diff --git a/ja/commercial/commercial.sgml b/ja/commercial/commercial.sgml index 9bd555c545..7572335c1e 100644 --- a/ja/commercial/commercial.sgml +++ b/ja/commercial/commercial.sgml @@ -1,53 +1,51 @@ - + %includes; %vendorincludes; ]> - + -&header; - -&vendorintroduction; - -

わたしたちはこのリストに含まれているベンダの製品や -サービスへの保証は行なっておりません。

- - - -&footer; - - + &header; + + &vendorintroduction; + +

わたしたちはこのリストに含まれているベンダの製品や + サービスへの保証は行なっておりません。

+ + + + &footer; + + - diff --git a/ja/docs.sgml b/ja/docs.sgml index b4671481da..6159a4d54f 100644 --- a/ja/docs.sgml +++ b/ja/docs.sgml @@ -1,568 +1,568 @@ + %includes; ]> - + &header;

このウェブサイトや他のウェブサイトなど、手近な場所に様々な FreeBSD に関する文書が存在します。

このサイト上の文書

このサイトの全ての文書は、様々なフォーマット (HTML, Postscript, PDF など)、圧縮形式 (GZip, BZip2, Zip) で FreeBSD FTP サイト からダウンロードすることができます。

これらの文書は FreeBSD ドキュメンテーションプロジェクト により提供、維持管理されて います。また私たちは、新しい文書を寄贈したり、既存の文書を維持管理 してくれる人を常に募集しています。

書籍

FreeBSD FAQ
FreeBSD 全般を網羅した、よくある質問とそれに対する回答。

FreeBSD ハンドブック
今もなお成長を続けている、FreeBSD ユーザのための包括的なリソースです。

FreeBSD Developer's Handbook (英語版のみ)
FreeBSD 用のソフトウェアを開発したい人 (FreeBSD そのものを開発している人だけではありません) 向けの内容です。

"The Design and Implementation of the 4.4BSD Operating System" 第二章 (翻訳版近日公開)
FreeBSD が派生した大元である、4.4BSD の設計の概要です。 Addison-Wesley から寄贈されました。

"The FreeBSD Corporate Networker's Guide" 第八章 (英語版のみ)
Windows、NT、Novell のホストに印刷サービスを提供するのに FreeBSD を利用する際の詳細です。Addison-Wesley から寄贈されました。

Pedantic PPP Primer (翻訳版近日公開)
FreeBSD で PPP を設定するのに必要な知識全てが詰まっています。

Porter's ハンドブック
サードパーティソフトウェアの port を作成することを 考えているのなら、まずこれを読んでください。

新しい貢献者のための FreeBSD ドキュメンテーションプロジェクト入門 (翻訳版近日公開)
FreeBSD ドキュメンテーションプロジェクトに貢献し始めるのに 必要な知識全てが詰まっています。

Articles

Committer's Guide (英語版のみ)
FreeBSD committers のための入門書です。

Console Server Tutorial (英語版のみ)
廉価なマルチポートシリアルカードを使って FreeBSD ベースのコンソールサーバを構築する方法です。

Contributing to FreeBSD
FreeBSD プロジェクトへ貢献するための方法の紹介です。

FreeBSD への貢献者のリスト
FreeBSD をより良いものにするのを助けてくれた組織、 個人の一覧です。

Setting up a CVS repository - The FreeBSD way (英語版のみ)
FreeBSD プロジェクトと同じ CVSROOT 機構を使って CVS リポジトリをセットアップします。

CVSup Advanced Points
CVSup の有用さを引き出すテクニックを紹介した記事です。

Dialup firewalling with FreeBSD (英語版のみ)
ダイヤルアップで動的に割り当てられた IP アドレスで PPP と ipfw を使ってファイヤウォールを設定する方法です。

ディスクレス X サーバの作り方
ディスク無しの X サーバを構築する方法です。

The Euro symbol on FreeBSD (英語版のみ)
新しいユーロ記号を表示するように FreeBSD と関連するアプリケーションを設定する方法です。

Filtering Bridges (英語版のみ)
ルータではなくブリッジとして動作する FreeBSD ホストでファイヤウォールとパケットフィルタを設定する方法です。

Fonts and FreeBSD (英語版のみ)
FreeBSD における様々なフォント技術の説明と、 プログラムからそれを使う方法を解説しています。

Formatting media on FreeBSD (英語版のみ)
FreeBSD で固定ディスクやリムーバブルディスクを slice、partition に分割し、フォーマットするための解説です。

How to get the best results from the FreeBSD-questions mailing list (英語版のみ)
-questions メーリングリストから有用な情報を得るためには どうすればいいのか、というヒントです。

Java, and Jakarta Tomcat (英語版のみ)
Java および Jakarta Tomcat を FreeBSD システムでセットアップするための情報です。

FreeBSD on Laptops
ラップトップで FreeBSD を動かすための情報を紹介しています。

An MH Primer (英語版のみ)
FreeBSD で MH メールリーダーを使うための入門書です。

FreeBSD を他のオペレーティングシステムと共存させる方法
一つのコンピュータに FreeBSD と、別のオペレーティング システムをインストールするための方法です。

FreeBSD First Steps (英語版のみ)
初めて FreeBSD や Unix に触れる人たちのための文書です。

Writing FreeBSD Problem Reports
いかにうまく FreeBSD プロジェクトに Problem Report を提出するかについて述べています。

Programming Tools on FreeBSD
この文書は Developer's Handbook に統合されました。

PXE booting FreeBSD (英語版のみ)
FreeBSD を使って Intel PXE サーバを構築し、PXE サーバからブートする FreeBSD クライアントを設定するための文書です。

FreeBSD リリースエンジニアリング (英語版のみ)
FreeBSD リリースエンジニアリングチームが、FreeBSD オペレーティングシステムの製品品質のリリースを作成するために とっている方法を説明しています。 社内向けや商用としてカスタマイズされた FreeBSD リリースを 作成することに興味のある人のためのツールなどについても 説明しています。

FreeBSD Release Engineering for Third Party Packages (英語版のみ)
FreeBSD リリースエンジニアリングチームが、FreeBSD の公式リリースメディア用の高品質のパッケージセットを作成するために用いている 手法を詳しく解説しています。この文書はまだ完成しているわけではありませんが、 将来的には FreeBSD.org の Ports クラスタ (Ports Cluster) におけるパッケージセットの構築に使われている手法や、他のマシンを ports クラスタとしてセットアップする方法、 パッケージセットの一貫性を検証する方法などをとりあげる予定になっています。

Serial and UART devices (英語版のみ)
FreeBSD でシリアルポートを使う際の詳しい情報です。 マルチポートシリアルカードに関する情報も含んでいます。

FreeBSD and Solid State Devices(英語版のみ)
The use of solid state disk devices in FreeBSD.

Storage Devices(英語版のみ)
ESDI ディスク、SCSI ディスク、テープデバイス、CDROM デバイスなどのストレージデバイスを FreeBSD で使う際の詳細な情報です。

Bootstrapping Vinum: A Foundation for Reliable Servers
信頼性の高いサーバとはどういうものかを詳しく紹介し、 Vinum を使った信頼性の高いサーバの構築を手順を追って解説した記事です。

Design elements of the FreeBSD VM system (英語版のみ)
FreeBSD の仮想メモリシステムの設計についてのわかりやすい 解説です。

Zip-drives and FreeBSD
Iomega Zip (SCSI、IDE、パラレル) ドライブを FreeBSD でフォーマット、マウントして使うための方法です。

Mirroring FreeBSD
FreeBSD のウェブサイト、CVSup サーバ、FTP サーバなどの ミラーサーバの作り方をまとめて紹介します。

マニュアルページ

FreeBSD
リリース用: 1.0, 1.1, 1.1.5.1, 2.0, 2.0.5, 2.1.0, 2.1.5, 2.1.6.1, 2.1.7.1, 2.2.1, 2.2.2, 2.2.5, 2.2.6, 2.2.7, 2.2.8, 3.0, 3.1, 3.2, 3.3, 3.4, 3.5.1, 4.0, 4.1, 4.2, 4.3, 4.3-stable, 4.4, 4.4-stable, 4.5, 4.5-stable, 5.0-current, Ports
その他のシステム
Unix Seventh Edition (V7), 2.8BSD, 2.9.1BSD, 2.10BSD, 2.11BSD, 4.3BSD Reno, NET/2, 386BSD 0.1, 4.4BSD Lite2, Linux, NetBSD, OpenBSD, Darwin, Plan 9, SunOS 4.x, SunOS 5.x, ULTRIX 4.2, and XFree86

その他の文書

4.4BSD のドキュメント: 4.4BSD ドキュメントのハイパーテキスト版です。 原版は doc ディストリビューションをインストールしてある FreeBSD マシンなら /usr/share/doc で見つけることができます。

Info ドキュメント: Info ドキュメントのハイパーテキスト版です。 原版は info ディストリビューションをインストールしてある FreeBSD マシンなら /usr/share/info で見つけることができます。

他のウェブサイト

FreeBSD についての莫大な量の情報が、様々な人たちの努力により 産み出されています。

書籍

Articles

リンク集

In the real world...

FreeBSD in the Press

FreeBSD に関する報道記事です。

Newsgroups

以下のニュースグループでは FreeBSD ユーザに適した議論が行われています:

Additional resources

2000 年適合性

2000 年適合性に対する、FreeBSD プロジェクトの現時点での所信表明です。

BSD Real-Quick (TM) ニュースレター

月刊の (ときには 1 週おきの) ニュースレターには FreeBSD の活動の舞台における最近の開発の成果が載せられています。 freebsd-announce を購読することでこのニュースレターを e-mail 経由で 受け取ることができます。

ソースコード

ソースコードに手を入れてみたいという方のために、FreeBSD の kernel のソースをハイパーテキスト化したものがあります。 これが利用できるのは Warren Toomey のおかげです。

Daemon News

BSD ニュース業界のリーダーです。

FreeBSD それ自身と同様、このドキュメンテーションもボランティアの 努力の産物です。 間違いを正し、新しい資料を付け加えてゆくというこのプロジェクトの目標が ここで概略されています。

FreeBSD 日記

FreeBSD 日記は、UNIX 初心者を対象とした "how-to" 形式の情報を 集めたものです。 さまざまな ports コレクションをインストールしたり設定するための, ステップバイステップのガイドの数々を提供するのが目的です。

O'Reilly Network BSD Dev Center

BSD Dev Center にはチュートリアルなどを含む FreeBSD についてのふたつのコラムが連載されています。

&footer; diff --git a/ja/features.sgml b/ja/features.sgml index c91bcab769..9a0c984080 100644 --- a/ja/features.sgml +++ b/ja/features.sgml @@ -1,113 +1,112 @@ + %includes; ]> - + - + &header;

FreeBSD はたくさんの先進的な特徴を提供しています

たとえどんなアプリケーションを使う上でも、 自分のシステムの資源は最大限に活用したいものでしょう。 FreeBSD の先進的な特徴によってそれができるのです。


4.4BSD に基づいた完全なオペレーティングシステム

FreeBSD の由来はカリフォルニア大学バークレー校の コンピュータシステムリサーチグループから公開された BSD ソフトウェアの最終版です。 このため、4.4BSD オペレーティングシステムの設計と実装 という 4.4BSD のシステムの構造について書かれた本には、 FreeBSD の中枢機能のほとんどが詳細にわたって記述されています。

多様な世界規模のボランティアによる開発者の技術や経験を集結して、 FreeBSD プロジェクトは 4.4BSD オペレーティングシステムの特徴を さまざまな方法で拡張しています。そして新しい OS のリリースを より安定により早く提供し、さらにユーザーの要求に応じた新しい 機能を含めることができるよう不断の努力を続けています。


FreeBSD はより高い性能で、 他のオペレーティングシステムとのより高い互換性とともに、 システム管理の手間の軽減を実現しています

FreeBSD の開発者はオペレーティングシステムの設計における より難しい問題のいくつかに取り組んだ結果、 これらの先進的な特徴が利用できるようになりました。

-

進行中のものとして、マルチプロセッサマシンでの性能を向上させ - るために、カーネル内での fine-grained SMP - ロッキングをサポートします。 - また Scheduler Activations - ではスレッドプログラム内で並列して実行されるようになり、 +

現在作業が進行しているものには、マルチプロセッサマシンでの性能を向上させ + るカーネル内での 細粒度 (fine-grained) SMP + ロッキングへの対応や、スケジューラアクティベーション + (Scheduler Activations) においてはスレッドプログラム内での並列実行、 ファイルシステムのスナップショット、fsck なしでの起動、 ゼロコピーソケットやイベント駆動のソケット IO などのような ネットワークの最適化、ACPI サポート、強制アクセス制御 (MAC) - のような先進的なセキュリティ機能なども進行しています。

+ のような先進的なセキュリティ機能などへの対応があります。

&footer; diff --git a/ja/news/press-rel-5.sgml b/ja/news/press-rel-5.sgml index 2c3150481b..afd5391174 100644 --- a/ja/news/press-rel-5.sgml +++ b/ja/news/press-rel-5.sgml @@ -1,144 +1,144 @@ - + %includes; %newsincludes; ]> - + &header;

選挙で誕生した新生コアチーム

BSD カンファレンス (カリフォルニア州モントレー) 発、2000 年 10 月 18 日: FreeBSD プロジェクトは、プロジェクトの管理委員会であるコアチーム (Core Team) を新たに選出するための選挙の結果を発表しました。 プロジェクトの開発者から選挙というかたちでコアチームが選ばれるのは、 これがはじめてのことです。 選挙の結果、新たに Greg Lehey 氏、 Warner Losh 氏、Mike Smith 氏、Robert Watson 氏がコアチームへ参加し、 浅見 賢 氏、David Greenman 氏、Jordan Hubbard 氏、Doug Rabson 氏、 Peter Wemm 氏の再選が決まりました。

FreeBSD プロジェクトの共同創立者であり、コアチームの一員として再選された Jordan Hubbard 氏は、この白熱した選挙結果について次のように述べています。 「コアチームのメンバを決めるための公開選挙は FreeBSD プロジェクトがはじまって以来初の出来事であり、 FreeBSD の開発者ならば誰でもプロジェクトのリーダとして参加する資格を持っていることを示した、 とても大きな意味を持つものとなりました」 新しいコアチームは FreeBSD の多様性を良く表しており、RAID ファイルシステムやデバイスドライバの開発、 幅広いセキュリティ問題に至るまで、 さまざまな専門技術を持った世界各国の有能な開発者たちのグループでもあります。

新しいコアチームのメンバは、FreeBSD プロジェクトの公式の開発者である FreeBSD コミッターチームの中から、チーム内の投票によって選出されています。 コミッターは FreeBSD ソースリポジトリに直接アクセスし、 プロジェクトに関わるソフトウェア開発の大部分を遂行します。 現在までのコアチームは、 設計や運営の監督を行なうための委員会のようなものでした。

今年の夏、FreeBSD のコミッターたちの間で行なわれた投票により、 このオープンソースのオペレーティングシステムのコミュニティに開発者として参加するための条件の見直しについて、 プロジェクト内部での議論を可能にする民主主義モデルを採用し、 運営形態をそれに移行させるという案が可決されました。 ただし一方で、前任のコアチームメンバの半数以上が再任されたため、 組織が従来から大きく変わったというわけではありません。

前コアチームの Poul-Henning Kamp 氏は次のように語っています。 「過去 8 年間、わたしたちがコアチームの中で一緒に成し遂げたことについて、 とても誇りに思っています。 新しいコアチームと、 そして彼らがコミッターの中から選出されたという事実は、 将来のプロジェクトをより柔軟なものにするでしょう」

また、プロジェクトのリーダが交代することは良い傾向であることを、 Kamp 氏は次のように指摘しています。 前任のコアチームのメンバはもちろん全員がプロジェクトに残りますし、 今度はプロジェクトで開発により重点をおいた活動ができるようになります。 「今はプロジェクトの管理じゃなく、FreeBSD のソースコードにもっと時間をかけることができるんですよ」

選出されたコアチームのメンバ

浅見 賢 (Satoshi Asami) 氏は DecorMagic, Inc. の共同創立者兼 CTO です。 FreeBSD では FreeBSD Ports Collection を監督しています。

David Greenman 氏は FreeBSD プロジェクトの共同創立者であり、現在は TeraSolutions, Inc. の社長 (President) を務めています。 TeraSolutions, Inc. はインターネットサーバと RAID ストレージシステムを製造している企業です。

Jordan Hubbard 氏は FreeBSD プロジェクトの共同創立者であり、 プロジェクトにおける広報とリリースエンジニアリングを担当しています。 また、彼は BSDi の Open Source Solutions グループの副社長 (Vice President) でもあります。

Greg Lehey 氏は Linuxcare, Inc. に所属するオープンソース研究者であり、 仕事の大部分を、彼が以前勤めていた Univac、Tandem、Siemens-Nixdorf といったコンピュータメーカのあるドイツで行なっています。 彼は FreeBSD 用の Vinum ボリューム管理システムと RAID ソフトウェアの作者であり、 現在は FreeBSD SMPng プロジェクトで活躍しています。 Porting Unix Software および The Complete FreeBSD の著者としても知られています。

Warner Losh 氏は NetBSD の PC カードのコードを FreeBSD に移植している人物です。 また過去二年間、FreeBSD セキュリティオフィサも務めました。

Doug Rabson 氏は 3D グラフィックス技術を専門とする Qube Software Ltd. の共同創立者です。 彼は以前 FreeBSD デバイスドライバフレームワークのメインアーキテクトを担当していましたが、 現在は FreeBSD を alpha と ia64 に移植する作業を担当しています。

Mike Smith 氏は BSDi の Open Source Solutions グループの主任技術者であり、 FreeBSD 開発者コミュニティに開発者の一員として、OEM 渉外担当として、 そして時折、アーキテクトやデバイスドライバの作者としても活躍しています。

Robert Watson 氏は NAI Labs の研究者であり、ネットワークと オペレーティングシステムのセキュリティに関する研究を行なっている 人物です。 彼の FreeBSD プロジェクトにおける貢献は、オペレーティング システムのセキュリティを向上させる拡張 (TrustedBSD) およびセキュリティアーキテクチャに関するもの、 さらにセキュリティオフィサチームでの活動にまで及びます。

Peter Wemm 氏はオーストラリアで ISP 産業がはじめて生まれた頃から FreeBSD の活動に参加している人物で、合衆国へ移ってからは Yahoo!, Inc. のソフトウェア技術者として働いています。 彼の担当は、FreeBSD ソースコードリポジトリとカーネル開発の管理です。

FreeBSD とは

FreeBSD は制限の少ないライセンスを持ち、カリフォルニア大学バークレー校で 1994 年まで開発が続けられていた Berkeley Software Distributions、BSD Net/2 と 4.4 Lite に由来するオープンソースのオペレーティングシステムです。 このシステムの開発や管理は、 従業員とボランティア貢献者でつくる国際的な組織によって行なわれています。 FreeBSD は高いパフォーマンスのネットワーク機能とファイルシステムをサポートしており、 Yahoo!above.netVerio といった産業の先端を行く企業のインターネットサービスプロバイダに広く採用されているものです。 また、FreeBSD は IBMInktomiJuniper Networks、 そしてネットワーク最大手の Nokia Company の組み込みネットワーク機器用のプラットフォームにも良く利用されています。

詳細は http://www.FreeBSD.org/ をご覧ください。

お問い合わせ先

Jordan Hubbard
The FreeBSD Project
925-682-7859
jkh@FreeBSD.org

# # #

BSD は Berkeley Software Design, Inc. の登録商標です。 その他、記載された商標名は各社の商標または登録商標です。 BSD の技術はカリフォルニア大学バークレー校とそれに貢献した人々によって開発されました。

&footer; diff --git a/ja/releases/2.2.1R/notes.sgml b/ja/releases/2.2.1R/notes.sgml index 2d699c06a5..74377e252e 100644 --- a/ja/releases/2.2.1R/notes.sgml +++ b/ja/releases/2.2.1R/notes.sgml @@ -1,560 +1,560 @@ - + %includes; ]> - + - + &header;
                              リリースノート
                           FreeBSD 2.2.1-RELEASE
 
 2.2.1 は 2.2 に対する small incremental fix release で、主に以下の点
 を fix しています。
 
 o 最近発見された、Adaptec 2940 ドライバの (ニュースサーバーのような)
   極めて高負荷のシステムで不安定になる問題点。
 
 o CDROM メディアからのパッケージのインストーラが落ちるバグ。
 
 o Intel EtherExpress Pro/100B を全二重モードで動作させる点。
 
 2.2.1 RELEASE は 2.2 に 1 週間ちょっとの間隔で続くもののため、他の
 ドキュメントはこのリリースを単に“2.2”として扱っています。これは
 このリリースが 2.2.0-RELEASE を完全に*置き換える*ものであり 2.2.0
 に続く別のリリースではないからです。
 
 RELENG_2_2 ブランチ(現在リリース 2.2.5 に向けて開発が進められていま
 す)に属するより新しいリリースについては、以下の場所からインストール
 して下さい。
 
         ftp://releng22.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/
 
 これはその日の RELENG_2_2 から作られたスナップショットで、その日まで
 の全ての新しい 2.2 の修正が含まれています。
 
 
 
 1. 2.1.7-RELEASE からの変更点は?
 --------------------------------
 
 インストーラのバグ修正多数、pc98 用の変更の同期、geeze、あと何だっけ?
 
 gdb 4.16 が -current からマージされ、多くのサードパーティー製のソース
 が /usr/src/contrib 以下に格納されています。
 
 DEC DEFPA/DEFEA FDDI ハードウェアのサポートがアップデートされました。
 
 旧来の ``HAVE_FPU'' Makefile オプションがついに廃止され、浮動小数エミュ
 レータを用いた math ライブラリと、コプロセッサを使用するバージョンのど
 ちらを使用するかの選択は、今や完全に自動化されました。これにより、事前
 に libm をリコンパイルしたくないようなサイトでの、浮動小数を使用したプ
 ログラムの実行が高速化されるでしょう。
 
 Javier Martin Rueda の `ex' ドライバがマージされ、Intel EtherExpress
 Pro/10 ネットワークカードに対するサポートがもたらされました。
 
 Intel EtherExpress Pro/100B が全二重モードで動くようになりました。
 
 `de' ドライバは、DE21140A チップを使用したカードで、ポピュラーな 
 SMC9332BDT (10/100 Mbit/s) チップなどを認識できるようになりました。
 
 しばしば用いられることのある CMD640 PCI IDE チップについて、2.2 ではデ
 フォルトではディゼーブルにされているとはいえ、ソースの不具合の修正を行
 ないました。
 
 プローブを行なうための EISA スロット番号オプションが完全にサポートされ
 ました。これには、UserConfig セッションで設定された値を
 dset(8)>。
 によっ
 て保存することのできる機能を含んでいます。この機能は HP NetServer LC 
 マシンの所有者がシステムをインストールするのに役立ちます。
 
 SDL RISCom N2pci 同期シリアルカードがサポートされました。
 
 マルチプルコントローラや 32-Y と同様に Cyclades Cyclom-Y (マルチポート
 同期シリアル) PCI アダプタ がサポートされました (現在 Cyclades シリア
 ルアダプタを使用している場合、/dev のエントリの古いものを削除して作り
 直す必要があります)。
 
 DEC DC21X4X チップセットを使用したイーサネットアダプタのサポートが
 アップデートされました。
 
 gcc 2.7.2.1 にアップデートされ weak symbol のサポートが追加されました。
 
 たくさんのものが /usr/src/contrib に移動 / 持ち込まれ、それに応じて
 ソースツリーがアップデート・クリーンアップされました。
 
 共用ライブラリ検索パスをバイナリに組み込む ld の機能をサポートしました。
 
 sgmlfmt が `instant' 対応にアップデートされました。
 
 `de' (DEC 21x4x) と `ed' (SMC/WD/Novell) ドライバ用の RFC 1650 完全
 準拠の MIB (Management Information Base) を含む、SNMP スタイルのインタ
 フェース MIB をサポートしました。
 
 /stand/sysinstall が、より広範囲なシステム管理ツールとして改良されまし
 た。これを使って新しい最初からフォーマットされたディスクを追加したり、
 パーティションラベルからファイルシステム作成までを行うことができます
 (但し、これを恒久的なものにするために /etc/fstab ファイルを変更する
 ことはまだできません)。
 
 syscons と psm ドライバが新たに基本的なキーボードドライバを共有する
 ようになり、以前に発生していた二つのドライバの相互作用による問題が
 解消されました。
 
 syscons において、
 moused(8)
 ユーティリティを使用することによりテキスト
 モードでのカットアンドペーストがサポートされました。
 
 2.2 は Plasmon RF41xx、HP4020i、HP6020i、Philips CDD2000 ドライブ用の 
 完全な CD-R サポートを含む最初のリリースです。ドライバはまだ開発中の段
 階ですが (特にその有用性を他のデバイス用に拡張中)、今のところ安定して
 いることが証明されています。
 
 2.0.5/2.1.X ツリーから分岐した後すぐに NFSv3 クライアントとサーバの
 サポートが 2.2 ソースツリーに入りました。また、NFS で有効な他の
 オプションも存在します。これには NFSv2 サーバを非同期書き込みモードへ
 切り替える機能 (仕様に反するものですが SGI Irix などの前例があります) 
 のようなものがあります。
 
 BSD の旧臭くかつ大げさな malloc の実装が、Poul-Henning Kamp の手による 
 phkmalloc によって置き換えられました。これによって通常多くの仮想メモリ
 を節約することができ、malloc の誤用を検出してプログラムを中断させたり、
 またプログラムが malloc を使用するにあたっての意味的問題を検出するため
 に確保されかつ/または解放された空間をゴミデータで埋めるための巧妙な機
 能を提供します。
 
 AppleTalk に関する `netatalk' の実装がソースに統合されました。この統合
 作業のほとんどは Whistle Communications Corp. 社の好意によるものです。
 
 mount コマンドのオプション `async' で、UFS ファイルシステムメタデータ
 の非同期な更新ができるようになりました。これはたくさんの i-node を集中
 的に操作するファイルシステム操作 (rm -r など) の速度を向上させますが、
 システムクラッシュの危険性が増すという犠牲を伴いますので、デフォルトに
 はなっていません。FreeBSD をインストールすればこの機能が使用できる状態
 になっており、これによって劇的な性能向上が期待できます (高速なマシンで
 は、SCSI CD-ROM からの基本配布ファイル bindist のみのインストールを 5
 分以内で完了させることもできます!) 。
 
 ATAPI CD-ROM サポートが非常に多くのドライブで動作することが報告されて
 います。おそらく、基本的に ATAPI 仕様に準拠するドライブであれば動作す
 るでしょう。
 
 多数の新規ドライバがカーネル内で利用できるようになり、多過ぎて覚えきれ
 ません。Tekram社は DC390 および DC390T コントローラ用にドライバを提供
 してくれました。これらのコントローラは AMD 53c974 に基づいており、その
 ドライバは同じチップをベースにする他の SCSI コントローラも処理すること
 ができます。もちろん、Tekram社はドライバを提供し FreeBSD プロジェクト
 をサポートしてくれるたいへん気前の良い企業なので、私たちは彼らの製品を
 購入するように奨励したいと思います。`ed' および `lnc' ドライバは、多く
 のNE2000 互換カードや AMD PCnet チップを使用した PCI イーサネットカー
 ドに対する自動設定をサポートするようになりました。Cyclades ドライバの 
 PCI バージョンと同様に SDL RISCom N2 サポートが新しくなりました。
 
 Linux エミュレーションが ELF サポートを含めてフル機能になりました。こ
 の機能を使い易くするため、必要なシェアードライブラリや、Slackware 開発
 環境までもが移植されました。
 
 同様な方針に従い、SysV COFF エミュレーション(SCO エミュレーションとも
 呼ばれる)も、より良く動作するようになったことが報告されています。
 
 FreeBSD は ELF バイナリもまたネイティブにサポートしました。実際に実現
 するかどうか、また実現するとしても、いつ頃、どのようにして、というよう
 なことはまだ決まっていませんが、もしかするとそのうちこれをデフォルトの
 バイナリフォーマットにするかもしれません。
 
 シェアードリンクされていない ELF バイナリを実行する際、カーネルがどの
 コード実行機能(FreeBSD や Linux、多分将来は SysV も)を使用すべきか判
 断できない場合に「烙印を押す」ことができるようにするため、`brandelf' 
 ユーティリティが追加されました。これは ELF オブジェクトフォーマットの
 大きな弱点の一つ、そのオブジェクトがどの ABI を使用しているのかを示す
 フィールドがないことを回避するためのものです。
 
 APM BIOS のサポートがかなり形になりました。
 
 「公式な」カーネルプログラミングインタフェースを説明するマニュアル
 ページのセクション 9 の作成を開始しました。インタフェースの文書作成に
 協力してくれるボランティアを募集しています!
 
 Makefile の依存関係管理機構が再び機能するようにするため、カーネルコン
 フィギュレーションオプションが、以前の Makefile 中での -D による指定か
 ら外され、"opt_foo.h" といったカーネルインクルードファイルによる方式へ
 と、大幅に変更されました。これにより、
 config(8)
 を実行する度にコンパイ
 ル用ディレクトリが完全に吹っ飛んでしまっていた従来の方法を、すぐにでも
 過去のものとすることができるでしょう。CPU タイムが勿体ないなら、よほど
 変なオプションを変更しない限り、
 config(8)
 に -n オプションを与えるか、
 環境変数 NO_CONFIG_CLOBBER を設定することを考慮することができるように
 なりました。これがどのように機能するかについては、ハンドブック中のコメ
 ントを参照して下さい。
 
 
 2. サポートしている構成
 -----------------------
 
 現在 FreeBSD は、ISA、VL、EISA、PCI バスや、386SX から Pentium クラス
 までのさまざまな種類の PC で動作します (386SX はおすすめではありません)。
 IDE、ESDIドライブや、さまざまな SCSI コントローラ、ネットワークカード
 やシリアルカードにも対応しています。
 
 以下のリストでは、FreeBSD で動作が確認されているすべての周辺機器の一覧
 です。これ以外の構成でも動作すると思いますが、ここでは動作報告があった
 ものだけを記載しています。
 
 2.1. ディスクコントローラ
 -------------------------
 
 WD1003 (あらゆる MFM/RLL)
 WD1007 (あらゆる IDE/ESDI)
 IDE
 ATA
 
 Adaptec 1510 シリーズ ISA SCSI コントローラ (bootable device 用ではない)
 Adaptec 152x シリーズ ISA SCSI コントローラ
 Adaptec 1535 ISA SCSI コントローラ
 Adaptec 154x シリーズ ISA SCSI コントローラ
 Adaptec 174x シリーズ EISA SCSI コントローラ
         (スタンダード、エンハンスドモード)
 Adaptec 274X/284X/2940/3940 (Narrow/Wide/Twin) シリーズ
         ISA/EISA/PCI SCSI コントローラ
 Adaptec AIC7850 オンボード SCSI コントローラ
 
 Adaptec AIC-6260 と AIC-6360 ベースのボード
         (AHA-152x と SoundBlaster SCSI カードを含む)
 
 ** 注意: SoundBlaster のカードにはブートデバイスをシステムの BIOS I/O
    ベクタに対応付けるためのオンボード BIOS がないので、このカードから
    ブートすることはできません。テープや CDROM などを (ブートしないで) 
    利用する分には問題ありません。ROM を持たない AIC-6x60 ベースの他の
    カードでも同様の問題があります。いくつかのシステムではブート ROM を
    持っていますが、これらは電源をいれた時、あるいはリセットしたときに
    何らかのメッセージを表示します。そのようなケースはそのデバイスから
    ブートできるでしょう。詳細はシステムやボードのドキュメントを参照し
    てください。
 
 Buslogic 545S & 545c
 Buslogic 445S/445c VLB SCSI コントローラ
 Buslogic 742A、747S、747c EISA SCSI コントローラ
 Buslogic 946c PCI SCSI コントローラ
 Buslogic 956c PCI SCSI コントローラ
 
 SymBios (以前の NCR) 53C810、53C825、53c860 および 53c875 PCI SCSI
 コントローラ:
 	ASUS SC-200
   	Data Technology DTC3130 (all variants)
 	NCR のカード (すべて)
 	Symbios のカード (すべて)
 	Tekram DC390W、390U、390F
 	Tyan S1365
 
 Tekram DC390 および DC390T コントローラ (おそらく AMD 53c974 ベースの
 他のカードも)。
 
 NCR5380/NCR53400 ("ProAudio Spectrum") SCSI コントローラ
 
 DTC 3290 EISA SCSI コントローラ (1542 エミュレーション)
 
 UltraStor 14F、24F、34F SCSI コントローラ
 
 Seagate ST01/02 SCSI コントローラ
 
 Future Domain 8xx/950 シリーズ SCSI コントローラ
 
 WD7000 SCSI コントローラ
 
 以上のサポートされている SCSI コントローラを使用することによって、
 SCSI-I および SCSI-II の周辺機器に対するすべてのサポートが提供されます。
 これにはディスク、テープドライブ (DAT と 8mm Exabyte を含む)、CDROM
 ドライブが含まれます。
 
 現在、次の CDROM がサポートされています。
 
 (cd)    SCSI interface (ProAudio Spectrum と SoundBlaster SCSI を含む)
 (mcd)   Mitsumi 専用インタフェース (全モデル)
 (matcd) 松下/Panasonic (Creative SoundBlaster) 専用インタフェース
         (562/563 モデル)
 (scd)   Sony 専用インタフェース (全モデル)
 (wcd)   ATAPI IDE インタフェース (実験的なものでαレベルのクオリティ
         と考えてください!)。
 
 
 2.2. イーサネットカード
 -----------------------
 
 Allied-Telesis AT1700 および RE2000 カード
 
 AMD PCnet/PCI (79c970 & 53c974 または 79c974)
 
 SMC Elite 16 WD8013 イーサネットインタフェース、そしてその他多くの
 WD8003E、WD8003EBT、WD8003W、WD8013W、WD8003S、WD8003SBT や
 WD8013EBT などの互換品。SMC Elite Ultra もサポートされています。
 
 DEC EtherWORKS III NIC (DE203、DE204、DE205)
 DEC EtherWORKS II NIC (DE200、DE201、DE202、DE422)
 DEC DC21040、DC21041、または DC21140 ベースの NIC
     (SMC Etherpower 8432T、DE245 等)
 DEC FDDI (DEFPA/DEFEA) NIC
 
 Fujitsu MB86960A/MB86965A
 
 HP PC Lan+ カード (27247B と 27252A)。
 
 Intel EtherExpress (ドライバが不安定なのでおすすめしません)
 Intel EtherExpress Pro/10
 Intel EtherExpress Pro/100B PCI Fast Ethernet
 
 Isolan AT 4141-0 (16 bit)
 Isolink 4110     (8 bit)
 
 Novell NE1000、NE2000、そして NE2100 イーサネットインタフェース
 
 3Com 3C501 カード
 
 3Com 3C503 Etherlink II
 
 3Com 3c505 Etherlink/+
 
 3Com 3C507 Etherlink 16/TP
 
 3Com 3C509、3C579、3C589 (PCMCIA)、3C590/592/595/900/905 PCI および 
 EISA (Fast) Etherlink III / (Fast) Etherlink XL
 
 Toshiba イーサネットカード
 
 IBM、National Semiconductor社の PCMCIA イーサネットカードもサポートさ
 れています。
 
 現在トークンリングのカードは一切サポートされて「いません」が、私たちは
 誰かがドライバを送ってきてくれるのを待っています。だれかやってくれませ
 んか?
 
 2.3. その他のデバイス
 ---------------------
 
 AST 4 ポート シリアルカード (シェアード IRQ 使用) 
 
 ARNET 8 ポート シリアルカード (シェアード IRQ 使用) 
 ARNET (現在は Digiboard) 同期 570/i 高速シリアル
 
 Boca BB1004 4 ポートシリアルカード  (Modem はサポートして「いません」)
 Boca IOAT66 6 ポートシリアルカード  (Modem はサポートしています)
 Boca BB1008 8 ポートシリアルカード  (Modem はサポートして「いません」)
 Boca BB2016 16 ポートシリアルカード (Modem はサポートしています)
 
 Cyclades Cyclom-y シリアルボード
 
 STB 4 ポートカード (シェアード IRQ 使用) 
 
 SDL Communications Riscom/8 シリアルボード
 SDL Communications RISCom/N2 および N2pci high-speed 同期シリアルボード
 
 Stallion マルチポートシリアルボード: EasyIO、EasyConnection 8/32 & 8/64、
 Onboard 4/16、Brumby
 
 Adlib、SoundBlaster、SoundBlaster Pro、ProAudioSpectrum、Gravis
 UltraSound そして Roland MPU-401 サウンドカード
 
 Connectix QuickCam
 Matrox Meteor Video フレームグラバー
 Creative Labs Video Spigot フレームグラバー
 Cortex1 フレームグラバー
 
 HP4020i、Philips CDD2000、PLASMON WORM (CDR) ドライブ
 
 PS/2 マウス
 
 標準 PC ジョイスティック
 
 X-10 power コントローラ
 
 GPIB および Transputer ドライバ
 
 Genius および Mustek ハンドスキャナ
 
 
 現在 FreeBSD では IBM のマイクロチャネル (MCA) バスはサポートされて
 「いません」。
 
 
 3. FreeBSD の入手
 -----------------
 
 FreeBSD を入手する方法はいろいろあります:
 
 3.1. FTP/Mail
 
 FreeBSD および、付随するすべてのパッケージは正式な FreeBSD のリリース
 サイトである `ftp.FreeBSD.org' から ftp で入手できます。
 
 他の FreeBSD ソフトウェアをミラーしているところは MIRROR.SITES に記載
 されています。配布セットを取得するときには (ネットワーク的に) 一番近い
 ところから ftp してください。なおミラーサイトになりたいというところは
 歓迎します。正式なミラーサイトになりたい場合には、
 freebsd-admin@FreeBSD.org まで詳細を問い合わせてください。
 
 インターネットに対する直接のアクセス手段を持たず、電子メールしか使えな
 いという場合には、`ftpmail@decwrl.dec.com' にメールを送ってファイルを
 入手することもできます。メッセージに help と書いたメールをこの電子メー
 ルアドレスに送ると詳しい使い方がわかります。ただし、この方法では全部で
 「数十メガバイト」のファイルをメールで転送することになります。他に手段
 がない場合の、「最後の手段」と考えてください。
 
 
 3.2. CDROM
 
 FreeBSD 2.1.7-RELEASE と 2.2-RELEASE の CDROM を次のところに注文する
 ことも可能です。
 
         Walnut Creek CDROM
         4041 Pike Lane, Suite D
         Concord CA  94520
         1-800-786-9907, +1-510-674-0783, +1-510-674-0821 (fax)
 
 インターネットからは orders@cdrom.com または http://www.cdrom.com
 で注文できます。最新のカタログは次のところから ftp で入手できます。
 
         ftp://ftp.cdrom.com/cdrom/catalog
 
 -RELEASE CD の値段は 39.95 ドル、FreeBSD の定期購読制の場合には 24.95
 ドルです。FreeBSD 3.0-SNAP CD は 29.95 ドル、FreeBSD-SNAP は定期購読で
 14.95 ドルです (-RELEASE と -SNAP の予約は別々に扱っています)。定期購
 読制では、新しいバージョンがリリースされるごとに自動的に送れらてきます。
 料金はディスクが配送されるたびにクレジットカードからは引き落されます。
 キャンセルについても特に制約はなくいつでも解約できます。
 
 Walnut Creek CDROM は他にも T シャツ (14.95 ドル、子供用、Large、XL が
 あります)、マグカップ (9.95 ドル)、tattoo (1 枚 0.25 ドル)、ポスター
 (3.00 ドル) など、FreeBSD に関するあらゆるものを扱っています。
 
 配送料は (オーダ毎でディスク毎ではありません) はアメリカ合衆国国内、
 カナダ、メキシコで 5 ドル、それ以外は 9 ドルです。Visa、Mastercard、
 Discover、Amarican Express または合衆国国内の小切手が利用できます。
 合衆国国内では商品を現金と引換でお渡しします。カリフォルニア在住の方は、
 8.25% の消費税が加わります。
 
 もし気に入らなければ、CD は無条件に返すことができます。
 
 
 4. 問題のレポート、提案をする場合、コードの提供
 --------------------------------------------
 
 提案、バグレポート、コードの提供はいつでも歓迎されます。なにか問題をみ
 つけたら、ためらわずにレポートしてください (可能なら、修正方法もあると
 非常に助かります)。
 
 インターネットのメールが使える環境からバグレポートをする場合には、
 send-pr コマンドか http://www.FreeBSD.org/send-pr.html にある CGI を使
 うとよいでしょう。バグレポートはバグの内容を埋めるプログラムによって忠
 実に記入され、私たちはバグレポートについてできるかぎり早く対応すること
 を約束します。このようにして埋められたバグの内容については、私たちの 
 WEB サイトのサポートセクションで見ることができますので、バグレポートと
 して、あるいは他のユーザが問題を認識する「指標」としても重要な意味を持
 ちます。
 
 
 なんらかの理由でバグレポートを提出するのに send-pr コマンドが使えない
 場合には、それを次のアドレスにメールを送ってみてください。
 
                 freebsd-bugs@FreeBSD.org
 
 send-pr そのものは、まったく異なるシステム上にさえ簡単に持ち込める
 シェルスクリプトであることを覚えておいてください。障害レポートの追跡が
 より簡単になるので、このインタフェースを使って頂くのが好ましいのです。
 しかし提出する前に、障害がすでに修正されているかどうかを確認してください。
 
 
 その他、質問や提案などは次のアドレスにメールしてください。
 
                 freebsd-questions@FreeBSD.org
 
 
 さらに、ボランティアとして努力してくださる方は、私たちは助けの手をいつで
 も募集しています - すでに私たちで処理しきれないくらい拡張の要望はあがっ
 ていますので。技術的な面で私たちにコンタクトする場合、あるいは援助の申し
 出には、次のアドレスにメールしてください。
 
                 freebsd-hackers@FreeBSD.org
 
 
 これらのメーリングリストは「かなり多くの」トラフィックがありますので、
 メールアクセスが遅いとか、あるいは余分にお金がかかる場合、しかも 
 FreeBSD に関する重要なイベントの情報だけあればよいというときには、次の
 メーリングリストに申し込むのがよいでしょう。
 
                 freebsd-announce@FreeBSD.org
 
 
 freebsd-bugs 以外のすべてのグループは希望があれば自由に参加できます。
 MajorDomo@FreeBSD.org にボディに help とだけ書いた行を含むメッセージを
 送ってください。これで、いろんなメーリングリストに参加する方法や、アー
 カイブにアクセスする方法などの詳しい情報が入手できます。ここでは触れて
 いませんが、他にも面白いことを議論するいろいろなメーリングリストがあり
 ますので、majordomo にメールを送って問い合わせて見てください。
 
 
 5. 謝辞
 -------------------
 
 FreeBSD は世界中の (数百はいかないかもしれませんが) 数十人の個人がおこ
 なった作業の累積の結果であり、そのおかげで、このリリースがあなたの手元
 に届いています。FreeBSD プロジェクトのスタッフの完全なリストについては、
 以下をご覧ください:
  
         http://www.FreeBSD.org/handbook/staff.html
 
 doc 配布ファイルをインストールしてあれば以下にもあります:
 
         file:/usr/share/doc/handbook/handbook.html
 
 その他の FreeBSD 協力者およびベータテスタ:
 
         Coranth Gryphon            Dave Rivers 
         Kaleb S. Keithley          Terry Lambert
         David Dawes                Don Lewis
 
 Special mention to:
 
         Walnut Creek CDROM、彼らの援助 (と継続したサポート)がなければ
         このリリースはあり得ませんでした。
 
         Dermot McDonnell は Toshiba XM3401B CDROM ドライブを提供してく
         れました。
 
         Chuck Robey はフロッピーテープストリーマをテストのために提
         供してくれました。
 
         Larry Altneu と Wilko Bulte は Wangtek と Archive QIC-02 テー
         プドライブをテスト、およびドライバの開発のために提供してくれま
         した。
 
         CalWeb Internet Services はパッケージの構築のため P6/200 の
         マシンを貸してくれました。
 
         Montana State University の皆さんから初期のサポートをいただき
         ました。
 
         そして、世界中の数千という FreeBSD のユーザとテスタの皆さんの
         おかげで今回のリリースにいたりました。
 
 FreeBSD の今回のリリースをあなたが楽しむことができるという事を、
 心から祈って。
 
                         The FreeBSD Project
 
 

リリース情報のページ &footer; diff --git a/ja/releases/2.2.2R/notes.sgml b/ja/releases/2.2.2R/notes.sgml index a8afc415dc..d66193de02 100644 --- a/ja/releases/2.2.2R/notes.sgml +++ b/ja/releases/2.2.2R/notes.sgml @@ -1,573 +1,573 @@ - + %includes; ]> - + - + &header;
                              リリースノート
                          FreeBSD 2.2.2-RELEASE
 
 o リリースディレクトリのレイアウトに関する情報は、ABOUT.TXT をご覧くだ
   さい。
 
 o インストール方法については、INSTALL.TXT および HARDWARE.TXT をご覧く
   ださい。
 
 RELENG_2_2 ブランチ(現在リリース 2.2.5 に向けて開発が進められていま
 す)に属する最も新しいリリースについては、以下の場所からインストール
 して下さい。
 
         ftp://releng22.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/
 
 
 0. 2.2.1 からの変更点は?
 ------------------------
 Adaptec 294x/394x (AHC) ドライバに含まれる、極めて高負荷のシステムで不
 安定になる現象を引き起こす多くのバグを修正しました。
 
 NFSv3 が今やデフォルトになりました。これは必要に応じて NFSv2 へフォー
 ルバックする機能も備えています。
 
 シンボリックリンクのオーナーを変更するための lchown() システムコールが
 追加されました。
 
 ユーザ毎のデフォルトの limit を設定するために、ログインクラスの概念が
 追加されました(login。
 conf(5))
 を参照して下さい)。
 
 ftpd が仮想 FTP ホストの機能をサポートしました。
 
 セキュリティーに関する多数の修正が施されました(バッファオーバーフロー
 やその他の資源の浪費の危険性が排除されました)。
 
 C++ ライブラリをより良く構築できるようなサポートが追加されました。
 
 テキスト/HTML ソースタグシステム「グローバル」のサポートが追加されま
 した(man global を参照)。
 
 /etc/sysconfig が /etc/rc.conf によって置き換えられました。これはさら
 に多くの見出しが追加された簡潔な設定ファイルです。/etc にある他のファ
 イルも整理され、/etc/netstart は /etc/rc.network で置き換えられました。
 
 ユーザーモード ppp に、3.0-current における修正や拡張が盛り込まれまし
 た。
 
 ソースツリーに含まれる texinfo ドキュメンテーションメカニズムが整理さ
 れました。
 
 
 1. 2.1.7-RELEASE からの変更点は?
 --------------------------------
 
 インストーラのバグ修正多数、pc98 用の変更の同期、えーと、あと何だっけ?
 
 gdb 4.16 が -current からマージされ、多くのサードパーティー製のソース
 が /usr/src/contrib 以下に移動しました。
 
 DEC DEFPA/DEFEA FDDI ハードウェアのサポートがアップデートされました。
 
 旧来の ``HAVE_FPU'' Makefile オプションがついに廃止され、浮動小数エミュ
 レータを用いた math ライブラリと、コプロセッサを使用するバージョンのど
 ちらを使用するかの選択は、今や完全に自動化されました。これにより、事前
 に libm をリコンパイルしたくないようなサイトでも、浮動小数を使用したプ
 ログラムの実行が高速化されるでしょう。
 
 Javier Martin Rueda の `ex' ドライバがマージされ、Intel EtherExpress
 Pro/10 ネットワークカードに対するサポートがもたらされました。
 
 Intel EtherExpress Pro/100B が全二重モードで動くようになりました。
 
 `de' ドライバは、DE21140A チップを使用したカードで、ポピュラーな 
 SMC9332BDT (10/100 Mbit/s) チップなどを認識できるようになりました。
 
 2.2 ではデフォルトでは使用できませんが、よく利用されている CMD640 PCI IDE
 チップの不具合について、ソースコードの中で回避策を用意しました。
 
 プローブを行なうための EISA スロット番号オプションが完全にサポートされ
 ました。これには、UserConfig セッションで設定された値を
 dset(8)> によっ
 て保存する機能が含まれています。この機能は HP NetServer LC 
 マシンの所有者がシステムをインストールするのに役立ちます。
 
 SDL RISCom N2pci 同期シリアルカードがサポートされました。
 
 マルチプルコントローラや 32-Y と同様に Cyclades Cyclom-Y (マルチポート
 同期シリアル) PCI アダプタ がサポートされました (現在 Cyclades シリア
 ルアダプタを使用している場合、/dev のエントリの古いものを削除して作り
 直す必要があります)。
 
 DEC DC21X4X チップセットを使用したイーサネットアダプタのサポートが
 アップデートされました。
 
 gcc 2.7.2.1 にアップデートされ weak symbol のサポートが追加されました。
 
 たくさんのものが /usr/src/contrib に移動 / 持ち込まれ、それに応じて
 ソースツリーがアップデート・クリーンアップされました。
 
 共用ライブラリ検索パスをバイナリに組み込む ld の機能をサポートしました。
 
 sgmlfmt が `instant' 対応にアップデートされました。
 
 SNMP スタイルのインタフェース MIB (Management Information Base) を
 サポートしました。この中には `de' (DEC 21x4x) と `ed' (SMC/WD/Novell)
 ドライバ用の、 RFC 1650 完全準拠の MIBも含まれています。
 
 /stand/sysinstall が、より広範囲なシステム管理ツールとして改良されまし
 た。これを使って新しい、まっさらにフォーマットされたディスクを追加したり、
 パーティションラベルからファイルシステムの作成したりできるようになりまし
 た(但し、この変更を恒久的なものにするための /etc/fstab ファイルの変更
 はまだできません)。
 
 syscons と psm ドライバが新たに基本的なキーボードドライバを共有する
 ようになり、以前に発生していた二つのドライバの相互作用による問題が
 解消されました。
 
 syscons において、
 moused(8)> ユーティリティを使用することにより、テキスト
 モードでのカットアンドペーストがサポートされました。
 
 2.2 は Plasmon RF41xx、HP4020i、HP6020i、Philips CDD2000 ドライブ用の 
 完全な CD-R サポートを含む最初のリリースです。ドライバはまだ開発中の段
 階ですが (特にその有用性を他のデバイス用に拡張中)、今のところ安定して
 いることが確認されています。
 
 2.2 ソースツリーが 2.0.5/2.1.X ツリーから分岐した後すぐに、NFSv3 クライアントと
 サーバのサポートがソースツリーに入りました。また、NFS で有効な他の
 オプションも存在します。これには NFSv2 サーバを非同期書き込みモードへ
 切り替える機能 (仕様に反するものですが SGI Irix などの前例があります) 
 のようなものがあります。
 
 BSD の旧臭くかつ大げさな malloc の実装が、Poul-Henning Kamp の手による 
 phkmalloc に置き換えられました。これによって通常多くの仮想メモリ
 を節約することができます。また、malloc の誤用を検出してプログラムを中断
 したり、確保 / 解放されたエリアをゴミデータで埋めて、malloc を使う
 プログラムのセマンティックな問題を発見したりするための巧妙な機能が
 提供されています。
 
 AppleTalk に関する `netatalk' の実装がソースに統合されました。この統合
 作業のほとんどは Whistle Communications Corp. 社の好意によるものです。
 
 mount コマンドのオプション `async' で、(例えば Linux の ext2fs で
 デフォルトになっているような) UFS ファイルシステムメタデータの非同期な
 更新ができるようになりました。これはたくさんの i-node を集中
 的に操作するファイルシステム操作 (rm -r など) の速度を向上させますが、
 システムクラッシュの危険性が増すという犠牲を伴います。
 インストーラ自体もこの機能を使用しており、インストールが劇的に早くなる
 可能性もあります。(高速なマシンでは、SCSI CD-ROM からの基本配布ファイル
 bindist のみのインストールを 5 分以内で完了させることもできます!) 。
 
 ATAPI CD-ROM サポートが非常に多くのドライブで動作することが報告されて
 います。おそらく、基本的に ATAPI 仕様に準拠するドライブであれば動作す
 るでしょう。
 
 多数の (多すぎて覚えられないほどの) 新規ドライバがカーネル内で利用できる
 ようになりました。Tekram社は DC390 および DC390T コントローラ用にドライバを提供
 してくれました。このコントローラは AMD 53c974 をベースにしており、この
 ドライバは同じチップをベースにする他の SCSI コントローラも処理すること
 ができます。もちろん、Tekram社はドライバを提供し FreeBSD プロジェクト
 をサポートしてくれるたいへん気前の良い企業なので、私たちは彼らの製品を
 購入するように奨励したいと思います。`ed' および `lnc' ドライバは、多く
 のNE2000 互換カードや AMD PCnet チップを使用した PCI イーサネットカー
 ドに対する自動設定をサポートするようになりました。Cyclades ドライバの 
 PCI バージョンと同様に SDL RISCom N2 サポートが新しくなりました。
 
 Linux エミュレーションが ELF サポートを含めてフル機能になりました。こ
 の機能を使い易くするため、必要なシェアードライブラリや、Slackware 開発
 環境までもが移植されました。
 
 同様の方針に従い、SysV COFF エミュレーション(SCO エミュレーションとも
 呼ばれる)も、より良く動作するようになったことが報告されています。
 
 FreeBSD は ELF バイナリもまたネイティブにサポートしました。
 いつの日かこれをデフォルトのバイナリフォーマットにする日が来るかどうか、
 するとしたらいつ、どのようにしてするのか等については、まったく決まっていません。
 
 シェアードリンクされていない ELF バイナリを実行する際、カーネルがどの
 コード実行機能(FreeBSD や Linux、多分将来は SysV も)を使用すべきか判
 断できない場合に「烙印を押す」ことができるようにするため、`brandelf' 
 ユーティリティが追加されました。これは ELF オブジェクトフォーマットの
 大きな弱点の一つ、そのオブジェクトがどの ABI を使用しているのかを示す
 フィールドがないことを回避するためのものです。
 
 APM BIOS のサポートがかなり形になりました。
 
 「公式な」カーネルプログラミングインタフェースを説明するマニュアル
 ページのセクション 9 の作成を開始しました。インタフェースの文書作成に
 協力してくれるボランティアを募集しています!
 
 Makefile の依存関係管理機構が再び機能するようにするため、カーネルコン
 フィギュレーションオプションの取り扱いが、以前の Makefile 中での -D による
 指定から、"opt_foo.h" といったカーネルインクルードファイルによる方式へ
 と、大幅に変更されました。これにより、
 config(8)>
 を実行する度にコンパイル用ディレクトリがきれいさっぱり無くなってしまっていた
 従来の方法を、すぐにでも過去のものとすることができるでしょう。CPU 時間が高く
 つき、また、変なオプションをいじくった覚えがない場合、
 config(8)>
 に -n オプションを与えるか、環境変数 NO_CONFIG_CLOBBER を設定することを、
 考慮できるようになりました。これがどのように
 機能するかについては、ハンドブック中のコメントを参照して下さい。
 
 
 2. サポートしている構成
 -----------------------
 
 現在 FreeBSD は、ISA、VL、EISA、PCI バスや、386SX から Pentium クラス
 までのさまざまな種類の PC で動作します (386SX はおすすめではありません)。
 IDE、ESDIドライブや、さまざまな SCSI コントローラ、ネットワークカード
 やシリアルカードにも対応しています。
 
 以下のリストでは、FreeBSD で動作が確認されているすべての周辺機器の一覧
 です。これ以外の構成でも動作すると思いますが、ここでは動作報告があった
 ものだけを記載しています。
 
 2.1. ディスクコントローラ
 -------------------------
 
 WD1003 (あらゆる MFM/RLL)
 WD1007 (あらゆる IDE/ESDI)
 IDE
 ATA
 
 Adaptec 1510 シリーズ ISA SCSI コントローラ (bootable device 用ではない)
 Adaptec 152x シリーズ ISA SCSI コントローラ
 Adaptec 1535 ISA SCSI コントローラ
 Adaptec 154x シリーズ ISA SCSI コントローラ
 Adaptec 174x シリーズ EISA SCSI コントローラ
         (スタンダード、エンハンスドモード)
 Adaptec 274X/284X/2940/3940 (Narrow/Wide/Twin) シリーズ
         ISA/EISA/PCI SCSI コントローラ
 Adaptec AIC7850 オンボード SCSI コントローラ
 
 Adaptec AIC-6260 と AIC-6360 ベースのボード
         (AHA-152x と SoundBlaster SCSI カードを含む)
 
 ** 注意: SoundBlaster のカードにはブートデバイスをシステムの BIOS I/O
    ベクタに対応付けるためのオンボード BIOS がないので、このカードから
    ブートすることはできません。テープや CDROM などを (ブートしないで) 
    利用する分には問題ありません。ROM を持たない AIC-6x60 ベースの他の
    カードでも同様の問題があります。いくつかのシステムではブート ROM を
    持っていますが、これらは電源をいれた時、あるいはリセットしたときに
    何らかのメッセージを表示します。このようなケースではそのデバイスからでも
    ブートできるでしょう。詳細はシステムやボードのドキュメントを参照し
    てください。
 
 Buslogic 545S & 545c
 Buslogic 445S/445c VLB SCSI コントローラ
 Buslogic 742A、747S、747c EISA SCSI コントローラ
 Buslogic 946c PCI SCSI コントローラ
 Buslogic 956c PCI SCSI コントローラ
 
 SymBios (以前の NCR) 53C810、53C825、53c860 および 53c875 PCI SCSI
 コントローラ:
 	ASUS SC-200
   	Data Technology DTC3130 (all variants)
 	NCR のカード (すべて)
 	Symbios のカード (すべて)
 	Tekram DC390W、390U、390F
 	Tyan S1365
 
 Tekram DC390 および DC390T コントローラ (おそらく AMD 53c974 ベースの
 他のカードも)。
 
 NCR5380/NCR53400 ("ProAudio Spectrum") SCSI コントローラ
 
 DTC 3290 EISA SCSI コントローラ (1542 エミュレーション)
 
 UltraStor 14F、24F、34F SCSI コントローラ
 
 Seagate ST01/02 SCSI コントローラ
 
 Future Domain 8xx/950 シリーズ SCSI コントローラ
 
 WD7000 SCSI コントローラ
 
 以上のサポートされている SCSI コントローラを使用することによって、
 SCSI-I および SCSI-II の周辺機器に対するすべてのサポートが提供されます。
 これにはディスク、テープドライブ (DAT と 8mm Exabyte を含む)、CDROM
 ドライブが含まれます。
 
 現在、次の CDROM がサポートされています。
 
 (cd)    SCSI interface (ProAudio Spectrum と SoundBlaster SCSI を含む)
 (mcd)   Mitsumi 専用インタフェース (全モデル)
 (matcd) 松下/Panasonic (Creative SoundBlaster) 専用インタフェース
         (562/563 モデル)
 (scd)   Sony 専用インタフェース (全モデル)
 (wcd)   ATAPI IDE インタフェース (実験的なものでαレベルのクオリティ
         と考えてください!)。
 
 
 2.2. イーサネットカード
 -----------------------
 
 Allied-Telesis AT1700 および RE2000 カード
 
 AMD PCnet/PCI (79c970 & 53c974 または 79c974)
 
 SMC Elite 16 WD8013 イーサネットインタフェース、そしてその他多くの
 WD8003E、WD8003EBT、WD8003W、WD8013W、WD8003S、WD8003SBT や
 WD8013EBT などの互換品。SMC Elite Ultra もサポートされています。
 
 DEC EtherWORKS III NIC (DE203、DE204、DE205)
 DEC EtherWORKS II NIC (DE200、DE201、DE202、DE422)
 DEC DC21040、DC21041、または DC21140 ベースの NIC
     (SMC Etherpower 8432T、DE245 等)
 DEC FDDI (DEFPA/DEFEA) NIC
 
 Fujitsu MB86960A/MB86965A
 
 HP PC Lan+ カード (27247B と 27252A)。
 
 Intel EtherExpress (ドライバが不安定なのでおすすめしません)
 Intel EtherExpress Pro/10
 Intel EtherExpress Pro/100B PCI Fast Ethernet
 
 Isolan AT 4141-0 (16 bit)
 Isolink 4110     (8 bit)
 
 Novell NE1000、NE2000、そして NE2100 イーサネットインタフェース
 
 3Com 3C501 カード
 
 3Com 3C503 Etherlink II
 
 3Com 3c505 Etherlink/+
 
 3Com 3C507 Etherlink 16/TP
 
 3Com 3C509、3C579、3C589 (PCMCIA)、3C590/592/595/900/905 PCI および 
 EISA (Fast) Etherlink III / (Fast) Etherlink XL
 
 Toshiba イーサネットカード
 
 IBM、National Semiconductor社の PCMCIA イーサネットカードもサポートさ
 れています。
 
 現在トークンリングのカードは一切サポートされて「いません」が、私たちは
 誰かがドライバを送ってきてくれるのを待っています。だれかやってくれませ
 んか?
 
 2.3. その他のデバイス
 ---------------------
 
 AST 4 ポート シリアルカード (シェアード IRQ 使用) 
 
 ARNET 8 ポート シリアルカード (シェアード IRQ 使用) 
 ARNET (現在は Digiboard) 同期 570/i 高速シリアル
 
 Boca BB1004 4 ポートシリアルカード  (Modem はサポートして「いません」)
 Boca IOAT66 6 ポートシリアルカード  (Modem はサポートしています)
 Boca BB1008 8 ポートシリアルカード  (Modem はサポートして「いません」)
 Boca BB2016 16 ポートシリアルカード (Modem はサポートしています)
 
 Cyclades Cyclom-y シリアルボード
 
 STB 4 ポートカード (シェアード IRQ 使用) 
 
 SDL Communications Riscom/8 シリアルボード
 SDL Communications RISCom/N2 および N2pci high-speed 同期シリアルボード
 
 Stallion マルチポートシリアルボード: EasyIO、EasyConnection 8/32 & 8/64、
 Onboard 4/16、Brumby
 
 Adlib、SoundBlaster、SoundBlaster Pro、ProAudioSpectrum、Gravis
 UltraSound そして Roland MPU-401 サウンドカード
 
 Connectix QuickCam
 Matrox Meteor Video フレームグラバー
 Creative Labs Video Spigot フレームグラバー
 Cortex1 フレームグラバー
 
 HP4020i、Philips CDD2000、PLASMON WORM (CDR) ドライブ
 
 PS/2 マウス
 
 標準 PC ジョイスティック
 
 X-10 power コントローラ
 
 GPIB および Transputer ドライバ
 
 Genius および Mustek ハンドスキャナ
 
 
 現在 FreeBSD では IBM のマイクロチャネル (MCA) バスはサポートされて
 「いません」。
 
 
 3. FreeBSD の入手
 -----------------
 
 FreeBSD を入手する方法はいろいろあります:
 
 3.1. FTP/Mail
 
 FreeBSD および、付随するすべてのパッケージは正式な FreeBSD のリリース
 サイトである `ftp.FreeBSD.org' から ftp で入手できます。
 
 他の FreeBSD ソフトウェアをミラーしているところは MIRROR.SITES に記載
 されています。配布セットを取得するときには (ネットワーク的に) 一番近い
 ところから ftp してください。なおミラーサイトになりたいというところは
 歓迎します。正式なミラーサイトになりたい場合には、
 freebsd-admin@FreeBSD.org まで詳細を問い合わせてください。
 
 インターネットに対する直接のアクセス手段を持たず、電子メールしか使えな
 いという場合には、`ftpmail@ftpmail.vix.com' にメールを送ってファイルを
 入手することもできます。メッセージに help と書いたメールをこの電子メー
 ルアドレスに送ると詳しい使い方がわかります。ただし、この方法では全部で
 「数十メガバイト」のファイルをメールで転送することになります。他に手段
 がない場合の、「最後の手段」と考えてください。
 
 
 3.2. CDROM
 
 FreeBSD 2.1.7-RELEASE と 2.2-RELEASE の CDROM を次のところに注文する
 ことも可能です。
 
         Walnut Creek CDROM
         4041 Pike Lane, Suite D
         Concord CA  94520
         1-800-786-9907, +1-510-674-0783, +1-510-674-0821 (fax)
 
 インターネットからは orders@cdrom.com または http://www.cdrom.com
 で注文できます。最新のカタログは次のところから ftp で入手できます。
 
         ftp://ftp.cdrom.com/cdrom/catalog
 
 -RELEASE CD の値段は 39.95 ドル、FreeBSD の定期購読制の場合には 24.95
 ドルです。FreeBSD 3.0-SNAP CD は 29.95 ドル、FreeBSD-SNAP は定期購読で
 14.95 ドルです (-RELEASE と -SNAP の予約は別々に扱っています)。定期購
 読制では、新しいバージョンがリリースされるごとに自動的に送れらてきます。
 料金はディスクが配送されるたびにクレジットカードからは引き落されます。
 キャンセルについても特に制約はなく、いつでも解約できます。
 
 配送料は (オーダ毎でディスク毎ではありません) はアメリカ合衆国国内、
 カナダ、メキシコで 5 ドル、それ以外は 9 ドルです。Visa、Mastercard、
 Discover、Amarican Express または合衆国国内の小切手が利用できます。
 合衆国国内では商品を現金と引換でお渡しします。カリフォルニア在住の方は、
 8.25% の消費税が加わります。
 
 もし気に入らなければ、CD は無条件に返すことができます。
 
 
 4. 問題のレポート、提案をする場合、コードの提供
 --------------------------------------------
 
 提案、バグレポート、コードの提供はいつでも歓迎されます。なにか問題をみ
 つけたら、ためらわずにレポートしてください (可能なら、修正方法もあると
 非常に助かります)。
 
 インターネットのメールが使える環境からバグレポートを送る場合には、
 send-pr コマンドか http://www.FreeBSD.org/send-pr.html にある CGI を使
 うとよいでしょう。バグレポートはバグ記録プログラムによって忠
 実に整理され、バグレポートについてできるかぎり早く対応すること
 ができます。このようにして記録されたバグの内容については、私たちの 
 WEB サイトのサポートセクションで見ることができますので、バグレポートと
 して、あるいは他のユーザが問題を認識する「指標」としても重要な意味を持
 ちます。
 
 
 なんらかの理由でバグレポートを提出するのに send-pr コマンドが使えない
 場合には、次のアドレスへメールで送ってみてください。
 
                 freebsd-bugs@FreeBSD.org
 
 send-pr そのものはシェルスクリプトなので、まったく異なるシステム上でも
 簡単に動作させることができます。障害レポートの追跡が
 より簡単になるので、このインタフェースを使って頂くのが非常に好ましいのです。
 しかし提出する前に、障害がすでに修正されていないかどうか確認してください。
 
 
 その他、質問や提案などは次のアドレスへメールしてください。
 
                 freebsd-questions@FreeBSD.org
 
 
 また、私たちは、ボランティアの新しい助けの手をいつでも歓迎します - 私たち
 だけではもうとてもこなしきれないほど、やりたいことが山積みになっているの
 です。技術的な面で私たちにコンタクトする場合、あるいは援助の申し
 出は、次のアドレスへメールしてください。
 
                 freebsd-hackers@FreeBSD.org
 
 
 これらのメーリングリストは「かなり多くの」トラフィックがありますので、
 メールアクセスが遅いとか、アクセスが高くつく場合で、しかも 
 FreeBSD に関する重要なイベントの情報だけあればよいという場合は、次の
 メーリングリストに申し込むのがよいでしょう。
 
                 freebsd-announce@FreeBSD.org
 
 
 freebsd-bugs 以外のすべてのグループは希望があれば自由に参加できます。
 MajorDomo@FreeBSD.org にボディに help とだけ書いた行を含むメッセージを
 送ってください。これで、いろんなメーリングリストに参加する方法や、アー
 カイブにアクセスする方法などの詳しい情報が入手できます。ここでは触れて
 いませんが、他にも面白いことを議論するいろいろなメーリングリストがあり
 ますので、majordomo にメールを送って問い合わせて見てください。
 
 
 5. 謝辞
 -------------------
 
 FreeBSD は世界中の (数百はいかないかもしれませんが) たくさんの人々がおこ
 なった作業の累積の結果であり、そのおかげで、このリリースがあなたの手元
 に届いています。FreeBSD プロジェクトのスタッフの完全なリストについては、
 以下をご覧ください:
  
         http://www.FreeBSD.org/handbook/staff.html
 
 doc 配布ファイルをインストールしてあれば以下にもあります:
 
         file:/usr/share/doc/handbook/handbook.html
 
 その他の FreeBSD 協力者およびベータテスタ:
 
         Coranth Gryphon            Dave Rivers 
         Kaleb S. Keithley          Terry Lambert
         David Dawes                Don Lewis
 
 Special mention to:
 
         Walnut Creek CDROM、彼らの援助 (と継続したサポート)がなければ
         このリリースはあり得ませんでした。
 
         Dermot McDonnell は Toshiba XM3401B CDROM ドライブを提供してく
         れました。
 
         Chuck Robey はフロッピーテープストリーマをテストのために提
         供してくれました。
 
         Larry Altneu と Wilko Bulte は Wangtek と Archive QIC-02 テー
         プドライブをテスト、およびドライバの開発のために提供してくれま
         した。
 
         CalWeb Internet Services はパッケージの構築のため P6/200 の
         マシンを貸してくれました。
 
         Montana State University の皆さんから初期のサポートをいただき
         ました。
 
         そして、世界中の数千という FreeBSD のユーザとテスタの皆さんの
         おかげで今回のリリースにいたりました。
 
 FreeBSD の今回のリリースをあなたが楽しむことができる事を、
 心から祈って。
 
                         The FreeBSD Project
 

リリース情報のページ &footer; diff --git a/ja/releases/2.2R/notes.sgml b/ja/releases/2.2R/notes.sgml index c0e8bf1b4a..793cb0f5da 100644 --- a/ja/releases/2.2R/notes.sgml +++ b/ja/releases/2.2R/notes.sgml @@ -1,529 +1,529 @@ - + %includes; ]> - + - + &header;
                              リリースノート
                           FreeBSD 2.2-RELEASE
 
 1. 2.1.7-RELEASE からの変更点は?
 --------------------------------
 
 インストーラのバグ修正多数、pc98 用の変更の同期、geeze、あと何だっけ?
 
 gdb 4.16 が -current からマージされ、多くのサードパーティー製のソース
 が /usr/src/contrib 以下に格納されています。
 
 DEC DEFPA/DEFEA FDDI ハードウェアのサポートがアップデートされました。
 
 旧来の ``HAVE_FPU'' Makefile オプションがついに廃止され、浮動小数エミュ
 レータを用いた math ライブラリと、コプロセッサを使用するバージョンのど
 ちらを使用するかの選択は、今や完全に自動化されました。これにより、事前
 に libm をリコンパイルしたくないようなサイトでの、浮動小数を使用したプ
 ログラムの実行が高速化されるでしょう。
 
 Javier Martin Rueda の `ex' ドライバがマージされ、Intel EtherExpress
 Pro/10 ネットワークカードに対するサポートがもたらされました。
 
 `de' ドライバは、DE21140A チップを使用したカードで、ポピュラーな 
 SMC9332BDT (10/100 Mbit/s) チップなどを認識できるようになりました。
 
 しばしば用いられることのある CMD640 PCI IDE チップについて、2.2 ではデ
 フォルトではディゼーブルにされているとはいえ、ソースの不具合の修正を行
 ないました。
 
 プローブを行なうための EISA スロット番号オプションが完全にサポートされ
 ました。これには、UserConfig セッションで設定された値を
 dset(8)
 によっ
 て保存することのできる機能を含んでいます。この機能は HP NetServer LC 
 マシンの所有者がシステムをインストールするのに役立ちます。
 
 SDL RISCom N2pci 同期シリアルカードがサポートされました。
 
 マルチプルコントローラや 32-Y と同様に Cyclades Cyclom-Y (マルチポート
 同期シリアル) PCI アダプタ がサポートされました (現在 Cyclades シリア
 ルアダプタを使用している場合、/dev のエントリの古いものを削除して作り
 直す必要があります)。
 
 DEC DC21X4X チップセットを使用したイーサネットアダプタのサポートが
 アップデートされました。
 
 gcc 2.7.2.1 にアップデートされ weak symbol のサポートが追加されました。
 
 たくさんのものが /usr/src/contrib に移動 / 持ち込まれ、それに応じて
 ソースツリーがアップデート・クリーンアップされました。
 
 共用ライブラリ検索パスをバイナリに組み込む ld の機能をサポートしました。
 
 sgmlfmt が `instant' 対応にアップデートされました。
 
 `de' (DEC 21x4x) と `ed' (SMC/WD/Novell) ドライバ用の RFC 1650 完全
 準拠の MIB (Management Information Base) を含む、SNMP スタイルのインタ
 フェース MIB をサポートしました。
 
 /stand/sysinstall が、より広範囲なシステム管理ツールとして改良されまし
 た。
 
 syscons と psm ドライバが新たに基本的なキーボードドライバを共有する
 ようになり、以前に発生していた二つのドライバの相互作用による問題が
 解消されました。
 
 syscons において、
 moused(8)
 ユーティリティを使用することによりテキスト
 モードでのカットアンドペーストがサポートされました。
 
 2.2 は Plasmon RF41xx、HP4020i、HP6020i、Philips CDD2000 ドライブ用の 
 完全な CD-R サポートを含む最初のリリースです。ドライバはまだ開発中の段
 階ですが (特にその有用性を他のデバイス用に拡張中)、今のところ安定して
 いることが証明されています。
 
 2.0.5/2.1.X ツリーから分岐した後すぐに NFSv3 クライアントとサーバの
 サポートが 2.2 ソースツリーに入りました。また、NFS で有効な他の
 オプションも存在します。これには NFSv2 サーバを非同期書き込みモードへ
 切り替える機能 (仕様に反するものですが SGI Irix などの前例があります) 
 のようなものがあります。
 
 BSD の古臭くかつ大げさな malloc の実装が、Poul-Henning Kamp の手による 
 phkmalloc によって置き換えられました。これによって通常多くの仮想メモリ
 を節約することができ、malloc の誤用を検出してプログラムを中断させたり、
 またプログラムが malloc を使用するにあたっての意味的問題を検出するため
 に確保されかつ/または解放された空間をゴミデータで埋めるための巧妙な機
 能を提供します。
 
 AppleTalk に関する `netatalk' の実装がソースに統合されました。この統合
 作業のほとんどは Wistle Communications Corp. 社の好意によるものです。
 
 mount コマンドのオプション `async' で、UFS ファイルシステムメタデータ
 の非同期な更新ができるようになりました。これはたくさんの i-node を集中
 的に操作するファイルシステム操作 (rm -r など) の速度を向上させますが、
 システムクラッシュの危険性が増すという犠牲を伴いますので、デフォルトに
 はなっていません。FreeBSD をインストールすればこの機能が使用できる状態
 になっており、これによって劇的な性能向上が期待できます (高速なマシンで
 は、SCSI CD-ROM からの基本配布ファイル bindist のみのインストールを 5
 分以内で完了させることもできます!) 。
 
 ATAPI CD-ROM サポートが非常に多くのドライブで動作することが報告されて
 います。おそらく、基本的に ATAPI 仕様に準拠するドライブであれば動作す
 るでしょう。
 
 多数の新規ドライバがカーネル内で利用できるようになり、多過ぎて覚えきれ
 ません。Tekram社は DC390 および DC390T コントローラ用にドライバを提供
 してくれました。これらのコントローラは AMD 53c974 に基づいており、その
 ドライバは同じチップをベースにする他の SCSI コントローラも処理すること
 ができます。もちろん、Tekram社はドライバを提供し FreeBSD プロジェクト
 をサポートしてくれるたいへん気前の良い企業なので、私たちは彼らの製品を
 購入するように奨励したいと思います。`ed' および `lnc' ドライバは、多く
 のNE2000 互換カードや AMD PCnet チップを使用した PCI イーサネットカー
 ドに対する自動設定をサポートするようになりました。Cyclades ドライバの 
 PCI バージョンと同様に SDL RISCom N2 サポートが新しくなりました。
 
 Linux エミュレーションが ELF サポートを含めてフル機能になりました。こ
 の機能を使い易くするため、必要なシェアードライブラリや、Slackware 開発
 環境までもが移植されました。
 
 同様な方針に従い、SysV COFF エミュレーション(SCO エミュレーションとも
 呼ばれる)も、より良く動作するようになったことが報告されています。
 
 FreeBSD は ELF バイナリもまたネイティブにサポートしました。実際に実現
 するかどうか、また実現するとしても、いつ頃、どのようにして、というよう
 なことはまだ決まっていませんが、もしかするとそのうちこれをデフォルトの
 バイナリフォーマットにするかもしれません。
 
 シェアードリンクされていない ELF バイナリを実行する際、カーネルがどの
 コード実行機能(FreeBSD や Linux、多分将来は SysV も)を使用すべきか判
 断できない場合に「烙印を押す」ことができるようにするため、`brandelf' 
 ユーティリティが追加されました。これは ELF オブジェクトフォーマットの
 大きな弱点の一つ、そのオブジェクトがどの ABI を使用しているのかを示す
 フィールドがないことを回避するためのものです。
 
 APM BIOS のサポートがかなり形になりました。
 
 「公式な」カーネルプログラミングインタフェースを説明するマニュアル
 ページのセクション 9 の作成を開始しました。インタフェースの文書作成に
 協力してくれるボランティアを募集しています!
 
 Makefile の依存関係管理機構が再び機能するようにするため、カーネルコン
 フィギュレーションオプションが、以前の Makefile 中での -D による指定か
 ら外され、"opt_foo.h" といったカーネルインクルードファイルによる方式へ
 と、大幅に変更されました。これにより、
 config(8)
 を実行する度にコンパイ
 ル用ディレクトリが完全に吹っ飛んでしまっていた従来の方法を、すぐにでも
 過去のものとすることができるでしょう。CPU タイムが勿体ないなら、よほど
 変なオプションを変更しない限り、
 config(8)
 -n オプションを与えるか、
 環境変数 NO_CONFIG_CLOBBER を設定することを考慮することができるように
 なりました。これがどのように機能するかについては、ハンドブック中のコメ
 ントを参照して下さい。
 
 
 2. サポートしている構成
 -----------------------
 
 現在 FreeBSD は、ISA、VL、EISA、PCI バスや、386SX から Pentium クラス
 までのさまざまな種類の PC で動作します (386SX はおすすめではありません)。
 IDE、ESDIドライブや、さまざまな SCSI コントローラ、ネットワークカード
 やシリアルカードにも対応しています。
 
 以下のリストでは、FreeBSD で動作が確認されているすべての周辺機器の一覧
 です。これ以外の構成でも動作すると思いますが、ここでは動作報告があった
 ものだけを記載しています。
 
 2.1. ディスクコントローラ
 -------------------------
 
 WD1003 (あらゆる MFM/RLL)
 WD1007 (あらゆる IDE/ESDI)
 IDE
 ATA
 
 Adaptec 1510 シリーズ ISA SCSI コントローラ (bootable device 用ではない)
 Adaptec 152x シリーズ ISA SCSI コントローラ
 Adaptec 1535 ISA SCSI コントローラ
 Adaptec 154x シリーズ ISA SCSI コントローラ
 Adaptec 174x シリーズ EISA SCSI コントローラ
         (スタンダード、エンハンスドモード)
 Adaptec 274X/284X/2940/3940 (Narrow/Wide/Twin) シリーズ
         ISA/EISA/PCI SCSI コントローラ
 Adaptec AIC7850 オンボード SCSI コントローラ
 
 Adaptec AIC-6260 と AIC-6360 ベースのボード
         (AHA-152x と SoundBlaster SCSI カードを含む)
 
 ** 注意: SoundBlaster のカードにはブートデバイスをシステムの BIOS I/O
    ベクタに対応付けるためのオンボード BIOS がないので、このカードから
    ブートすることはできません。テープや CDROM などを (ブートしないで) 
    利用する分には問題ありません。ROM を持たない AIC-6x60 ベースの他の
    カードでも同様の問題があります。いくつかのシステムではブート ROM を
    持っていますが、これらは電源をいれた時、あるいはリセットしたときに
    何らかのメッセージを表示します。そのようなケースはそのデバイスから
    ブートできるでしょう。詳細はシステムやボードのドキュメントを参照し
    てください。
 
 Buslogic 545S & 545c
 Buslogic 445S/445c VLB SCSI コントローラ
 Buslogic 742A、747S、747c EISA SCSI コントローラ
 Buslogic 946c PCI SCSI コントローラ
 Buslogic 956c PCI SCSI コントローラ
 
 SymBios (以前の NCR) 53C810、53C825、53c860 および 53c875 PCI SCSI
 コントローラ:
 	ASUS SC-200
   	Data Technology DTC3130 (all variants)
 	NCR のカード (すべて)
 	Symbios のカード (すべて)
 	Tekram DC390W、390U、390F
 	Tyan S1365
 
 Tekram DC390 および DC390T コントローラ (おそらく AMD 53c974 ベースの
 他のカードも)。
 
 NCR5380/NCR53400 ("ProAudio Spectrum") SCSI コントローラ
 
 DTC 3290 EISA SCSI コントローラ (1542 エミュレーション)
 
 UltraStor 14F、24F、34F SCSI コントローラ
 
 Seagate ST01/02 SCSI コントローラ
 
 Future Domain 8xx/950 シリーズ SCSI コントローラ
 
 WD7000 SCSI コントローラ
 
 以上のサポートされている SCSI コントローラを使用することによって、
 SCSI-I および SCSI-II の周辺機器に対するすべてのサポートが提供されます。
 これにはディスク、テープドライブ (DAT と 8mm Exabyte を含む)、CDROM
 ドライブが含まれます。
 
 現在、次の CDROM がサポートされています。
 
 (cd)    SCSI interface (ProAudio Spectrum と SoundBlaster SCSI を含む)
 (mcd)   Mitsumi 専用インタフェース (全モデル)
 (matcd) 松下/Panasonic (Creative SoundBlaster) 専用インタフェース
         (562/563 モデル)
 (scd)   Sony 専用インタフェース (全モデル)
 (wcd)   ATAPI IDE インタフェース (実験的なものでαレベルのクオリティ
         と考えてください!)。
 
 
 2.2。イーサネットカード
 -----------------------
 
 Allied-Telesis AT1700 および RE2000 カード
 
 AMD PCnet/PCI (79c970 & 53c974 または 79c974)
 
 SMC Elite 16 WD8013 イーサネットインタフェース、そしてその他多くの
 WD8003E、WD8003EBT、WD8003W、WD8013W、WD8003S、WD8003SBT や
 WD8013EBT などの互換品。SMC Elite Ultra もサポートされています。
 
 DEC EtherWORKS III NIC (DE203、DE204、DE205)
 DEC EtherWORKS II NIC (DE200、DE201、DE202、DE422)
 DEC DC21040、DC21041、または DC21140 ベースの NIC
     (SMC Etherpower 8432T、DE245 等)
 DEC FDDI (DEFPA/DEFEA) NIC
 
 Fujitsu MB86960A/MB86965A
 
 HP PC Lan+ カード (27247B と 27252A)。
 
 Intel EtherExpress (ドライバが不安定なのでおすすめしません)
 Intel EtherExpress Pro/10
 Intel EtherExpress Pro/100B PCI Fast Ethernet
 
 Isolan AT 4141-0 (16 bit)
 Isolink 4110     (8 bit)
 
 Novell NE1000、NE2000、そして NE2100 イーサネットインタフェース
 
 3Com 3C501 カード
 
 3Com 3C503 Etherlink II
 
 3Com 3c505 Etherlink/+
 
 3Com 3C507 Etherlink 16/TP
 
 3Com 3C509、3C579、3C589 (PCMCIA)、3C590/592/595/900/905 PCI および 
 EISA (Fast) Etherlink III / (Fast) Etherlink XL
 
 Toshiba イーサネットカード
 
 IBM、National Semiconductor社の PCMCIA イーサネットカードもサポートさ
 れています。
 
 現在トークンリングのカードは一切サポートされて「いません」が、私たちは
 誰かがドライバを送ってきてくれるのを待っています。だれかやってくれませ
 んか?
 
 2.3。その他のデバイス
 ---------------------
 
 AST 4 ポート シリアルカード (シェアード IRQ 使用) 
 
 ARNET 8 ポート シリアルカード (シェアード IRQ 使用) 
 ARNET (現在は Digiboard) 同期 570/i 高速シリアル
 
 Boca BB1004 4 ポートシリアルカード  (Modem はサポートして「いません」)
 Boca IOAT66 6 ポートシリアルカード  (Modem はサポートしています)
 Boca BB1008 8 ポートシリアルカード  (Modem はサポートして「いません」)
 Boca BB2016 16 ポートシリアルカード (Modem はサポートしています)
 
 Cyclades Cyclom-y シリアルボード
 
 STB 4 ポートカード (シェアード IRQ 使用) 
 
 SDL Communications Riscom/8 シリアルボード
 SDL Communications RISCom/N2 および N2pci high-speed 同期シリアルボード
 
 Stallion マルチポートシリアルボード: EasyIO、EasyConnection 8/32 & 8/64、
 Onboard 4/16、Brumby
 
 Adlib、SoundBlaster、SoundBlaster Pro、ProAudioSpectrum、Gravis
 UltraSound そして Roland MPU-401 サウンドカード
 
 Connectix QuickCam
 Matrox Meteor Video フレームグラバー
 Creative Labs Video Spigot フレームグラバー
 Cortex1 フレームグラバー
 
 HP4020i、Philips CDD2000、PLASMON WORM (CDR) ドライブ
 
 PS/2 マウス
 
 標準 PC ジョイスティック
 
 X-10 power コントローラ
 
 GPIB および Transputer ドライバ
 
 Genius および Mustek ハンドスキャナ
 
 
 現在 FreeBSD では IBM のマイクロチャネル (MCA) バスはサポートされて
 「いません」。
 
 
 3. FreeBSD の入手
 -----------------
 
 FreeBSD を入手する方法はいろいろあります:
 
 3.1. FTP/Mail
 
 FreeBSD および、付随するすべてのパッケージは正式な FreeBSD のリリース
 サイトである `ftp.FreeBSD.org' から ftp で入手できます。
 
 他の FreeBSD ソフトウェアをミラーしているところは MIRROR.SITES に記載
 されています。配布セットを取得するときには (ネットワーク的に) 一番近い
 ところから ftp してください。なおミラーサイトになりたいというところは
 歓迎します。正式なミラーサイトになりたい場合には、
 freebsd-admin@FreeBSD.org まで詳細を問い合わせてください。
 
 インターネットに対する直接のアクセス手段を持たず、電子メールしか使えな
 いという場合には、`ftpmail@decwrl.dec.com' にメールを送ってファイルを
 入手することもできます。メッセージに help と書いたメールをこの電子メー
 ルアドレスに送ると詳しい使い方がわかります。ただし、この方法では全部で
 「数十メガバイト」のファイルをメールで転送することになります。他に手段
 がない場合の、「最後の手段」と考えてください。
 
 
 3.2. CDROM
 
 FreeBSD 2.1.7-RELEASE と 2.2-RELEASE の CDROM を次のところに注文する
 ことも可能です。
 
         Walnut Creek CDROM
         4041 Pike Lane, Suite D
         Concord CA  94520
         1-800-786-9907, +1-510-674-0783, +1-510-674-0821 (fax)
 
 インターネットからは orders@cdrom.com または http://www.cdrom.com
 で注文できます。最新のカタログは次のところから ftp で入手できます。
 
         ftp://ftp.cdrom.com/cdrom/catalog
 
 -RELEASE CD の値段は 39.95 ドル、FreeBSD の定期購読制の場合には 24.95
 ドルです。FreeBSD 3.0-SNAP CD は 29.95 ドル、FreeBSD-SNAP は定期購読で
 14.95 ドルです (-RELEASE と -SNAP の予約は別々に扱っています)。定期購
 読制では、新しいバージョンがリリースされるごとに自動的に送れらてきます。
 料金はディスクが配送されるたびにクレジットカードからは引き落されます。
 キャンセルについても特に制約はなくいつでも解約できます。
 
 Walnut Creek CDROM は他にも T シャツ (14.95 ドル、子供用、Large、XL が
 あります)、マグカップ (9.95 ドル)、tattoo (1 枚 0.25 ドル)、ポスター
 (3.00 ドル) など、FreeBSD に関するあらゆるものを扱っています。
 
 配送料は (オーダ毎でディスク毎ではありません) はアメリカ合衆国国内、
 カナダ、メキシコで 5 ドル、それ以外は 9 ドルです。Visa、Mastercard、
 Discover、Amarican Express または合衆国国内の小切手が利用できます。
 合衆国国内では商品を現金と引換でお渡しします。カリフォルニア在住の方は、
 8.25% の消費税が加わります。
 
 もし気に入らなければ、CD は無条件に返すことができます。
 
 
 4. 問題のレポート、提案をする場合、コードの提供
 --------------------------------------------
 
 提案、バグレポート、コードの提供はいつでも歓迎されます。なにか問題をみ
 つけたら、ためらわずにレポートしてください (可能なら、修正方法もあると
 非常に助かります)。
 
 インターネットのメールが使える環境からバグレポートをする場合には、
 send-pr コマンドか http://www.FreeBSD.org/send-pr.html にある CGI を使
 うとよいでしょう。バグレポートはバグの内容を埋めるプログラムによって忠
 実に記入され、私たちはバグレポートについてできるかぎり早く対応すること
 を約束します。このようにして埋められたバグの内容については、私たちの 
 WEB サイトのサポートセクションで見ることができますので、バグレポートと
 して、あるいは他のユーザが問題を認識する「指標」としても重要な意味を持
 ちます。
 
 
 なんらかの理由でバグレポートを提出するのに send-pr コマンドが使えない
 場合には、それを次のアドレスにメールを送ってみてください。
 
                 freebsd-bugs@FreeBSD.org
 
 send-pr そのものは、まったく異なるシステム上にさえ簡単に持ち込める
 シェルスクリプトであることを覚えておいてください。障害レポートの追跡が
 より簡単になるので、このインタフェースを使って頂くのが好ましいのです。
 しかし提出する前に、障害がすでに修正されているかどうかを確認してください。
 
 
 その他、質問や提案などは次のアドレスにメールしてください。
 
                 freebsd-questions@FreeBSD.org
 
 
 さらに、ボランティアとして努力してくださる方は、私たちは助けの手をいつで
 も募集しています - すでに私たちで処理しきれないくらい拡張の要望はあがっ
 ていますので。技術的な面で私たちにコンタクトする場合、あるいは援助の申し
 出には、次のアドレスにメールしてください。
 
                 freebsd-hackers@FreeBSD.org
 
 
 これらのメーリングリストは「かなり多くの」トラフィックがありますので、
 メールアクセスが遅いとか、あるいは余分にお金がかかる場合、しかも 
 FreeBSD に関する重要なイベントの情報だけあればよいというときには、次の
 メーリングリストに申し込むのがよいでしょう。
 
                 freebsd-announce@FreeBSD.org
 
 
 freebsd-bugs 以外のすべてのグループは希望があれば自由に参加できます。
 MajorDomo@FreeBSD.org にボディに help とだけ書いた行を含むメッセージを
 送ってください。これで、いろんなメーリングリストに参加する方法や、アー
 カイブにアクセスする方法などの詳しい情報が入手できます。ここでは触れて
 いませんが、他にも面白いことを議論するいろいろなメーリングリストがあり
 ますので、majordomo にメールを送って問い合わせて見てください。
 
 
 5. 謝辞
 -------------------
 
 FreeBSD は世界中の (数百はいかないかもしれませんが) 数十人の個人がおこ
 なった作業の累積の結果であり、そのおかげで、このリリースがあなたの手元
 に届いています。FreeBSD プロジェクトのスタッフの完全なリストについては、
 以下をご覧ください:
  
         http://www.FreeBSD.org/handbook/staff.html
 
 doc 配布ファイルをインストールしてあれば以下にもあります:
 
         file:/usr/share/doc/handbook/handbook.html
 
 その他の FreeBSD 協力者およびベータテスタ:
 
         Coranth Gryphon            Dave Rivers 
         Kaleb S. Keithley          Terry Lambert
         David Dawes                Don Lewis
 
 Special mention to:
 
         Walnut Creek CDROM、彼らの援助 (と継続したサポート)がなければ
         このリリースはあり得ませんでした。
 
         Dermot McDonnell は Toshiba XM3401B CDROM ドライブを提供してく
         れました。
 
         Chuck Robey はフロッピーテープストリーマをテストのために提
         供してくれました。
 
         Larry Altneu と Wilko Bulte は Wangtek と Archive QIC-02 テー
         プドライブをテスト、およびドライバの開発のために提供してくれま
         した。
 
         CalWeb Internet Services はパッケージの構築のため P6/200 の
         マシンを貸してくれました。
 
         Montana State University の皆さんから初期のサポートをいただき
         ました。
 
         そして、世界中の数千という FreeBSD のユーザとテスタの皆さんの
         おかげで今回のリリースにいたりました。
 
 FreeBSD の今回のリリースをあなたが楽しむことができるという事を、
 心から祈って。
 
                         The FreeBSD Project
 
 

リリース情報のページ &footer; diff --git a/ja/releases/3.3R/notes.sgml b/ja/releases/3.3R/notes.sgml index bc2f91f445..685cad3caa 100644 --- a/ja/releases/3.3R/notes.sgml +++ b/ja/releases/3.3R/notes.sgml @@ -1,706 +1,706 @@ - + %includes; ]> - + - + &header;
                                  リリースノート
                            FreeBSD Release 3.3-RELEASE
 
 3.3-RELEASE へようこそ。これは 1999 年 5 月にリリースされた 
 3.2-RELEASE に続くものです。3.2 がリリースされてからの 4 ヶ月間で、数
 多くのバグ修正や全般的な拡張がシステムに対して行われました。詳細について
 は、下記の関連する項目を御覧ください。
 
 インストールの失敗やクラッシュがありましたら send-pr コマンドを使って
 報告してください。(Web インターフェースのほうが良ければ
 こちら を御覧ください)。
 
 FreeBSD と 3.3-RELEASE のディレクトリ構成に関する情報は ABOUT.TXT を
 御覧ください(フロッピーからインストールしている場合は特に!)。
 インストールに関する説明は INSTALL.TXT や HARDWARE.TXT ファイルを
 御覧ください。
 
 目次:
 -----
 1. 3.2-RELEASE からの変更点
    1.1 カーネルでの変更
    1.2 セキュリティ上の修正
    1.3 ユーザ領域での変更
 
 2. サポートしている構成
    2.1 ディスクコントローラ
    2.2 イーサネットカード
    2.3 ATM
    2.4 その他のデバイス
 
 3. FreeBSD の入手
    3.1 FTP/Mail
    3.2 CDROM
 
 4. 以前の FreeBSD リリースからアップデートするには
 
 5. 問題のレポート、提案をする場合、コードの提供
 6. 謝辞
 
 
 1. 3.2-RELEASE からの変更点
 ---------------------------
 
 1.1. カーネルでの変更
 ---------------------
 
 Berkeley Packet Filter (bpf) が標準で有効になりました。これはインストー
 ルの際に DHCP を使うために必要とされます。
 
 Linux バイナリ互換には重要なバグ修正と改善が行われました。
 
 i386 アーキテクチャのブートストラップはいくつかの問題を含むシステムに
 対する信頼性を高めました。
 
 Lucent Hermes チップセットベースの IEEE 802.11 PCMCIA 無線ネットワーク
 アダプタをサポートするドライバが追加されました。Lucent WaveLAN/IEEE
 802.11 および Cabletron RoamAbout がサポートされています。また 2Mbps 
 および 6Mbps Turbo アダプタの両方をサポートします。[MERGED]
 
 ADMtek Inc. AL981 Comet チップセットベースの PCI fast イーサネットカー
 ドをサポートするドライバが追加されました。
 
 LC82C115 'PNIC II' チップセットベースの PCI fast イーサネットカードを
 サポートするドライバが追加されました。
 
 SysKonnect SK-984x PCI ギガビットイーサネットアダプタをサポートするド
 ライバが追加されました。
 
 Adaptec AIC-6915 fast イーサネットコントローラベースの Adaptec Duralink
 PCI イーサネットアダプタをサポートするドライバが追加されました。
 
 M-systems DiskOnChip のサポートが統合されました。
 
 3Com 3c905C-TX をサポートするドライバが追加されました。
 
 3Com 3x574-TX 16-bit FastEtherlink PC カードをサポートするドライバが追加さ
 れました。
 
 RAID コントローラの Compaq Smart Raid family をサポートするドライバが追加
 されました。
 
 Realtek および Avance Asound の多数のサウンドカードをサポートするドライバ
 が追加されました。
 
 USB サポートが改良されました。
 
 Vinum ボリュームマネージャへの多数の更新が織り込まれました。
 [しかし新しい RAID-5 の機能はまだできてまもないため、試験的なものと考えて
 ください]。
 
 NFS に関する多数の問題が修正されました。
 
 APM サポートが改良されました。古い APM BIOS においてカーネルがパニック
 する問題が修正されました。また、suspend/standby 遷移が更に強固になりま
 した。
 
 ユーザ/グループベースの IPFW ファイアウォール機能が追加されました。
 
 確率的ルール照合機能のサポートが IPFW に追加されました。
 
 IPFW ロギングが動的になりました。IPFW ログカウンタはリセットできる
 ようになり、どのようなルールに対しても任意のログ制限を掛けられる
 ようになりました。
 
 
 1.2. セキュリティ上での修正
 ---------------------------
 
 ファイルシステム・フラグに関する問題が修正されました。
 
 profil(2) に関する問題が exec 呼び出しの後は不活性のままとなるようになり
 ました。
 
 adm (automount デーモン)におけるリモートから root 権限を奪われる
 セキュリティホールが修正されました。
 
 wu-ftpd のポートは、リモートからの root 権限搾取を防ぐことのできる
 最近のパッチを取り入れました。
 
 proftpd のポートは、リモートからの root 権限搾取を防ぐことのできる
 最近のパッチを取り入れました。
 「訳注:
 FreeBSD Security Advisoryの FreeBSD-SA-99:03.ftpd REISSUEDより抜粋
 --
 ProFTPD は 別のセキュリティ上の問題を抱えていて、1999年9月15日現在
 安全なバージョンは存在しません。3.3-RELEASE には含まれない予定です。
 ProFTPD の ports は既に“FORBIDDEN”とされていて、このセキュリティ上の 
 問題が修正されるまでこのままです。
 ProFTPD を使用する場合は、使用を再開する前に、この問題に対するパッチ
 について確認して下さい。」
 
 samba のポートは、リモートからの root 権限搾取を防ぐことのできる
 最近のパッチを取り入れました。
 
 inn のポートは、いくつかのバッファオーバフローを修正した新しいバージョン
 を取り入れました。
 
 FreeBSD 3.0 RELEASE より、サービス不能攻撃(denial of service attack)
 に食いものにされていたネットワークスタックに関する多くの小さな問題が
 修正されました。
 
 
 1.3. ユーザランドでの変更
 -------------------------
 
 Linux モードのサポート環境を更新しました。linux_lib および linux_devel 
 の ports をそれぞれ linux_base と linux_devtools で置き換えました。
 これらの新しい ports は Red Hat 5.2 パッケージをベースとしており、
 glibc2 および libc5 ベース両方のアプリケーションに対するサポートを含みます。
 
 Sysinstall において DHCP クライアントをサポートしました。
 
 inetd(8) の TCP Wrappers サポートはコマンドラインオプションによって制
 御できるようになりました。今までラップされていたサービス種別に加えて、
 データグラム(UDP)を使ったサービスもラップできるようになりました。
 詳細は man ページを見てください。コマンドラインオプション
 を付けずに inetd を起動すると TCP Wrappers は無効となります。
 
 ISC DHCP クライアントがバージョン 2.0 に更新されました。
 
 Bison (GNU パーサジェネレータ) がバージョン 1.28 に更新されました。
 
 APM (Advanced Power Management) 監視デーモン、apmd(8) が追加されました。
 これは特定のイベントに対してコマンドを指定することで、ユーザが APM
 イベントを userland から処理することを可能とします。そのため柔軟な方法で 
 APM の挙動を設定できます。詳細は man ページを見てください。
 
 
 2. サポートしている構成
 -----------------------
 
 FreeBSD は現在、ISA、VLB、EISA、PCI バスの 386SX から Pentium クラス
 までのさまざまな種類の PC で動作します (ただし 386SX はお勧めできません)。
 IDE、ESDI ドライブや、さまざまな SCSI コントローラ、ネットワークカードや
 シリアルカードにも対応しています。
 
 
 2.1. ディスクコントローラ
 ---------------------
 
 WD1003 (あらゆる MFM/RLL)
 WD1007 (あらゆる IDE/ESDI)
 IDE
 ATA
 
 Adaptec 1535 ISA SCSI コントローラ
 Adaptec 154x シリーズ ISA SCSI コントローラ
 Adaptec 174x シリーズ EISA SCSI コントローラ
         (スタンダード、エンハンスドモード)
 Adaptec 274X/284X/2920C/294x/2950/3940/3950
         (Narrow/Wide/Twin) シリーズ
         EISA/VLB/PCI SCSI コントローラ
 Adaptec AIC7850、AIC7860、AIC7880、AIC789x オンボード SCSI コントローラ
 
 AdvanSys SCSI コントローラ (全モデル)
 
 BusLogic MultiMaster コントローラ:
 
 [ BusLogic/Mylex "Flashpoint" アダプタはまだサポートされて *いません*]
 
 BusLogic MultiMaster "W" シリーズホストアダプタ:
     BT-948、BT-958、BT-958D
 BusLogic MultiMaster "C" シリーズホストアダプタ:
     BT-946C、BT-956C、BT-956CD、BT-445C、BT-747C、BT-757C、BT-757CD、
     BT-545C、BT-540CF
 BusLogic MultiMaster "S" シリーズホストアダプタ:
     BT-445S、BT-747S、BT-747D、BT-757S、BT-757D、BT-545S、BT-542D、
     BT-742A、BT-542B
 BusLogic MultiMaster "A" シリーズホストアダプタ:
     BT-742A、BT-542B
 
 完全に BusLogic MultiMaster と互換性のある AMI FastDisk コントローラも
 サポートされています。
 
 DPT SmartCACHE Plus、SmartCACHE III、SmartRAID III、SmartCACHE IV、
 SmartRAID IV SCSI/RAID コントローラはサポートされています。
 The DPT SmartRAID/CACHE V はまだサポートされていません。
 
 SymBios (以前の NCR 製) 53C810、53C810a、53C815、53C820、53C825a、
 53C860、53C875、53C875j、53C885、53C895、53C896 PCI SCSI コントローラ:
         ASUS SC-200
         Data Technology DTC3130 (すべての変種)
         Diamond FirePort (すべて)
         NCR cards (すべて)
         Symbios cards (すべて)
         Tekram DC390W、390U および 390F
         Tyan S1365
 
 
 QLogic 1020、1040、1040B、1080 そして 1240 SCSI ホストアダプタ
 QLogic 2100 Fibre Channel アダプタ (プライベートループのみ)
 
 DTC 3290 EISA SCSI コントローラ (1542 エミュレーションモードにて)
 
 以上のサポートされているすべての SCSI コントローラにおいて、SCSI-I と
 SCSI-II の周辺機器についてすべてのサポートが提供されています。
 これにはハードディスク、光磁気ディスク、テープドライブ
 (DAT と 8mm Exabyte を含む)、メディアチェンジャ、プロセッサとして動作
 するターゲットデバイス、CDROM ドライブが含まれます。CDROM コマンドを
 サポートする WORM デバイスは CDROM ドライバによる読み取り専用アクセス
 のみサポートされています。WORM/CD-R/CD-RW への書き込みは ports ツリーに
 ある cdrecord によりサポートされています。
 
 現在、以下の種類の CD-ROM がサポートされています:
 (cd)    SCSI インターフェース (ProAudio Spectrum と SoundBlaster SCSI 
         も含む)
 (matcd) 松下/Panasonic (Creative SoundBlaster) 専用インターフェース
         (562/563 モデル)
 (scd)   Sony 専用インターフェース (全モデル)
 (wcd)   ATAPI IDE インターフェース
 
 以下のドライバは古い SCSI サブシステムではサポートされていましたが、
 新しい CAM の SCSI サブシステムでは *まだ* サポートされていません。
 
   Tekram DC390 および DC390T コントローラ。(おそらく AMD 53c974 
   ベースの他のカードも含めて)
 
   NCR5380/NCR53400 ("ProAudio Spectrum") SCSI コントローラ
 
   UltraStor 14F、24F、34F SCSI コントローラ
 
   Seagate ST01/02 SCSI コントローラ
 
   Future Domain 8xx/950 シリーズ SCSI コントローラ
 
   WD7000 SCSI コントローラ
 
   Adaptec 1510 シリーズ ISA SCSI コントローラ (非ブートデバイスとして)
   Adaptec 152x シリーズ ISA SCSI コントローラ
   Adaptec AIC-6260 および AIC-6360 ベースのボード。これには AHA-152x
   および SoundBlaster SCSI カードを含みます。
 
   [ 注: AIC-6260/6360 および UltraStor ドライバを新しい CAM SCSI の
     枠組みに移植する作業が進行中ですが、いつ完成するか、本当に完成するか
     どうかはまだわかりません。]
 
 以下のドライバは保守されていません。これらは動くかも知れませんし、
 動かないかもしれません:
 
   フロッピーテープインターフェース (Colorado/Mountain/Insight)
 
   (mcd)   Mitsumi 専用 CD-ROM インターフェース (全モデル)
 
 2.2. イーサネットカード
 -------------------
 
 AIC-6915 fast イーサネットコントローラチップベースの
 Adaptec Duralink PCI fast イーサネットアダプタ、次のものを含みます:
   ANA-62011 64-bit single port 10/100-BaseTX adapter
   ANA-62022 64-bit dual port 10/100-BaseTX adapter
   ANA-62044 64-bit quad port 10/100-BaseTX adapter
   ANA-69011 32-bit single port 10/100-BaseTX adapter
   ANA-62020 64-bit single port 100-BaseFX adapter
 
 Allied-Telesis AT1700 および RE2000 カード
 
 次のものを含む Tigon 1 および Tigon 2 チップセットベースの
 Alteon Networks PCI ギガビットイーサネットカード。
   Alteon AceNIC (Tigon 1 および 2)
   3Com 3c985-SX (Tigon 1 および 2)
   Netgear GA620 (Tigon 2)
   Silicon Graphics ギガビットイーサネット
   DEC/Compaq EtherWORKS 1000
   NEC ギガビットイーサネット
 
 AMD PCnet/PCI (79c970 & 53c974 または 79c974)
 
 SMC Elite 16 WD8013 イーサネットインターフェース、そしてその他多くの
 WD8003E、WD8003EBT、WD8003W、WD8013W、WD8003S、WD8003SBT、
 WD8013EBT ベースの互換品。SMC Elite Ultra。 SMC Etherpower II。
 
 次のものを含む RealTek 8129/8139 fast イーサネット NIC:
   Allied Telesyn AT2550
   Allied Telesyn AT2500TX
   Genius GF100TXR (RTL8139)
   NDC Communications NE100TX-E
   OvisLink LEF-8129TX
   OvisLink LEF-8139TX
   Netronix Inc. EA-1210 NetEther 10/100
   KTX-9130TX 10/100 Fast Ethernet
   Accton "Cheetah" EN1027D (MPX 5030/5038; RealTek 8139 互換?)
   SMC EZ Card 10/100 PCI 1211-TX
 
 次のものを含む Lite-On 82c168/82c169 PNIC fast イーサネット NIC:
   LinkSys EtherFast LNE100TX
   NetGear FA310-TX Rev. D1
   Matrox FastNIC 10/100
   Kingston KNE110TX
 
 Macronix 98713、98713A、98715、98715A および 98725 fast イーサネット NIC:
   NDC Communications SFA100A (98713A)
   CNet Pro120A (98713 もしくは 98713A)
   CNet Pro120B (98715)
   SVEC PN102TX (98713)
 
 次のものを含む Macronix/Lite-On PNIC II LC82C115 fast イーサネット NIC:
   LinkSys EtherFast LNE100TX Version 2
 
 次のものを含む Winbond W89C840F fast イーサネット NIC:
   Trendware TE100-PCIE
 
 次のものを含む VIA Technologies VT3043 "Rhine I" および
 VT86C100A "Rhine II" fast イーサネット NIC:
   Hawking Technologies PN102TX
   D-Link DFE530TX
 
 次のものを含む SysKonnect SK-984x PCI ギガビットイーサネットカード:
   SK-9841 1000baseLX single mode fiber、single port
   SK-9842 1000baseSX multi-mode fiber、single port
   SK-9843 1000baseLX single mode fiber、dual port
   SK-9844 1000baseSX multi-mode fiber、dual port
   
 次のものを含む Texas Instruments ThunderLAN PCI NIC:
   Compaq Netelligent 10、10/100、10/100 Proliant、10/100 Dual-Port
   Compaq Netelligent 10/100 TX Embedded UTP、10 T PCI UTP/Coax、10/100 TX UTP
   Compaq NetFlex 3P、3P Integrated、3P w/ BNC
   Olicom OC-2135/2138、OC-2325、OC-2326 10/100 TX UTP
   Racore 8165 10/100-BaseTX
   Racore 8148 10-BaseT/100-BaseTX/100-BaseFX multi-personality
 
 ADMtek Inc. AL981-based PCI fast イーサネット NIC
 
 次のものを含む ASIX Electronics AX88140A PCI NIC:
   Alfa Inc. GFC2204
   CNet Pro110B
 
 DEC EtherWORKS III NIC (DE203、DE204、および DE205)
 DEC EtherWORKS II NIC (DE200、DE201、DE202、および DE422)
 DEC DC21040、DC21041、もしくは DC21140 ベースの NIC
 (SMC Etherpower 8432T、DE245、等)
 DEC FDDI (DEFPA/DEFEA) NIC
 
 Fujitsu MB86960A/MB86965A
 
 HP PC Lan+ カード (model numbers: 27247B および 27252A)。
 
 Intel EtherExpress 16
 Intel EtherExpress Pro/10
 Intel EtherExpress Pro/100B PCI Fast Ethernet
 
 Isolan AT 4141-0 (16 bit)
 Isolink 4110     (8 bit)
 
 Novell NE1000、NE2000、NE2100 イーサネットインターフェース。
 
 NE2000 をエミュレートする PCI ネットワークカード: RealTek 8029、
 NetVin 5000、Winbond W89C940、Surecom NE-34、VIA VT86C926。
 
 3Com 3C501 カード
 
 3Com 3C503 Etherlink II
 
 3Com 3c505 Etherlink/+
 
 3Com 3C507 Etherlink 16/TP
 
 3Com 3C509、3C579、3C589 (PCMCIA)、3C590/592/595/900/905/905B/905C PCI、
 EISA (Fast) Etherlink III / (Fast) Etherlink XL
 
 3Com 3c980/3c980B Fast Etherlink XL サーバアダプタ
 
 3Com 3cSOHO100-TX OfficeConnect アダプタ
 
 Toshiba イーサネットカード
 
 Crystal Semiconductor CS89x0 ベースの NIC (IBM Etherjet ISA を含みます)
 
 IBM と National Semiconductor 製の PCMCIA Etherjet カードも
 サポートされています。
 
 現在トークンリングのカードは「全く」サポートされていません。私たちは誰かが
 ドライバを寄付してくださるのを待っています。誰かやりませんか?
 
 2.3 ATM
 -------
 
    o ATM ホストインターフェース
         - FORE Systems, Inc. PCA-200E ATM PCI アダプタ
         - Efficient Networks, Inc. ENI-155p ATM PCI アダプタ
 
    o ATM シグナリング方式
         - The ATM Forum UNI 3.1 signaling protocol
         - The ATM Forum UNI 3.0 signaling protocol
         - The ATM Forum ILMI アドレス登録
         - FORE Systems 独自の SPANS signaling protocol
         - Permanent Virtual Channels (PVCs)
 
    o IETF の "Classical IP and ARP over ATM" モデル
         - RFC 1483、"Multi-protocol Encapsulation over ATM Adaptation Layer 5"
         - RFC 1577、"Classical IP and ARP over ATM"
         - RFC 1626、"Default IP MTU for use over ATM AAL5"
         - RFC 1755、"ATM Signaling Support for IP over ATM"
         - RFC 2225、"Classical IP and ARP over ATM"
         - RFC 2334、"Server Cache Synchronization Protocol (SCSP)"
         - Internet Draft draft-ietf-ion-scsp-atmarp-00.txt、
                 "A Distributed ATMARP Service Using SCSP"
 
    o ATM ソケットインタフェース
 
 2.4. その他のデバイス
 ---------
 
 AST 4 ポートシリアルカード (共有 IRQ 使用)
 
 ARNET 8 ポート シリアルカード (共有 IRQ 使用) 
 ARNET (現在は Digiboard) 同期 570/i 高速シリアル
 
 Boca BB1004 4 ポートシリアルカード  (Modem はサポートして「いません」)
 Boca IOAT66 6 ポートシリアルカード  (Modem はサポートしています)
 Boca BB1008 8 ポートシリアルカード  (Modem はサポートして「いません」)
 Boca BB2016 16 ポートシリアルカード (Modem はサポートしています)
 
 Comtrol Rocketport カード
 
 Cyclades Cyclom-y シリアルボード
 
 STB 4 ポートカード (共有 IRQ 使用) 
 
 SDL Communications Riscom/8 シリアルボード
 SDL Communications RISCom/N2 および N2pci high-speed 同期シリアルボード
 
 Stallion マルチポートシリアルボード: EasyIO、EasyConnection 8/32 & 8/64、
 Onboard 4/16、Brumby。
 
 Specialix SI/XIO/SX ISA、EISA および PCI シリアル拡張カード/モジュール
 
 Adlib、SoundBlaster、SoundBlaster Pro、ProAudioSpectrum、Gravis
 UltraSound、Roland MPU-401 サウンドカード (snd ドライバ)
 
 Crystal Semiconductors、OPTi、Creative Labs、Avance、Yamaha、
 ENSONIQ 製のほとんどの ISA audio codec (pcm driver)
 
 Connectix QuickCam
 Matrox Meteor Video フレームグラバー
 Creative Labs Video Spigot フレームグラバー
 Cortex1 フレームグラバー
 Hauppauge Wincast/TV ボード (PCI)
 STB TV PCI
 Intel Smart Video Recorder III
 Brooktree Bt848 および Bt878 チップベースのフレームグラバー各種
 
 HP4020、HP6020、Philips CDD2000/CDD2660、Plasmon CD-R ドライブ
 
 PS/2 マウス
 
 標準 PC ジョイスティック
 
 X-10 power コントローラ
 
 GPIB および Transputer ドライバ
 
 Genius および Mustek ハンドスキャナ
 
 Virtual Computers (www.vcc.com) の HOT1 と互換性のある
 XILINX XC6200 ベースの再構成可能ハードウェアカード
 
 Dave Mills の実験的な Loran-C 受信機のサポート
 
 Lucent Technologies WaveLAN/IEEE 802.11 PCMCIA および ISA の標準スピー
 ド (2Mbps)、turbo スピード (6Mbps) 無線ネットワークアダプタとその同等品
 (NCR WaveLAN/IEEE 802.11、Cabletron RoamAbout 802.11 DS)。 注意点: ISA 
 バージョンのこれらのアダプタは、実際には ISA to PCMCIA ブリッジカード
 に PCMCIA カードを接続して使います。また両方のデバイスとも同じドライバ
 で動作します。
 
 現在 FreeBSD では IBM のマイクロチャネル (MCA) バスはサポートして
 「いません」。
 
 3. FreeBSD の入手
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 FreeBSD を入手する方法はいろいろあります:
 
 3.1. FTP/Mail
 -------------
 
 FreeBSD および付随するすべてのパッケージは、正式な FreeBSD の
 リリースサイトである `ftp.FreeBSD.org' から ftp で入手できます。
 
 他の FreeBSD ソフトウェアをミラーしているところは MIRROR.SITES に
 記載されています。配布セットを取得するときには (ネットワーク的に)
 一番近いところから ftp してください。なおミラーサイトになりたいと
 いうところは歓迎します。正式なミラーサイトになりたい場合には、
 freebsd-admin@FreeBSD.org まで詳細を問い合わせてください。
 
 インターネットに対する直接のアクセス手段を持たず、電子メールしか使えない
 という場合には、`ftpmail@ftpmail.vix.com' にメールを送ってファイルを入手
 することもできます。メッセージに help と書いたメールを
 この電子メールアドレスに送ると詳しい使い方がわかります。ただし、この
 方法では全部で「数十メガバイト」のファイルをメールで転送することに
 なります。他に手段がない場合の「最後の手段」と考えてください。
 
 
 3.2. CDROM
 ----------
 
 FreeBSD 3.3-RELEASE の CDROM を次のところに注文することも可能です。
 
         Walnut Creek CDROM
         4041 Pike Lane, Suite F
         Concord CA  94520
         1-800-786-9907, +1-925-674-0783, +1-925-674-0821 (FAX)
 
 インターネットからは orders@cdrom.com または http://www.cdrom.com で
 注文できます。最新のカタログは次のところから ftp で入手できます。
 
         ftp://ftp.cdrom.com/cdrom/catalog
 
 -RELEASE CD の値段は 39.95 ドル、FreeBSD の定期購読制の場合には
 24.95 ドルです。FreeBSD SNAPshot CD は、手に入る時期には 39.95 ドル、
 FreeBSD-SNAP の定期購読は 14.95 ドルです (-RELEASE と -SNAP の予約は
 別々に扱っています)。定期購読制では、新しいバージョンがリリースされる
 ごとに自動的に送られてきます。料金はディスクが配送されるたびにクレジット
 カードから引き落とされます。キャンセルについても特に制約はなく、いつでも
 解約できます。
 
 配送料は (注文毎でディスク毎ではありません) はアメリカ合衆国国内、カナダ、
 メキシコで 5 ドル、それ以外は 9 ドルです。Visa、Mastercard、
 Discover、American Express または合衆国国内の小切手が利用できます。
 合衆国国内では商品を現金と引換でお渡しします。カリフォルニア在住の方は、
 8.25% の消費税が加わります。
 
 もし気に入らなければ、CD は無条件に返すことができます。
 
 
 4. 以前の FreeBSD リリースからアップデートするには
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 FreeBSD の 以前のリリース、たぶん多くは 2.2.x 、あるいは (もっと少ない
 でしょうが) 2.1.x からアップグレードしようとしているのなら、下記の事項が
 もちろんアップグレードの方法によりますが、関係してきます。FreeBSD 
 全体をアップグレードするには以下の二つの手順がよく使われます。
 
         o /usr/src 以下のソースを使う
         o sysinstall の (バイナリ) アップグレードオプションを使う
 
 ソースを用いる場合に知っておくべきターゲットは (訳注: make コマンドの引数)
 たったの二つだけです。標準的な ``upgrade'' ターゲットは、2.x や 3.0 の
 システムから 3.2 に、``world'' ターゲットは既存のシステムをアップグレード
 して最初のアップグレードから起こってきたどのような変更にも同期を取り続け
 ます。
 
 バイナリアップグレードオプションの場合には、システムは即座に 3.2/ELF に
 移行しますが、古いバイナリとの互換性のため /<basepath>/lib/aout
 ディレクトリに古いライブラリを移動します。
 
 どちらの場合でも、ELF 化によって実行バイナリがいくらか小さくなり、また
 他の ELF 環境では既に採用されている様々なコンパイラ機能を利用できるよう
 になります。(これまでの、ある意味でごちゃごちゃしていた a.out 形式は、
 もはや他のほとんどのソフトウェア開発プロジェクトでサポートが打ち切られて
 います)
 古い a.out の動的実行ファイルにアクセスし続けようという方は、
 配布ファイルの compat22 をインストールすることを忘れないでください。
 a.out ライブラリはシステムを再起動するまで有効にならないので注意して
 ください。このことがある種の a.out 形式のパッケージに問題をひき起こす
 ことがあります。
 
 もう一つの注意ですが、古いバージョンのインストールディスクや sysinstall 
 は使ってはいけません。3.1 から新しいブートストラップの手続きが導入された
 ので、(elf 形式のカーネルのために) 新しいブートブロックがインストール
 されていなくてはならないからです。
 また、3.2 ではブートストラップの手続きにはさらに変更が加えられています。
 
 [ アップグレードに関する他の重要な注意はここに入れます ]
 
 
 5. 問題のレポート、提案をする場合、コードの提供
 -----------------------------------------------
 提案、バグレポート、コードの提供はいつでも歓迎されます。なにか問題を
 みつけたら、ためらわずにレポートしてください (可能なら、修正方法もあると
 非常に助かります!)。 
 
 インターネットのメールが使える環境からバグレポートを送る場合には、
 send-pr コマンドか http://www.FreeBSD.org/send-pr.html にある CGI を使う
 ことが好ましいです。バグレポートはバグ記録プログラムによって忠実に整理され、
 バグレポートについてできるかぎり早く対応することができます。このようにして
 記録されたバグの内容については、私たちの WEB サイトのサポートセクションで
 見ることができますので、バグレポートとして、あるいは他のユーザが問題を認識
 する「指標」としても重要な意味を持ちます。
 
 なんらかの理由でバグレポートを提出するのに send-pr コマンドが使えない
 場合には、次のアドレスへメールで送ってみてください。
 
                 freebsd-bugs@FreeBSD.org
 
 send-pr そのものはシェルスクリプトなので、まったく異なるシステム上でも
 簡単に動作させることができます。障害レポートの追跡がより簡単になるので、
 このインタフェースを使って頂くのが非常に好ましいのです。しかし提出する
 前に障害がすでに修正されていないかどうか確認してください。
 
 
 その他、質問やテクニカルサポートについてなどは、次のアドレスへ
 メールしてください。
 
                 freebsd-questions@FreeBSD.org
 
 
 また、私たちは、ボランティアの新しい助けの手をいつでも歓迎します。
 私たちだけではもうとてもこなしきれないほど、やりたいことが
 山積みになっているのです! 技術的な面で私たちにコンタクトする場合、
 あるいは援助の申し出は次のアドレスへメールしてください。
 
                 freebsd-hackers@FreeBSD.org
 
 
 これらのメーリングリストは「かなり多くの」トラフィックがありますので、
 メールアクセスが遅いとか、アクセスが高くつく場合で、しかも FreeBSD に
 関する重要なイベントの情報だけあればよいという場合は、次のメーリング
 リストに申し込むのがよいでしょう。
 
                 freebsd-announce@FreeBSD.org
 
 
 すべてのメーリングリストは希望があれば自由に参加できます。
 MajorDomo@FreeBSD.org へ本文に help とだけ書いた行を含むメッセージを
 送ってください。これで、いろんなメーリングリストに参加する方法や、
 アーカイブにアクセスする方法などの詳しい情報が入手できます。ここでは
 触れていませんが、他にも面白いことを議論するいろいろなメーリングリストが
 ありますので、majordomo にメールを送って問い合わせてみてください!
 
 
 6. 謝辞
 -------
 
 FreeBSD は世界中の (数百はいかないかもしれませんが) たくさんの人々が
 行った作業の累積の結果であり、そのおかげで、このリリースがあなたの手元に
 届いています。FreeBSDプロジェクトのスタッフの完全なリストについては、
 以下をご覧ください: 
 
         http://www.FreeBSD.org/handbook/staff.html
 
 doc 配布ファイルをインストールしてあれば以下にもあります:
 
         file:/usr/share/doc/handbook/staff.html
 
 
 以下の方々に特に感謝します:
 
         寄贈者の方々 http://www.FreeBSD.org/handbook/donors.html に
         リストがあります。
 
         そして全世界のたくさんの FreeBSD ユーザとテスタの皆さん。
         彼らがいなければこのリリースはまったく不可能だったでしょう。
 
 今回の FreeBSD のリリースをあなたが楽しむことができる、と心から祈って。
 
                         The FreeBSD Project
 
 

Release Home &footer; diff --git a/ja/security/security.sgml b/ja/security/security.sgml index 685c147704..c1c6707e25 100644 --- a/ja/security/security.sgml +++ b/ja/security/security.sgml @@ -1,816 +1,818 @@ - + %includes; ]> - + - + &header;

はじめに

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このページは、FreeBSD オペレーティングシステムのセキュリティに関して、 +

このページは、FreeBSD のセキュリティに関して、 初心者、ベテランを問わず手助けになるよう書かれています。 -FreeBSD の開発チームは、セキュリティに非常に気を使っており、 -OS をできる限り安全なものにしようと常に努力しています。

+FreeBSD では、セキュリティを非常に重要なものと捉えており、 +OS をできる限りセキュアなものにしようと常に努力しています。

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ここではどのようにして外部からのさまざまな攻撃からあなたのシステムを守るか、 +

ここではどのようにしてさまざまな攻撃からあなたのシステムを守るか、 またセキュリティに関わるバグを発見した場合に誰に連絡すれば良いのか、 -などについて、多くの情報や情報へのリンクを掲載しています。

+などについて、多くの情報や情報へのリンクを掲載しています。 +また、システムプログラマ向けに、セキュリティ上の弱点を作成しないようにするための +さまざまな手法を紹介する項も含まれています。

目次

-

FreeBSD セキュリティオフィサ(担当者)

+

FreeBSD セキュリティオフィサチーム

セキュリティに関して取り組んでいる人たちとの情報交換を円滑にするため、 FreeBSD ではセキュリティ関係の窓口として -セキュリティオフィサ +セキュリティオフィサチーム を設けています。 -セキュリティオフィサは実際には複数の人物により構成されており、 +セキュリティオフィサチームは、 +実際にはセキュリティを専門とする複数のセキュリティオフィサにより構成されており、 FreeBSD の既知のセキュリティホールや、 潜在的なセキュリティ問題に関して勧告を広報することが主な役割となります。

-

もしセキュリティに関するバグの可能性について -FreeBSD チームの誰かに連絡をとる必要が生じたら、 +

もしセキュリティに関するバグの可能性について FreeBSD の誰かに連絡をとる必要が生じたら、 発見したことの詳細と、何が問題となっているのかを書いて -セキュリティオフィサに -メールを送ってください。 -また、セキュリティオフィサは世界各国の +セキュリティオフィサチームに +メールを送ってください。 +また、セキュリティオフィサチームは世界各国の CERT (訳注: 日本では JPCERT/CC) や FIRST チームと 連絡を取り合い、FreeBSD 本体や FreeBSD でよく使われる ユーティリティのセキュリティ上の弱点に関する情報交換を行っています。 セキュリティオフィサは、これらの団体における活発なメンバでもあります。

-

気がかりな問題があってセキュリティオフィサと連絡を取る必要がある場合は、 -あなたからのメッセージを暗号化するために、セキュリティオフィサの +

気がかりな問題があってセキュリティオフィサチームと連絡を取る必要がある場合は、 +あなたからのメッセージを暗号化するために、セキュリティオフィサチームの PGP 公開鍵 を使用して下さい。

FreeBSD のセキュリティ勧告

-

FreeBSD セキュリティオフィサは、以下の +

FreeBSD セキュリティオフィサチームは、以下の FreeBSD リリースに対して、 セキュリティ勧告を提供しています:

セキュリティ勧告は現時点で、以下のリリースをサポートしています:

これ以前の古いリリースについては、 積極的にメンテナンスされることはありませんので、 上記のサポートされているのいずれかへのアップグレードを強く推奨します。

セキュリティに関する修正は FreeBSD の開発と同様に、まず FreeBSD-current ブランチに導入されます。 そして数日間のテストを経て、わたしたちのカバーしている FreeBSD-stable ブランチに対応するように修正内容が持ち込まれ、 勧告が公表されることになります。

2000 年に発行された勧告に関する統計情報:

セキュリティ勧告は、以下の FreeBSD メーリングリストを通じて公表されます。

勧告は、常に FreeBSD セキュリティオフィサの PGP 鍵 で署名され、 FTP CERT リポジトリ に関連パッチとともにアーカイブされます。 これ (訳注: 原文のこと) を書いている時点では、以下の勧告が公開されています (このリストは数日ほど情報が古い場合があります。 最新の勧告は FTP サイト をチェックしてください):

訳注:いくつかのセキュリティ勧告には、FreeBSD 日本語ドキュメンテーションプロジェクト(doc-jp)による日本語版が存在します。 この翻訳は以下のリンクから読むことができますが、 announce-jp@jp.FreeBSD.org にも配送されます。 ただし、これらは doc-jp が参考のために提供するもので、 翻訳者および doc-jp は、その内容についていかなる保証もいたしません。

日本語訳についてのお問い合わせは、 doc-jp@jp.FreeBSD.org までお願いします。この日本語訳は PGP 署名されていませんので、 パッチ等の内容が改竄されていないことを確認するために PGP のチェックを行なう場合には、原文を参照するようにお願いします。

FreeBSD 4.5-RELEASE released. FreeBSD 4.4-RELEASE released. FreeBSD 4.3-RELEASE released.

FreeBSD のセキュリティメーリングリストについて

もしいくつかの FreeBSD システムを管理/利用しているのなら、 以下のメーリングリストのうち少なくとも一つに参加するべきです:

 freebsd-security		セキュリティ一般に関する議論
 freebsd-security-notifications	セキュリティ告知 (モデレートメーリングリスト)
 
参加するには、メッセージの本文の部分に
      subscribe <リスト名>  [<メールアドレス (オプション)>]
 
と書かれたメールを majordomo@FreeBSD.ORG 宛てに送って下さい。 例えば、
 % echo "subscribe freebsd-security" | mail majordomo@FreeBSD.org
 
とします。もしメーリングリストから脱退したい場合は、
 % echo "unsubscribe freebsd-security" | mail majordomo@FreeBSD.org
 
とします。

安全なプログラミングのためのガイドライン

有用なツールとして its4 の ports が /usr/ports/security/its4/ に あります。 これは自動化された C のコードの検査ツールで、コード中で 潜在的な問題点をハイライト表示します。 これは最初のチェックには 便利ですが盲信して頼りすぎてはいけません。 完全な監査は コード全体を人の目で確かめることが必要です。

確実なプログラミングテクニックとリソースに関する更なる情報は、 リソースセンターの How to Write Secure Code を見てください。

FreeBSD セキュリティ Tips and Tricks

FreeBSD システム (実際にはどの Unix システムでも) を セキュアにするにはいくつかのステップがあります:

システムのセキュリティを強化する方法の tips の応用編に ついては、以下の FreeBSD Security How-To サイトをご利用下さい。 http://www.FreeBSD.org/~jkb/howto.html

セキュリティとは、継続です。 セキュリティに関する、最新の開発状況を常に把握するようにしてください。

セキュリティ上の問題を見つけてしまった時にすべきこと:

その他の関連するセキュリティ情報

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