形で利用することができます。 <application>ssh</application> 経由で <command>rdump</command> を使う &prompt.root; /sbin/dump -0uan -f - /usr | gzip -2 | ssh1 -c blowfish \ targetuser@targetmachine.example.com dd of=/mybigfiles/dump-usr-l0.gz <command>tar</command> バックアッププログラム (backup software) tar tar AT&T Unix のバージョン 6 (1975 ごろ) にさかのぼる事ができます。tar はファイルシステムと協調して機能し、 ファイルやディレクトリをテープに書きます。tar は &man.cpio.1; で使えるようなフルレンジのオプションは持ちませんが cpio で使うような奇妙なコマンドパイプラインは必要ありません。 tar 大部分の tar にはネットワーク経由のバックアップの機能はありませんが、 FreeBSD で使用されている GNU の tar は、 rdump とおなじ構文でリモートデバイスを扱うことができます。 komodo というホスト名の Sun に繋いである Exabyte のテープデバイスに対して tar を実行するには、 次のようにします。 /usr/bin/tar cf komodo:/dev/nrsa8 。 2>&1 リモートデバイスをサポートしていない tar を使用している場合は、パイプラインと rsh を使うことで、 リモートテープデバイスにデータを送る事ができます。 &prompt.root; tar cf - . | rsh hostname dd of=tape-device obs=20b もしあなたがネットワークを越えるバックアップのセキュリティに 困っているなら &man.rsh.1; の代わりに &man.ssh.1; を使うべきです。 <command>cpio</command> バックアッププログラム (backup software) cpio &man.cpio.1; は本来、Unix ファイルを磁気メディアで交換するためのプログラムです。 cpio はバイトスワッピング、 多くの異なるアーカイブフォーマットの書き込みのオプション (それ以外にも多数のオプションがあります) があり、 パイプで他のプログラムにデータを渡す事もできます。 この最後に挙げた特徴により、cpio はインストールメディアについては優れた選択です。cpiostdin からの入力でなければならず、 ディレクトリツリーの探索や ファイルリストについての機能はありません。 cpio &man.cpio.1; はネットワーク経由のバックアップの機能はありません。 リモートテープドライブにはパイプラインと &man.rsh.1; を使って送る事ができます。 &prompt.root; for f in directory_list; do find $f >> backup.list done &prompt.root; cpio -v -o --format=newc < backup.list | ssh user@host "cat > backup_device" directory_list にはバックアップしたいディレクトリのリスト、 user@host にはバックアップを実行するユーザ/ホスト名の組合せ、 backup_device には バックアップ内容を保存する場所 (たとえば /dev/nrsa0) を指定します。 <command>pax</command> バックアッププログラム (backup software) pax pax POSIX IEEE &man.pax.1; は tarcpio に対する IEEE/POSIX の回答です。 長年の間、様々なバージョンの tarcpio は、 互いにわずかながら非互換性を有していました。 各々をしらみ潰しに標準化する代わりに、POSIX は新しいアーカイブユーティリティを作ることにしました。 pax は専用に開発された新しいフォーマットに加えて、いくつもの cpio や tar のフォーマットの読み書きに対応しようと試みています。 コマンド群は tar よりも cpio の方にいくぶん似ています。 <application>Amanda</application> バックアッププログラム (backup software) Amanda Amanda Amanda (Advanced Maryland Network Disk Archiver) は単一のプログラムではなくクライアント / サーバ型のバックアップシステムです。Amanda サーバは、Amanda クライアントであるネットワークで サーバに接続された複数のコンピュータから 一つのテープドライブへバックアップをおこないます。 このような場合の一般的な問題はいくつもの大容量の ディスクからデータディレクトリをテープにバックアップするには 時間がかかりすぎてしまうという事です。Amanda はこの問題を解決します。Amanda は同時に複数のファイルシステムのバックアップをおこなう時に 「ホールディングディスク」を使う事ができます。 Amanda の設定ファイルに書いたすべてのファイルシステムの フルバックアップを特定の間隔でとるために「アーカイブセット」 と呼ばれるテープグループを作ります。 これには夜間に作られるすべてのファイルシステムの増分 (あるいは差分として) のバックアップも含みます。 障害の起きたファイルシステムの回復には最も新しい フルバックアップと増分のバックアップが必要です。 設定ファイルでバックアップのコントロールと Amanda によるネットワークトラフィック量を設定します。Amanda はデータをテープに書くのにバックアッププログラムの いずれかを使うでしょう。Amanda はその一部分でもパッケージでも利用可能ですが、 デフォルトではインストールされません。 何もしない 何もしない というのはコンピュータのプログラムではありませんが、 バックアップの戦略として最も広く採用されている物です。 これには初期投資が必要ありません。 したがわなければならないバックアップスケジュールもありません。 ただ何もしないだけです。もしデータに何かが起きたら、 苦笑いして耐えてください。 あなたにとって時間やデータの価値が少ないか あるいはまったくないのであれば 何もしない のはあなたのコンピュータに最も適した バックアッププログラムでしょう。しかし注意してください。Unix は便利なツールです。6 ヶ月も使っていれば価値のあるファイルの 山ができ上がっているでしょう。 何もしないこと/usr/obj など、 コンピュータが同じものをもう一度作り直すことのできる ディレクトリツリーに対して適した方法です。 一つの例として、このハンドブックの HTML 版、PostScript 版を構成するファイルが考えられます。 これらは両方とも SGML ファイルから生成されたものなので、 HTML 版と PostScript 版のバックアップをとる必要はありません。 一方、SGML ファイルは定期的にバックアップが行なわれています。 どのバックアッププログラムが最適でしょう? LISA 定期的に dump しましょう。 Elizabeth D. Zwicky はここで検討したプログラムすべてについて 拷問的なテストをおこないました。すべてのデータと Unixファイルシステムの状態すべてを保存するには明らかに &man.dump.8; でしょう。Elizabeth は大きく変化に富んだ異常な状態 (いくつかはあまり異常でもない状態のものもあります) になっているファイルシステムで、 それぞれのプログラムでファイルシステムの バックアップとリストアを行ってテストしました。 特色のある状態には、ホールを持つファイル、 ホールとヌルブロックを持つファイル、 奇妙な文字をファイル名に持つファイル、読み出し不可、 書き込み不可のファイル、デバイスファイル、 バックアップ中にファイルのサイズを変更する、 バックアップ中にファイルの作成/削除をおこなうなどがあります。 彼女は 1991 年 10 月の LISA V で結果の発表をしています。torture-testing Backup and Archive Programs を参照してください。 緊急時のリストア手順 災難の起きる前に 起き得るどのような災難に対しても以下の 4 ステップだけが必要な準備です。 disklabel ステップ 1 では、 ファイルシステムテーブル (/etc/fstab) や起動メッセージで示されるすべてのディスクの disklabel をそれぞれ 2 コピーづつプリント (例えば disklabel da0 | lpr を実行します) します。 fix-it floppies ステップ 2 では、boot.flpfixit.flp にそのシステムのすべてのデバイスドライバが 含まれているか確認します。最も簡単な確認の方法は、 フロッピディスクをドライブに入れて再起動し、 起動メッセージを確認することです。 あなたのシステムのデバイスがすべて含まれ、機能していれば、 step 3 へ飛んでください。 そうでないなら、 そのシステムのすべてのディスクをマウントでき、 テープドライブにもアクセスできる 2 種類のカスタム起動フロッピディスクを作る必要があります。 これらのフロッピディスクには fdiskdisklabelnewfsmount、 と利用したいバックアッププログラムが 入っていなければなりません。 これらのプログラムはスタティックリンクされた プログラムである必要があります。dump を使うのであればフロッピディスクに restore を入れる必要があります。 ステップ 3 では、通常の方法でバックアップを作ります。 最新のバックアップの後でおこなわれた変更は 回復することはできません。 バックアップテープにライトプロテクトをしてください。 ステップ 4 では、フロッピディスク (boot.flpfixit.flp あるいはステップ 2 で作った 2 枚のカスタム起動フロッピディスクです) とバックアップテープのテストをします。 手順のノートを作りましょう。 このノートは起動フロッピディスク、 バックアップテープに入れておきプリントアウトしておきます。 あなたがリストアをおこなうような時は おそらく錯乱状態でしょうからこのノートはバックアップを 破壊してしまうようなことを防ぐのに役立つでしょう (どのようにして破壊するって? tar xvf /dev/rsa0 とするかわりに偶然 tar cvf /dev/rsa0 とタイプしてバックアップテープに上書きしてしまうかも しれません)。 訳注: 上書きはライトプロテクトをしておけば防げますが、 なんらかの原因でプロテクトがはずれているかもしれません。 ちなみに訳者の経験から言えば上のようなミスタイプは 結構起きます。 安全性を増すために、 毎回起動フロッピディスクを作り、2 巻のバックアップテープを取ります。 一方を離れた場所に保管します。 離れた場所は同じ建物の地下室ではいけません。 世界貿易センタービルにあった数多くの会社は 苦い経験よりこの教訓を得ました。 離れた場所とはコンピュータやディスクドライブから かなり離れていて物理的に分離されていなければなりません。 起動フロッピディスクを作るスクリプトの一例 /mnt/sbin/init gzip -c -best /sbin/fsck > /mnt/sbin/fsck gzip -c -best /sbin/mount > /mnt/sbin/mount gzip -c -best /sbin/halt > /mnt/sbin/halt gzip -c -best /sbin/restore > /mnt/sbin/restore gzip -c -best /bin/sh > /mnt/bin/sh gzip -c -best /bin/sync > /mnt/bin/sync cp /root/.profile /mnt/root cp -f /dev/MAKEDEV /mnt/dev chmod 755 /mnt/dev/MAKEDEV chmod 500 /mnt/sbin/init chmod 555 /mnt/sbin/fsck /mnt/sbin/mount /mnt/sbin/halt chmod 555 /mnt/bin/sh /mnt/bin/sync chmod 6555 /mnt/sbin/restore # # create the devices nodes デバイスノードを作る # cd /mnt/dev ./MAKEDEV std ./MAKEDEV sd0 ./MAKEDEV sd1 ./MAKEDEV sd2 ./MAKEDEV st0 ./MAKEDEV pty0 cd / # # create minimum filesystem table 最小限のファイルシステムテーブル # cat > /mnt/etc/fstab < /mnt/etc/passwd < /mnt/etc/master.passwd < 災難の後に 重要な問題は、ハードウェアが生き残ったかどうかです。 定期的なバックアップを取っていれば ソフトウェアについて心配する必要はありません。 ハードウェアがダメージを受けていたら、 最初にそのダメージを受けた部品を交換してください。 ハードウェアに問題がなければ、 フロッピディスクをチェックしてください。 カスタム起動フロッピディスクを使っているのであれば シングルユーザ(boot: プロンプトの出た時に -s とタイプしてください) で起動してください。それから次の 「ファイルシステムを 1 つずつ回復する」 を読んでください。 boot.flpfixit.flp を使っているのであればこのまま読み続けてください。 boot.flp を入れて起動してください。 本来のインストールメニューが表示されるはずです。(ここで) Fixit--Repair mode with CDROM or floppy. オプションを選びます。指示の通り fixit.flp を入れてください。 restore とその他の必要なプログラムは /mnt2/stand に置かれています。 ファイルシステムを一つずつ回復する mount root partition disklabel newfs 最初のディスクの root パーティションを mount (例えば mount /dev/da0a /mnt のように) マウントしてみてください。 ディスクラベルが破壊されている場合は disklabel を使ってあらかじめプリントしておいた通りに パーティションを作り直しラベルをつけてセーブしてください。 newfs を使いファイルシステムを作り直します。 ルートパーティションを読み書き可能にマウント (mount -u -o rw /mnt) しなおします。 バックアッププログラムとバックアップテープを使って このファイルシステムのデータを回復します (例えば restore vrf /dev/sa0 とします)。 ファイルシステムをアンマウント (umount /mnt など) して、 障害を受けたファイルシステムそれぞれについて 繰り返してください。 システムが動き出したら、 新しいテープにデータをバックアップしてください。 どのような理由で再び事故が起きたりデータが 失われるかはわかりません。これに時間を費す事で、 後々の災難から救われる事になります。 * 災難対策をしていませんでした。 どうしたらいいでしょう? ]]> フロッピディスクへのバックアップはどうですか? データをフロッピディスクにバックアップすることはできますか? backup floppies floppy disks 実はフロッピディスクはバックアップ向きのメディアとは言えません。 というのは: 特に長期間に渡って保存する場合、信頼性が低い。 バックアップ、リストアがとても遅い。 容量が小さい (ハードディスク全体の日々のバックアップに 1 ダース、長期間なら本当にたくさん)。 けれども、データをバックアップする他の手段がない場合には、 まったくバックアップをしないよりもフロッピディスクを使うほうが良い でしょう。 これを行う場合には、高品質のものを使うようにしてください。 まわりに何年も転がっていたフロッピディスクは使わない方よいでしょう。 評判のよいメーカの新品を使うことが理想です。 どうやってデータをフロッピディスクにバックアップ するのですか? フロッピディスクへバックアップする最も良い方法は tar tar コマンドに (マルチ・ボリューム) オプションを付けて、複数のフロッピディスクにまたがるバックアップも できるようにする方法です。 カレントディレクトリのすべてのファイルとサブディレクトリを バックアップするには、以下のようにします (root で): &prompt.root; tar Mcvf /dev/fd0 * 1 枚目のフロッピディスクがいっぱいになると tar は 次のボリュームを入れるようプロンプトを表示します。 ( tar は、さまざまなメディアを扱えるので ボリュームと表示します。ここではフロッピディスクのことです) Prepare volume #2 for /dev/fd0 and hit return: これは (ボリューム番号が増えながら) 指定されたすべてのファイルが 保存されるまで繰り返されます。 バックアップを圧縮することはできませんか? tar gzip 圧縮 残念ながら、tar はマルチ・ボリュームに保存する場合は オプションを使うことができません。 もちろん、すべてのファイルを gzip してから、フロッピディスクに tar して、ファイルを gunzip することはできます! リストアはどうしますか? 保存したファイルすべてをリストアするには: &prompt.root; tar Mxvf /dev/fd0 特定のファイルのみをリストアする方法は二つあります。 まず、一枚目のフロッピディスクを挿入して次のようにします。 &prompt.root; tar Mxvf /dev/fd0 filename tar は、必要なファイルを見つけるまで、続きのフロッピディスクを セットするよう表示します。 別の方法として、どのフロッピディスクにファイルが入っているのかが 分かっているなら、そのフロッピディスクを挿入して上記と同じコマンドを 使うこともできます。最初のファイルが前のフロッピディスクから続いて いる場合は、tar は、頼みもしないのに、そのファイルはリストア できないと警告します! diff --git a/ja_JP.eucJP/books/handbook/bibliography/chapter.sgml b/ja_JP.eucJP/books/handbook/bibliography/chapter.sgml index 9a1a2fb4bd..d7d0bddadd 100644 --- a/ja_JP.eucJP/books/handbook/bibliography/chapter.sgml +++ b/ja_JP.eucJP/books/handbook/bibliography/chapter.sgml @@ -1,685 +1,696 @@ 参考図書 訳: &a.jp.nakai;, 1996 年 10 月 12 日. FreeBSD オペレーティングシステムの個々の部分については マニュアルページで定義のような説明がなされていますが, それらにはどうやってその部分どうしをつなぎあわせて オペレーティングシステム全体を円滑に動作させるかを 説明していないという欠点がよく指摘されます. それを補うためには Unix システム管理についてのよい本や, すぐれた利用者向けのマニュアルが欠かせません. FreeBSD 専門の書籍および雑誌 非英語文化圏の 書籍 & 雑誌: FreeBSD 入門與應用 (中国語). FreeBSD入門キット 98版第二版. 宮嵜忠臣 著. 秀和システム. ISBN 4-87966-535-5 C3055 2900 円. FreeBSD入門キット AT互換機版 第二版. 宮嵜忠臣 著. 秀和システム. ISBN 4-87966-535-5 C3055 2900 円. ここまでできる FreeBSD パワーガイド. 霜山 滋, 仲道 嘉夫, 山中 右次 著. 秀和システム. ISBN 4-87966-637-8 2600円. FreeBSD徹底入門. あさだ たくや / 天川 修平 / 衛藤 敏寿 / 浜田 直樹 / 細川 達己 / 三田 吉郎 著. 翔泳社. ISBN 4-88135-473-6 3600 円. パーソナル UNIX スターターキット FreeBSD. 民田 雅人 / 古場 正行 / 増田 佳泰 / 天池 健 / 宮川 晋 共著. アスキー. ISBN 4-7561-1733-3 3000 円. FreeBSD ハンドブック (日本語版). アスキー. ISBN 4-7561-1580-2 3800 円. FreeBSD mit Methode (ドイツ語版). - Computer und Literatur Verlag/Vertrieb Hanser 発行. + Computer und Literatur Verlag/Vertrieb Hanser 発行. 1998. ISBN 3-932311-31-0 + + FreeBSD 4 - Installieren, Konfigurieren, Administrieren + (ドイツ語版), Computer und Literatur Verlag, + 2001 年 発行。ISBN 3-932311-88-4. + + FreeBSD インストール & 活用マニュアル, 毎日コミュニケーションズ発行. Onno W Purbo, Dodi Maryanto, Syahrial Hubbany, Widjil Widodo 著 FreeBSD を使ったインターネットサーバの構築 (Building Internet Server with FreeBSD) (インドネシア語), Elex Media Komputindo 発行. 英語の書籍 & 雑誌: + + Absolute + BSD: The Ultimate Guide to FreeBSD, + No Starch Press 刊. + + - The Complete FreeBSD, - BSDi 発行. + The Complete FreeBSD, BSDi 発行. The FreeBSD Corporate Networker's Guide, Addison-Wesley 発行. 利用者向けのガイド Computer Systems Research Group, UC Berkeley. 4.4BSD User's Reference Manual. O'Reilly & Associates, Inc., 1994. ISBN 1-56592-075-9 Computer Systems Research Group, UC Berkeley. 4.4BSD User's Supplementary Documents. O'Reilly & Associates, Inc., 1994. ISBN 1-56592-076-7 UNIX in a Nutshell. O'Reilly & Associates, Inc., 1990. ISBN 093717520X Mui, Linda. 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ISBN 4-900900-40-0 中村 素典 監訳, 鈴木 克彦 訳. sendmail システム管理 (Volume2). オライリー・ジャパン, 1998. ISBN 4-900900-41-9) Frisch, Æleen. Essential System Administration, 2nd Ed. O'Reilly & Associates, Inc., 1995. ISBN 1-56592-127-5 (訳注: 邦訳は以下のものが出版されています. 谷川 哲司 監訳, 黒岩 真吾 / 株式会社ユニテック 訳. UNIX システム管理入門 改訂版. オライリー・ジャパン, 1998. ISBN 4-900900-14-1) Hunt, Craig. TCP/IP Network Administration, 2nd Ed. O'Reilly & Associates, Inc., 1997. ISBN 1-56592-322-7 (訳注: 邦訳は以下のものが出版されています. 村井 純 監訳. TCP/IP ネットワーク管理 第 2 版. オライリー・ジャパン, 1998. ISBN 4-900900-68-0) Nemeth, Evi. UNIX System Administration Handbook. 3rd Ed. Prentice Hall, 2000. ISBN 0-13-020601-6 (訳注: 邦訳は以下のものが出版されています. 井上 尚司 監訳. UNIX システム管理入門. ソフトバンク, 1992. ISBN 4-89052-362-6 原本は第 3 版だが, 訳出は第 1 版のみ) Stern, Hal Managing NFS and NIS O'Reilly & Associates, Inc., 1991. ISBN 0-937175-75-7 (訳注: 邦訳は以下のものが出版されています. 砂原 秀樹 監訳, 倉骨 彰 訳, NFS & NIS. アスキー, 1992. ISBN 4-7561-0273-5) FreeBSD 友の会 jpman プロジェクト. FreeBSD System Administrator's Manual (日本語訳). 毎日コミュニケーションズ, 1998. 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ISBN 4-7561-0783-4 邦訳が Special 版の訳出か否かは不明) BSD 系 OS の系譜図. 1997年. ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/FreeBSD-current/src/share/misc/bsd-family-tree または, FreeBSD-current マシンの ローカルファイル. BSD リリース告知コレクション. 1997. http://www.de.FreeBSD.ORG/de/ftp/releases/ Networked Computer Science Technical Reports Library . http://www.ncstrl.org/ Computer Systems Research group (CSRG) からの古い BSD リリース集 http://www.mckusick.com/csrg/: この 4 枚 CD セットには, 1BSD から 4.4BSD までと 4.4BSD-Lite2 が含まれます (残念ながら 2.11BSD は含まれていません). また 4 枚目の CD には, 最終ソースおよび SCCS ファイルが含まれています. 雑誌とジャーナル The C/C++ Users Journal. R&D Publications Inc. ISSN 1075-2838 Sys Admin — The Journal for UNIX System Administrators Miller Freeman, Inc., ISSN 1061-2688 diff --git a/ja_JP.eucJP/books/handbook/colophon.sgml b/ja_JP.eucJP/books/handbook/colophon.sgml index 95ce4e22b3..08f4804e40 100644 --- a/ja_JP.eucJP/books/handbook/colophon.sgml +++ b/ja_JP.eucJP/books/handbook/colophon.sgml @@ -1,35 +1,36 @@ - + この本は The FreeBSD Documentation Project - に対するたくさんの人々の共同作業によって完成したものです. - 文書は DocBook DTD を用いた SGML 形式で管理されており, + に対するたくさんの人々の共同作業によって完成したものです。 + 文書は DocBook DTD を用いた SGML 形式で管理されており、 オープンソースの DSSSL エンジン - Jade を使って, - さまざまな可読形式に組版されています. - Jade に対するスタイルシートの指定は, Norm Walsh 氏による DSSSL - スタイルシートとカスタマイズレイヤを利用しました. - もし, Donald Knuth 氏による - 組版言語 TeX および, - Leslie Lamport 氏による LaTeX, + Jade を使って、 + さまざまな可読形式に組版されています。 + Jade に対するスタイルシートの指定は、 + Norm Walsh 氏による DSSSL + スタイルシートとカスタマイズレイヤを利用しました。 + もし、Donald Knuth 氏による + 組版言語 TeX および、 + Leslie Lamport 氏による LaTeX、 Sebastian Rahtz 氏による JadeTeX - マクロパッケージがなかったら, - この文書の書籍版を実現することはできなかったでしょう. + マクロパッケージがなかったら、 + この文書の書籍版を実現することはできなかったでしょう。 diff --git a/ja_JP.eucJP/books/porters-handbook/freebsd.dsl b/ja_JP.eucJP/books/porters-handbook/freebsd.dsl index 0b2e49b5ad..06ac912f18 100644 --- a/ja_JP.eucJP/books/porters-handbook/freebsd.dsl +++ b/ja_JP.eucJP/books/porters-handbook/freebsd.dsl @@ -1,47 +1,46 @@ + ]> へ、") (make empty-element gi: "br") (literal "この文書の原文に関するお問い合わせは、(英語で) <") - (make element gi: "a" - attributes: (list (list "href" "mailto:doc@freebsd.org")) - (literal "doc@freebsd.org")) - (literal "> までお願いします。"))) + (create-link (list (list "HREF" "mailto:doc@FreeBSD.org")) + (literal "doc@FreeBSD.org")) + (literal "> までお願いします。"))) (element quote (make sequence (literal "``") (process-children) (literal "''"))) ]]>